RAINBOW - RIPPED APART(2CD) [Darker Than Blue 080/081]

RAINBOW - RIPPED APART(2CD) [Darker Than Blue 080/081]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Live at Budokan, Tokyo, Japan 21st October 1982 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 RAINBOWが1982年の「STRAIGHT BETWEEN THE EYES」リリースに伴うライヴは現在でこそ音源の発掘が進み、アメリカツアーやヨーロッパツアーの音源・映像も複数知られるようになりました。しかし公式ビデオが存在している事もあり、10年ほど前まではライヴ・ソースの種類が限られていました。しかし来日公演に関しては、アナログ時代やコレクターズ・アイテムのCD化当初から幾つかのタイトルが知られてきました。中でも2日間連続で行われた東京公演は、現在に至るまでアイテムの質・量ともに中心的存在。現時点でその2Daysを理想的な形で追体験できるソースといえば、ここで取り上げる音源を措いて、他にちょっと思い浮かばないと言えます。

 本作「RIPPED APART」は、RAINBOWの'82年ジャパンツアーでクライマックスとなった東京公演より初日の10月21日を、録音者提供のオリジナル・カセット・マスターをダイレクト使用してプレスCD化したもの。幾つかの既発が知られる東京公演でも、本作はそれまで一切出回った事のなかった音源。その優れたクオリティには、多くのファンが驚きました。
 本作では確かな明度と優れたサウンド・バランスが大きな特徴で、その安定感と均整は素晴らしいの一言。全てのパートがオンに捉えられ、まるで意図してミックスしたかのような音像を実現しています。それでいて演奏を遮るような歓声も遠く、聴き手はライン・ソースにも近い感覚で、バンドの演奏と楽音をじっくり聴き込めるでしょう。 
 リッチーのギターはオープニングの「Spotlight Kid」から確かなダイレクト感で聴き取れ、各曲のソロはもちろん、バッキングや細かなプレイなど、文字通り一音単位で追いかけられます。その明度と輪郭は演奏中のミストーンまで明瞭に判るほど。この日のリッチーは(モニターの調子が悪かったのか)序盤でミスが目立ち、「Spotlight Kid」ソロでのミスなどもありありと浮かび上がっています。同様に「Miss Mistreated」のソロも粗いプレイではありますが、非常に溌剌とプレイしているのも事実で、「アクションを派手に決めていたのだろうか?」と思わせます。
 前半の聴き所は「I Surrender」。前任者とも色合いが異なるデイヴッド・ローゼンタールのキーボード・イントロから素晴らしい楽音を楽しめ、特にリッチーのギターは驚くほど魅力的な音色で楽しめます。半ば勢いに任せたようなプレイでありながら、それでも聴く者の耳を惹き付けるフレージングには感動すら覚えます。続く「Can't Happen Here」も、ノリに乗ったプレイが素晴らしいです(この辺りからリッチーも余り外さず、きっちりとプレイを決めるようになります)。
 もちろんジョーのヴォーカルは素晴らしく、随所で彼らしいパフォーマンスを披露。感動的な「Tearin' Out My Heart」や「Stone Cold」、エネルギッシュな「Power」といった新曲はもちろん、完全に自分の色へと塗り替えた「All Night Long」・「Long Live Rock'n'Roll」でも、ファンの心を沸き立たせる歌唱を聴かせてくれます。
 アンコールでは「Maybe Next Time」・「Since You Been Gone」と短めの曲を挟み、ド迫力の「Smoke On The Water」が炸裂! ラストで飛び出すリッチーのギタークラッシュも、まるで目の前で繰り広げられているかのようなリアルさで楽しめます! エンディングBGMの「Over The Rainbow」も1分以上収録し、終演アナウンスもしっかり収められています。

 '82年武道館2Daysの初日をライン・ソースにも匹敵する極上音質で捉えた本作は、間違いなくRAINBOWファン必聴の一本。2日目の「SAME OLD DREAM」とともに、ぜひ手元でコレクションしたい飛び切りの一本です。もしも本作をお持ちで無い方は、この機会にどうぞ本作をゲットしてください!

★beatleg誌 vol.116(2010年3月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

1982年10月から行われたレインボーの日本公演から、東京初日となる21日のステージを収録したプレスCD。初登場のマスター・カセットからダイレクトに収録しており、バランスの取れたクリアーで良質な音質のオーディエンス録音で収録。この年の日本公演は、前年の日本公演をベースにしたセットで行われた為、コアなファンの評価は高いと言えないが、観客の歓声を聴くと、あまりの盛り上がりに、そんなに悪くなかったのかと思いなおすファンも多いだろう。セットリストこそ、サプライズもなく、レギュラーはものであるが、リッチーのギターは、ある意味凄まじい。オープニングの「Spotlight Kid」のギター・ソロでは迸るようなエナジーをコントロール出来ていないかのように、ソロ前半はグチャグチャでリッチーらしいと言えなくもないし、この曲以降のキメのフレーズを外したりと、ワザとじゃないかと思ってしまうようなプレイが満載で、コアなファン程楽しめるに違いない。アンコールではテープによる「Maybe Next Time」にリッチーが取って代わり、「Since You Been Gone」のリフが刻まれると会場に観客の大歓声と手拍子が巻き起こるが、80年代らしい懐かしいシーンと言えるだろう。そして前年から復活した「Smoke On The Water」、リッチーのギター・クラッシュでステージは締め括られる。最後の最後まで、いつもと違ったリッチーの独断場のようなステージが堪能できるアイテムと言える。

★超高音質!1982年武道館公演の決定盤です。

Disc 1
1. Land Of Hope And Glory 2. Over The Rainbow 3. Spotlight Kid 4. Miss Mistreated 5. I Surrender
6. Can't Happen Here 7. Tearin' Out My Heart 8. Lazy 9. All Night Long
10. Child In Time/Stone Cold 11. Blues

Disc 2
1. Woman From Tokyo 2. Power 3. Difficult To Cure 4. Keyboard Solo 5. Difficult To Cure(Reprise)
6. Guitar Solo 7. Drum Solo 8. Long Live Rock'n'Roll 9. Maybe Next Time 10. Since You Been Gone
11. Smoke On The Water 12. Kill The King/Long Live Rock'n'Roll 13. Over The Rainbow

Ritchie Blackmore - Guitar Joe Lynn Turner - Vocal Roger Glover - Bass
David Rosenthal - Keyboards Bob Rondinelli - Drums