CAMEL - NAGOYA 2000 DAT MASTER(2CDR) [Amity 673]

CAMEL - NAGOYA 2000 DAT MASTER(2CDR) [Amity 673]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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Live at THE BOTTOM LINE, Nagoya, Japan 5th September 2000 ULTIMATE SOUND(from Original Masters)

 アルバム発表のたびに来日してくれていた復活後のCAMEL。その節目となった『RAJAZ』時代のオリジナル録音が登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「2000年9月5日:名古屋ボトムライン」公演。その一部始終を真空パックした極上オーディエンス録音です。当時は1992年の“DUST AND DREAMS Tour”以来、1997年の“HARBOUR OF TEARS Tour”、そして2000年の“RAJAZ Tour”と三作連続の来日が実現。長い歴史の中で、CAMELと日本が蜜月を過ごした時代でした。しかし、良い事は永遠には続かない。アンドリュー・ラティマーの骨髄線維症が悪化したこと等も影響し、16年もの長きにわたって来日記録が途絶えることとなったのです。本作が記録されたのは、そんな蜜月終盤の一幕。ここで当時の来日スケジュールも振り返っておきましょう。

・9月4日:梅田ヒートビート
・9月5日:名古屋ボトムライン ←★本作★
・9月6日:赤坂BLITZ
・9月7日:赤坂BLITZ
・9月8日:渋谷DeSeo(追加)

 以上、全5公演。復活期の来日は三度とも「東名阪の5公演」を定型としつつ毎回会場を代えていったのですが、この年の名古屋だけは例外。前回に続くボトムライン2度目でした。
 そんなショウで記録された本作は、まさに極上の銘品。最近、当店ではさまざまなバンドで名古屋録音のオリジナルDATマスターを発掘していますが、本作はその最新弾。スネアの鳴りやヴォーカルの伸びに空間感覚もあるものの、芯の力強さやディテールの細やかさはサウンドボード級です。その要因は何と言っても録音家の技術にあるわけですが、さらに会場の影響も大きい。クラブ規模の小さなハコなために出力音をダイレクトに拾ったサウンドには距離感がなく、密室感たっぷり。しかも、70年代プログレを愛好する客層は演奏に最大限の集中力と敬意を捧げており、静まり返ったムードは凛とした緊張感にも包まれている。そのクリスタル・クリアな空気感が演奏音の機微の機微まで伝え、一層輝かさせているのです。
 そんな輝きの密室サウンドで描かれるのは、現役感あふれる“RAJAZ Tour”のフルショウ。2000年のライヴと言えば、公式ライヴアルバム『THE PARIS COLLECTION』も残されているわけですが、あの公式盤はCD1枚に収めるためか、かなり絞り込んだ編集作でもありました。それに対し、本作は一気貫通のフル収録。ここで比較しながらセットを整理しておきましょう。

●通常セット
・蜃気楼:The White Rider(★)/Lady Fantasy
・月夜の幻想曲:Song Within A Song(★)/Chord Change
・百億の夜と千億の夢:Echoes(★)
・怒りの葡萄:Mother Road/Little Rivers And Little Rose/Hopeless Anger
・港町コーヴの物語:Watching The Bobbins(★)/The Hour Candle (A Song For My Father)(★)
・別れの詩:Three Wishes(★)/Sahara
●アコースティック・セット
・ステーショナリー・トラヴェラー:Refugee(★)/Fingertips
・港町コーヴの物語:Eyes Of Ireland(★)/Send Home The Slates(★)
・その他:Slow Yourself Down/Rajaz(★)
※注:「★」印は公式盤『THE PARIS COLLECTION』では聴けなかった曲。

……と、このようになっています。公式盤『THE PARIS COLLECTION』の土台となったのは来日直後のパリ公演で、現場では日本と同一でした。つまり、本作は「THE PARIS COLLECTIONの完全版」として聴くこともできるわけです。思いっきり増量された名曲群はキャリアを幅広く網羅。ショウ中盤(DISC 2の頭から)がアコースティック・セットなのですが、これが結構本格的。6曲・約37分に渡ってプリテミティヴで美しい演奏をたっぷりと楽しむ事ができます。
 度重なる来日で「CAMELならいつでも観られる」という錯覚まで覚えていた2000年。まさか16年ものブランクが空くとは考えもしませんでした。そんな恵まれていた時代を極上サウンドで現場体験できるオリジナル録音。どうぞ、心ゆくまで存分にお楽しみください。

★「2000年9月5日:名古屋ボトムライン」公演の極上オーディエンス録音。傑作を連発している名古屋録音のオリジナルDATシリーズ最新弾で、芯の力強さやディテールの細やかさはサウンドボード級です。クラブ規模の小さなハコなために出力音をダイレクトに拾ったサウンドには距離感がなく、密室感たっぷり。公式ライヴ盤『THE PARIS COLLECTION』の完全版としても聴ける日本発の文化遺産です。

Disc 1 (56:05)
1. Intro
2. Three Wishes
3. Echoes
4. The White Rider
5. Song Within a Song
6. Chord Change
7. Watching the Bobbins
8. The Hour Candle (A Song for My Father)

Disc 2 (75:45)
1. Intro
2. Refugee
3. Fingertips
4. Band Introductions
5. Slow Yourself Down
6. Eyes of Ireland
7. Send Home the Slates
8. Rajaz
9. Sahara
10. Mother Road
Little Rivers and Little Rose
Hopeless Anger
11. Lady Fantasy

Andrew Latimer – guitar, flute, keyboards, vocals
Colin Bass – bass, acoustic guitar, vocals
Guy LeBlanc – keyboards, synthesisers, vocals
Denis Clement – drums, percussion, keyboards