ALANIS MORISSETTE - TOKYO 1996 1ST NIGHT(2CDR) [Uxbridge 1623]

ALANIS MORISSETTE - TOKYO 1996 1ST NIGHT(2CDR) [Uxbridge 1623]

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商品詳細

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Live at Akasaka BLITZ, Tokyo, Japan 11th November 1996 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters)

 『JAGGED LITTLE PILL』の天文学的ヒットによって時代の寵児へと登り詰めた1996年のアラニス・モリセット。故テイラー・ホーキンスにとっても初来日であった伝説の現場が甦るオリジナル録音が登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1996年11月11日:赤坂BLITZ」公演。その絶品オーディエンス録音です。『JAGGED LITTLE PILL』がリリースされたのは1995年6月のことでしたが、その後ビッグヒットに伴ってワールド・ツアーはどんどん巨大化。“JAGGED LITTLE Tour”/“INTELLECTUAL INTERCOURSE Tour”/“CAN'T NOT Tour”と何度も仕切り直しされ、丸2年・約300公演が実施されました。初来日が実現したのは、その終盤。アルバム発売から1年半が経った“CAN'T NOT Tour”でのことでした。ますは、その記念碑的な来日スケジュールから振り返ってみましょう。

・11月11日:赤坂BLITZ ←★本作★
・11月12日:渋谷公会堂
・11月13日:NHKホール
・11月15日:大阪厚生年金会館
・11月17日:福岡市民会館
・11月19日:名古屋センチュリーホール

 以上、全6公演。現在では考えられない会場がズラッと並ぶ初来日らしいスケジュールでした。本作の赤坂公演は、その中でもイの一番。初来日でも初対面となる初日公演でした。
 そんな歴史的な現場を真空パックした本作は、世界初公開となるオリジナル録音。そのサウンドは、端正にして美麗。録音家本人から譲られた大元マスターからダイレクトにデジタル化されており、鳴りにも伸びにも歪みやダビング痕がまったくなく、非常に美しい。実のところ、演奏音自体には距離感も否めないのですが、空気感が透き通っているために鳴りが濁りや曇りにはならない。美しいメロディを紡ぐ歌声の表情が耳に優しくもしっかりと伝わってくる。テイラーのドラミングにしても(ド密着とは言えないまでも)空間感覚の中で一打一打が力強く浮き立ち、単なるパワーヒッターではない多彩なでパーカッシヴなフレーズもくっきりと楽しめるのです。
 そして、それ以上に美味しいのが初来日の薫り。本作は歓声も美味しく吸い込んでおり、アラニスとの初対面を果たした歓喜や大合唱がリアルに感じられる。しかも、それはアラニスの歌声を邪魔しない。盛大に盛り上がる雰囲気とは反して(不思議なほど)間近な声がなく、声援も合唱も遠くから空間を満たしていくような立体感。アラニスが綴るメロディに合唱隊が付き従うようなバランスのままブレないのです。
 そんな美しい空間で描かれるのは、全世界を魅了した『JAGGED LITTLE PILL』の名曲群。ここで、そのセットも整理しておきましょう。

●ジャグド・リトル・ピル(全13曲)
・All I Really Want/Right Through You/Not the Doctor/Hand in My Pocket/Head Over Feet/Mary Jane/Forgiven/Perfect/You Oughta Know/Wake Up/Ironic/You Learn/Your House
●その他(3曲)
・King of Intimidation/Can't Not/No Pressure Over Cappuccino

……と、このようになっています。大ヒット作『JAGGED LITTLE PILL』を丸ごと全曲披露しつつ、そこにレア曲を幾つかまぶした構成(下の曲目にはQUEENのカバー「We Will Rock You」もありますが、これは「Your House」の導入にインストでちょっと演奏するだけです)。このレア曲もMCA時代のクラシックスではなく、20周年盤にデモが収録された「King of Intimidation」やアルバム発売後に初めて書いた「No Pressure Over Cappuccino」、それにツアータイトルにもなった「Can't Not」などすべて新曲でした。つまり、初来日はショウ全体が「生歌版JAGGED LITTLE PILL」であると同時に、「拡張版JAGGED LITTLE PILL」でもあったわけです。
 全世界を席巻し、飛ぶ鳥を落とす勢いだった22歳のアラニス・モリセット。そして、この直後FOO FIGHTERSに移籍し、新たなドラム・ヒーローとして世界に名を轟かせる24歳のテイラー・ホーキンス。そんな両者が揃った初来日を瑞々しいリアル・サウンドで現場体験できるフル・ライヴアルバムです。『JAGGED LITTLE PILL』25周年の来日が中止になったのは返す返すも残念至極ですが、本作はその悔しさを晴らして余りある銘品です。全盛の扉が開いた、あの時代だけの薫り。どうぞ、本作で胸いっぱいに吸い込んでください。

★初来日の初日「1996年11月11日:赤坂BLITZ」公演の絶品オーディエンス録音。世界初公開となるオリジナル録音で、端正にして美麗。大元マスターからデジタル化された鳴りや伸びには歪みやダビング痕がまったくなく、非常に美しい。大ヒット作『JAGGED LITTLE PILL』を丸ごと全曲披露しつつ、「King of Intimidation」「No Pressure Over Cappuccino」「Can't Not」といった新曲群をまぶしたフルショウを体験できる。「生歌版/拡張版JAGGED LITTLE PILL」となるライヴアルバムです。

Disc 1 (52:03)
1. Intro
2. All I Really Want
3. Right Through You
4. Not the Doctor
5. Hand in My Pocket
6. Head Over Feet
7. Mary Jane
8. King of Intimidation
9. Forgiven
10. Perfect

Disc 2 (43:51)
1. Can't Not
2. You Oughta Know
3. Wake Up
4. No Pressure Over Cappuccino
5. Ironic
6. You Learn
7. We Will Rock You
8. Your House

Alanis Morissette - vocals, harmonica, guitar
Chris Chaney - bass
Taylor Hawkins (R.I.P.) - drums, percussion
Nick Lashley - guitar, background vocals
Jesse Tobias - guitar, background vocals