THE MOODY BLUES - COSTA MESA 1990: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Amity 668]

THE MOODY BLUES - COSTA MESA 1990: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Amity 668]

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商品詳細

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Pacific Amphitheatre, Costa Mesa, CA, USA 30th August 1990 ULTIMATE SOUND

 ポップ・サウンドに移行しつつ、80年代も成功を収めていたパトリック・モラーツ時代のTHE MOODY BLUES。その終着点を絶対名手が記録した新名盤が登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1990年8月30日コスタメサ公演」。絶対名手マイク・ミラードによる超絶級オーディエンス録音です。スタジオ作品的には『SUR LA MER』時代にあたるわけですが、アルバム発売から2年以上が経ってもいました。まずは、その辺の状況をイメージする意味でも、当時のスケジュールから振り返ってみましょう。

●1988年
《6月6日『SUR LA MER』発売》
・7月27日ー9月9日:北米#1(41公演)
・9月30日:イビサ島公演
・10月19日ー11月12日:北米#2(22公演)
●1989年
・1月27日+28日:ステートライン(2公演)
・3月3日ー11日:北米#3(5公演)
・7月18日ー30日:北米#4(16公演)
《11月21日『GREATEST HITS』発売》
●1990年
・6月28日:Midtfyns Festival出演
・7月13日ー9月8日:北米#5(42公演)←★ココ★
《10月『KEYS OF THE KINGDOM』制作開始》

 これが1988年ー1990年のTHE MOODY BLUES。ヨーロッパでも極わずかなイベント出演はありましたが、ほぼほぼ北米だけの活動に終始していたのがご理解頂けるでしょう。本作のコスタメサ公演はその最終盤。「北米#5」の35公演目にあたるコンサートでした。ツアー後には『KEYS OF THE KINGDOM』の制作に入るわけですが、そこでバンドとモラーツに確執が発生。アルバムには正式メンバーではなくサポートとしてクレジットされ、そのまま脱退。結果として「北米#5」がモラーツ時代最後のツアーとなったのです。また、この「北米#5」は“SUR LA MER Tour”ではなく、ベスト盤『GREATEST HITS』のプロモーション・ツアー“MCMXC Tour”。まさに名実共にモラーツ時代の総決算ライヴだったわけです。
 そんな現場を記録した本作は、ミラード・コレクションでも格別の超極上録音。とにかく極太で距離感もなく、超美麗。ミラードは1983年ー1988年に活動休止していましたが、本作は再開期にあたる。Nakamichiの性能をフルに引き出した精度は往年と些かも変わっておらず、バンド側の出音が進化した分だけクオリティアップに繋がっている。ただし、80年代サウンドに完全には対応できていなかったのか、ネット原音では低音がややヘヴィに捉えられていました。そこで本作ではバランスを調整。原音の美しさはそのままに、音楽作品としての完成度を高めるマスタリングで磨き込みました。
 そんな最高峰更新サウンドで描かれるのは、全盛の60年代ー80年代を総括するフルショウ。モラーツ時代の公式ライヴは幾つか発掘されていますが、中でも時期が近いのはボックス『POLYDOR YEARS 1986-1992』に収録された1986年クリーヴランド公演。ここで比較しながらセットを整理してみましょう。

●60年代/70年代(9曲)
・デイズ・オブ・フューチャー・パスト:Tuesday Afternoon/Nights In White Satin
・失われたコードを求めて:Legend Of A Mind/Ride My See-Saw(★)
・夢幻:Lovely To See You(★)
・クエスチョン・オブ・バランス:Question
・童夢:The Story In Your Eyes
・セヴンス・ソジャーン:Isn't Life Strange/I'm Just A Singer (In A Rock And Roll Band)
●80年代(6曲)
・天海冥:Gemini Dream/The Voice
・ジ・アザー・サイド・オブ・ライフ:Rock 'n' Roll Over You/Your Wildest Dreams/The Other Side Of Life
・シュール・ラ・メール:I Know You're Out There Somewhere(★)
※注:「★」印は公式ボックス『POLYDOR YEARS 1986-1992』のクリーヴランド公演でも聴けなかった曲。

……と、このようになっています。軸となるアルバムを設定せず、各アルバムから代表曲を幅広くセレクト。まさに総括となるバラエティ豊かなライヴです。モラーツ時代というと1986年クリーヴランド以外にも、1979年シアトル公演や1983年イングルウッド公演、1974年ウェンブリー公演といった公式テイクもあるわけですが、「Lovely To See You」「I Know You're Out There Somewhere」はどの公式ライヴにも収録されていません。また、モラーツ脱退後なら昨年発掘された公式作『LIVE AT THE MONTREUX 1991』が直近作となるわけですが、「The Voice」「Rock 'n' Roll Over You」「I Know You're Out There Somewhere」の3曲はそこでも聴けない美味しいレパートリーなのです。
 近年になって公式発掘の進んできたモラーツ時代ではありますが、その総括である“MCMXC Tour”はまだまだ未開拓。本作は、その極めつけな現場をオフィシャル裸足のミラード・サウンドでフル体験できる新名盤なのです。本来であれば、プレス化でもおかしくない節目の頂点ライヴアルバム。どうぞ、最高峰クオリティの本作で存分にお楽しみください。

★「1990年8月30日コスタメサ公演」の超絶級オーディエンス録音。絶対名手ミラード・コレクションでも格別の超極上録音で、とにかく極太で距離感もなく超美麗。1990年はミラードの活動再開期にあたるわけですが、Nakamichiの性能をフルに引き出した精度は往年と変わらず、バンド側の出音が進化した分だけクオリティアップ。公式ライヴ作では聴けない「Lovely To See You」「I Know You're Out There Somewhere」など、モラーツ時代の総決算となるフルショウを公式裸足のクオリティで体験できます。

★ミラードの最高傑作?奇跡の超高音質録音!!!

Disc 1 (52:15)
1. Lovely To See You
2. Gemini Dream
3. The Voice
4. Rock 'n' Roll Over You
5. Tuesday Afternoon
6. I Know You're Out There Somewhere
7. The Story In Your Eyes
8. Your Wildest Dreams
9. Isn't Life Strange

Disc 2 (47:27)
1. The Other Side Of Life
2. I'm Just A Singer (In A Rock And Roll Band)
3. Nights In White Satin
4. Legend Of A Mind
5. Band Introductions
6. Question
7. Ride My See-Saw

Graeme Edge - Drums, Vocals
Justin Hayward - Guitar, Vocals
John Lodge - Bass, Vocals
Patrick Moraz - Keyboards, Vocals
Ray Thomas - Flute, Percussion, Vocals
Bias Boshell - Keyboards
Bekka Bramlett - Backing Vocals
Terry Wood - Backing Vocals