ROBIN TROWER - TOKYO 1977 FINAL NIGHT(1CDR) [Uxbridge 1614]

ROBIN TROWER - TOKYO 1977 FINAL NIGHT(1CDR) [Uxbridge 1614]

販売価格: 1,500(税込)

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商品詳細

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Live at Nakano Sunplaza, Tokyo Japan 28th January 1977 PERFECT SOUND(from Original Masters)

 フランク・マリノ、ウルリッヒ・ロート(SCORPIONS)に先んじてジミヘン直系ギターを届けてくれたロビン・トロワーの初来日。伝説の現場を極上体験できるオリジナル録音が全世界初登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1977年1月28日:中野サンプラザ公演」。その極上オーディエンス録音です。ロビン伝説の初来日と言えば、当店ではプレス名盤『MISTY NIGHT(Wardour-090)』やそのボーナス『2ND NIGHT IN TOKYO』がお馴染みですが、本作はまったくの別公演。その辺の状況を把握する意味でも、まずは当時のスケジュールから振り返ってみましょう。

・1月22日『MISTY NIGHT(中野)』
・1月24日『2ND NIGHT IN TOKYO(中野)』
・1月25日:大阪厚生年金会館
・1月26日:名古屋市公会堂
・1月28日:中野サンプラザ ←★本作★

 以上、全5公演。『MISTY NIGHT』&『2ND NIGHT IN TOKYO』も中野サンプラザでしたが、それは来日冒頭の2連続公演。それに対し、本作は西日本を終えた後に東京へ戻ってきたツアー最終日。まさに最後のライヴ・イン・ジャパンだったわけです。
 そんな歴史的な現場を真空パックした本作は、単に極上なだけではく個性的で画期的でもある1本。録音家本人から譲られた全世界初公開録音なのですが、その人物こそ最近、驚異の新発掘録音を発表しているテーパー。70年代のQUEEN、KISS、AEROSMITH等々……と言えばピンと来る方もいらっしゃるでしょうが、本作を語るにあたって思い出していただきたいのは、やはりフランク・マリノ&MAHOGANY RUSHのプレス名盤『KORAKUEN 1978(Zodiac 503)』。あの文化遺産アルバムを手掛けた録音家のロビン・トロワー篇なのです!
 実際、本作のサウンドもあの大名盤に通じ、とにかくクリアで端正、そして力強い。ただし「酷似」ではない。そのポイントは録音ポジション。チケット画像をご覧の通り「1階0列」なる非常にユニークなポジションなのです。どうも当日は普段の最前列よりさらに前に座席が設置されていたらしく、ほぼPAと平行になるほど近いポジションだったのです。
 そして、本作にはその異様な近さがサウンドとして表れている。文字通り「目の前」だったというロビンのマーシャルが吐き出す出音を直接吸い込んでおり、その音色には空間感覚もゼロ。まさにサウンドボードとなんら違わない極太ド密着なギターが轟くのです。ただし、完全なサウンドボードっぽさをイメージされると、それもちょっと違う。目の前なのはロビンのマーシャルであり、ゼロ距離なのはギター。逆にジェイムズ・デュワーのヴォーカルにはやや距離があるのも否めないのです。めちゃくちゃにオンなギターやそれに準じるリズム隊だけなら完全プレス級なのですが、ややアンナバランスなヴォーカルとのコントラストのために(迷いに迷った挙げ句)Uxbridgeレーベルからのご紹介となりました。
 そんなド密着ギターで描かれる日本最終公演は、まさに伝説の名に相応しい。1977年のロビンと言えば、キング・ビスケット・フラワー・アワーの発掘オフィシャル盤『ROBIN TROWER IN CONCERT』が有名ですので、ここで比較しながらセットを整理してみましょう。

●魂のギター(6曲)
・Lady Love/Bridge Of Sighs/The Fool And Me/Too Rolling Stoned/Day Of The Eagle/Little Bit Of Sympathy
●ロング・ミスティ・デイズ(4曲)
・Same Rain Falls(★)/Caledonia(★)/Long Misty Days(★)/Messin' The Blues
●その他(3曲)
・ロビン・トロワー:Daydream/Rock Me Baby(★)
・遥かなる大地:Alethea(★)
※注:「★」印は『KING BISCUIT FLOWER HOUR IN CONCERT』では聴けない曲。

……と、このようになっています。セット自体は初日のプレス盤『MISTY NIGHT』と同一なのですが、アンコール待ちの曲間で一時停止されているため、ディスク1枚に収まりました。1977年と言えば、「IN CITY DREAMSの年」とも記憶されているわけですが、来日はその半年前。当時の最新作だった『LONG MISTY DAYS』や代表作『BRIDGE OF SIGHS』を軸に初期の名曲がたっぷりと披露される。印はありませんが、「Bridge Of Sighs」「The Fool And Me」「Day Of The Eagle」辺りは伝統盤『ROBIN TROWER LIVE』でも聴けないレパートリーです。
 個性的なサウンドで伝説の現場を極上体験できる文化遺産級の新発掘ライヴアルバムです。もちろん、ショウの主役であるギターがサウンドの主役であって悪かろうハズもない。ショウ自体が伝説だというのに、それを奇跡の特等席から体験できる。やや説明が必要なためにUxbridgeレーベルからのリリースとなったものの、クオリティも意義もフランク・マリノのプレス作『KORAKUEN 1978』に匹敵する新名盤。どうぞ、心ゆくまで存分にお楽しみください。

★全世界初公開となる「1977年1月28日:中野サンプラザ公演」の極上オーディエンス録音。クリア&端正で力強い名録音ですが、同時に個性的。普段の最前列より更に前の「1階0列」から録られたオリジナル録音で、文字通り「目の前」だったというロビンのマーシャルが吐き出す出音を直接吸い込んでいる。超ダイレクトなギター・サウンドで、伝説の日本最終公演をフル体験できる文化遺産級の新名盤です。

(77:18)
1. Intro.
2. Same Rain Falls
3. Lady Love
4. Bridge Of Sighs
5. Caledonia
6. Band Introductions
7. The Fool And Me
8. Long Misty Days
9. Too Rolling Stoned
10. Daydream
11. Day Of The Eagle
12. Alethea incl.Drums Solo 
13. Little Bit Of Sympathy
14. Messin' The Blues
15. Rock Me Baby

Robin Trower - Guitar
Jimmy Dewar - Vocal
Rustee Allen - Bass
Bill Lordan - Drums