ULTRAVOX - BUFFALO 1979(1CDR) [Uxbridge 1603]

ULTRAVOX - BUFFALO 1979(1CDR) [Uxbridge 1603]

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商品詳細

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Stage One, Buffalo, New York, USA 4th March 1979 SBD

 最大のターニング・ポイントに向け、崩壊のカウントダウン状態にあった1979年のULTRAVOX。ジョン・フォックス末期のステージを楽しめる強力サウンドボード・アルバムの登場です。
 そんな本作に記録されているのは「1979年3月4日バッファロー公演」。そのサウンドボード録音です。1979年と言えば、ジョンからミッジ・ユーロへの交代が起こり、両者にとって大きなターニング・ポイントとなった年。それだけに時期によってまったく意味が変わってしまいますので、当時のスケジュールを詳しく見てみましょう。

●1978年
・1月20日ー3月12日:欧州#1(30公演)
《スティーヴ・シアーズ→ロビン・サイモン交代》
・4月11日ー13日:英国(3公演)
・8月19日ー9月2日:欧州#2a(7公演)
《9月8日『SYSTEMS OF ROMANCE』発売》
・9月12日ー12月26日:欧州#2b(37公演)
《12月31日:Islandレーベルからドロップ》
●1979年
・1月5日:サンフランシスコ(2公演)
・2月23日ー3月14日:北米#1(10公演)←★ココ★
《解散→ミッジ・ユーロ加入》
・11月2日:リバプール公演
・11月19日ー12月30日:北米#2(5公演)

 これが1978年/1979年のULTRAVOX。資料によって公演数などが異なるので細部は信じないで頂きたいのですが、おおよその流れはご理解頂けるのではないでしょうか。スティーヴ・シアーズからロビン・サイモンへギタリストが交代し、バンド名か「!」も外れた彼らは、1978年秋に『SYSTEMS OF ROMANCE』をリリース。売り上げも前2枚よりは向上していたのですが、それでも所属Islandレーベルの期待には届かなかず、年末には解雇されてしまいます。翌1979年の明けには自費でミニツアー「北米#1」を実施するものの、その終了後には解散。それを機にジョンはソロへ、ULTRAVOXはミッジを迎えて再始動するわけです。本作のバッファロー公演は、そんなターニング・ポイントの直前。「北米#1」の中盤にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は、超タイトな極太サウンドボード。ひと口に「サウンドボード」と言っても個性派千差万別なわけですが、本作はジョンのヴォーカルと演奏音が強烈に全編を支配するド密着系。曲間になると歓声も聞こえるものの、それもやたらと遠く、コンサートの体験感は望めないタイプです。もちろん、それが悪いわけではない。ムード演出など欠片もない代わりに生演奏のリアリティが前面に押し出されており、脳みそ内にステージが構築されるようなシンクロ感が凄い。マスター鮮度が不明でわずかにヒスもあることから永久保存プレス化は逃しましたが、圧倒的なダイレクトは比類ないのです。
 その極太サウンドで描かれるのは、ジョン・フォックス時代の総決算とも言うべきステージ。本稿に目を留められた方なら前日のボストン公演FMサウンドボードをご存知かも知れませんが、本作は遙かに長尺。ここで比較しながらセットを整理してみましょう。

●ULTRAVOX
・ウルトラヴォックス!:Slip Away(★)/My Sex
・HA!HA!HA!:The Man Who Dies Every Day(★)/Hiroshima Mon Amour/Artificial Life/ROckWrok
・システム・オブ・ロマンス:Slow Motion/Just For A Moment/Quiet Men/I Can't Stay Long(★)/Someone Else's Clothes(★)/Blue Light
●その他
・メタルビート:Touch And Go/He’s A Liquid
・未発表曲:Radio Beach(★)
※注:「★」印はボストン公演のFMサウンドボードでは聴けない曲。

……と、このようになっています。新作『SYSTEMS OF ROMANCE』からの6曲を軸にして、ジョン時代3枚のレパートリーを濃縮還元している。ただし、それだけでなくジョンの『METAMATIC』に収録されることになる「Touch And Go(Mr. X)」「He’s A Liquid」や「Radio Beach」も織り交ぜられている。特に「Radio Beach」は今なおULTRAVOXとしてもジョンのソロとしても公開されていない未発表曲。ライヴ演奏自体もこの日にしか確認されていない激レア曲をサウンドボードで楽しめる。この1テイクだけでも歴史的な価値は絶大なのです。
 新たな楽曲も次々と生み出すほどクリエイティヴでありつつ、解散までカウントダウン状態だった1979年の春。そんな歴史的な生演奏と激レアな未発表曲を極太サウンドボードで味わえる1枚です。それこそ『SYSTEMS OF ROMANCE』と並べてコレクションして頂きたい決定盤。どうぞ、存分にご体験ください。

★ジョン・フォックス時代末期となる「1979年3月4日バッファロー公演」のサウンドボード録音。ジョンのヴォーカルと演奏音が強烈に全編を支配するド密着系サウンドボードで、コンサートの体験感は望めない代わりに生演奏とのシンクロ感が強烈なタイプ。初期3枚の名曲群を濃縮還元し、そこに『METAMATIC』に収録されることになる「Touch And Go(Mr. X)」「He’s A Liquid」を織り交ぜたショウを楽しめる。この日だけの未発表曲「Radio Beach」は歴史的な超お宝です。

(68:58)
01. The Man Who Dies Every Day
02. Slip Away
03. Slow Motion
04. Hiroshima Mon Amour
05. Touch And Go
06. Artificial Life
07. Just For A Moment
08. He’s A Liquid
09. Quiet Men
10. Radio Beach
11. I Can't Stay Long
12. Someone Else's Clothes
13. Blue Light
14. Rockwrok
15. My Sex

John Foxx - vocals
Chris Cross - Bass
Billy Currie - Keyboards, Violin
Warren Cann - Drums
Robin Simon - guitar

SOUNDBOARD RECORDING