LYNYRD SKYNYRD - NAKANO SUNPLAZA 1977(3CDR) [Uxbridge 1608]

LYNYRD SKYNYRD - NAKANO SUNPLAZA 1977(3CDR) [Uxbridge 1608]

販売価格: 2,800(税込)

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商品詳細

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Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 15th & 16th January 1977 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 ロニー・ヴァン・ザント存命中に一度だけ実現した奇跡の初来日。その現場を伝えるオリジナル録音が新発掘です。
 そんな本作に吹き込まれているのは2回の中野サンプラザ公演。「1977年1月15日」のフル録音をDISC 1-2に、「1月16日」録音をDISC 3に配したオーディエンス・セット3枚組です。彼らの初来日と言えば、当店ではこれまでもプレス名盤『ONE MORE FROM THE NIGHTS』や『TOKYO 1977 FINAL NIGHT(Uxbridge 1318)』でアーカイヴしてきました。それらのと本作はどんな関係にあるのか。その辺を整理する意味でも、まずは当時のスケジュールから振り返ってみましょう。

・1月14日:中野サンプラザ
・1月15日:中野サンプラザ ←★本作DISC 1-2★
・1月16日:中野サンプラザ ←★本作DISC 3★
・1月18日:大阪厚生年金会館
・1月21日『TOKYO 1977 FINAL NIGHT』

 以上、全5公演。大阪1公演以外はすべて中野サンプラザという一風変わった構成でした。その中で本作に記録されているのは2公演目と3公演目。プレス盤『ONE MORE FROM THE NIGHTS』も2公演目(1月15日)でしたが、本作はそれとは異なる完全別録音です(ちなみに「1月16日」がディスク1枚なのは不完全収録だからです)。
 そんな2公演を真空パックした本作は、まさに絶品のオーディエンス録音。まず、メインの「1月15日(DISC 1-2)録音」ですが、さすがにプレス名盤『ONE MORE FROM THE NIGHTS』には及ばな……くない。いや、むしろ大幅に凌駕しているのです! 『ONE MORE FROM THE NIGHTS』は力強くダイレクト感も満点でしたが、その力強さがオーバーピーク気味にもなる諸刃のサウンドでもありました。しかし、本作は同等のダイレクト感でありつつ、まったくビビらない。ほんのりとしたホール鳴りが厚みやダイナミズムを演出するのですが、それが決して距離感にはなっていない。強力な生演奏がグイグイと目の前に迫りつつも、スッと耳馴染む美しさも両立しているのです。
 そして、更に驚きなのが「1月16日(DISC 3)録音」。サウンドの個性・傾向は「1月15日(DISC 1-2)録音」にも通じるのですが、さらにクリアさまで両立しているから恐れ入る。輪郭もキリッとした演奏音が空気感を切り裂き、それでいてキンキンとした聴きづらさも皆無。冒頭数曲が録音漏れなために単独リリースには向かない録音ではあるものの、それを押しても聴き逃せない……いや、絶対必聴級。これで完全収録であったなら……と贅沢すぎる愚痴までこぼれる名録音なのです。
 では、そんな本作で聴けるのはどんな曲なのか。2公演分をまとめて整理してみましょう。

●2日間とも聴ける曲
・レーナード・スキナード:Gimme Three Steps/Free Bird
・セカンド・ヘルピング:Call Me the Breeze/Sweet Home Alabama
・ナッシン・ファンシー:Saturday Night Special/Whiskey Rock-a-Roller
・ストリート・サヴァイヴァーズ:That Smell(★)/Ain't No Good Life(★)
・その他:Travellin' Man/Blue Yodel No. 1 (T for Texas)
●1月16日録音(DISC 3)では聴けない曲
・I Ain't the One/Workin' for MCA/Crossroads
※注:「★」印は『ONE MORE FROM THE ROAD』でも聴けない曲。

……と、このようになっています。「1月16日(DISC 3)録音」で録音されなかったのは「I Ain't the One」「Workin' for MCA」の2曲。「Crossroads」はそもそも演奏されなかったようです。公式盤『ONE MORE FROM THE ROAD』では聴けない『STREET SURVIVORS』ナンバーも披露されました。また、「Travellin' Man」は最終公演の『TOKYO 1977 FINAL NIGHT』では聴けなかった美味しい1曲でもあります。
 その苛烈な生演奏は日本洋楽史に語り継がれているわけですが、中でもハイライトの「Free Bird」は強烈。両公演とも『ONE MORE FROM THE ROAD』を超える13分以上の大熱演がブチかまされ、ロニー・ヴァン・ザンドの熱いヴォーカルと3本のギターが戦うような激しい熱演が繰り広げられる。特に「1月15日(DISC 2)録音」は凄い。あまりの熱気に観客が前方へ殺到し、録音自体が続行不可能になるほどの騒乱となるのです。元テープは途中で録音が終了していましたが、本作では『ONE MORE FROM THE ROAD』テイクで補完。貴重なショウを完全再現致しました。
 悲劇が忍び寄っていたなどと知る由もなく、本物のサザンロックを極東に届けてくれたLYNYRD SKYNYRD伝説の初来日。その現場を瑞々しいサウンドで体験させてくれる奇跡の新発掘アルバムです。録音漏れもあるなど完全無欠ではなかったために永久保存は逃しましたが、内容的には文化遺産級の銘品。どうぞ2公演・3枚組で思う存分、味わい尽くしてください。

★ロニー・ヴァン・ザント晩年の初来日「1977年1月15日+16日:中野サンプラザ公演」の傑作オーディエンス録音。本邦初公開となるオリジナル録音で、オーバーピーク気味でもあったプレス名盤『ONE MORE FROM THE NIGHTS』とは違い、同等のダイレクト感でありつつ、まったくビビらない。ほんのりとしたホール鳴りが厚みやダイナミズムを演出するのですが、それが決して距離感にはなっていない。「1月16日(DISC 3)」は不完全ではありますが、公式盤『ONE MORE FROM THE ROAD』では聴けない『STREET SURVIVORS』ナンバーも美味しい2公演を絶品体験できます。

Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 15th January 1977

Disc 1 (57:20)
1. The Magnificent Seven
2. Workin' For MCA
3. I Ain't The One
4. Saturday Night Special
5. Whiskey Rock-A-Roller
6. That Smell
7. Travellin' Man
8. Ain't No Good Life
9. Gimme Three Steps
10. Call Me The Breeze
11. T For Texas

Disc 2 (30:39)
1. Sweet Home Alabama
2. Crossroads
3. Free Bird

Disc 3(68:18)
Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 16th January 1977

1. The Magnificent Seven
2. Saturday Night Special
3. Whiskey Rock-A-Roller
4. That Smell
5. Travellin' Man
6. Ain't No Good Life
7. Gimme Three Steps
8. Call Me The Breeze
9. T For Texas
10. Sweet Home Alabama
11. Free Bird

Ronnie Van Zant - Vocals
Allen Collins - Guitar
Gary Rossington - Guitar
Steve Gaines - Guitar
Billy Powell - Keyboards
Leon Wilkeson - Bass
Artimus Pyle - Drums
Leslie Hawkins - Backing Vocals
JoJo Billingsley - Backing Vocals
Cassie Gaines - Backing Vocals