THE GARY MOORE BAND - LYCEUM 1972(1CD) [ZODIAC 504]
THE GARY MOORE BAND - LYCEUM 1972(1CD)
[ZODIAC 504]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Lyceum, London, UK 16th July 1972 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
弱冠二十歳だった若きギター・クレイジー最古の伝説録音を大元カセットから再デジタル化。50周年に相応しい「G.RAF ZEPPELIN」の細密マスタリングで永久保存決定です。
そんな本作に刻まれているのは「1972年7月16日ロンドン公演」。伝統の名会場“ライセウム劇場”で記録されたオーディエンス録音です。ゲイリーはSKID ROWのメンバーとしてデビューしたわけですが、1971年には脱退。自らの名を冠したTHE GARY MOORE BANDを結成しました。アルバム『GRINDING STONE』以外はほとんど注目されなかった時代でもありますので、まずはその歩みを紐解いてみましょう。
●1972年
・2月8日+28日:英国#1(2公演)
・3月23日ー5月26日:英国#2(26公演)
・7月16日ー9月7日:英国#3(6公演) ←★ココ★
・10月10日:ウェスト・ブルミッジ公演
●1973年
《ピアース・ケリー&ジョン・カーティスとのトリオ化?》
・3月9日+4月7日:英国#4(2公演)
《5月『GRINDING STONE』発売》
・5月11日:ニューカッスル公演
*6月28日:THIN LIZZYにゲスト出演
・6月29日+7月19日:ロンドン(2公演)
*7月22日:THIN LIZZYにゲスト出演
・8月5日ー11月5日:英国#5(8公演)
・11月9日ー11日:西ドイツ(3公演)
・12月30日:ロンドン公演
これが1972年/1973年のゲイリー・ムーア。新バンドは1972年初頭に始動し、1973年暮れまで活動。1974年にゲイリーがTHIN LIZZYに加入した事で解散しました。このバンドは当初ツインギターの5人編成でスタートしましたが、アルバム『GRINDING STONE』の制作中にトリオへと移行。そのタイミングには諸説あるものの、上記では定説となっている「1973年の初頭」でまとめました。そんな中で本作のライセウム劇場公演は『GRINDING STONE』発売の約1年前。「英国#3」の初日にあたるコンサートでした。
そんな現場を真空パックした本作は、絶品のオリジナル録音。日本のレコード会社スタッフが当時渡英して録音したもの。その大元カセットの現物からダイレクトにデジタル化された宇由緒正しい銘品なのです。実際、そのサウンドは実に端正で瑞々しい。空気感も吸い込んだオーディエンス録音には違いないのですが、その芯は力強く、ディテールまで鮮明。そして、大元マスター起こしだからこそダビング痕もゼロであり、鳴りの伸びの隅々まで綺麗で艶やか。更に言えば、最新機材によるデジタル化も精度バツグン。初登場したのは約10年前のLangleyレーベルでしたが、当時とはアナログ起こしの精度がまるで違う。マスター・テープに吸い込まれていたサウンドはここまで豊かだったのかと改めて驚かされるのです。
そんなリッチ・サウンドで描かれるのは、ゲイリー・ムーア最古の生演奏。当時の記録はすべてが貴重ですので、ますはセットも整理しておきましょう。
●グラインディング・ストーン(3曲)
・Time To Heal/Boogie My Way Back Home/Spirit
●その他(4曲)
・Serves You Right To Suffer(ジョン・リー・フッカー)/Born Under A Bad Sign(アルバート・キング)/Key To The Highway(ビッグ・ビル・ブルーンジー)/Unknown
……と、このようになっています。『GRINDING STONE』に収録される事になる3曲を軸にしつつ、ブルースのスタンダードを散りばめたセット。そのセレクトもスタイルもどストレートなブルースで、特にウェスト・サイド派への憧れが全開。独自進化させるところまでは至っていないものの、その土台となるスクイーズ・ギターがたっぷりと楽しめるのです。そして、そのセンス。COLOSSEUM IIでの開眼を経ていないので爆弾きではありませんが、インプロヴィゼーションの閃きや感情表現はすでにゲイリーそのもの。後のブルース時代には折に触れて「アイルランド人はヨーロッパの黒人」と繰り返していましたが、本作のゲイリーはシカゴ生まれの黒人の若者かのようです。
とにもかくにも歴史的にして美しい文化遺産の“極み”です。当時のゲイリー・ムーアと言えば「元SKID ROW」の肩書きしかない一介の若者。後にギター・クレイジーとして名を馳せるなど知る由もない1972年に、よくここまで見事な記録を残してくれたものです。そんな一期一会な名録音を2022年のアーカイヴ技術の粋を凝らしてデジタル化した50周年盤。どうぞ、永久保存プレスCDでいつでも、いつまでもお楽しみください。
---------------------------------------------------
(リマスター・メモ)REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN
★カセットから今回新規で改めてデジタル化しマスタリング。
若干の帯域補正はしてますが、過剰なEQ処理はしてません。音質は極めて良好。
----------------------------------------------------
★「1972年7月16日ライセウム劇場」のオーディエンス録音。日本のレコード会社スタッフが渡英して録音したオリジナル・カセット現物から「GRAF ZEPPELIN」が再デジタル化した銘品です。芯は力強く、ディテールまで鮮明であり、鳴りも端正で瑞々しい。若干二十歳だったゲイリー・ムーア最古の生演奏は若々しくもシカゴ・ブルースへの憧れが素直に滲み出ている。ウェスト・サイド派直系のスクイーズ・ギターがたっぷりと楽しめる文化遺産以外の何物でもない伝説アルバム。その最高峰盤です。
(52:43)
1. Introduction
2. Time To Heal
3. Serves You Right To Suffer
4. Boogie My Way Back Home
5. Born Under A Bad Sign
6. Intro. / Unknown
7. Spirit / Guitar Solo / Spirit
8. Key To The Highway
Gary Moore - Guitar, Vocal
Philip Donnelly - Guitar
Pearse Kelly - Drums
Frank Boylan - Bass
Jan Schelhaas - Keyboard
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Lyceum, London, UK 16th July 1972 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
弱冠二十歳だった若きギター・クレイジー最古の伝説録音を大元カセットから再デジタル化。50周年に相応しい「G.RAF ZEPPELIN」の細密マスタリングで永久保存決定です。
そんな本作に刻まれているのは「1972年7月16日ロンドン公演」。伝統の名会場“ライセウム劇場”で記録されたオーディエンス録音です。ゲイリーはSKID ROWのメンバーとしてデビューしたわけですが、1971年には脱退。自らの名を冠したTHE GARY MOORE BANDを結成しました。アルバム『GRINDING STONE』以外はほとんど注目されなかった時代でもありますので、まずはその歩みを紐解いてみましょう。
●1972年
・2月8日+28日:英国#1(2公演)
・3月23日ー5月26日:英国#2(26公演)
・7月16日ー9月7日:英国#3(6公演) ←★ココ★
・10月10日:ウェスト・ブルミッジ公演
●1973年
《ピアース・ケリー&ジョン・カーティスとのトリオ化?》
・3月9日+4月7日:英国#4(2公演)
《5月『GRINDING STONE』発売》
・5月11日:ニューカッスル公演
*6月28日:THIN LIZZYにゲスト出演
・6月29日+7月19日:ロンドン(2公演)
*7月22日:THIN LIZZYにゲスト出演
・8月5日ー11月5日:英国#5(8公演)
・11月9日ー11日:西ドイツ(3公演)
・12月30日:ロンドン公演
これが1972年/1973年のゲイリー・ムーア。新バンドは1972年初頭に始動し、1973年暮れまで活動。1974年にゲイリーがTHIN LIZZYに加入した事で解散しました。このバンドは当初ツインギターの5人編成でスタートしましたが、アルバム『GRINDING STONE』の制作中にトリオへと移行。そのタイミングには諸説あるものの、上記では定説となっている「1973年の初頭」でまとめました。そんな中で本作のライセウム劇場公演は『GRINDING STONE』発売の約1年前。「英国#3」の初日にあたるコンサートでした。
そんな現場を真空パックした本作は、絶品のオリジナル録音。日本のレコード会社スタッフが当時渡英して録音したもの。その大元カセットの現物からダイレクトにデジタル化された宇由緒正しい銘品なのです。実際、そのサウンドは実に端正で瑞々しい。空気感も吸い込んだオーディエンス録音には違いないのですが、その芯は力強く、ディテールまで鮮明。そして、大元マスター起こしだからこそダビング痕もゼロであり、鳴りの伸びの隅々まで綺麗で艶やか。更に言えば、最新機材によるデジタル化も精度バツグン。初登場したのは約10年前のLangleyレーベルでしたが、当時とはアナログ起こしの精度がまるで違う。マスター・テープに吸い込まれていたサウンドはここまで豊かだったのかと改めて驚かされるのです。
そんなリッチ・サウンドで描かれるのは、ゲイリー・ムーア最古の生演奏。当時の記録はすべてが貴重ですので、ますはセットも整理しておきましょう。
●グラインディング・ストーン(3曲)
・Time To Heal/Boogie My Way Back Home/Spirit
●その他(4曲)
・Serves You Right To Suffer(ジョン・リー・フッカー)/Born Under A Bad Sign(アルバート・キング)/Key To The Highway(ビッグ・ビル・ブルーンジー)/Unknown
……と、このようになっています。『GRINDING STONE』に収録される事になる3曲を軸にしつつ、ブルースのスタンダードを散りばめたセット。そのセレクトもスタイルもどストレートなブルースで、特にウェスト・サイド派への憧れが全開。独自進化させるところまでは至っていないものの、その土台となるスクイーズ・ギターがたっぷりと楽しめるのです。そして、そのセンス。COLOSSEUM IIでの開眼を経ていないので爆弾きではありませんが、インプロヴィゼーションの閃きや感情表現はすでにゲイリーそのもの。後のブルース時代には折に触れて「アイルランド人はヨーロッパの黒人」と繰り返していましたが、本作のゲイリーはシカゴ生まれの黒人の若者かのようです。
とにもかくにも歴史的にして美しい文化遺産の“極み”です。当時のゲイリー・ムーアと言えば「元SKID ROW」の肩書きしかない一介の若者。後にギター・クレイジーとして名を馳せるなど知る由もない1972年に、よくここまで見事な記録を残してくれたものです。そんな一期一会な名録音を2022年のアーカイヴ技術の粋を凝らしてデジタル化した50周年盤。どうぞ、永久保存プレスCDでいつでも、いつまでもお楽しみください。
---------------------------------------------------
(リマスター・メモ)REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN
★カセットから今回新規で改めてデジタル化しマスタリング。
若干の帯域補正はしてますが、過剰なEQ処理はしてません。音質は極めて良好。
----------------------------------------------------
★「1972年7月16日ライセウム劇場」のオーディエンス録音。日本のレコード会社スタッフが渡英して録音したオリジナル・カセット現物から「GRAF ZEPPELIN」が再デジタル化した銘品です。芯は力強く、ディテールまで鮮明であり、鳴りも端正で瑞々しい。若干二十歳だったゲイリー・ムーア最古の生演奏は若々しくもシカゴ・ブルースへの憧れが素直に滲み出ている。ウェスト・サイド派直系のスクイーズ・ギターがたっぷりと楽しめる文化遺産以外の何物でもない伝説アルバム。その最高峰盤です。
(52:43)
1. Introduction
2. Time To Heal
3. Serves You Right To Suffer
4. Boogie My Way Back Home
5. Born Under A Bad Sign
6. Intro. / Unknown
7. Spirit / Guitar Solo / Spirit
8. Key To The Highway
Gary Moore - Guitar, Vocal
Philip Donnelly - Guitar
Pearse Kelly - Drums
Frank Boylan - Bass
Jan Schelhaas - Keyboard