GENESIS - DEFINITIVE ZURICH 1977(2CD)*2nd Press plus Bonus DVDR [Virtuoso 259/260]

GENESIS - DEFINITIVE ZURICH 1977(2CD)*2nd Press plus Bonus DVDR [Virtuoso 259/260]

販売価格: 3,800(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。


Live at Hallenstadion, Zurich, Switzerland 2nd July 1977 STEREO SBD(UPGRADE)

 「SECONDS OUTの完全版に最も近い」と言われた大名盤ステレオ・サウンドボーが2ndプレスで再登場です。その大名盤とは『DEFINITIVE ZURICH 1977』。伝統の大定番サウンドボード「1977年7月2日チューリッヒ公演」の最高峰を更新し、大人気の内に完売・廃盤となった超決定盤です。
 実のところ、“WIND AND WUTHERING 1977”には傑作サウンドボードがいくつもあるのですが、本作はその中でも特別。あの『SECONDS OUT』の真の姿に肉薄できるからです。そもそも『SECONDS OUT』は、“プログレGENESISの総決算”・“ハケットGENESIS最後の輝き”として、私たちの魂に深く深く、刻まれています。しかし惜しむらくは、ショウの完全版ではなく、曲順もバラバラ、別のツアーも混ざっている(おかげでビル・ブラフォード入りが楽しめたわけですが)。作品としては大名盤ではありながら、1回のライヴを通して聴きたい気持ちには応えてくれなかった。だからこそ、“1977年のサウンドボード”は特別であり続けてもきました。41年を経た現在でもなお、『SECONDS OUT』の同日完全版は姿を現すそぶりさえ見せていませんが、その夢に肉薄するのが本作なのです。
 では、なぜ本作こそが「最も近い」のか。その意味をご説明するためにも、まずはワールドツアーの全体像からショウのポジションを確認してみましょう。

・1月1日-23日:英国(21公演)
・2月2日-5月1日:北米(45公演)
・5月10日-22日:南米(12公演)
・6月2日-7月3日:欧州(22公演)←★ココ★

 以上が“WIND AND WUTHERING 1977”の全100公演。本作のチューリッヒ公演は「欧州」レッグの21公演目でして、ワールドツアーの最後から2回目。そして、『SECONDS OUT』が録音されたのも同じ「欧州」レッグのパリ公演であり、本作のわずか半月前なのです。この“WIND AND WUTHERING 1977”には、他にも超高品質サウンドボードが多数あり、当店でも『3RD NIGHT AT RAINBOW(Sirene-127)』『WINDY DAY SOUTHAMPTON(Virtuoso 061/062)』『EXECUTIVE ACTION(Virtuoso 024/025)』等々が好評を頂いてきました。しかし、それらはツアー前半の「英国」や「北米」のサウンドボード。かなり時期がズレているのです。
 この時期の近さは、データ上の話だけではありません。なにしろ“WIND AND WUTHERING 1977”は、チェスター・トンプソンの初ツアー。名手ですから、ツアー序盤から崩れるようなことはありませんが、本作は半年をかけてじっくりと世界を回り、こなれにこなれたアンサンブルを聴かせてくれる。しかも、成功の要となる北米、未知の国だった南米も回り、馴染みのヨーロッパへ凱旋した安堵感も滲む。さらにはイギリス/アメリカでの英語とは違い、フランス語・ドイツ語を使ったMCなど、ヨーロッパならではのムードがショウ全体に漂っている。そのすべてが『SECONDS OUT』に酷似しており、冒頭に書いた「SECONDS OUTの完全版に最も近い」の所以なのです。

 もちろん、ショウが近いだけでは「完全版SECONDS OUT」としては聴けない。肝心要のサウンド・クオリティこそが圧倒的なのです。このサウンドボード・マスターが初登場したのは、Sireneレーベルの『LAST SUPER LIVE(2004年)」。その際には、あまりにパーフェクトなサウンドに世界中のマニアが震撼した。完璧に美しく録音され、わずかに歓声が遠目なものの、オフィシャル感覚のミックス。“1977年のベストサウンド!”との激賞を集めるのも当然のクオリティだったのです。
 ただし、初登場時には完全無欠ではありませんでした。その欠点とは録音漏れ。「Firth Of Fifth」終演後から「The Carpet Crawlers」前半までの4分弱が欠けていた。その後、完全オーディエンス録音とマトリクスさせた『ZURICH 1977 DEFINITIVE VERSION(Amity 169)』も登場しましたが、本作はそれとも異なる。ギラッギラに美しいサウンドボード・マスターを最重視し、全編マトリクスではなく、4分弱の欠落部分のみをオーディエンスで補填したものなのです。しかも、補填部分に使用されたオーディエンス録音は『ZURICH 1977 DEFINITIVE VERSION』と同じもの。つまり、サウンドボードとマトリクスできるほどの超・高音質マスターなのです。
 そのサウンドで描かれるフルショウこそ、まさしく「完全版SECONDS OUT」と呼べるもの。『SECONDS OUT』でも聴けなかった「One For The Vine」「Inside And Out」「In That Quiet Earth」「Eleventh Earl Of Mar」「Drum Duet」といった名曲たちがたっぷり。しかも、アナログ片面ずつの制約からも解放されたライヴの自然な流れで繰り広げられていく……。特に「Inside And Out」は“WIND AND WUTHERING 1977”だけのレア曲ですし、やっぱり「In That Quiet Earth」と「Afterglow」は続いてこそ。これこそ『SECONDS OUT』に求めても叶わなかったショウの完全版なのです。

 「完全版SECONDS OUT」を連呼しましたが、公式の名盤を忘れても本作は特別。“WIND AND WUTHERING 1977”の最後から2公演目ということは、スティーヴ・ハケットにとっても最後から2公演目でもあるわけです。そんな節目を目前に控えたツアー極末期。その全貌を超極上サウンドボードで味わえるのです。夢の「完全形SECONDS OUT」を味わえ、それ以上に“プログレGENESISの総決算”・“ハケットGENESIS最後の輝き”を捉えきった超傑作。1stプレスを逃された方は、ぜひこの機会にご体験ください。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。


Disc 1(69:20)
1. Squonk
2. One For The Vine 3. Robbery, Assault And Battery 4. Inside And Out 5. Firth Of Fifth
6. The Carpet Crawlers 7. In That Quiet Earth 8. Afterglow 9. I Know What I Like

Disc 2(54:03)
1. Eleventh Earl Of Mar 2. Supper's Ready 3. Dance On A Volcano 4. Drum Duet
5. Los Endos 6. The Lamb Lies Down On Broadway 7. The Musical Box (closing section)

Phil Collins - Lead Vocal, Drums, Percussions Steve Hackett - Guitars, Bass Pedal
Mike Rutherford - Bass, Guitars, Bass Pedal, Backing Vocal
Tony Banks - Keyboards, 12 string Guitar, Backing Vocal
Chester Thompson - Drums, Percussions

STEREO SOUNDBOARD RECORDING


--------------------------------------------------------

★★特別企画

★甦った「完全版SECONDS OUT完全版」に肉薄する超極上サウンドボード・アルバム『DEFINITIVE ZURICH 1977』。そのナンバー入りステッカー付きに限り、『SECONDS OUT』用のプロショット・フィルム『SECONDS OUT PROMO』が特別に付属いたします。

GENESIS - SECONDS OUT PROMO(Special Bonus DVDR)
Live at Moody Coliseum, Dallas, TX. USA 19th March 1977 PRO-SHOT

 本編プレス2CDは「完全版SECONDS OUT」に最接近するステレオサウンドボード・アルバム。まさに、GENESISファン長年の夢を叶えるライヴアルバムです。そのボーナスには、1stプレスと同じく、もうひとつの夢「SECONDS OUTの映像版」を垣間見せるプロショット・フィルムをご用意しました。
 そんな本作は『SECONDS OUT』のプロモーション用に撮影されたと思われるプロショット映像。コレクター間で『SECONDS OUT PROMO』として流通しているものです。ライヴ内容は6月のパリ公演だった『SECONDS OUT』とは異なり、「1977年3月19日ダラス公演」のもの。ショウの完全版ではなく、6曲分から27分半ほどに編集されたダイジェスト映像です。抜粋とは言え、もちろん音声はバリバリのサウンドボードです(ちなみに、この日には完全版サウンドボードが流出しており、『EXECUTIVE ACTION(Virtuoso 024/025)』でお楽しみいただけます)。し、“WIND AND WUTHERING TOUR 1977”をマルチカメラで見られる貴重さが凄まじい1枚です。
 実際、フィルム感覚の暖かみのある映像で繰り広げられるのは、まさに「SECONDS OUTの世界」。当時、最新鋭だったライティングやレーザー公演も駆使され、チェスター・トンプソンの手足がバタバタと動き、スティーヴ・ハケットが真摯な眼差しで幻想的なフレーズを紡ぎ出す。伝統的なアートワークにもなっている真上から降り注ぐ光の滝が動き、その中に包まれながら“このツアーだけの5人”が凄絶な演奏を繰り広げる。特に圧巻なのは、このツアーが初となるチェスターとフィル・コリンの「Drum Duet」から「Los Endos」へと繋がる流れ。圧倒的な光のショウと凄まじい演奏が浮き立たせるGENESISの幻想世界は、まさに“プログレ時代の総決算”そのもの。「The Lamb Lies Down On Broadway」中盤と「The Musical Box」最後に一瞬、マスター起因と思われる映像の乱れがありますが、それ以外に劣化らしい劣化も見当たらない。『SECONDS OUT』のジャケを見つめ、音の向こうに思い浮かべていた光景がフルカラーで広がるのです。

 オフィシャルの大名盤『SECONDS OUT』を生み出した“WIND AND WUTHERING TOUR 1977”。本作は、その光景を現代に伝えてくれる数少ないプロショットの1つ。本作自体が素晴らしいライヴ映像であるだけでなく、本編プレス2CD、さらにはオフィシャル『SECONDS OUT』のイマジネーションも何十倍も膨らませてくれる。2度も3度も美味しい1枚です。ぜひ、あなたも「SECONDS OUTジャケットの世界」を動く映像でご体験ください!

(27:37)
1. Firth Of Fifth 2. Dance On A Volcano 3. Drum Duet 4. Los Endos
5. The Lamb Lies Down On Broadway 6. The Musical Box (Ending Section)

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 28min.

Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "DEFINITIVE ZURICH 1977"(Virtuoso 259/260)