【キニー】JEFF BECK - TOKYO 1980 1ST NIGHT(2CD) [Wardour-166]

【キニー】JEFF BECK - TOKYO 1980 1ST NIGHT(2CD) [Wardour-166]

販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Live at Budokan, Tokyo, Japan 4th December 1980 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 衝撃作を連発しているキニー録音オリジナルカセット・シリーズ、なんと今回はジェフ・ベック来日公演の完全未発表マスターが発掘されました。本作に収められているのは、4回目の来日となる1980年のジャパンツアー初日「12月4日・武道館」公演です。当時のキニー録音はほとんどがアナログLPとしてリリースされましたが、このマスターはLPになったこともなく、35年間にわたって人知れず眠っていたもの。今の今まで誰も聴いたことがなく、このたび全世界公開となる完全初登場マスターなのです。
 当時、大名盤「THERE AND BACK」をリリースしたばかりのジェフ・ベックは人気絶頂であり、この年のジャパンツアーも11公演とジェフの来日史でも屈指の大盛況。しかも、この初日録音は長い間知られておらず、2000年代になって“まずまずサウンド”の「FIRST BUDOKAN 1980」「TOO MUCH TO LOSE」といったCDRが登場し、やっと全貌がつかめるようになったライヴ。長年にわたって猛烈な需要があったにもかかわらず、なぜお蔵入りになっていたのか……。
 その謎をさらに深めているのが、本作のクオリティ。お蔵入りだけに失敗録音かと思いきや、キニー録音でも最上級にあたる素晴らしいサウンドなのです。各楽器の輪郭はキリリと引き締まり、芯も図太い。当時の客席録音では抜け落ちがちな低音も豊かに響き、かといって過剰な反響でボケることもない。この日のライヴというと、2010年に登場した驚異のボックスセット「CYCLONE」のマスターが最高峰とされてきましたが、本作のクオリティは、あの超クリア・サウンドさえも凌駕しているのです。
 かの大傑作も距離感を感じさせないダイレクト感がありましたが、本作はさらにググッと楽音が間近に迫り、ほとんどゼロ距離。曲間で鳴り響く雨音のような大歓声こそ武道館のスペクタクルを映し出してくれますが、演奏中はシンと静まりかえって邪魔するものは一切存在しない。1階南東スタンドからの録音なのですが、とてもその距離は感じられず、音響工事前の武道館とは到底思えない美しいサウンドが全編にわたって微塵も揺るがないのです(「Blue Wind」ラストのキメ部分にテープチェンジによるカットがありましたので、49秒ほど既発マスターで補完いたしました。そのほとんどは歓声で、楽音部分では8秒ほどです)。なぜ、なぜ、これほどのサウンドを世に出さなかったのか………本当に疑問は募るばかりです。

 謎に包まれながらも、本作は間違いなく“あの”キニーによる録音。そして、大名盤「THERE AND BACK」を創りあげたばかりのジェフ・ベックなのです。そのクオリティは過去最高を軽々と更新し、“1980年の初日”を地球上でもっとも美しく再現してくれるライヴ・アルバムです。それがこの手の中にある。そのサウンドが耳に流れ込んでくる……努めて冷静を装ってご紹介しましたが、正直なところ動揺を抑えきれません。どうぞ、あなたもその手に取り、その耳と感性で全世界初登場の衝撃を噛みしめてください。

Disc 1 (38:07)
1. Intro. 2. Star Cycle 3. El Becko 4. Too Much To Lose 5. The Pump 6. Cause We've Ended As Lovers
7. Space Boogie 8. Led Boots

Disc 2 (54:12)
1. Freeway Jam 2. Diamond Dust 3. Scatterbrain 4. Drum Solo/Scatterbrain(reprise)
5. Blue Wind 6. Goodbye Pork Pie Hat 7. You Never Know 8. Going Down