SCORPIONS - DAY ON THE GREEN 1985: COMPLETE EDITION(2CD) plus Bonus DVDR [ZODIAC 500]
SCORPIONS - DAY ON THE GREEN 1985: COMPLETE EDITION(2CD) plus Bonus DVDR
[ZODIAC 500]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Oakland-Alameda County Coliseum, Oakland, CA, USA 31st August 1985
一大全盛の真っ直中で出演したビッグ・フェス“DAY ON THE GREEN”。その完全体ライヴアルバムが永久保存プレス2CDで登場です。
そんな本作に刻まれているのは、もちろん「1985年8月31日オークランド公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。『LOVE AT FIRST STING』時代と言えば、アルバムがマルチ・プラチナムに輝いただけでなく、『WORLD WIDE LIVE』もヒットし、二度の来日も実現した全盛期。まずは、その歩みを振り返ってフェスのポジションも確かめてみましょう。
●1984年
・1月23日ー2月29日:欧州#1(27公演)
・3月17日ー25日:北米#1a(6公演)
《3月27日『LOVE AT FIRST STING』発売》
・3月27日ー7月18日:北米#1b(80公演)
・7月30日ー8月12日:アジア/日本#1(9公演)
・8月14日ー9月2日:北米#2(13公演)
・10月26日ー12月3日:欧州#2(26公演)
●1985年
・1月15日+19日:ROCK IN RIO(2公演)
・1月28日ー2月7日:日本#2(8公演)
《6月20日『WORLD WIDE LIVE』発売》
・6月22日:ネブワース公演
・8月24日ー9月2日:北米#3(4公演)←★ココ★
●1986年
・8月16日ー9月5日:欧州#3(7公演)
これが1984年ー1986年のSCORPIONS。1984年は『CRAZY WORLD』時代の1991年と並んでキャリア最多のライヴをこなしたわけですが、さらに翌年も翌々年も追加。しかも、その中には日本のSUPER ROCK '84や第一回ROCK IN RIO、ネブワース・フェスなど、歴史的なフェスへの出演が相次いでおり、まさに絶頂の時代でした。そして、“DAY ON THE GREEN”はそんな巨大フェスの北米版とも言うべきもの。2日間のうち第1日目は“ヘヴィメタル・デイ”で、METALLICAやRATT、Y&T、イングヴェイ・マルムスティーン、VICTORYといった錚々たるメンツを従えてSCORPIONSがトリを務めたのです(ちなみに2日目はポップ・デイで、WHAM!やTHE POINTER SISTERS、KATRINA AND THE WAVESが出演しました)。
そして、このステージは極上のプロ記録が残された事でも歴史的。一部が公式化されたMETALLICAも有名ですが、一番の衝撃はやはりトリのSCORPIONS。2013年には70分の長尺プロショットも登場し、当店でもプレスDVD『DAY ON THE GREEN 1985』に君臨しています。しかし、このプロショットも完全ではありませんでした。ドラムソロやそれに続く2曲「Another Piece Of Meat」「Dynamite」が未収録で、最終の「Can't Get Enough」もギターソロ「Six Strings Sting」がカット。決定的なクオリティだけに「あとちょっと」の歯がゆさも残るものでした。
本作は、そんな歯がゆさを晴らす完全版。サウンドボードで欠けていた2曲+αを極上オーディエンス録音で補完し、当日フルショウを楽しめるライヴアルバムなのです(厳密に言いますと、オーディエンス録音にもライヴ最後の「ジャン!」だけ欠けており、数秒(3秒くらい?)足りていませんが)。
そんな待望のフルショウは、どんなものなのか。ここでセットも整理しておきましょう。
●ラヴドライヴ
・Loving You Sunday Morning/Coast To Coast/Holiday/Another Piece Of Meat(AUD録音)/Can't Get Enough(一部AUD補完)
●アニマル・マグネティズム
・Make It Real/The Zoo
●ブラックアウト
・Blackout/Can't Live Without You/Dynamite(AUD録音)/No One Like You
●禁断の刺青
・Coming Home/Bad Boys Running Wild/Big City Nights/Still Loving You/Rock You Like A Hurricane
……と、このようになっています。ざっくばらんに言って『WORLD WIDE LIVE』と同一ながら巨大フェスに臨むテンションの高さと一気貫通の流れは絶大。そして驚きなのは、その自然な流れを損なわない補填オーディエンス録音の極上ぶり。このショウのプロショットをご覧になった方なら芯も丸出しなド直結感と強烈無比なダイレクト感をご存知だと思いますが、それがオーディエンス録音に切り替わっても変わらない。もちろん、ヘッドフォンで「そろそろ変わるぞ」と待ち構えていても分からない……と言ったら大袈裟ですが、スピーカーで普通に流していたら「あれ? いつの間にか声援が入ってる」という感じ。野外フェスだけに反響ゼロでPA出音をダイレクトに拾っているのでしょうが、「まるでサウンドボード」なド密着録音で本物サウンドボードを繋いでいるわけです。
天才ウリ・ジョン・ロートを失い、神マイケル・シェンカーも切ったSCORPIONS。なぜ彼らは独出身というハンデも乗り越えて世界的な超大物になり得たのでしょう。耳障りの良い音になったから? そんなバンドは世界中に腐るほどいましたが、その中で蠍団が突出していたのはライヴに他なりません。世界中の巨大フェスを席巻し、HR/HMのアイコンにまで登り詰めた『LOVE AT FIRST STING』時代。本作は、その中でもハイライトの1つだった「DAY ON THE GREENの夜」をフル体験できるライヴアルバムなのです。もはやSCORPIONSという1バンドではなく「HR/HMの魅力」そのものにまで迫る大傑作。どうぞ、永久保存プレス2CDでいつでも、いつまでもお楽しみください。
★「1985年8月31日DAY ON THE GREEN」公演のステレオ・サウンドボード録音。かつて発掘されたプロショット音声には収録されていなかったドラムソロや「Another Piece Of Meat」「Dynamite」、さらには最終曲「Can't Get Enough」内のギターソロ「Six Strings Sting」を当日オーディエンス録音で補完した完全版。驚きなのは、補填オーディエンス録音の極上ぶり。芯も丸出しなド直結サウンドボードと並べても違和感がほとんどない。野外フェスだけに反響ゼロでPA出音をダイレクトに拾っているのでしょうが、それにしても極太。一大全盛期に巨哀フェスのトリを務めたハイライト公演をフル体験できる歴史的ライヴアルバムの誕生です。
Disc 1 (47:02)
1. Intro
2. Coming Home
3. Blackout
4. Bad Boys Running Wild
5. Loving You Sunday Morning
6. Make It Real
7. Big City Nights
8. Coast To Coast
9. Holiday
10. Still Loving You
11. Rock You Like A Hurricane
Disc 2 (48:18)
1. Can't Live Without You
2. Drum Solo
3. Another Piece Of Meat
4. Dynamite
5. The Zoo
6. No One Like You
7. Can't Get Enough (Incl. Six Strings Sting)
8. MC
Klaus Meine - Vocal
Matthias Jabs - Guitar
Rudolf Schenker - Guitar
Francis Buchholz - Bass
Herman Rarebell - Drums
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
--------------------------------------------------------------------------
★★特別企画
★絶頂時代の極上ライヴアルバムが完全版に進化した『DAY ON THE GREEN 1985: COMPLETE EDITION』に、同じショウのプロショット編『DAY ON THE GREEN 1985 THE VIDEO』が特別に付属致します。
SCORPIONS - DAY ON THE GREEN 1985 THE VIDEO(Bonus DVDR)
Live at Oakland-Alameda County Coliseum, Oakland, CA, USA 31st August 1985 PRO-SHOT
本編プレス2CDは、“US Festival '83”・“Super Rock '84”・“Rock In Rio '85”と並ぶ象徴フェスのフル・ライヴアルバム。SCORPIONSの……いえ、HR/HMの黄金時代を伝える極上サウンドボードです。その解説でも触れましたが、このフェスは元々はプロショット映像が有名。そこで、完全版の誕生を祝して長尺映像編もボーナス付属が決定致しました。
と言うわけで、本作が撮影されたのは本編プレス2CDと同じ「1985年8月31日オークランド公演」。そのマルチカメラ・プロショットです。この映像はまさに衝撃でした。2013年に“Wolfgang's Vault”から発掘されたマスターなのですが、そのクオリティは超極上の完全オフィシャル級。まさに公式リリース可能……と言いますか、マニア間では「きっとデラックス・エディションに収録されるだろう」と噂されたほどでした。
ただ、クオリティは公式級でありつつ、作風はオフィシャルっぽくないところもあった。例えば、明らかにミックス卓直結な音声や観客席を一切映さないカメラワーク。オフショットも交えて家庭再生用に作り込まれた『WORLD WIDE LIVE』とは趣が異なり、コンサートの体験感の再現も度外視されています。もちろん、それが悪いわけではない。アンプから直に吐き出されるようなサウンドは生演奏の醍醐味満点ですし、スクリーン映像をそのまま見せているようなカメラワークも「今そこで演奏している」というバンドの存在感が凄い。コンサートの臨場感ではなく、生演奏とシンクロする現実感が強烈なのです。
そのクオリティで描かれるのは、HR/HMの象徴でもあった黄金時代のSCORPIONS。本編解説ではフルセットの整理を行いましたが、こちらは映像作品。ここで映像版『WORLD WIDE LIVE』との比較で整理し直しておきましょう。
●ラヴドライヴ
・Loving You Sunday Morning/Coast To Coast(★)/Holiday/Can't Get Enough(★)
●アニマル・マグネティズム
・Make It Real(★)/The Zoo(★)
●ブラックアウト
・Blackout/Can't Live Without You(★)/No One Like You
●禁断の刺青
・Coming Home/Bad Boys Running Wild/Big City Nights/Still Loving You/Rock You Like A Hurricane
※注:「★」印は公式映像『WORLD WIDE LIVE』で観られなかった曲。
1983年のUSフェスティバルでオジー・オズボーンやJUDAS PRIESTと並び立ち、お茶の間にまで「欧州HR/HM」の伝道師として認知されたSCORPIONS。特に“LOVE AT FIRST STING Tour”の彼らは、『月に吠えろ』のオジーや『背徳の掟』のプリーストと同じく、その立ち振る舞いが「HR/HM」の音楽イメージそのものに直結する存在でもありました。本作は、その姿を生々しいマルチカメラ・プロショットで約71分も楽しめる映像傑作なのです。本編プレス2CDの「向こう側」を教えてくれるだけでなく、本作自体が歴史的な名作プロショット。どうぞ、併せて存分にお楽しみください。
(71:03)
1. Countdown
2. Coming Home
3. Blackout
4. Bad Boys Running Wild
5. Loving You Sunday Morning
6. Make It Real
7. Big City Nights
8. Coast To Coast
9. Holiday
10. Still Loving You
11. Rock You Like A Hurricane
12. Can't Live Without You
13. The Zoo
14. No One Like You
15. Can't Get Enough
Klaus Meine - Vocal Matthias Jabs - Guitar Rudolf Schenker - Guitar
Francis Buchholz - Bass Herman Rarebell - Drums
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 71min.
Special Bonus DVDR for "DAY ON THE GREEN 1985: COMPLETE EDITION"(ZODIAC 500)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Oakland-Alameda County Coliseum, Oakland, CA, USA 31st August 1985
一大全盛の真っ直中で出演したビッグ・フェス“DAY ON THE GREEN”。その完全体ライヴアルバムが永久保存プレス2CDで登場です。
そんな本作に刻まれているのは、もちろん「1985年8月31日オークランド公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。『LOVE AT FIRST STING』時代と言えば、アルバムがマルチ・プラチナムに輝いただけでなく、『WORLD WIDE LIVE』もヒットし、二度の来日も実現した全盛期。まずは、その歩みを振り返ってフェスのポジションも確かめてみましょう。
●1984年
・1月23日ー2月29日:欧州#1(27公演)
・3月17日ー25日:北米#1a(6公演)
《3月27日『LOVE AT FIRST STING』発売》
・3月27日ー7月18日:北米#1b(80公演)
・7月30日ー8月12日:アジア/日本#1(9公演)
・8月14日ー9月2日:北米#2(13公演)
・10月26日ー12月3日:欧州#2(26公演)
●1985年
・1月15日+19日:ROCK IN RIO(2公演)
・1月28日ー2月7日:日本#2(8公演)
《6月20日『WORLD WIDE LIVE』発売》
・6月22日:ネブワース公演
・8月24日ー9月2日:北米#3(4公演)←★ココ★
●1986年
・8月16日ー9月5日:欧州#3(7公演)
これが1984年ー1986年のSCORPIONS。1984年は『CRAZY WORLD』時代の1991年と並んでキャリア最多のライヴをこなしたわけですが、さらに翌年も翌々年も追加。しかも、その中には日本のSUPER ROCK '84や第一回ROCK IN RIO、ネブワース・フェスなど、歴史的なフェスへの出演が相次いでおり、まさに絶頂の時代でした。そして、“DAY ON THE GREEN”はそんな巨大フェスの北米版とも言うべきもの。2日間のうち第1日目は“ヘヴィメタル・デイ”で、METALLICAやRATT、Y&T、イングヴェイ・マルムスティーン、VICTORYといった錚々たるメンツを従えてSCORPIONSがトリを務めたのです(ちなみに2日目はポップ・デイで、WHAM!やTHE POINTER SISTERS、KATRINA AND THE WAVESが出演しました)。
そして、このステージは極上のプロ記録が残された事でも歴史的。一部が公式化されたMETALLICAも有名ですが、一番の衝撃はやはりトリのSCORPIONS。2013年には70分の長尺プロショットも登場し、当店でもプレスDVD『DAY ON THE GREEN 1985』に君臨しています。しかし、このプロショットも完全ではありませんでした。ドラムソロやそれに続く2曲「Another Piece Of Meat」「Dynamite」が未収録で、最終の「Can't Get Enough」もギターソロ「Six Strings Sting」がカット。決定的なクオリティだけに「あとちょっと」の歯がゆさも残るものでした。
本作は、そんな歯がゆさを晴らす完全版。サウンドボードで欠けていた2曲+αを極上オーディエンス録音で補完し、当日フルショウを楽しめるライヴアルバムなのです(厳密に言いますと、オーディエンス録音にもライヴ最後の「ジャン!」だけ欠けており、数秒(3秒くらい?)足りていませんが)。
そんな待望のフルショウは、どんなものなのか。ここでセットも整理しておきましょう。
●ラヴドライヴ
・Loving You Sunday Morning/Coast To Coast/Holiday/Another Piece Of Meat(AUD録音)/Can't Get Enough(一部AUD補完)
●アニマル・マグネティズム
・Make It Real/The Zoo
●ブラックアウト
・Blackout/Can't Live Without You/Dynamite(AUD録音)/No One Like You
●禁断の刺青
・Coming Home/Bad Boys Running Wild/Big City Nights/Still Loving You/Rock You Like A Hurricane
……と、このようになっています。ざっくばらんに言って『WORLD WIDE LIVE』と同一ながら巨大フェスに臨むテンションの高さと一気貫通の流れは絶大。そして驚きなのは、その自然な流れを損なわない補填オーディエンス録音の極上ぶり。このショウのプロショットをご覧になった方なら芯も丸出しなド直結感と強烈無比なダイレクト感をご存知だと思いますが、それがオーディエンス録音に切り替わっても変わらない。もちろん、ヘッドフォンで「そろそろ変わるぞ」と待ち構えていても分からない……と言ったら大袈裟ですが、スピーカーで普通に流していたら「あれ? いつの間にか声援が入ってる」という感じ。野外フェスだけに反響ゼロでPA出音をダイレクトに拾っているのでしょうが、「まるでサウンドボード」なド密着録音で本物サウンドボードを繋いでいるわけです。
天才ウリ・ジョン・ロートを失い、神マイケル・シェンカーも切ったSCORPIONS。なぜ彼らは独出身というハンデも乗り越えて世界的な超大物になり得たのでしょう。耳障りの良い音になったから? そんなバンドは世界中に腐るほどいましたが、その中で蠍団が突出していたのはライヴに他なりません。世界中の巨大フェスを席巻し、HR/HMのアイコンにまで登り詰めた『LOVE AT FIRST STING』時代。本作は、その中でもハイライトの1つだった「DAY ON THE GREENの夜」をフル体験できるライヴアルバムなのです。もはやSCORPIONSという1バンドではなく「HR/HMの魅力」そのものにまで迫る大傑作。どうぞ、永久保存プレス2CDでいつでも、いつまでもお楽しみください。
★「1985年8月31日DAY ON THE GREEN」公演のステレオ・サウンドボード録音。かつて発掘されたプロショット音声には収録されていなかったドラムソロや「Another Piece Of Meat」「Dynamite」、さらには最終曲「Can't Get Enough」内のギターソロ「Six Strings Sting」を当日オーディエンス録音で補完した完全版。驚きなのは、補填オーディエンス録音の極上ぶり。芯も丸出しなド直結サウンドボードと並べても違和感がほとんどない。野外フェスだけに反響ゼロでPA出音をダイレクトに拾っているのでしょうが、それにしても極太。一大全盛期に巨哀フェスのトリを務めたハイライト公演をフル体験できる歴史的ライヴアルバムの誕生です。
Disc 1 (47:02)
1. Intro
2. Coming Home
3. Blackout
4. Bad Boys Running Wild
5. Loving You Sunday Morning
6. Make It Real
7. Big City Nights
8. Coast To Coast
9. Holiday
10. Still Loving You
11. Rock You Like A Hurricane
Disc 2 (48:18)
1. Can't Live Without You
2. Drum Solo
3. Another Piece Of Meat
4. Dynamite
5. The Zoo
6. No One Like You
7. Can't Get Enough (Incl. Six Strings Sting)
8. MC
Klaus Meine - Vocal
Matthias Jabs - Guitar
Rudolf Schenker - Guitar
Francis Buchholz - Bass
Herman Rarebell - Drums
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
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★★特別企画
★絶頂時代の極上ライヴアルバムが完全版に進化した『DAY ON THE GREEN 1985: COMPLETE EDITION』に、同じショウのプロショット編『DAY ON THE GREEN 1985 THE VIDEO』が特別に付属致します。
SCORPIONS - DAY ON THE GREEN 1985 THE VIDEO(Bonus DVDR)
Live at Oakland-Alameda County Coliseum, Oakland, CA, USA 31st August 1985 PRO-SHOT
本編プレス2CDは、“US Festival '83”・“Super Rock '84”・“Rock In Rio '85”と並ぶ象徴フェスのフル・ライヴアルバム。SCORPIONSの……いえ、HR/HMの黄金時代を伝える極上サウンドボードです。その解説でも触れましたが、このフェスは元々はプロショット映像が有名。そこで、完全版の誕生を祝して長尺映像編もボーナス付属が決定致しました。
と言うわけで、本作が撮影されたのは本編プレス2CDと同じ「1985年8月31日オークランド公演」。そのマルチカメラ・プロショットです。この映像はまさに衝撃でした。2013年に“Wolfgang's Vault”から発掘されたマスターなのですが、そのクオリティは超極上の完全オフィシャル級。まさに公式リリース可能……と言いますか、マニア間では「きっとデラックス・エディションに収録されるだろう」と噂されたほどでした。
ただ、クオリティは公式級でありつつ、作風はオフィシャルっぽくないところもあった。例えば、明らかにミックス卓直結な音声や観客席を一切映さないカメラワーク。オフショットも交えて家庭再生用に作り込まれた『WORLD WIDE LIVE』とは趣が異なり、コンサートの体験感の再現も度外視されています。もちろん、それが悪いわけではない。アンプから直に吐き出されるようなサウンドは生演奏の醍醐味満点ですし、スクリーン映像をそのまま見せているようなカメラワークも「今そこで演奏している」というバンドの存在感が凄い。コンサートの臨場感ではなく、生演奏とシンクロする現実感が強烈なのです。
そのクオリティで描かれるのは、HR/HMの象徴でもあった黄金時代のSCORPIONS。本編解説ではフルセットの整理を行いましたが、こちらは映像作品。ここで映像版『WORLD WIDE LIVE』との比較で整理し直しておきましょう。
●ラヴドライヴ
・Loving You Sunday Morning/Coast To Coast(★)/Holiday/Can't Get Enough(★)
●アニマル・マグネティズム
・Make It Real(★)/The Zoo(★)
●ブラックアウト
・Blackout/Can't Live Without You(★)/No One Like You
●禁断の刺青
・Coming Home/Bad Boys Running Wild/Big City Nights/Still Loving You/Rock You Like A Hurricane
※注:「★」印は公式映像『WORLD WIDE LIVE』で観られなかった曲。
1983年のUSフェスティバルでオジー・オズボーンやJUDAS PRIESTと並び立ち、お茶の間にまで「欧州HR/HM」の伝道師として認知されたSCORPIONS。特に“LOVE AT FIRST STING Tour”の彼らは、『月に吠えろ』のオジーや『背徳の掟』のプリーストと同じく、その立ち振る舞いが「HR/HM」の音楽イメージそのものに直結する存在でもありました。本作は、その姿を生々しいマルチカメラ・プロショットで約71分も楽しめる映像傑作なのです。本編プレス2CDの「向こう側」を教えてくれるだけでなく、本作自体が歴史的な名作プロショット。どうぞ、併せて存分にお楽しみください。
(71:03)
1. Countdown
2. Coming Home
3. Blackout
4. Bad Boys Running Wild
5. Loving You Sunday Morning
6. Make It Real
7. Big City Nights
8. Coast To Coast
9. Holiday
10. Still Loving You
11. Rock You Like A Hurricane
12. Can't Live Without You
13. The Zoo
14. No One Like You
15. Can't Get Enough
Klaus Meine - Vocal Matthias Jabs - Guitar Rudolf Schenker - Guitar
Francis Buchholz - Bass Herman Rarebell - Drums
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 71min.
Special Bonus DVDR for "DAY ON THE GREEN 1985: COMPLETE EDITION"(ZODIAC 500)