PHIL COLLINS - NORMAL 1983(2CDR) [Amity 662]

PHIL COLLINS - NORMAL 1983(2CDR) [Amity 662]

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商品詳細

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University Of Illinois, Normal, Illinois, USA 28th January 1983 STEREO SBD(UPGRADE)

 『FACE VALUE』『HELLO, I MUST BE GOING!』を大ヒットさせ、ソロ・シンガーとしてGENESIS以上の成功を収めていた1983年のフィル・コリンズ。その初ソロ・ツアーを伝える極上サウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作に収められているのは「1983年1月28日ノーマル公演」。“HELLO, I MUST BE GOING Tour”の一幕で記録されたステレオ・サウンドボード録音です。当時はソロ活動が活発化していく時期であり、GENESISとの二刀流も複雑になっていました。まずは、そんな当時のスケジュールを紐解き、ショウのポジションを確かめてみましょう。

●1982年
《6月4日『THREE SIDES LIVE』発売》
・8月1日ー9月30日:THREE SIDES LIVE Tour(46公演)
・10月2日:SIX OF THE BEST
《11月5日『HELLO, I MUST BE GOING!』発売》
*11月21日ー12月1日:欧州(10公演)
*12月6日ー19日:北米#1(11公演) ←※公式映像
●1983年
*1月22日ー2月20日:北米#2(25公演) ←★ココ★
《10月3日『GENESIS』発売》
・11月6日ー12月17日:MAMA Tour #1(35公演)
●1984年
・1月6日ー2月29日:MAMA Tour #2(36公演)
*6月8日:ロンドン公演
※注:「*」印がソロ公演、「・」印がGENESIS公演。

 これが1982年ー1984年のフィル・コリンズ。ピーター・ガブリエルとの再結成“SIX OF THE BEST”の1ヶ月後には『HELLO, I MUST BE GOING!』をリリースし、間髪入れずツアーも開始。年末年始を挟むカタチで全米も巡りました。“HELLO, I MUST BE GOING Tour”と言えば公式映像『LIVE AT PERKINS PALACE』が象徴として君臨してきたわけですが、それは年末「北米#1」。それに対し、本作のノーマル公演は年の改まった「北米#2」の7公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウはサウンドボード録音が残された事でも知られてきましたが、今ひとつ定番としての知名度はありませんでした。その主たる原因はピッチ。聴いていてハッキリ分かるほど遅く記録されており、やや残念なサウンドだった。これが唯一無二のサウンドボードであったなら即修正版が出回ったのでしょうが、このツアーには他にも極上サウンドボードがあり、見逃されてきたのです。本作は、そんな「忘れられてきたサウンドボード」を海外マニアが完全修復。一気に決定盤レベルに引き上げた新名盤なのです。
 実際、本作のクオリティは「本当にこんなお宝を見逃してたの!?」とド肝を抜かれる。早い話が「完全オフィシャル級」。実際『LIVE AT PERKINS PALACE』と交互に聴いてもまったく遜色がないのです。厳密に言いますと、大歓声も遠いバランスはいかにもミックス卓直結系でして、その点では「オフィシャル風」とは言いがたい。しかし、演奏中は『LIVE AT PERKINS PALACE』も観客の存在感がなく、本当に本作とのクオリティ差を感じないのです。
 実は、このクオリティも手掛けた海外マニアの手腕。単にピッチを補正しているだけでなく、全体のサウンドもしっかりとマスタリング。鳴りを向上させ、左右のステレオ感や位相も修正。ランダムに変化していたボリュームもビシッと安定させている。もちろん、原音に伸びしろがあったからこそ実現したわけでもありますが、その緻密な作業ぶりも滲んでくるのです。
 そんな渾身のサウンドで描かれるのは、『FACE VALUE』『HELLO, I MUST BE GOING!』の名曲群を濃縮還元したヒット・パレード。アンコール・ラストの「People Get Ready」がないためにフルではないようですが、それでも『LIVE AT PERKINS PALACE』より遙かに大量のレパートリーが楽しめる。ここでその豪華ぶりも整理しておきましょう。

・夜の囁き(9曲)Thunder and Lightning(★)/This Must Be Love(★)/I Missed Again/Behind The Lines/You Know What I Mean(★)/The Roof Is Leaking/If Leaving Me Is Easy(★)/In the Air Tonight/Hand in Hand(★)
・心の扉(8曲)I Don't Care Anymore/I Cannot Believe It's True/Thru These Walls/Don't Let Him Steal Your Heart Away(★)/The West Side/Like China(★)/You Can't Hurry Love/It Don't Matter to Me
・その他:...And So to F...(★)
※注:「★」印は公式作『LIVE AT PERKINS PALACE』では聴けない曲。

 『NO JACKET REQUIRED』の天文学ヒットに向けて加速していったフィルのソロ活動。その勢いがアリアリと伝わる初ソロツアーの極上サウンドボード・アルバムです。マニア渾身のトリートメントによって完全オフィシャル級に引き上げられた新定番。ここに堂々の誕生です。

★「1983年1月28日ノーマル公演」の極上ステレオ・サウンドボード録音。従来は甘いピッチで知られていた録音を海外マニアが精緻にマスタリング。ピッチだけでなく、鳴りの向上や左右ステレオ感/位相の修正、ランダムに変化していたボリュームの安定など、入念な作業を経て向上したサウンドは公式映像『LIVE AT PERKINS PALACE』と交互に聴いてもまったく遜色がない素晴らしさ。アンコール・ラストの「People Get Ready」がないためにプレス化は見送られましたが、“HELLO, I MUST BE GOING Tour”でも屈指のサウンドボード・アルバムです。

Disc 1(49:20)
1. I Don't Care Anymore
2. Thunder And Lightning
3. I Can't Believe It's True
4. This Must Be Love
5. Thru These Walls
6. I Missed Again
7. Behind The Lines
8. You Know What I Mean
9. The Roof Is Leaking
10. Don't Let Him Steal Your Heart Away

Disc 2(57:45)
1. The West Side
2. If Leaving Me Is Easy
3. In The Air Tonight
4. Band Introductions
5. Like China
6. You Can't Hurry Love
7. It Don't Matter To Me
8. Hand In Hand
9. ...And So To F

Phil Collins - lead vocals, drums
Daryl Stuermer - guitar
Mo Foster - bass guitar
Chester Thompson - drums
J. Peter Robinson - keyboards
Don Myrick - saxophone
Louis Satterfield - trombone
Michael Harris - trumpet
Rhamlee Michael Davis - trumpet

STEREO SOUNDBOARD RECORDING