THE KINKS - HOLLYWOOD PALLADIUM 1981: MIKE MILLARD FIRST GENERATION TAPES(2CDR) [Uxbridge 1570]
THE KINKS - HOLLYWOOD PALLADIUM 1981: MIKE MILLARD FIRST GENERATION TAPES(2CDR)
[Uxbridge 1570]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Hollywood Palladium, Los Angeles, CA, USA 19th August 1981 PERFECT SOUND
今週のJEMSによるミラード・マスター公開は1981年のキンクス。この時代の彼らと言うとアルバム「LOW BUDGET」の大ヒットから始まったアメリカで人気絶頂を謳歌していた時期。81年は同じように大ヒットとなったアルバム「GIVE THE PEOPLE WHAT THEY WANT」のリリースに合わせて8月からアメリカ・ツアーが敢行されました。
このツアーもアリーナが当たり前、すっかりビッグ・グループのステイタスを獲得して8月14日にはLAフォーラムに見参(こちらもミラードが録音してくれているといいですね!)するなどしていたのですが、そこはアメリカを制した王者の余裕とばかり、ツアー序盤でいくつかのシアター・ギグが組み込まれていたのです。
その貴重な日程の中でミラードが参戦したのが19日のハリウッド・パラディアム。そう、キース・リチャーズのライブ会場としても知られている会場で人気絶頂期のキンクスが行った貴重なシアター・ギグを捉えてくれました。
とはいえ小会場ですのでミラードはもみくちゃにされて録音に難儀するであろうフロアーを回避、敢えてバルコニーから録音したとのこと。その点プレスCDでのリリースが実現した「LOS ANGELES 1978 MIKE MILLARD SECOND GENERATION TAPES」と比べて音像はわずかに距離感がある。
とはいっても、あくまでミラード録音の範疇からであって、1981年のオーディエンス録音としては文句なしに極上レベル。
アメリカでの人気絶頂期に実現したシアター・ギグならではの激アツな盛り上がりがバッチリ捉えられている。それでいて周囲に騒ぐような観客はおらず、なるほどバルコニーから録音したミラードの判断は賢明でした。
ミラード・クオリティで聞く81年のキンクスは何が凄いって、60年代のクラシック・レパートリーよりも「LOW BUDGET」収録曲、さらにはリリース直前だったニューアルバム「GIVE THE PEOPLE WHAT THEY WANT」に対する反応の凄まじさ。
例えばライブ序盤、「Where Have All The Good Times Gone」に「Tired Waiting For You」がメドレーされてもハリウッドの観客の反応は意外なほど淡白で、むしろ「Catch Me Now I'm Falling」が演奏されるやいなや、会場がもの凄いコール・アンド・レスポンスの嵐。先の「LOW BUDGET」だけでなく、これまたアメリカでゴールド・ディスクに輝いたライブアルバム「ONE FOR THE ROAD」の効果も絶大。
先のニューアルバムに関して、ウィキにおいて発売日が8月15日とされていますが、レイ・デイヴィスがこの日「あと10日くらいでリリースされるよ」と語り掛けているように、Discogsなどに表記された8月26日が実際の発売日なようです。
それだけに既にラジオにてヘビロテとなっていたであろう同アルバム収録曲に対する観客の反応は凄まじいものがあり、「Yo-Yo」や80年代キンクス代表曲の一つとなる「Destroyer」でも盛り上がりまくる。こうした中でライブ終盤にデイヴ・デイヴィスが歌う60年代のマイナー・クラシック「Come On Now」が組み込まれているのはイイ意味で意外な選曲と呼べるのではないでしょうか。
もちろん「Lola」や「You Really Got Me」といった必殺のクラシックでは大いに盛り上がるのですが、あくまで定番レパートリーをライブの中盤にまとめ、終盤はひたすら当時の近作で攻めまくる現役感に溢れたシアター・ギグのミラードによる貴重な記録。これが1981年のキンクスだ!
Disc 1 (49:58)
1. Intro
2. Around The Dial
3. The Hard Way
4. Where Have All The Good Times Gone
5. Bird Dog (Everly Brothers cover)
6. Catch Me Now I'm Falling
7. Yo-Yo
8. LA Blues / Lola
9. Too Serious (Dave Davies solo song)
10. Back To Front
11. Misfits
12. Band Introductions
13. You Really Got Me
Disc 2 (38:46)
1. A Gallon Of Gas
2. Celluloid Heroes
3. All Day And All Of The Night
4. Give the People What They Want
5. Come On Now
6. Low Budget
7. Twist And Shout
8. Destroyer
9. Pressure
Ray Davies - vocals, guitar, keyboards, harmonica
Dave Davies - lead guitar, vocals
Mick Avory - drums, percussion
Jim Rodford - bass, backing vocals
Ian Gibbons - keyboards, piano, backing vocals
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Hollywood Palladium, Los Angeles, CA, USA 19th August 1981 PERFECT SOUND
今週のJEMSによるミラード・マスター公開は1981年のキンクス。この時代の彼らと言うとアルバム「LOW BUDGET」の大ヒットから始まったアメリカで人気絶頂を謳歌していた時期。81年は同じように大ヒットとなったアルバム「GIVE THE PEOPLE WHAT THEY WANT」のリリースに合わせて8月からアメリカ・ツアーが敢行されました。
このツアーもアリーナが当たり前、すっかりビッグ・グループのステイタスを獲得して8月14日にはLAフォーラムに見参(こちらもミラードが録音してくれているといいですね!)するなどしていたのですが、そこはアメリカを制した王者の余裕とばかり、ツアー序盤でいくつかのシアター・ギグが組み込まれていたのです。
その貴重な日程の中でミラードが参戦したのが19日のハリウッド・パラディアム。そう、キース・リチャーズのライブ会場としても知られている会場で人気絶頂期のキンクスが行った貴重なシアター・ギグを捉えてくれました。
とはいえ小会場ですのでミラードはもみくちゃにされて録音に難儀するであろうフロアーを回避、敢えてバルコニーから録音したとのこと。その点プレスCDでのリリースが実現した「LOS ANGELES 1978 MIKE MILLARD SECOND GENERATION TAPES」と比べて音像はわずかに距離感がある。
とはいっても、あくまでミラード録音の範疇からであって、1981年のオーディエンス録音としては文句なしに極上レベル。
アメリカでの人気絶頂期に実現したシアター・ギグならではの激アツな盛り上がりがバッチリ捉えられている。それでいて周囲に騒ぐような観客はおらず、なるほどバルコニーから録音したミラードの判断は賢明でした。
ミラード・クオリティで聞く81年のキンクスは何が凄いって、60年代のクラシック・レパートリーよりも「LOW BUDGET」収録曲、さらにはリリース直前だったニューアルバム「GIVE THE PEOPLE WHAT THEY WANT」に対する反応の凄まじさ。
例えばライブ序盤、「Where Have All The Good Times Gone」に「Tired Waiting For You」がメドレーされてもハリウッドの観客の反応は意外なほど淡白で、むしろ「Catch Me Now I'm Falling」が演奏されるやいなや、会場がもの凄いコール・アンド・レスポンスの嵐。先の「LOW BUDGET」だけでなく、これまたアメリカでゴールド・ディスクに輝いたライブアルバム「ONE FOR THE ROAD」の効果も絶大。
先のニューアルバムに関して、ウィキにおいて発売日が8月15日とされていますが、レイ・デイヴィスがこの日「あと10日くらいでリリースされるよ」と語り掛けているように、Discogsなどに表記された8月26日が実際の発売日なようです。
それだけに既にラジオにてヘビロテとなっていたであろう同アルバム収録曲に対する観客の反応は凄まじいものがあり、「Yo-Yo」や80年代キンクス代表曲の一つとなる「Destroyer」でも盛り上がりまくる。こうした中でライブ終盤にデイヴ・デイヴィスが歌う60年代のマイナー・クラシック「Come On Now」が組み込まれているのはイイ意味で意外な選曲と呼べるのではないでしょうか。
もちろん「Lola」や「You Really Got Me」といった必殺のクラシックでは大いに盛り上がるのですが、あくまで定番レパートリーをライブの中盤にまとめ、終盤はひたすら当時の近作で攻めまくる現役感に溢れたシアター・ギグのミラードによる貴重な記録。これが1981年のキンクスだ!
Disc 1 (49:58)
1. Intro
2. Around The Dial
3. The Hard Way
4. Where Have All The Good Times Gone
5. Bird Dog (Everly Brothers cover)
6. Catch Me Now I'm Falling
7. Yo-Yo
8. LA Blues / Lola
9. Too Serious (Dave Davies solo song)
10. Back To Front
11. Misfits
12. Band Introductions
13. You Really Got Me
Disc 2 (38:46)
1. A Gallon Of Gas
2. Celluloid Heroes
3. All Day And All Of The Night
4. Give the People What They Want
5. Come On Now
6. Low Budget
7. Twist And Shout
8. Destroyer
9. Pressure
Ray Davies - vocals, guitar, keyboards, harmonica
Dave Davies - lead guitar, vocals
Mick Avory - drums, percussion
Jim Rodford - bass, backing vocals
Ian Gibbons - keyboards, piano, backing vocals