GONG - LA CELLE-SAINT-CLOUD 1975(1CDR) [Amity 658]
GONG - LA CELLE-SAINT-CLOUD 1975(1CDR)
[Amity 658]
販売価格: 1,500円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
La Celle St. Cloud Festival, France 8th June 1975 STEREO SBD
“ラジオ・グノーム・インヴィジブル三部作”を完成させつつ、創始者を失って大きく変質していった1975年のGONG。スティーヴ・ヒレッジが主導権を握り、わずか1週間で抜けたデイヴ・スチュワートもいる貴重なステージを味わえるサウンドボード・アルバムが登場です。
そんな本作に記録されているのは「1975年6月8日ラ・セル=サン=クルー公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。GONGはバンドよりコミュニティと呼びたくなるほど複雑な歴史を持っているわけですが、中でも最大の事件は創始者デヴィッド・アレンの離脱でしょう。それだけに1975年は細かな時期が非常に重要。今一度、その歩みを振り返ってショウのポジションを確かめておきましょう。
・2月15日+16日:西ドイツ(2公演)
・3月20日ー22日:ベルギー(3公演)
・4月9日+10日:英国#1a(2公演)
《4月10日デヴィッド・アレン脱退/4月11日『FISH RISING』発売》
・4月11日ー5月11日:英国#1b(22公演)
・5月22日ー6月28日:欧州(23公演)←★ココ★
・8月9日ー23日:英国#2(8公演)
・8月27日ー31日:オランダ(3公演)
・9月6日ー10日:英国#3(4公演) ←※GONG LIVE ETC.
・11月8日ー12月21日:英国#4(17公演)←※SHERWOOD FOREST'75
《12月『SHAMAL』制作》
これが1975年のGONG。前年10月に歴史的名盤『YOU』を発表した彼らは大陸ヨーロッパを巡業。1975年4月にはいよいよ英国ツアーを……となったのですが、初日(4月9日のスウォンジー)をこなしただけでアレンは離脱。翌4月10日は雨が降りしきる中、ステージ衣装のままヒッチハイクで帰ってしまった。これは奇しくもスティーヴ・ヒレッジの初ソロ作『FISH RISING』の発売前日の事でもありました。
そしてヒレッジを中心にして英国ツアーを乗り越えた彼らは、そのままフランスに戻ってツアー。本作のラ・セル=サン=クルー公演は、そんな「欧州」の12公演目にあたるコンサートでした(ちなみに、「欧州」はベルギーとイタリアでも1公演ずつ行われていますが、残り21公演はすべてフランス国内でした)。1975年のライヴと言えば、『GONG LIVE ETC.』のD面や『LIVE IN SHERWOOD FOREST '75』といった公式作(や当店の『GUILDFORD 1975(Amity 516)』)も残されていますが、それらは『SHAMAL』体制に近づきつつあった秋のショウ。それに対し、本作はアレン離脱から約2ヶ月という時期でもありました。
そのショウで記録された本作は、見事なヴィンテージ・サウンドボード。さすがに公式化された『LIVE IN SHERWOOD FOREST '75』のようにはいきませんが、ノイズやゴワゴワ感といった劣化の類が一切なく、サウンドボード特有の極太感と超鮮明なディテールが脳みそに直接流し込まれる。そして、見事にセパレートしたステレオ感も素晴らしい。この時期は半年だけ在籍していた元THE NICEのブライアン・デイヴィソンがスツールに座っているのですが、その妙技も鮮やかなパンで味わえるのです。
そんなサウンドで描かれるのは、ターニング・ポイントだからこそのショウ。セットも過渡期ならではですので、ここで前述した2つの公式作と比較しながら整理してみましょう。
・YOU:Master Builder/The Isle of Everywhere
・FISH RISING:Solar Musick Suite(★*)/Aftaglid(★)
・その他:Cat in Clark's Shoes(★)/Get It Inner(*)
※注:「★」印は『GONG LIVE ETC.』で、「*」印は『LIVE IN SHERWOOD FOREST '75』で聴けない曲。
……と、このようになっています。本作はフルショウ収録ではなく、ラストの「Get It Inner」は冒頭1分弱で録音が終了していまいます。しかし『YOU』『FISH RISING』からの4曲はどれも10分超えの大曲揃いで、フルスケールでたっぷりと楽しめる。『SHAMAL』とはまったく異なる「Cat in Clark's Shoes」の初期バーンジョンはエンディング前にフェイドアウトしてしまいますが、それでもアルバムを超える8分尺で披露されるのです。そして、何と言っても「Solar Musick Suite」。「Sun Song/Hiram Afterglid Meets The Dervish」だけの短縮アレンジではありますが、それでも11分超え。ヒレッジが主導権を失っていった『GONG LIVE ETC.』『LIVE IN SHERWOOD FOREST '75』では望めない本作だからこその美味しい大曲なのです。
アレンのレガシーを受け継ぎつつ、同時にヒレッジのソロバンド的でもあった1975年6月のGONG。千変万化の歴史でホンの一瞬だけ実現したデイヴ・スチュワート/ブライアン・デイヴィソン在籍時のアンサンブルを味わえる1枚です。英雄達の一期一会が楽しいカンタベリー・ミュージックの醍醐味、どうぞサウンドボードで存分にご堪能ください。
★「1975年6月8日ラ・セル=サン=クルー公演」のステレオ・サウンドボード録音。ノイズやゴワゴワ感といった劣化が感じられない鮮度はオフィシャル発掘級で、ライン特有の極太感と超鮮明なディテールが脳みそに直接流し込まれる。当時はスティーヴ・ヒレッジが主導権を握ったショウは貴重な「Solar Musick Suite」も披露され、半年で脱退した元THE NICEのブライアン・デイヴィソンや一週間だけだったデイヴ・スチュワートも揃ったアンサンブルをじっくりと楽しめます。
(60:12)
1. Master Builder
2. Solar Musick Suite
I) Sun Song
II) Hiram Afterglid Meets The Dervish
3. Cat in Clark's Shoes
4. Aftaglid
5. The Isle of Everywhere
6. Get It Inner
Didier Malherbe - saxophone, flute, voice
Steve Hillage - guitar, voice
Miquette Giraudy - dancing, voices, occasional synthesizer
Mike Howlett - bass, voice
Dave Stewart - keyboards ★★在籍一週間。貴重。
Brian Davison - drums ★元ナイス
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
La Celle St. Cloud Festival, France 8th June 1975 STEREO SBD
“ラジオ・グノーム・インヴィジブル三部作”を完成させつつ、創始者を失って大きく変質していった1975年のGONG。スティーヴ・ヒレッジが主導権を握り、わずか1週間で抜けたデイヴ・スチュワートもいる貴重なステージを味わえるサウンドボード・アルバムが登場です。
そんな本作に記録されているのは「1975年6月8日ラ・セル=サン=クルー公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。GONGはバンドよりコミュニティと呼びたくなるほど複雑な歴史を持っているわけですが、中でも最大の事件は創始者デヴィッド・アレンの離脱でしょう。それだけに1975年は細かな時期が非常に重要。今一度、その歩みを振り返ってショウのポジションを確かめておきましょう。
・2月15日+16日:西ドイツ(2公演)
・3月20日ー22日:ベルギー(3公演)
・4月9日+10日:英国#1a(2公演)
《4月10日デヴィッド・アレン脱退/4月11日『FISH RISING』発売》
・4月11日ー5月11日:英国#1b(22公演)
・5月22日ー6月28日:欧州(23公演)←★ココ★
・8月9日ー23日:英国#2(8公演)
・8月27日ー31日:オランダ(3公演)
・9月6日ー10日:英国#3(4公演) ←※GONG LIVE ETC.
・11月8日ー12月21日:英国#4(17公演)←※SHERWOOD FOREST'75
《12月『SHAMAL』制作》
これが1975年のGONG。前年10月に歴史的名盤『YOU』を発表した彼らは大陸ヨーロッパを巡業。1975年4月にはいよいよ英国ツアーを……となったのですが、初日(4月9日のスウォンジー)をこなしただけでアレンは離脱。翌4月10日は雨が降りしきる中、ステージ衣装のままヒッチハイクで帰ってしまった。これは奇しくもスティーヴ・ヒレッジの初ソロ作『FISH RISING』の発売前日の事でもありました。
そしてヒレッジを中心にして英国ツアーを乗り越えた彼らは、そのままフランスに戻ってツアー。本作のラ・セル=サン=クルー公演は、そんな「欧州」の12公演目にあたるコンサートでした(ちなみに、「欧州」はベルギーとイタリアでも1公演ずつ行われていますが、残り21公演はすべてフランス国内でした)。1975年のライヴと言えば、『GONG LIVE ETC.』のD面や『LIVE IN SHERWOOD FOREST '75』といった公式作(や当店の『GUILDFORD 1975(Amity 516)』)も残されていますが、それらは『SHAMAL』体制に近づきつつあった秋のショウ。それに対し、本作はアレン離脱から約2ヶ月という時期でもありました。
そのショウで記録された本作は、見事なヴィンテージ・サウンドボード。さすがに公式化された『LIVE IN SHERWOOD FOREST '75』のようにはいきませんが、ノイズやゴワゴワ感といった劣化の類が一切なく、サウンドボード特有の極太感と超鮮明なディテールが脳みそに直接流し込まれる。そして、見事にセパレートしたステレオ感も素晴らしい。この時期は半年だけ在籍していた元THE NICEのブライアン・デイヴィソンがスツールに座っているのですが、その妙技も鮮やかなパンで味わえるのです。
そんなサウンドで描かれるのは、ターニング・ポイントだからこそのショウ。セットも過渡期ならではですので、ここで前述した2つの公式作と比較しながら整理してみましょう。
・YOU:Master Builder/The Isle of Everywhere
・FISH RISING:Solar Musick Suite(★*)/Aftaglid(★)
・その他:Cat in Clark's Shoes(★)/Get It Inner(*)
※注:「★」印は『GONG LIVE ETC.』で、「*」印は『LIVE IN SHERWOOD FOREST '75』で聴けない曲。
……と、このようになっています。本作はフルショウ収録ではなく、ラストの「Get It Inner」は冒頭1分弱で録音が終了していまいます。しかし『YOU』『FISH RISING』からの4曲はどれも10分超えの大曲揃いで、フルスケールでたっぷりと楽しめる。『SHAMAL』とはまったく異なる「Cat in Clark's Shoes」の初期バーンジョンはエンディング前にフェイドアウトしてしまいますが、それでもアルバムを超える8分尺で披露されるのです。そして、何と言っても「Solar Musick Suite」。「Sun Song/Hiram Afterglid Meets The Dervish」だけの短縮アレンジではありますが、それでも11分超え。ヒレッジが主導権を失っていった『GONG LIVE ETC.』『LIVE IN SHERWOOD FOREST '75』では望めない本作だからこその美味しい大曲なのです。
アレンのレガシーを受け継ぎつつ、同時にヒレッジのソロバンド的でもあった1975年6月のGONG。千変万化の歴史でホンの一瞬だけ実現したデイヴ・スチュワート/ブライアン・デイヴィソン在籍時のアンサンブルを味わえる1枚です。英雄達の一期一会が楽しいカンタベリー・ミュージックの醍醐味、どうぞサウンドボードで存分にご堪能ください。
★「1975年6月8日ラ・セル=サン=クルー公演」のステレオ・サウンドボード録音。ノイズやゴワゴワ感といった劣化が感じられない鮮度はオフィシャル発掘級で、ライン特有の極太感と超鮮明なディテールが脳みそに直接流し込まれる。当時はスティーヴ・ヒレッジが主導権を握ったショウは貴重な「Solar Musick Suite」も披露され、半年で脱退した元THE NICEのブライアン・デイヴィソンや一週間だけだったデイヴ・スチュワートも揃ったアンサンブルをじっくりと楽しめます。
(60:12)
1. Master Builder
2. Solar Musick Suite
I) Sun Song
II) Hiram Afterglid Meets The Dervish
3. Cat in Clark's Shoes
4. Aftaglid
5. The Isle of Everywhere
6. Get It Inner
Didier Malherbe - saxophone, flute, voice
Steve Hillage - guitar, voice
Miquette Giraudy - dancing, voices, occasional synthesizer
Mike Howlett - bass, voice
Dave Stewart - keyboards ★★在籍一週間。貴重。
Brian Davison - drums ★元ナイス
STEREO SOUNDBOARD RECORDING