SCORPIONS - BOLTON UNIVERSITY 1977(1CDR) [Shades 1445]

SCORPIONS - BOLTON UNIVERSITY 1977(1CDR) [Shades 1445]

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商品詳細

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Bolton University, London, UK 30th April 1977 SBD

 大名盤『VIRGIN KILLER』を発表し、欧州全土を席巻していた1977年のSCORPIONS。その貴重なサウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作に収められているのは「1977年4月30日ボルトン大学公演」のサウンドボード録音。1977年と言えば、ルディ・レナーズからハーマン・ラレベルへの交代劇やウリ・ジョン・ロート時代最後の傑作『TAKEN BY FORCE』が発売された年。また初期SCORPIONSの歩みは、大陸ヨーロッパ産ハードロックの夜明けそのものでもありました。良い機会ですので、当時のスケジュールから世界に羽ばたこうとしていた状況を探ってみましょう。

●1976年
・1月2日ー6月7日:欧州#1(78公演)
・6月24日ー7月1日:西ドイツ#1(4公演)
・8月7日ー9月26日:西ドイツ#2(16公演)
《10月9日『VIRGIN KILLER』発売》
・10月2日ー12月4日:欧州#2(25公演)
●1977年
・1月5日ー30日:西ドイツ#3(16公演)
・2月19日ー5月5日:欧州#3(24公演)←★ココ★
《5月:ルディ・レナーズ→ハーマン・ラレベル交代》
《6月ー10月『TAKEN BY FORCE』制作》
・10月14日ー11月2日:西ドイツ#4(18公演)
《12月4日『TAKEN BY FORCE』発売》
・12月10日ー17日:フランス(3公演)

 これが1976年/1977年のSCORPIONS。ご覧の通り、ショウはすべてヨーロッパ。それもそのはず、彼らが初渡米を果たすのはマティアス・ヤプス加入後の1979年になってから。1978年の初来日までヨーロッパ以外でライヴを行った事がなかったのです。上記の場合、多国間をまたぐ日程は「欧州」としており、本作は「欧州#3」の20公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は、生々しさ全開のリアル・サウンドボード。とにかく極太・ゼロ距離の芯が脳みそに直接流し込まれる強烈なダイレクト感が絶大なのです。だからと言って公式ライヴアルバム風ではなく、ミックスは荒々しく思いっきり生感覚。もちろん、それもサウンドボード・マニアにとっては美点でして、公式ライヴ盤やメジャー放送物では味わえない生演奏とのシンクロ感を味わえるのです。
 また、本作はこうしたレア・サウンドボードではスポイルされがちな臨場感も備えている。現場に居合わせた観客達の拍手や喝采も超リアルなのです。あまりにリアルなために「もしかしてサウンドボードではなく、超極上オーディエンス!?」との疑念もよぎるほどなのですが、やはり空間録音にしては演奏音が骨太・肉厚すぎる。伝統的にサウンドボードで知られてきた録音でもありますので、当店でも伝統に従いたいと思います。
 そんな極太の荒縄サウンドで描かれるのは『TOKYO TAPES』とも異なる“VIRGIN KILLER Tour”のフルショウ。ここでオフィシャル名盤と比較しながらセットを整理しておきましょう。

●イン・トランス(4曲)
・In Trance/Top Of The Bill/Dark Lady/Robot Man
●ヴァージン・キラー(4曲)
・Pictured Life/Back Stage Queen/Polar Nights/Catch Your Train(★)
●その他(5曲)
・フライ・トゥ・ザ・レインボウ:They Need A Million(★)/Fly To The Rainbow
・その他:All Night Long/Hound Dog/Long Tall Sally
※注:「★」印は『TOKYO TAPES』で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。初期SCORPIONS屈指の名曲ながら『TOKYO TAPES』では聴けなかった「Catch Your Train」や「They Need A Million」が聴けるだけで感無量……なのですが、それ以上なのがショウ全体を貫くウリ時代のパフォーマンスでしょう。『TOKYO TAPES』はもちろん無論、歴史的な大名盤ですが、本作はさらにド密着で超生々しい。クラブの最前席で手を伸ばせばクラウスに触れるんじゃないかと思うほどの間近感。その密室に轟くウリ・ロート節のカルト感と言ったら! 初期SCORPIONSは賛辞として「B級感」と評されたりもしますが、本作はそのニュアンスを煮詰めてに煮詰めて、黒光りするタールのように粘っこく濃厚にぶちまけられるのです。
 ワールドワイドなスケール感なんて皆無。綺麗事なんぞヌキ。ハードロック未開の地であった西ドイツからねじ曲がったセンスと根性で這い上がってきたコアなライヴバンドの底力が全開のライヴアルバムです。後年のSCORPIONSとも、ウリのソロとも違う漆黒ハードロックの極地。脳みそド直結のサウンドボードで存分にご堪能ください!

★「1977年4月30日ボルトン大学公演」のサウンドボード録音。とにかく極太・ゼロ距離の芯が脳みそに直接流し込まれる強烈なダイレクト感が絶大です。ミックスは荒々しく思いっきり生感覚dえすが、それもマニア的には美点で公式ライヴ盤では味わえない生演奏とのシンクロ感を味わえます。『TOKYO TAPES』では聴けない「Catch Your Train」や「They Need A Million」も含め、カルト的な魅力満点だった初期SCORPIONSを目の前感覚で楽しめます。

(79:06)
1. Intro
2. All Night Long
3. Pictured Life
4. Backstage Queen
5. They Need A Million
6. Polar Nights
7. In Trance
8. Fly To The Rainbow
9. Jam
10. Catch Your Train
11. Top Of The Bill
12 Hound Dog / Long Tall Sally
13. Jam
14. Dark Lady
15. Robot Man

Klaus Meine - Vocals
Ulrich Roth - Guitar, Vocals
Rudolf Schenker - Guitar, Vocals
Francis Buchholz - Bass, Vocals
Rudy Lenners - Drums

SOUNDBOARD RECORDING