VAN DER GRAAF GENERATOR - NEW YORK 1976(2CDR) [Amity 650]
VAN DER GRAAF GENERATOR - NEW YORK 1976(2CDR)
[Amity 650]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Beacon Theatre, New York City, NY, USA 18th October 1976 TRULY PERFECT SOUND
歴史に残る名作を連発し、勢いに乗っていた1976年の再結成VAN DER GRAAF GENERATOR。そんな彼らの初アメリカ公演を体験できる極上ライヴアルバムが登場です。
そんな本作に吹き込まれているのは「1976年10月18日ニューヨーク・シティ公演」。その伝説的オーディエンス録音です。なぜこの録音が伝説かと言えば、ショウがあまりにも特別だから。何しろ、この日はVDGGにとって初めてのアメリカ公演。しかも、その後も米国ツアーは行われず、2009年に至るまで唯一無二のアメリカ公演だったのです。あまりにも重いショウではありますが、VDGGの渇仰歴からすると、どのようなポジションになるのでしょうか。1976年と言えば、『STILL LIFE』『WORLD RECORD』が立て続けにリリースされた時期でもありますので、その辺も含めて当時のスケジュールから紐解いてみましょう。
《4月15日『STILL LIFE』発売》
・4月18日ー5月9日:英国#1(6公演)
《5月10日ー30日『WORLD RECORD』制作》
・5月31日ー6月12日:欧州#1(8公演)
・7月27日ー8月12日:欧州#2(5公演)
・8月28日ー10月2日:英国#2(10公演)
・10月6日ー18日:北米(8公演)←★ココ★
《10月『WORLD RECORD』発売》
・11月8日ー12月9日:欧州#3(24公演)
これが1976年のVDGG。新大陸へ上陸したのは『WORLD RECORD』が制作されつつ、発売を目前に控えていた10月のことでした。実は全8回のミニツアーでもあったのですが、そのほとんどがカナダ公演。最終日の“10月18日”だけがUSAだったのです。
そんな一度きりの現場を真空パックした本作は、ド級の貴重度を無視しても素晴らしい極上録音。再生するとDJによるバンド紹介から始まるのですが、その歴史的な言葉も一語一語すべて綺麗に聴き取れる。それだけでも驚きですが、開演すると二度ビックリ。その芯は極太で力強く、距離感もほとんどない。そして、微細部まで潰れが感じられない鮮度の瑞々しさ。世代不明ながら「LOWジェネ」として公開されたものなのですが、これでも大元ではないとは……。70年代のヴィンテージ録音と言えば、ゴワゴワ・ボワボワでも仕方ないところですが、本作は輪郭までキリッとしていてそんじょそこらのFM放送よりもよほどクリアなくらいです。
その類い希なる美麗サウンドで描かれるのは、VDGG史上でもっとも貴重な現場。70年代のステージと言えば、公式盤『MAIDA VALE』がポピュラーですので、比較しながらセットを整理してみましょう。
●クラシックス
・天地創造:Killer(★)
・ポーン・ハーツ:Lemmings(★)/Man-Erg
・その他:Gog(★)
●再始動後
・ゴッドブラフ:Arrow(★)/The Sleepwalkers
・スティル・ライフ:La Rossa/Still Life
・ワールド・レコード:When She Comes/Meurglys III, The Songwriter's Guild(★)/Masks
※注:「★」印は『MAIDA VALE』で聴けない曲。
……と、このようになっています。大名盤『H TO HE WHO AM THE ONLY ONE』から発売目前であった『WORLD RECORD』まで、極めつけの名作5枚から幅広くセレクトされている。このセットこそ、30年以上も「唯一無二の米国VDGG」であったわけです。そして、ショウ内容もすこぶる素晴らしい。アンサンブルは『MAIDA VALE』にも通じるものながらアメリカ上陸のせいかテンションも高く、ピーター・ハミルの変幻自在なヴォーカリゼーションも冴えに冴えまくる。
さらに驚きなのが客ウケの良さ。まさか現場の観客は一期一会になるとは知らなかったはずですが、開演時点から盛大に盛り上がっており、バンド紹介だけでも凄い大歓声。まるで初来日バンドを迎える日本のような観客の待ちに待った感が溢れ出すのです。もちろん、その反応はステージ上のVDGGにもフィードバックされ、熱演の温度を更に上げていく。1976年まで北米ツアーが実現しなかったのも不思議ですが、それ以上に2009年まで戻らなかった事が不思議なくらいの盛況ライヴなのです。
とにもかくにも、これ以上なく重い歴史的価値と70年代オーディエンスの常識外となる超クリア・サウンド。VDGGコレクションでも欠く事の出来ない重要作です。歓待の真っ直中で歴史的なショウを現場体験できる1本。どうぞ、心ゆくまで味わい尽くしてください。
★70年代に実現した、ただ1回だけの米国公演「1976年10月18日ニューヨーク・シティ」の伝説的オーディエンス録音。ド級の貴重度を無視しても素晴らしい極上録音で、芯は極太で力強く、距離感もほとんどない。そして、微細部まで潰れが感じられない鮮度の瑞々しさ。70年代のヴィンテージ録音と言えば、ゴワゴワ・ボワボワでも仕方ないところですが、本作は輪郭までキリッとしていてそんじょそこらのFM放送よりもよほどクリアなくらいです。『MAIDA VALE』でも聴けない名曲群もさることながら、1曲1曲に宿る歴史的な重みに溜息が漏れる文化遺産アルバムです。
Disc 1(62:08)
1. Intro.
2. When She Comes
3. Lemmings
4. La rossa
5. Arrow
6. Still life
Disc 2(77:16)
1. MC
2. Meurglys III (The Songwriter's Guild)
3. Gog
4. The sleepwalkers
5. Man-erg
6. Killer
7. Masks
Peter Hammill - vocals, guitar, keyboards
Hugh Banton - organ, bass pedals, bass
Guy Evans - drums
David Jackson - saxophone, flute
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Beacon Theatre, New York City, NY, USA 18th October 1976 TRULY PERFECT SOUND
歴史に残る名作を連発し、勢いに乗っていた1976年の再結成VAN DER GRAAF GENERATOR。そんな彼らの初アメリカ公演を体験できる極上ライヴアルバムが登場です。
そんな本作に吹き込まれているのは「1976年10月18日ニューヨーク・シティ公演」。その伝説的オーディエンス録音です。なぜこの録音が伝説かと言えば、ショウがあまりにも特別だから。何しろ、この日はVDGGにとって初めてのアメリカ公演。しかも、その後も米国ツアーは行われず、2009年に至るまで唯一無二のアメリカ公演だったのです。あまりにも重いショウではありますが、VDGGの渇仰歴からすると、どのようなポジションになるのでしょうか。1976年と言えば、『STILL LIFE』『WORLD RECORD』が立て続けにリリースされた時期でもありますので、その辺も含めて当時のスケジュールから紐解いてみましょう。
《4月15日『STILL LIFE』発売》
・4月18日ー5月9日:英国#1(6公演)
《5月10日ー30日『WORLD RECORD』制作》
・5月31日ー6月12日:欧州#1(8公演)
・7月27日ー8月12日:欧州#2(5公演)
・8月28日ー10月2日:英国#2(10公演)
・10月6日ー18日:北米(8公演)←★ココ★
《10月『WORLD RECORD』発売》
・11月8日ー12月9日:欧州#3(24公演)
これが1976年のVDGG。新大陸へ上陸したのは『WORLD RECORD』が制作されつつ、発売を目前に控えていた10月のことでした。実は全8回のミニツアーでもあったのですが、そのほとんどがカナダ公演。最終日の“10月18日”だけがUSAだったのです。
そんな一度きりの現場を真空パックした本作は、ド級の貴重度を無視しても素晴らしい極上録音。再生するとDJによるバンド紹介から始まるのですが、その歴史的な言葉も一語一語すべて綺麗に聴き取れる。それだけでも驚きですが、開演すると二度ビックリ。その芯は極太で力強く、距離感もほとんどない。そして、微細部まで潰れが感じられない鮮度の瑞々しさ。世代不明ながら「LOWジェネ」として公開されたものなのですが、これでも大元ではないとは……。70年代のヴィンテージ録音と言えば、ゴワゴワ・ボワボワでも仕方ないところですが、本作は輪郭までキリッとしていてそんじょそこらのFM放送よりもよほどクリアなくらいです。
その類い希なる美麗サウンドで描かれるのは、VDGG史上でもっとも貴重な現場。70年代のステージと言えば、公式盤『MAIDA VALE』がポピュラーですので、比較しながらセットを整理してみましょう。
●クラシックス
・天地創造:Killer(★)
・ポーン・ハーツ:Lemmings(★)/Man-Erg
・その他:Gog(★)
●再始動後
・ゴッドブラフ:Arrow(★)/The Sleepwalkers
・スティル・ライフ:La Rossa/Still Life
・ワールド・レコード:When She Comes/Meurglys III, The Songwriter's Guild(★)/Masks
※注:「★」印は『MAIDA VALE』で聴けない曲。
……と、このようになっています。大名盤『H TO HE WHO AM THE ONLY ONE』から発売目前であった『WORLD RECORD』まで、極めつけの名作5枚から幅広くセレクトされている。このセットこそ、30年以上も「唯一無二の米国VDGG」であったわけです。そして、ショウ内容もすこぶる素晴らしい。アンサンブルは『MAIDA VALE』にも通じるものながらアメリカ上陸のせいかテンションも高く、ピーター・ハミルの変幻自在なヴォーカリゼーションも冴えに冴えまくる。
さらに驚きなのが客ウケの良さ。まさか現場の観客は一期一会になるとは知らなかったはずですが、開演時点から盛大に盛り上がっており、バンド紹介だけでも凄い大歓声。まるで初来日バンドを迎える日本のような観客の待ちに待った感が溢れ出すのです。もちろん、その反応はステージ上のVDGGにもフィードバックされ、熱演の温度を更に上げていく。1976年まで北米ツアーが実現しなかったのも不思議ですが、それ以上に2009年まで戻らなかった事が不思議なくらいの盛況ライヴなのです。
とにもかくにも、これ以上なく重い歴史的価値と70年代オーディエンスの常識外となる超クリア・サウンド。VDGGコレクションでも欠く事の出来ない重要作です。歓待の真っ直中で歴史的なショウを現場体験できる1本。どうぞ、心ゆくまで味わい尽くしてください。
★70年代に実現した、ただ1回だけの米国公演「1976年10月18日ニューヨーク・シティ」の伝説的オーディエンス録音。ド級の貴重度を無視しても素晴らしい極上録音で、芯は極太で力強く、距離感もほとんどない。そして、微細部まで潰れが感じられない鮮度の瑞々しさ。70年代のヴィンテージ録音と言えば、ゴワゴワ・ボワボワでも仕方ないところですが、本作は輪郭までキリッとしていてそんじょそこらのFM放送よりもよほどクリアなくらいです。『MAIDA VALE』でも聴けない名曲群もさることながら、1曲1曲に宿る歴史的な重みに溜息が漏れる文化遺産アルバムです。
Disc 1(62:08)
1. Intro.
2. When She Comes
3. Lemmings
4. La rossa
5. Arrow
6. Still life
Disc 2(77:16)
1. MC
2. Meurglys III (The Songwriter's Guild)
3. Gog
4. The sleepwalkers
5. Man-erg
6. Killer
7. Masks
Peter Hammill - vocals, guitar, keyboards
Hugh Banton - organ, bass pedals, bass
Guy Evans - drums
David Jackson - saxophone, flute