GENESIS - SAN DIEGO 1977: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Amity 654]

GENESIS - SAN DIEGO 1977: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Amity 654]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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Sports Arena, San Diego, CA, USA 27th March 1977 TRULY PERFECT SOUND

 スティーヴ・ハケットのカラーが最も濃厚だった“4人時代GENESIS”。その現場を超・極上体験できるマイク・ミラードのオリジナル・マスターが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1977年3月27日サンディエゴ公演」。その超絶級オーディエンス録音です。普段は1バンド1回だけのミラードでしたが、GENESISに関しては何度も録音を繰り返すほどのファン。その彼が初めてGENESISを体験したのは“A TRICK OF THE TAIL Tour”で、当店のプレス名盤『BURBANK 1976(Virtuoso 422/423)』でもお馴染み。本作は、その続編ともなる“WIND & WUTHERING Tour”篇のライヴアルバムなのです。もちろん、このツアーは伝統作『SECONDS OUT』にも残されていますので、まずは当時のスケジュールでそれぞれの距離感を把握してみましょう。

・1月1日ー23日:英国(21公演)
・2月2日ー5月1日:北米(45公演)←★ココ★
・5月10日ー22日:南米(12公演)
・6月2日ー7月3日:欧州(22公演)←※公式SECONDS OUT
《10月14日『SECONDS OUT』発売》

 これが1977年のGENESIS。『WIND & WUTHERING』は前年12月にリリースされ、元旦早々からツアー開始。本作のサンディエゴ公演は、そのメインである「北米」レッグの38公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は、いつもの事ながら……いや、いつも以上に超・極上。芯のダイレクト感も、鳴りの美しさも、ディテールの細やかさも……と書き並べるのがバカらしくなるほど完璧。試しにオフィシャル名盤『SECONDS OUT』と混ぜて再生してみたのですが、ほとんど違和感がなくて今流れているのがどっちなのか分からなくなる。それどころか「お、音が良くなった」と思ったら本作の方だったりするくらいなのです。しかも、この音の良さは当のミラードにとっても想定外だったようです。実は、この日のポジションはミラードが狙っていたスウィート・スポットよりも10列近く後ろの「16列目」。恐らくは半ば落胆しながら席に着いたのでしょうが、ところが結果はこれまでになく素晴らしいサウンドに仕上がった。当代随一と言われたGENESISのサウンド・システムのせいか、あるいはミラードが“スポーツ・アリーナ”のスウィート・スポットを見誤っていたのか……。いずれにせよ、本作の見事なサウンドが音の証拠なのです。
 「それだけ音が良いなら、なぜAmityレーベル?」と思われるかも知れませんが、その理由は不完全収録。ラストに演奏された「The Lamb Lies Down On Broadway/The Musical Box」が録音されずにテープが終了していたのです。弘法も筆の誤りと言いますか、音が良いだけに何とももったいない……。ともあれ、それ以外は完璧。ここで『SECONDS OUT』と比較しながら本作のセットも整理しておきましょう。

●トリック・オブ・ザ・テイル
・Squonk/Robbery, Assault & Battery/Dance On A Volcano/Los Endos
●静寂の嵐
・One For The Vine(★)/Your Own Special Way(★)/...In That Quiet Earth(★)/Afterglow/Eleventh Earl Of Mar(★)
●ガブリエル時代クラシックス
・フォックストロット:Supper's Ready
・月影の騎士:Firth Of Fifth/I Know What I Like (In Your Wardrobe)
・眩惑のブロードウェイ:The Carpet Crawlers
※注:「★」印は『SECONDS OUT』で聴けない曲。

……と、このようになっています。“WIND & WUTHERING Tour”の代表作と言えば、当店のサウンドボード・アルバム『DEFINITIVE ZURICH 1977(Virtuoso 259/260)』も有名ですが、「Your Own Special Way」はそこでも聴けない美味しいレパートリー。それをサウンドボー級……いえ「オフィシャル級オーディエンス」のミラード・サウンドで楽しめるわけです。
 ミラードの発掘事業も100本以上を数え、そろそろ打ち止めか……と思ったところで飛び出したGENESISの大傑作アルバムです。これだけ聴き倒しても、まだ新作の度に驚かされるミラード・サウンドの奥深さ。どうぞ、魅惑の“WIND & WUTHERING Tour”を舞台にした本作で存分に味わい尽くしてください。

★「1977年3月27日サンディエゴ公演」の超絶級オーディエンス録音。ラストの「The Lamb Lies Down On Broadway/The Musical Box」が録音漏れだったためにプレス化は逃したものの、そのサウンドはミラード・コレクションでも屈指。試しにオフィシャル名盤『SECONDS OUT』と混ぜて再生しても違和感がない超極上ぶりです。その『SECONDS OUT』やサウンドボード名盤『DEFINITIVE ZURICH 1977(Virtuoso 259/260)』でも聴けない「Your Own Special Way」も美味しい新名盤です。

Disc 1 (59:13)
1. Intro 
2. Squonk
3. One For The Vine
4. Robbery, Assault & Battery
5. Your Own Special Way
6. Firth Of Fifth
7. Carper Crawlers
8. ...In That Quiet Earth
9. Afterglow

Disc 2 (56:54)
1. I Know What I Like
2. Eleventh Earl Of Mar
3. Supper's Ready
4. Dance On A Volcano
5. Los Endos

Phil Collins - Lead Vocal, Drums, Percussion
Steve Hackett - Guitars, Bass Pedal
Mike Rutherford - Bass, Guitars, Bass Pedal, Backing Vocal
Tony Banks - Keyboards, Backing Vocal
Chester Thompson - Drums, Percussion