JACKSON BROWNE - LOS ANGELES 1977(1CDR) [Uxbridge 1535]
JACKSON BROWNE - LOS ANGELES 1977(1CDR)
[Uxbridge 1535]
販売価格: 1,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Universal Amphitheatre, Los Angeles, CA, USA 13th August 1977 TRULY PERFECT SOUND★音超良い
天文学的ヒットでジャクソン・ブラウンに栄光をもたらしたライヴアルバム『RUNNING ON EMPTY』。その現場体験とも言うべき大傑作ライヴアルバムが登場です。
そんな本作に吹き込まれているのは「1977年8月13日ロサンゼルス公演」。その極上オーディエンス録音……のはず、です。いきなり頼りなくて申し訳ないのですが、別に情報不足なわけではありません。素性も明らかなオーディエンス録音に違いないものの、思わず弱気になってしまうほど、サウンドボード的な名録音なのです。その気になるサウンドの前に、まずはショウのポジション。1977年と言えば『RUNNING ON EMPTY』がリリースされただけでなく、伝説の初来日も実現。さらに同じツアーからは絶対名手マイク・ミラードのプレス名盤『LONG BEACH 1978(Zion-163)』も生まれました。まずは当時のスケジュールを振り返り、そんな諸々をまとめて整理してみましょう。
●1977年
・2月3日ー7日:北米#1(3公演)
・2月24日ー3月12日:豪州(12公演)
・3月16日ー4月9日:日本(7公演)
・8月12日ー9月24日:北米#2(22公演)←★ココ★
《12月6日『RUNNING ON EMPTY』発売》
・12月31日:イングルウッド公演
●1978年
・1月14日―29日:北米#3(9公演)
・2月22日:ナッシュヴィル公演
・3月18日―4月21日:北米#4(21公演)
・6月8日―11日:北米#5(3公演) ←※ミラード録音
・8月5日―9月2日:北米#6(16公演)
これが1977年/1978年のジャクソン・ブラウン。本作のロサンゼルス公演は初来日の直後でもある「北米#2」の2公演目にあたるコンサートでした。また、歴史的大名盤『RUNNING ON EMPTY』が録音されたのは“1977年8月17日ー9月17日”で、やはり「北米#2」。『RUNNING ON EMPTY』は必ずしもコンサート録音だけではないので公演数カウントは出来ませんが、本作は制作開始の4日前という直近のライヴアルバムなのです。
そして、そんなショウを記録した本作のサウンドは、まさに衝撃的。とにかくド密着・極太・超詳細。オーディエンス録音として公開されてはいるのですが、客録らしさはせいぜい生々しい声援くらい。肝心要の演奏音も歌声も空間感覚がまるでなく、ヘッドフォンで耳を澄ませてもホール鳴りが感じ取れない。器楽隊の1音1音も綺麗にセパレートしているばかりか、ブラウンとローズマリー・バトラーの絡み合いも歌詞の1単語レベルで美しいのです。
こうなってくると、生々しい喝采・声援さえ放送物っぽく感じられてくる。あくまでイメージ的な喩え話なのですが、TV放送局のスタジオ・ライヴを思い浮かべてみてください。まるでスタジオ録音かのように鮮やかな生演奏が流れ、そこにサクラで入っている観客達の喝采がオーバーダブされている……本作のサウンドは、ちょうどあの感じ。史実としては約6000人収容の“ユニバーサル・アンフィシアター”におけるコンサートであり、居合わせた観客による個人録音ですが、聴き応えは「FM放送のスタジオライヴ」と言われた方がよほどしっくりくる。後々になって「実は放送でした」となったとしても納得しかありません。
そんなド密着サウンドで描かれるのは、大名盤を創り上げるほど脂の乗ったブラウンのフルショウ。いかに直近とは言え「新曲+カバー」で大胆に構成された『RUNNING ON EMPTY』とは比較しづらいので、ここではマイク・ミラードの秘宝『LONG BEACH 1978』を基準にセットを整理しておきましょう。
・JACKSON BROWNE(1曲):Rock Me On The Water
・FOR EVERYMAN(1曲):For Everyman
・LATE FOR THE SKY(3曲):The Late Show(★)/For A Dancer/Before The Deluge
・THE PRETENDER(4曲):The Fuse/Here Come Those Tears Again/Sleep’s Dark And Silent Gate(★)/The Pretender
・RUNNING ON EMPTY(5曲):Love Needs A Heart/Cocaine/The Road(★)/You Love The Thunder/Running On Empty
※注:「★」印は『LONG BEACH 1978: Mike Millard 1st Generation Cassettes』では聴けない曲。
……と、このようになっています。『LONG BEACH 1978』は26曲・約2時間半に及ぶ大作ライヴアルバムだったわけですが、そこでも聴けないレパートリーが3曲も楽しめます。
そして何より、このセットを綴るパフォーマンスこそが最大の聴きどころ。恐らくは『RUNNING ON EMPTY』制作のために入念にリハーサルを重ねたのでしょう、演奏も歌声もしっかりと仕上がっており、アンサンブルも阿吽の呼吸。あの大名盤と同じメンバー/バンド・ポテンシャルでオリジナルの名曲群も描き出してくれるのです。
まさに「真・孤独なランナー」と呼ぶに相応しいショウ。それをリアルでありながら放送音源にしか思えないド密着サウンドで楽しめるライヴアルバムの大傑作です。「オーディエンスだからこその端正な美」という意味ではミラードの『LONG BEACH 1978』に軍配が上がりますが、サウンドボード的な聴き応えでは本作の方が上回る。まさに衝撃の新名盤。どうぞ、存分にお楽しみください。
★「1977年8月13日ロサンゼルス公演」の極上オーディエンス録音。とにかくド密着・極太・超詳細。オーディエンスらしさはせいぜい生々しい声援くらいで、肝心要の演奏音も歌声も空間感覚がまるでなく、ヘッドフォンで耳を澄ませてもホール鳴りが感じ取れない。器楽隊の1音1音も綺麗にセパレートしているばかりか、ブラウンとローズマリー・バトラーの絡み合いも歌詞の1単語レベルで美しい。「FM放送のスタジオライヴ」と言われた方がよほどしっくりくる名録音です。『RUNNING ON EMPTY』制作の4日前となるショウは絶好調で、「真・孤独なランナー」と呼ぶに相応しい衝撃の新名盤です。
(79:57)
01. Intro
02. The Fuse
03. Rock Me on the Water
04. The Late Show
05. Here Come Those Tears Again
06. MC
07. Love Needs a Heart
08. For a Dancer
09. MC
10. Cocaine
11. MC
12. The Road
13. MC
14. For Everyman
15. MC
16. You Love the Thunder
17. Tuning
18. Running on Empty
19. MC
20. Before the Deluge
21. Band Introduction
22. Sleep's Dark and Silent Gate
23. The Pretender
Jackson Browne - vocals
Danny Korchmar - guitar
Leland Sklar - bass
Russell Kunkel - drums
Craig Doerge - keyboards
David Lindley - fiddle
Doug Haywood -
Rosemary Butler - harmony vocals
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Universal Amphitheatre, Los Angeles, CA, USA 13th August 1977 TRULY PERFECT SOUND★音超良い
天文学的ヒットでジャクソン・ブラウンに栄光をもたらしたライヴアルバム『RUNNING ON EMPTY』。その現場体験とも言うべき大傑作ライヴアルバムが登場です。
そんな本作に吹き込まれているのは「1977年8月13日ロサンゼルス公演」。その極上オーディエンス録音……のはず、です。いきなり頼りなくて申し訳ないのですが、別に情報不足なわけではありません。素性も明らかなオーディエンス録音に違いないものの、思わず弱気になってしまうほど、サウンドボード的な名録音なのです。その気になるサウンドの前に、まずはショウのポジション。1977年と言えば『RUNNING ON EMPTY』がリリースされただけでなく、伝説の初来日も実現。さらに同じツアーからは絶対名手マイク・ミラードのプレス名盤『LONG BEACH 1978(Zion-163)』も生まれました。まずは当時のスケジュールを振り返り、そんな諸々をまとめて整理してみましょう。
●1977年
・2月3日ー7日:北米#1(3公演)
・2月24日ー3月12日:豪州(12公演)
・3月16日ー4月9日:日本(7公演)
・8月12日ー9月24日:北米#2(22公演)←★ココ★
《12月6日『RUNNING ON EMPTY』発売》
・12月31日:イングルウッド公演
●1978年
・1月14日―29日:北米#3(9公演)
・2月22日:ナッシュヴィル公演
・3月18日―4月21日:北米#4(21公演)
・6月8日―11日:北米#5(3公演) ←※ミラード録音
・8月5日―9月2日:北米#6(16公演)
これが1977年/1978年のジャクソン・ブラウン。本作のロサンゼルス公演は初来日の直後でもある「北米#2」の2公演目にあたるコンサートでした。また、歴史的大名盤『RUNNING ON EMPTY』が録音されたのは“1977年8月17日ー9月17日”で、やはり「北米#2」。『RUNNING ON EMPTY』は必ずしもコンサート録音だけではないので公演数カウントは出来ませんが、本作は制作開始の4日前という直近のライヴアルバムなのです。
そして、そんなショウを記録した本作のサウンドは、まさに衝撃的。とにかくド密着・極太・超詳細。オーディエンス録音として公開されてはいるのですが、客録らしさはせいぜい生々しい声援くらい。肝心要の演奏音も歌声も空間感覚がまるでなく、ヘッドフォンで耳を澄ませてもホール鳴りが感じ取れない。器楽隊の1音1音も綺麗にセパレートしているばかりか、ブラウンとローズマリー・バトラーの絡み合いも歌詞の1単語レベルで美しいのです。
こうなってくると、生々しい喝采・声援さえ放送物っぽく感じられてくる。あくまでイメージ的な喩え話なのですが、TV放送局のスタジオ・ライヴを思い浮かべてみてください。まるでスタジオ録音かのように鮮やかな生演奏が流れ、そこにサクラで入っている観客達の喝采がオーバーダブされている……本作のサウンドは、ちょうどあの感じ。史実としては約6000人収容の“ユニバーサル・アンフィシアター”におけるコンサートであり、居合わせた観客による個人録音ですが、聴き応えは「FM放送のスタジオライヴ」と言われた方がよほどしっくりくる。後々になって「実は放送でした」となったとしても納得しかありません。
そんなド密着サウンドで描かれるのは、大名盤を創り上げるほど脂の乗ったブラウンのフルショウ。いかに直近とは言え「新曲+カバー」で大胆に構成された『RUNNING ON EMPTY』とは比較しづらいので、ここではマイク・ミラードの秘宝『LONG BEACH 1978』を基準にセットを整理しておきましょう。
・JACKSON BROWNE(1曲):Rock Me On The Water
・FOR EVERYMAN(1曲):For Everyman
・LATE FOR THE SKY(3曲):The Late Show(★)/For A Dancer/Before The Deluge
・THE PRETENDER(4曲):The Fuse/Here Come Those Tears Again/Sleep’s Dark And Silent Gate(★)/The Pretender
・RUNNING ON EMPTY(5曲):Love Needs A Heart/Cocaine/The Road(★)/You Love The Thunder/Running On Empty
※注:「★」印は『LONG BEACH 1978: Mike Millard 1st Generation Cassettes』では聴けない曲。
……と、このようになっています。『LONG BEACH 1978』は26曲・約2時間半に及ぶ大作ライヴアルバムだったわけですが、そこでも聴けないレパートリーが3曲も楽しめます。
そして何より、このセットを綴るパフォーマンスこそが最大の聴きどころ。恐らくは『RUNNING ON EMPTY』制作のために入念にリハーサルを重ねたのでしょう、演奏も歌声もしっかりと仕上がっており、アンサンブルも阿吽の呼吸。あの大名盤と同じメンバー/バンド・ポテンシャルでオリジナルの名曲群も描き出してくれるのです。
まさに「真・孤独なランナー」と呼ぶに相応しいショウ。それをリアルでありながら放送音源にしか思えないド密着サウンドで楽しめるライヴアルバムの大傑作です。「オーディエンスだからこその端正な美」という意味ではミラードの『LONG BEACH 1978』に軍配が上がりますが、サウンドボード的な聴き応えでは本作の方が上回る。まさに衝撃の新名盤。どうぞ、存分にお楽しみください。
★「1977年8月13日ロサンゼルス公演」の極上オーディエンス録音。とにかくド密着・極太・超詳細。オーディエンスらしさはせいぜい生々しい声援くらいで、肝心要の演奏音も歌声も空間感覚がまるでなく、ヘッドフォンで耳を澄ませてもホール鳴りが感じ取れない。器楽隊の1音1音も綺麗にセパレートしているばかりか、ブラウンとローズマリー・バトラーの絡み合いも歌詞の1単語レベルで美しい。「FM放送のスタジオライヴ」と言われた方がよほどしっくりくる名録音です。『RUNNING ON EMPTY』制作の4日前となるショウは絶好調で、「真・孤独なランナー」と呼ぶに相応しい衝撃の新名盤です。
(79:57)
01. Intro
02. The Fuse
03. Rock Me on the Water
04. The Late Show
05. Here Come Those Tears Again
06. MC
07. Love Needs a Heart
08. For a Dancer
09. MC
10. Cocaine
11. MC
12. The Road
13. MC
14. For Everyman
15. MC
16. You Love the Thunder
17. Tuning
18. Running on Empty
19. MC
20. Before the Deluge
21. Band Introduction
22. Sleep's Dark and Silent Gate
23. The Pretender
Jackson Browne - vocals
Danny Korchmar - guitar
Leland Sklar - bass
Russell Kunkel - drums
Craig Doerge - keyboards
David Lindley - fiddle
Doug Haywood -
Rosemary Butler - harmony vocals