THE MICHAEL SCHENKER GROUP - KYOTO 1983(2CD) [ZODIAC 198]
THE MICHAEL SCHENKER GROUP - KYOTO 1983(2CD)
[ZODIAC 198]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Kyoto Kaikan, Kyoto, Japan 17th January 1983 PERFECT SOUND(UPGRADE)
栄光の“ASSAULT ATTACK TOUR”の極上ライヴ・イン・ジャパンがプレス2CDで登場です! 本作が録音されたのは2度目の来日公演。「1983年1月17日:京都会館」のオーディエンス・アルバムです。人気絶頂期の来日だけに、数々の録音が登場しており、当店でも多数ご紹介して参りました。良い機会ですので、ここで一度整理してみましょう。
・1月13日:福岡サンパレスホール 『GOD RETURNS DEFINITIVE MASTER』
・1月15日:名古屋市公会堂
・1月17日:京都会館 【本作】
・1月18日:大阪厚生年金会館 『OSAKA 1983 1ST NIGHT』
・1月19日:大阪厚生年金会館 『OSAKA 1983 2ND NIGHT』
・1月20日:東京・日本武道館 『BURNIN' WITH DESERT FIRE』
これが“ASSAULT ATTACK JAPAN TOUR 1983”の全容。このように全6公演のほとんどをライヴアルバムでリポートしてきましたが、本作はその中でも格別の1本。もちろん、ツアー代表作は福岡公演のサウンドボード・アルバム『GOD RETURNS DEFINITIVE MASTER(Langley Deluxe 015)』になるわけですが、本作は客席録音でありながら、傑作サウンドボードと2強を張ってしまう超絶オーディエンスなのです。実はこれ、以前ギフト・アルバムで大人気を博した『ULCER ATTACK』と同じ録音。そのサウンドは驚異的で「なんだコレは!?」「週末限定で終わらせちゃうの?」と驚かれたもの。その後も噂を聞きつけ、「もう売ってないんですか」とのお問い合わせを幾度も頂くほどでした。本作は、その極上録音をダイレクトにプレス化………では、ありません。実は、ギフト・アルバム『ULCER ATTACK』には、たった1つだけ欠点があったのです。それは「Cry For The Nations」の冒頭部分で一瞬だけ起こる音欠け。全体のクオリティはまったくもってプレス級なのに、この一瞬がもどかしい……。この部分を別録音や別公演でパッチしてもみましたが、本体録音があまりに素晴らしいがため、どうしても気になってしまう。そんな歯がゆさからプレスされてこなかった名録音でした。ところが、ごく最近になって同じ録音のアップグレード版が登場。これがなんと、唯一の欠点だった音欠けがない! 滑らかに一気貫通するマスターだったのです。こうして、名録音が本来あるべき永久保存プレスCDに封じ込まれた。それが本作なのです。
ここまで語った以上はサウンドのコメントは不要かも知れませんが、それでも言い足りないくらい本作のサウンドは素晴らしい。再生を開始するや、猛烈なゴソゴソ音と絶叫に「もしや暴動か!?」と思うほど盛り上がっているのですが、録音者がレコーダーを取り出すや、クリスタルクリアに輝く空気感・会場の光景が一気に広がる。その中を切り裂く「Ulcer」の鮮やかさ! 録音ポジションは分かりませんが、目の前にスポットライトを眩しく反射するマイケル・シェンカーの姿が見えるかのよう。サウンドボード『GOD RETURNS DEFINITIVE MASTER』も素晴らしかったですが、この“音の光景”はライン録音には無理。極上オーディエンスだけが持つ説得力に溢れているのです。そして、本作から流れ出るギブソンVのトーンはどこまでも甘く切なく、ピッキング1つひとつ、チョーキングの揺れ具合まで克明。それが輝くように透明な大気の中を真っ直ぐに突き抜け、ほんの微かな会場音響を身にまとって一層美しく鳴る。この飛翔感と開放感。マイケル・シェンカーは、本当にオーディエンス録音の似合う人です。
そして、そのギブソンに誘われて登場するゲイリー・バーデンも素晴らしい。1981年の初来日公演では「自分で書いたメロディも歌えない」という評判も立ってしまった彼ですが、本作では別人のように声が良く伸びる。2年でスーパー・ヴォーカリストに変身したわけではありませんが、キチンとオリジナルのメロディを歌い上げ、その張りはスタジオアルバム以上に豊かなのです。さらに本作では『黙示録』の「Rock You To The Ground」「Desert Song」にも挑戦。もちろん、グラハムのオリジナルを凌駕するわけではありませんが、ギリギリな中にも独自の抑揚(!)を聴かせ、プロとして全力で挑む矜持も熱い歌声を聞かせてくれます。さらにはMICHAEL SCHENKER FESでも来日したクリス・グレン&テッド・マッケンナのリズム隊、アンディ・ナイとのアンサンブルも鉄壁。特にテッドのドラミングは、コージー・パウエルほどド派手ではありませんが、それが却って「フライングVこそが主役!」の基本を浮かび上がらせる。とにかく黄金期でもメンバーチェンジの絶えないバンドでしたが、この5人こそが最もベーシックで“M.S.G.の輝き”を体現したのではないでしょうか。
本作のライヴは、そんなバンドの充実感までもが透けるかのよう。全編にわたって美しいメロディとパワフルなビートがガッチリと組んだ見事なライヴを聴かせますが、その端々に楽しげなムードまで伝わってくる。ひとつ例を挙げるなら「Doctor Doctor」。世界で一番M.S.G.を愛している日本人オーディエンスが「Doctor, doctor, pleaaaase!!」と猛烈な超合唱を贈るのですが、それに気をよくしたのか、バーデンがノリノリ。思わず「It’s only just a moment, uh, フッフフッフー♪」とゴキゲンに歌うのです。突然の事に吹き出しでもしたのか、あの直後にマイケルがフレーズを見失う。すぐに取り戻しはしますが、こんなシーンに空気さえも妙に楽しい。ミスなのに危なっかしさもスリルでもなく、メンバーの笑顔が浮かんでくるライヴアルバムなのです。
人気絶頂にして『ONE NIGHT AT BUDOKAN』とも『ROCK WILL NEVER DIE』とも違う1983年のM.S.G.。「アンコール!アンコール!」のカタカナ・コールさえも胸が熱くなる。(この夜の「Rock Bottom」は15分(!)に及ぶ大熱演!)その熱い現場の空気をスピーカーから吹き出す極上オーディエンス録音です。サウンドボード卓では決して捉えられない熱い体験感たっぷりながら、極上のクオリティ。問答無用に“1983年来日公演のベスト・オーディエンス”の1本。今週末、あなたのお手元へお届けいたします。
Disc 1(54:13)
1. Intro 2. Ulcer 3. Cry For The Nations 4. Attack Of The Mad Axeman 5. Rock You To The Ground
6. Bijou Pleasurette 7. Victim Of Illusion 8. Member Introduction 9. Into The Arena
10. Desert Song 11. Courvoisier Concerto 12. Lost Horizons
Disc 2(50:54)
1. Let Sleeping Dogs Lie 2. Looking For Love 3. Armed And Ready 4. Doctor Doctor
5. MC Intro 6. Are You Ready To Rock 7. Rock Bottom
Michael Schenker - Guitar Gary Barden - Vocal Chris Glen - Bass Ted McKenna - Drums
Andy Nye - Keyboards
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Kyoto Kaikan, Kyoto, Japan 17th January 1983 PERFECT SOUND(UPGRADE)
栄光の“ASSAULT ATTACK TOUR”の極上ライヴ・イン・ジャパンがプレス2CDで登場です! 本作が録音されたのは2度目の来日公演。「1983年1月17日:京都会館」のオーディエンス・アルバムです。人気絶頂期の来日だけに、数々の録音が登場しており、当店でも多数ご紹介して参りました。良い機会ですので、ここで一度整理してみましょう。
・1月13日:福岡サンパレスホール 『GOD RETURNS DEFINITIVE MASTER』
・1月15日:名古屋市公会堂
・1月17日:京都会館 【本作】
・1月18日:大阪厚生年金会館 『OSAKA 1983 1ST NIGHT』
・1月19日:大阪厚生年金会館 『OSAKA 1983 2ND NIGHT』
・1月20日:東京・日本武道館 『BURNIN' WITH DESERT FIRE』
これが“ASSAULT ATTACK JAPAN TOUR 1983”の全容。このように全6公演のほとんどをライヴアルバムでリポートしてきましたが、本作はその中でも格別の1本。もちろん、ツアー代表作は福岡公演のサウンドボード・アルバム『GOD RETURNS DEFINITIVE MASTER(Langley Deluxe 015)』になるわけですが、本作は客席録音でありながら、傑作サウンドボードと2強を張ってしまう超絶オーディエンスなのです。実はこれ、以前ギフト・アルバムで大人気を博した『ULCER ATTACK』と同じ録音。そのサウンドは驚異的で「なんだコレは!?」「週末限定で終わらせちゃうの?」と驚かれたもの。その後も噂を聞きつけ、「もう売ってないんですか」とのお問い合わせを幾度も頂くほどでした。本作は、その極上録音をダイレクトにプレス化………では、ありません。実は、ギフト・アルバム『ULCER ATTACK』には、たった1つだけ欠点があったのです。それは「Cry For The Nations」の冒頭部分で一瞬だけ起こる音欠け。全体のクオリティはまったくもってプレス級なのに、この一瞬がもどかしい……。この部分を別録音や別公演でパッチしてもみましたが、本体録音があまりに素晴らしいがため、どうしても気になってしまう。そんな歯がゆさからプレスされてこなかった名録音でした。ところが、ごく最近になって同じ録音のアップグレード版が登場。これがなんと、唯一の欠点だった音欠けがない! 滑らかに一気貫通するマスターだったのです。こうして、名録音が本来あるべき永久保存プレスCDに封じ込まれた。それが本作なのです。
ここまで語った以上はサウンドのコメントは不要かも知れませんが、それでも言い足りないくらい本作のサウンドは素晴らしい。再生を開始するや、猛烈なゴソゴソ音と絶叫に「もしや暴動か!?」と思うほど盛り上がっているのですが、録音者がレコーダーを取り出すや、クリスタルクリアに輝く空気感・会場の光景が一気に広がる。その中を切り裂く「Ulcer」の鮮やかさ! 録音ポジションは分かりませんが、目の前にスポットライトを眩しく反射するマイケル・シェンカーの姿が見えるかのよう。サウンドボード『GOD RETURNS DEFINITIVE MASTER』も素晴らしかったですが、この“音の光景”はライン録音には無理。極上オーディエンスだけが持つ説得力に溢れているのです。そして、本作から流れ出るギブソンVのトーンはどこまでも甘く切なく、ピッキング1つひとつ、チョーキングの揺れ具合まで克明。それが輝くように透明な大気の中を真っ直ぐに突き抜け、ほんの微かな会場音響を身にまとって一層美しく鳴る。この飛翔感と開放感。マイケル・シェンカーは、本当にオーディエンス録音の似合う人です。
そして、そのギブソンに誘われて登場するゲイリー・バーデンも素晴らしい。1981年の初来日公演では「自分で書いたメロディも歌えない」という評判も立ってしまった彼ですが、本作では別人のように声が良く伸びる。2年でスーパー・ヴォーカリストに変身したわけではありませんが、キチンとオリジナルのメロディを歌い上げ、その張りはスタジオアルバム以上に豊かなのです。さらに本作では『黙示録』の「Rock You To The Ground」「Desert Song」にも挑戦。もちろん、グラハムのオリジナルを凌駕するわけではありませんが、ギリギリな中にも独自の抑揚(!)を聴かせ、プロとして全力で挑む矜持も熱い歌声を聞かせてくれます。さらにはMICHAEL SCHENKER FESでも来日したクリス・グレン&テッド・マッケンナのリズム隊、アンディ・ナイとのアンサンブルも鉄壁。特にテッドのドラミングは、コージー・パウエルほどド派手ではありませんが、それが却って「フライングVこそが主役!」の基本を浮かび上がらせる。とにかく黄金期でもメンバーチェンジの絶えないバンドでしたが、この5人こそが最もベーシックで“M.S.G.の輝き”を体現したのではないでしょうか。
本作のライヴは、そんなバンドの充実感までもが透けるかのよう。全編にわたって美しいメロディとパワフルなビートがガッチリと組んだ見事なライヴを聴かせますが、その端々に楽しげなムードまで伝わってくる。ひとつ例を挙げるなら「Doctor Doctor」。世界で一番M.S.G.を愛している日本人オーディエンスが「Doctor, doctor, pleaaaase!!」と猛烈な超合唱を贈るのですが、それに気をよくしたのか、バーデンがノリノリ。思わず「It’s only just a moment, uh, フッフフッフー♪」とゴキゲンに歌うのです。突然の事に吹き出しでもしたのか、あの直後にマイケルがフレーズを見失う。すぐに取り戻しはしますが、こんなシーンに空気さえも妙に楽しい。ミスなのに危なっかしさもスリルでもなく、メンバーの笑顔が浮かんでくるライヴアルバムなのです。
人気絶頂にして『ONE NIGHT AT BUDOKAN』とも『ROCK WILL NEVER DIE』とも違う1983年のM.S.G.。「アンコール!アンコール!」のカタカナ・コールさえも胸が熱くなる。(この夜の「Rock Bottom」は15分(!)に及ぶ大熱演!)その熱い現場の空気をスピーカーから吹き出す極上オーディエンス録音です。サウンドボード卓では決して捉えられない熱い体験感たっぷりながら、極上のクオリティ。問答無用に“1983年来日公演のベスト・オーディエンス”の1本。今週末、あなたのお手元へお届けいたします。
Disc 1(54:13)
1. Intro 2. Ulcer 3. Cry For The Nations 4. Attack Of The Mad Axeman 5. Rock You To The Ground
6. Bijou Pleasurette 7. Victim Of Illusion 8. Member Introduction 9. Into The Arena
10. Desert Song 11. Courvoisier Concerto 12. Lost Horizons
Disc 2(50:54)
1. Let Sleeping Dogs Lie 2. Looking For Love 3. Armed And Ready 4. Doctor Doctor
5. MC Intro 6. Are You Ready To Rock 7. Rock Bottom
Michael Schenker - Guitar Gary Barden - Vocal Chris Glen - Bass Ted McKenna - Drums
Andy Nye - Keyboards