DAVID BOWIE - PHILADELPHIA 1974: THE SOUL/PHILLY DOGS TOUR(1CD)*2nd Press plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Wardour-234]

DAVID BOWIE - PHILADELPHIA 1974: THE SOUL/PHILLY DOGS TOUR(1CD)*2nd Press plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Wardour-234]

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商品詳細

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Live at the Spectrum, Philadelphia, PA. USA 18th November 1974 TRULY PERFECT SOUND

 盟友カルロス・アルマーと出会い、ソウル・ミュージックに目覚めていった“THE SOUL/PHILLY DOGS Tour”。音源の秘境でもあるレア・ツアーを伝える伝説録音が2ndプレスCDで復刻です。
 その伝説録音に記録されているのは「1974年11月18日フィラデルフィア公演」。その極上オーディエンス録音です。「1974年のフィラデルフィア」と言えば、真っ先に公式ライヴアルバム『DAVID LIVE』が浮かびます(正確にはアッパーダービー)が、本作はまったくの別公演。“DIAMOND DOGS Tour”でも末期にあたる“THE SOUL/PHILLY DOGS Tour”の一幕です。そして、この“THE SOUL/PHILLY DOGS Tour”こそ、ボウイのターニング・ポイントとして知られる重要な時期。そのため、当店では数々の傑作録音で詳しくアーカイヴしてきましたが、その頂点に立つのが本作なのです。ともあれ、まずはショウのポジション。当時の流れをカンタンにおさらいしてみましょう。

《5月『DIAMOND DOGS』リリース》
“DIAMOND DOGS TOUR”
・6月14日-7月20日:北米#1(31公演)←※公式DAVID LIVE
《8月『YOUNG AMERICANS』制作開始》
・9月2日-16日:北米#2(12公演) ←※公式CRACKED ACTOR

“THE SOUL/PHILLY DOGS TOUR”
・10月5日-12月1日:北米#3(30公演)←★ココ★

 これが1974年のボウイ。“DIAMOND DOGS Tour”はすべて北米公演だったものの、大きく3レッグに分けられ「北米#3」のみ別名“THE SOUL/PHILLY DOGS Tour”とも呼ばれている。フィラデルフィア公演とは言っても、公式盤『DAVID LIVE』は序盤の「北米#1」であり、本作は最終盤「北米#3」なのです。
 また、この「北米#3」は新たなツアー名が冠されるだけあって内容も「北米#1-2」とは異なっている。「北米#1」はまさしく『DIAMOND DOGS』の薫りをステージに伝えるショウでしたが、その後に早くも『YOUNG AMERICANS』の制作に着手。ここでカルロス・アロマーを迎えたボウイは、急速にソウル・ミュージックへ傾倒。当時最大規模と言われた巨大なステージセットも投げ打って、大胆な方向転換を図るのです。そして、「北米#2」を経てソウルへの傾倒は加速し、様変わりした「北米#3」へと突入。『YOUNG AMERICANS』の新曲が披露されるだけでなく、過去の名曲もソウルを意識したアレンジを大量に導入。メンバーも異なり、先述のカルロスに加えてリズム隊はウィリー・ウィークスやデニス・デイビスに交代。バックヴォーカルにも当時の恋人アヴァ・チェリーやロビン・クラーク、ルーサー・ヴァンドロスなど、『YOUNG AMERICANS』メンバーが大挙参加。総勢14名に及ぶ大所帯で臨んでいる。本作は、そんな「北米#3」を現場体験するのに最高のライヴアルバムなのです。
 実際、そのサウンドは衝撃的。2017年に新発掘されたマスターなのですが、恐ろしくクリアで強烈なダイレクト感はほとんどサウンドボード級。骨太にして肉厚な演奏と歌声が轟き、オーディエンス・ノイズがほとんどないのです。2017年の初登場時には、このサウンドに世界中のマニアが震撼。実のところ、当時は同じライヴの別マスターも幾つか出回り、中には公式『DAVID LIVE』の「Cracked Actor」を繋げたトンデモ盤までありました。そんな中で当店ではボウイ研究の世界的権威に監修を受けたベスト・マスターを使用し、さらに細心のマスタリングも実施。元音源では狂っていた左右のステレオ・バランスを整え、やや低かった「Rebel Rebel」のピッチも正確に訂正。万全を尽くした最良盤に仕上げた。その結果、海外マニアからも「フィラデルフィア74はWardour版なら安心」と言われるほどの金字塔となったのです。
 そんな最良サウンドで描かれるのは、『DAVID LIVE』から様変わりした“THE SOUL/PHILLY DOGS Tour”ならではのショウ。ここでその内容も整理しておきましょう。

●ジギー・スターダスト
・Moonage Daydream/Suffragette City/Rock 'n' Roll Suicide
●ダイアモンドの犬
・Rebel Rebel/1984/Rock 'n' Roll With Me/Diamond Dogs
●ヤング・アメリカンズ
・Can You Hear Me?/Young Americans/Somebody Up There Likes Me
●その他
・John, I'm Only Dancing (Again)/Sorrow/Changes/Footstompin'/Love Me Do/The Jean Genie

……と、このようになっています。現在では公式作『I'M ONLY DANCING (THE SOUL TOUR 74)』もありますが、あれは2公演を合成したライヴアルバム。そのため、曲数的には本作は一歩及ばないわけですが、それより重要なのはショウの体験感。オーディエンス録音だからこそ「その場にいる」リアリティに肌で触れ、1曲1曲を重ねていくショウのムードを感じられる。そして、生まれ変わった演奏も素晴らしい。ファンキーなリズムでグイグイとノセる「John, I'm Only Dancing (Again)」や「1984」、この時期だけのアレンジが冴える「Rock 'n' Roll With Me」「Can You Hear Me」「Somebody Up There Likes Me」等も貴重。カバーも自作曲も大胆な換骨奪胎が施され、様変わりした名曲が積み重ねていく現場のムードに全身を浸せるのです。
 『DAVID LIVE』から約4ヶ月、フィラデルフィアに戻ってきたボウイを体感できる極上ライヴアルバムです。“THE SOUL/PHILLY DOGS Tour”の代表作というだけでなく、同じフィラデルフィアの『DAVID LIVE』と比較して変化の大きさを実感するのも一興。そんな伝説録音を永久保存した2ndプレスCD。どうぞ、心ゆくまでご堪能ください。

★「1974年11月18日フィラデルフィア公演」の極上オーディエンス録音。同日マスターが幾つも存在しますが、海外マニアからも「ベスト」と太鼓判を押された名盤で。恐ろしくクリアでダイレクトな楽音はほとんどサウンドボード級。骨太にして肉厚な演奏と歌声が轟き、オーディエンス・ノイズがほとんどありません。カルロス・アロマーと出逢い、ソウル・ミュージックに急接近していたTHE SOUL/PHILLY DOGS Tourを現場体験できるツアー代表作が2ndプレスCDで再登場です。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(72:24)
1. Rebel Rebel
2. John, I'm Only Dancing (Again)
3. Sorrow
4. Changes
5. Moonage Daydream
6. Can You Hear Me
7. Young Americans
8. 1984
9. Footstompin'
10. Rock 'n' Roll With Me
11. Love Me Do / The Jean Genie
12. Somebody Up There Likes Me
13. Suffragette City
14. Rock 'n' Roll Suicide
15. Diamond Dogs


★★特別企画

★ソウル・ミュージックに目覚めた“THE SOUL/PHILLY DOGS Tour”の現場を伝えるライヴアルバム『PHILADELPHIA 1974』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、同じ時期の極上映像集『THE DICK CAVETT SHOW & LIVE TRACKS 1974』が特別に付属致します。

DAVID BOWIE - THE DICK CAVETT SHOW & LIVE TRACKS 1974(Bonus DVDR)
Filmed at ABC Studios, New York, USA 2nd November 1974
First broadcast: 4th December 1974.

 急速にソウル・ミュージックへハマっていった1974年後期のボウイ。本編プレスCDは、その現場を本生100%サウンドで極上体験させてくれるライヴアルバムの代表作です。しかし、以下にリアルで音の良い大名盤であっても、ライヴアルバムはライヴアルバム。「目で観る」説得力はありません。そこで、ボーナスとして同じ時期のボウイに逢える貴重にして極上な映像集もご用意しました。

【1974年の伝説TV番組“THE DICK CAVETT SHOW”】
 そんな本作のメインになっているのは「1974年11月2日」に収録された人気テレビ番組“THE DICK CAVETT SHOW”。放送されたのは“THE SOUL/PHILLY DOGS Tour”が終了してからですが、収録時点ではツアーの真っ最中。まさに本編プレスCDの向こう側にいるボウイの姿が観られるのです。
 この映像は従来からモノクロの見づらい映像が知られていましたが、本作は目にも鮮やかなフルカラー版。しかも、そのマスター鮮度はバツグンで、ダビング痕も経年劣化もまるで感じられず、デジタル大全盛の現代にあっても確実にオフィシャル・リリース可能な超・極上クオリティなのです。
 そのクオリティで映し出される番組は、パーソナリティのディック・カベットがボウイの経歴を紹介するところからスタート。対談を挟みながら3曲「1984」「Young Americans」「Footstompin’(この曲のみ鮮度が落ちますが、それでもフルカラーです)」のパフォーマンスも見られます。
 ただでさえ貴重な1974年のボウイが極上クオリティで観られるだけでも素晴らしいのですが、それ以上に衝撃なのはボウイ自身。この時期は深刻なドラッグ依存症に苛まれていた事でも知られ、本作でも極度にやせ細った姿なのです。パフォーマンスはいつもと変わらず熱く、対談でも和やかに話しているのですが、ほお骨の浮き上がった笑顔が痛々しい……。

【多彩なボーナス映像】
 そんなテレビ番組の後には、アルバム『DIAMOND DOGS』のテレビコマーシャルの他、貴重なライヴ映像を9曲分収録しました。これはそれぞれ違うライヴ、素材を集めたもの。関係者撮影のリハーサルや8ミリ映像に音声を被せたもの、オーディエンス・ショットからバリバリのプロショットまでクオリティも種類もまちまち。しかし、そのどれもがフルカラーの貴重な記録ばかりです。
 虚構のスター“ジギー”を封印しつつも、スタッフやバックバンドとのトラブルに巻き込まれて精神的に追い詰められていたボウイ。わずかな食事と薬に頼る生活に蝕まれていた彼がソウル・ミュージックと出会い、新たな歩みを始めた……。迷いながらも真摯に音楽と向かっていた70年代半ばのボウイに逢える傑作映像です。そんな“1974年”を極上のライヴアルバムと貴重映像で綴る豪華セット。どうぞ、存分にお楽しみください。

(76:43)
1. Introduction
2. 1984
3. Young Americans
4. Interview
5. Footstompin'

6. Diamond Dogs TV Commercial

Live Tracks

7. Aladdin Sane & All The Young Dudes (Tour Rehearsals)
8. Rebel Rebel
9. Carcked Actor
10. Space Oddity
11. Time
12. Moonage Daydream
13. Panic In Detroit
14. Aladdin Sane
15. Future Legend / Diamond Dogs

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.77min.

Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "PHILADELPHIA 1974: THE SOUL/PHILLY DOGS TOUR"(Wardour-234)