【取り寄せ】THE ROLLING STONES - CHICAGO 2019 2ND NIGHT(2CD) [IMPORT TITLE]

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Live at Soldier Field, Chicago, Illinois, USA 25th June 2019 TRULY PERFECT SOUND

 ストーンズ最新ツアーの最高音質音源が早くも登場!もちろん限定プレスCDと言うフォーマットは当たり前。それほど極上音質のオーディエンス録音が今回の「NO FILTER」ツアー二公演めにしてさっそく登場してくれました。シカゴ初日の模様を捉えたオーディエンス・アルバム「CHICAGO 2019 1ST NIGHT」は非常に良好な音質でしたが、今回はさらに上を行くレベル。何しろストーンズ登場時のバンド・アナウンスの声からして近い!その場面だけでも極上音質を確信させてくれる素晴らしい録音状態。さらに演奏が始まれば…もう言うことなし。
 シカゴ二日目はオープニングが「Jumping Jack Flash」という選曲だったのですが、キースの弾いたイントロの爆裂するような迫力に思わず圧倒されるでしょう。UXBRIDGEレーベルから先行リリースされたCD-R「CHICAGO 2019 DAY 2」の音源が当初はプレス候補となったほど音像の近いオーディエンス録音だったのですが、音揺れと低音が出過ぎという状態が仇となって土壇場でプレスCDリリースを断念したのでした。その点、今回の音源は音像の近さや優れたクリアネスはもちろん、特にヘッドフォンでのリスニングにおいて大きなストレスとなるであろう、音揺れがほとんどないのです。勝負アリ。
 ミックの声が近くに捉えられているという点ではUXBRIDGE盤もいい線いってたのですが、それを優に超えるトータリティがお見事。彼の歌声だけでなく、演奏のバランスもいい感じで録れている。もっともアメリカのコンサートです、時として周囲の声を拾ってしまう場面も見受けられるのですが、あくまでも音像の主人公はストーンズの演奏。実に優秀なオーディエンス録音ですので、今回の限定プレスCDリリースに当たって付け加えることもほとんどなかったのです。

 それに何と言ってもこの日のショーは聞きどころが満載!まずはライブ前半で「Bitch」から「Ride 'em on Down」という流れがいい。どちらも初日には取り上げられなかったレパートリーというだけでなく、特にキースにとってエンジンのかかり具合が早くなる二曲というセレクションが効果絶大。シカゴ初日にしてもそうでしたが、ツアー二日目にしてこれだけ弾けたり演奏に乗れているのなら今回のキースには期待したくなってしまいます。もしかしたらバンダナを止めたことが吉と出たのでしょうか(笑)。
 一般的には「久々の演奏」と報じられた「Monkey Man」はブランクの否めない出来。ミックが間奏の終わるタイミングを間違えたり、あるいはエンディングでバンドが混乱しそうになっていたからです。
 その曲の危うい感じを払拭してくれたのが「You Can't Always Get What You Want」。やはりこの位置で演奏されるというのは効果が絶大。そこからBステージにて披露された、シカゴ初日よりもアコースティック形式の合う二曲がまたよい。特に「Play With Fire」は2017年ヨーロッパで炸裂した「与作パーカッション」ことヴィブラスラップが目立たないシンプルさが素晴らしい(入らないに越したことはないのですが笑)。今のBステージでこれほど的確なレパートリーはないのでは。そこから続けて演奏された「Sweet Virginia」というセレクションもお見事でした。

 何と言ってもシカゴ二日目で傑作な場面と言えば、本来なら「Paint It Black」を演奏すべきところで、キースが間違えて「Midnight Rambler」を始めてしまったハプニング!何しろ「Paint It〜」用の二カポギターのままで弾き始めてしまったのもだから、まるでキーが違う。それでも1998年東京ドームの「Starfucker」よろしく違ったキーのままミックも歌い出してみますが、さすがにこれは大参事ということから演奏を中断。
 ところがミックは大ボケをかましてしまったキースと肩を組んで「いいよいいよ、まだ(ツアー開始)二日目だし」と和やかにフォローしていた場面は世界中のマニアをほっこりさせてくれたものです。ついでに言うとロニーが「Paint It〜」用のシタール・ギターをスタンバイできていなかったこともあり、やはり中断は必須でした。
 こうしたハプニングのせいもあってか、今度こその「Midnight Rambler」は序盤が荒っぽく展開してゆきます。ところがすぐに演奏は熱を帯び、シカゴ初日のスリリングさとはまた違った激しい演奏が披露されてゆく。ショー全体を通してもシカゴ初日とはメニューがかなり違っており、そんなところからもミックの復活を支えようとするグループとしての「本気」を極上音質で伝えてくれる、早くも2019年ストーンズを代表する名オーディエンス・アルバムの登場です

(リマスターメモ)
★高音質なので調整する必要もありませんが、高音を微調整して若干抜けを良くしましたが、本当に微調整。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (72:06)
1. Intro
2. Jumping Jack Flash
3. It's Only Rock 'n Roll
4. Tumbling Dice
5. Bitch
6. Ride 'em on Down
7. Monkey Man
8. You Can't Always Get What You Want
9. B-stage S.E.
10. Play With Fire
11. Sweet Virginia
12. Sympathy for the Devil
13. Honky Tonk Women
14. Band Introductions
15. Slipping Away
16. Before They Make Me Run

Disc 2 (54:36)
1. Miss You
2. Midnight Rambler (False Start)
3. Paint It Black
4. Midnight Rambler
5. Start Me Up
6. Brown Sugar
7. Gimme Shelter
8. Satisfaction