BLACK SABBATH - WINTERTHUR 1992(2CDR) [Shades 1396]

BLACK SABBATH - WINTERTHUR 1992(2CDR) [Shades 1396]

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商品詳細

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Live at Eulachhalle, Winterthur, Switzerland 14th September 1992 TRULY PERFECT SOUND★初登場・高音質音源

 突如として現れ、全世界のコレクターを震撼させている“知られざる名手”。その衝撃を物語る驚異のライヴアルバムが2作同時リリース決定です。
 その衝撃作の主役はBLACK SABBATHの“DEHUMANIZER Tour”。今週はプレス2CD『DEFINITIVE PARIS 1992(Zodiac 467)』が登場しますが、本作はその姉妹篇。同録音家コレクションによる「1992年9月14日ヴィンタートゥール公演」の超極上オーディエンス録音です。『DEFINITIVE PARIS 1992』の前日にあたるわけですが、一応ここでもツアー・スケジュールで振り返っておきましょう。

《6月22日『DEHUMANIZER』発売》
・6月23日ー7月4日:南米(9公演)
・7月24日ー8月9日:北米#1(13公演)←※DEFINITIVE BOSTON 1992
・8月15日:SUPER ROCK MANNHEIM出演
・9月1日ー25日:欧州(12公演) ←★ココ★
・10月12日ー11月13日:北米#2(24公演)
《11月13日:ロニー離脱/ロブに交代》
・11月14日+11月15日:オジーの引退公演に出演

【新たに現れた驚異の達人コレクション】
 これが1992年のBLACK SABBATH。南北アメリカ大陸を主軸にしたツアーだったわけですが、秋にはヨーロッパも巡業。本作のヴィンタートゥール公演は「欧州」レッグの8公演目にあたるコンサートでした。1992年ヨーロッパと言うと、“MONSTERS OF ROCK tour”のイタリア公演プロショットも有名ですが、本作はその2日後です。ちなみにサバスがMORツアーに参加したのはイタリアの1公演だけ。実際、この日はバルセロナでMOR公演が開かれていましたが、サバス(と前座のTESTAMENT)はスイスだったわけです。
 そんなショウで記録された本作は「超」付きの極上オーディエンス録音。このショウ自体は既発『DEHUMANIZING SWITZERLAND(Shades 573)』もありますが、本作はまったくの別録音。今週同時リリースとなる『DEFINITIVE PARIS 1992』と同じ録音家が公表した真っ新の初登場録音なのです。パリ公演がプレスで本作がShadesレーベルということは格落ちの失敗録音……かと思いきや、そうではありません。クオリティ自体は完全に同格。芯はド密着で極太ですし、セパレート感もディテールの細やかさもサウンドボード超名盤『DEFINITIVE BOSTON 1992: PRE-FM MASTER(Zodiac 403)』にも負けていません。
 違うと言えば、ニュアンス。『DEFINITIVE PARIS 1992』はモロにサウンドボード的だったのに対し、本作はわずかながらホール鳴りが吸い込まれている。この差は、恐らく会場でしょう。パリ公演は約1,400人規模だったのに対し、本作の現場は3,000人規模。日本で言うところのZepp東京や大阪フェスティバルホールくらいの会場なのです。その結果、パリ公演は聴いた瞬間にド肝を抜かれる超ダイレクト感のためにプレス化されたわけです。
 しかし、本作のスペクタクル感が劣っているわけではない……と言いますか、人によってはパリ公演よりも好まれることでしょう。ホンのさり気ないホール鳴りは演奏音に厚みだけでなく、金属光沢まで宿らせているからスゴイ。とにかくギターリフもベースランも艶ッ艶のテラッテラに輝いている。その上でシャープなエッジには些かの丸みもないため、ホール鳴りによって鋭利感が増してさえいるのです。この感覚は『HEADLESS CROSS』や『TYR』を思い出していただけるとご想像いただけるかも知れません。あの絶妙なエコーがあるからこそ、2大名盤は荘厳で雄大。そして演奏の重みが「重量感」ではなく「重厚感」に転化していました。

【重厚・壮麗サウンドで生まれ変わった名曲群】
 そう、本作の真価は『HEADLESS CROSS』や『TYR』ような雄大サウンドでロニー時代の名曲群を味わえるところにあるのです。ここで、その名曲群も整理しておきましょう。

●70年代ナンバー(4曲)
・黒い安息日:Black Sabbath
・パラノイド:War Pigs/Iron Man/Paranoid
●80年代ナンバー(5曲)
・へヴン&ヘル:Children Of The Sea/Die Young/Heaven And Hell/Neon Knights
・悪魔の掟:The Mob Rules
●ディヒューマナイザー(5曲)
・Computer God/Time Machine/I/Master Of Insanity/After All (The Dead)

……と、このようになっています。後のHEAVEN & HELLプロジェクト違ってオジー時代の曲も歌っており、レア曲「Master Of Insanity」も披露してくれる。まぁ、ざっくばらんに言って『DEFINITIVE PARIS 1992』『DEFINITIVE BOSTON 1992』とセット自体は同一だったりするのですが、これが「雄大なくせに超クリア」な奇跡サウンドで描かれるとまるで違う醍醐味を醸す。時代柄あり得ない話ですが、「もしDEHUMANIZERがTYRサウンドだったら……」と妄想せずにはいられない重厚・壮麗サバスが楽しめるのです。
 分かりやすさ、驚きで『DEFINITIVE PARIS 1992』がプレス化となりましたが、噛みしめるほどに未知の旨みが滲みが滲み出すのはむしろ本作。ディープなサバス・コレクターの方ほど新鮮に感じていただけるであろう、衝撃の新発掘アルバム。どうぞ、存分にご体験ください。

★「1992年9月14日ヴィンタートゥール公演」の超極上オーディエンス録音。プレス2CD『DEFINITIVE PARIS 1992』と同録音家による初登場録音で、ややホール鳴りを吸い込んでいるものの、本作も超絶級。しかも、その仄かな鳴りが演奏に厚みだけでなく、金属光沢まで宿らせているからスゴイ。とにかくギターリフもベースランも艶ッ艶のテラッテラに輝いている。その上でシャープなエッジには些かの丸みもないため、鋭利感が増してさえいる。この感覚はまるで『HEADLESS CROSS』や『TYR』。絶妙なエコーがあるからこそ荘厳で雄大。そんな重厚系サウンドでロニー時代を総括してくれる、マニアにこそ凄みが実感できる奇跡のライヴアルバムです。

Disc 1(55:04)
1. E5150
2. The Mob Rules
3. Computer God
4. Children Of The Sea
5. Time Machine
6. War Pigs
7. I
8. Die Young
9. Guitar Solo
10. Black Sabbath

Disc 2(42:11)
1. Master Of Insanity
2. After All (The Dead)
3. Drums Solo
4. Iron Man
5. Heaven And Hell
6. Neon Knights
7. Paranoid / Heaven And Hell (Reprise)

Ronnie James Dio - Vocals
Tony Iommi - Guitar
Geezer Butler - Bass
Vinny Appice - Drums
Geoff Nicholls - Keyboards