QUEEN - BOSTON 1975 LATE SHOW(1CDR) [Uxbridge 1504]
QUEEN - BOSTON 1975 LATE SHOW(1CDR)
[Uxbridge 1504]
販売価格: 1,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Orpheum Theatre, Boston, MA, USA 15th February 1975 (Late Show)
ブレイクスルーを果たし、全世界に向けて飛躍した“SHEER HEART ATTACK Tour”。その秘宝録音が新発掘です!
そんな本作に記録されているのは「1975年2月15日ボストン公演(レイト・ショウ)」。その初登場オーディエンス録音です。1975年と言えば「オペラの年」として記憶されていますが、1年の大半は1つ前の『SHEER HEART ATTACK』にまつわるツアーに費やされていました。まずは、そのスケジュールを振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。
●1974年
・10月30日-11月20日:英国(19公演)←※公式
《11月8日『SHEER HEART ATTACK』発売》
・11月23日-12月13日:欧州(11公演)
●1975年
・2月5日-24日:北米#1(19公演) ←★ココ★
・3月5日-4月6日:北米#2(21公演)
・4月19日-5月1日:初来日(8公演)
これが“SHEER HEART ATTACK Tour”の全体像。一番有名な公式ライヴアルバム『LIVE AT THE RAINBOW '74』はアルバム発売直前だったわけですが、その後に欧州を巡り、1975年はいよいよ全米ツアーと初来日へと突入していく。本作のボストン公演は、その1975年でも最も初期の記録。「北米#1」の10公演目にあたるコンサートでした。この日は1日2公演が行われ、アーリーショウは「19:30」、レイトショウは「22:30」に開演。本作に記録されているのはレイトショウの方です。また、「北米#1」と言えば、昨年発掘された衝撃作『NEW YORK 1975(Wardour-416)』も記憶に新しいところ。本作はその前日でもあります。
そんなショウ出記録された本作は、日程だけでなくサウンドも『NEW YORK 1975』を想起させるヴィンテージ・オーディエンス。ディテールの鮮やかさや見渡しの良いクリアさでは『NEW YORK 1975』が一歩抜きんでていますが、芯の力強さや距離の近さでは本作の方が上を行く。特にヴォーカルの間近感が素晴らしく、フレディの歌声と2人のコーラスがキチンとセパレートしている。個性は若干違うものの、同じくらいに聴きやすいヴィンテージ録音なのです。
しかも、本作はそんな新発掘マスターの可能性を最大限に追求したリマスター仕様。ネット原音ではピッチが大幅に遅いだけではなく、低音域/高音域にヒスが目立ち、左チャンネルがオフ気味になってステレオ感が狂うパートもありました。もちろん、本作はそうした箇所を1つひとつ丁寧にリペア。もちろん、大元の個性はキッチリ活かしていますので「まるでサウンドボード!」と喧伝するタイプではないのですが、音楽作品として浸りきれる完成度を実現しているのです。
そして、全世界が初めて知るボストン公演の中身こそが肝要。1曲1曲が初めて耳にする生演奏であり、初めて居合わせる現場。MCの一語一語までもが新鮮なのです。その貴重度とサウンド・クオリティを考え合わせれば永久保存プレス化が相応しいのですが、実はそれが実現しなかった大きな欠点もありました。それは、不完全収録ということ。別録音のない日なので正確なフルセットは分からないものの、恐らく同じであろう『NEW YORK 1975』と比較しながら整理しておきましょう。
●QUEEN(3曲)
・Son And Daughter/Keep Yourself Alive/Liar
●QUEEN II(5曲)
・Procession/Ogre Battle/Father To Son/White Queen (As It Began)/The March Of The Black Queen
●SHEER HEART ATTACK(7曲)
・Now I'm Here/Flick Of The Wrist/In The Lap Of The Gods/Killer Queen/Bring Back That Leroy Brown/Stone Cold Crazy/In The Lap Of The Gods...Revisited(▼)
●その他(3曲)
・Big Spender(▼)/Modern Times Rock 'n' Roll(▼)/Jailhouse Rock(▼)
※注:「▼」印は本作で録音漏れになったと推測される曲。
……と、このようになっています。普段であれば、比較対象で聴けない美味しい曲に印を入れていますが、今回は逆。録音漏れとなった曲に「▼」印を付しています。つまり、ショウ終盤の「In The Lap Of The Gods...Revisited」と、それに続くカバー・セクションが抜けている。もっと厳密に言いますとオープニングの「Procession」冒頭やラストの「Liar」にも欠けがあります。
返す返すも不完全録音なのが惜しまれる。しかし、それを差し引いても聴き逃せない初期QUEENの旨みたっぷりなライヴアルバムです。46年を経てもまだまだ聴いた事のない録音が発掘される。それ自体がQUEENの偉大さを物語り、さらなる探究心を掻き立てるほどにライヴ自体が魅力的。そんな瑞々しい初体験録音。どうぞ、本作でじっくりとお楽しみください。
★「1975年2月15日ボストン公演(レイト・ショウ)」のオーディエンス録音。これまで聴けなかったショウを伝えてくれる初登場録音で、翌日のプレス名盤『NEW YORK 1975』も想起させるヴィンテージ・サウンド。芯の力強さや距離の近さでは本作が上を行く。特にヴォーカルの間近感が素晴らしく、フレディの歌声と2人のコーラスがキチンとセパレート。終盤の「In The Lap Of The Gods...Revisited」やカバーセクション「Big Spender/Modern Times Rock 'n' Roll/Jailhouse Rock」が未収録なのでプレス化は逃しましたが、同じくらいに聴きやすい新名盤です。
(61:26)
1. Procession
2. Now I'm Here
3. Ogre Battle
4. Father To Son
5. White Queen
6. Flick Of The Wrist
7. In The Lap Of The Gods
8. Killer Queen
9. The March Of The Black Queen
10. Bring Back That Leroy Brown
11. Son And Daughter
12. Keep Yourself Alive
13. Stone Cold Crazy
14. Liar
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Orpheum Theatre, Boston, MA, USA 15th February 1975 (Late Show)
ブレイクスルーを果たし、全世界に向けて飛躍した“SHEER HEART ATTACK Tour”。その秘宝録音が新発掘です!
そんな本作に記録されているのは「1975年2月15日ボストン公演(レイト・ショウ)」。その初登場オーディエンス録音です。1975年と言えば「オペラの年」として記憶されていますが、1年の大半は1つ前の『SHEER HEART ATTACK』にまつわるツアーに費やされていました。まずは、そのスケジュールを振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。
●1974年
・10月30日-11月20日:英国(19公演)←※公式
《11月8日『SHEER HEART ATTACK』発売》
・11月23日-12月13日:欧州(11公演)
●1975年
・2月5日-24日:北米#1(19公演) ←★ココ★
・3月5日-4月6日:北米#2(21公演)
・4月19日-5月1日:初来日(8公演)
これが“SHEER HEART ATTACK Tour”の全体像。一番有名な公式ライヴアルバム『LIVE AT THE RAINBOW '74』はアルバム発売直前だったわけですが、その後に欧州を巡り、1975年はいよいよ全米ツアーと初来日へと突入していく。本作のボストン公演は、その1975年でも最も初期の記録。「北米#1」の10公演目にあたるコンサートでした。この日は1日2公演が行われ、アーリーショウは「19:30」、レイトショウは「22:30」に開演。本作に記録されているのはレイトショウの方です。また、「北米#1」と言えば、昨年発掘された衝撃作『NEW YORK 1975(Wardour-416)』も記憶に新しいところ。本作はその前日でもあります。
そんなショウ出記録された本作は、日程だけでなくサウンドも『NEW YORK 1975』を想起させるヴィンテージ・オーディエンス。ディテールの鮮やかさや見渡しの良いクリアさでは『NEW YORK 1975』が一歩抜きんでていますが、芯の力強さや距離の近さでは本作の方が上を行く。特にヴォーカルの間近感が素晴らしく、フレディの歌声と2人のコーラスがキチンとセパレートしている。個性は若干違うものの、同じくらいに聴きやすいヴィンテージ録音なのです。
しかも、本作はそんな新発掘マスターの可能性を最大限に追求したリマスター仕様。ネット原音ではピッチが大幅に遅いだけではなく、低音域/高音域にヒスが目立ち、左チャンネルがオフ気味になってステレオ感が狂うパートもありました。もちろん、本作はそうした箇所を1つひとつ丁寧にリペア。もちろん、大元の個性はキッチリ活かしていますので「まるでサウンドボード!」と喧伝するタイプではないのですが、音楽作品として浸りきれる完成度を実現しているのです。
そして、全世界が初めて知るボストン公演の中身こそが肝要。1曲1曲が初めて耳にする生演奏であり、初めて居合わせる現場。MCの一語一語までもが新鮮なのです。その貴重度とサウンド・クオリティを考え合わせれば永久保存プレス化が相応しいのですが、実はそれが実現しなかった大きな欠点もありました。それは、不完全収録ということ。別録音のない日なので正確なフルセットは分からないものの、恐らく同じであろう『NEW YORK 1975』と比較しながら整理しておきましょう。
●QUEEN(3曲)
・Son And Daughter/Keep Yourself Alive/Liar
●QUEEN II(5曲)
・Procession/Ogre Battle/Father To Son/White Queen (As It Began)/The March Of The Black Queen
●SHEER HEART ATTACK(7曲)
・Now I'm Here/Flick Of The Wrist/In The Lap Of The Gods/Killer Queen/Bring Back That Leroy Brown/Stone Cold Crazy/In The Lap Of The Gods...Revisited(▼)
●その他(3曲)
・Big Spender(▼)/Modern Times Rock 'n' Roll(▼)/Jailhouse Rock(▼)
※注:「▼」印は本作で録音漏れになったと推測される曲。
……と、このようになっています。普段であれば、比較対象で聴けない美味しい曲に印を入れていますが、今回は逆。録音漏れとなった曲に「▼」印を付しています。つまり、ショウ終盤の「In The Lap Of The Gods...Revisited」と、それに続くカバー・セクションが抜けている。もっと厳密に言いますとオープニングの「Procession」冒頭やラストの「Liar」にも欠けがあります。
返す返すも不完全録音なのが惜しまれる。しかし、それを差し引いても聴き逃せない初期QUEENの旨みたっぷりなライヴアルバムです。46年を経てもまだまだ聴いた事のない録音が発掘される。それ自体がQUEENの偉大さを物語り、さらなる探究心を掻き立てるほどにライヴ自体が魅力的。そんな瑞々しい初体験録音。どうぞ、本作でじっくりとお楽しみください。
★「1975年2月15日ボストン公演(レイト・ショウ)」のオーディエンス録音。これまで聴けなかったショウを伝えてくれる初登場録音で、翌日のプレス名盤『NEW YORK 1975』も想起させるヴィンテージ・サウンド。芯の力強さや距離の近さでは本作が上を行く。特にヴォーカルの間近感が素晴らしく、フレディの歌声と2人のコーラスがキチンとセパレート。終盤の「In The Lap Of The Gods...Revisited」やカバーセクション「Big Spender/Modern Times Rock 'n' Roll/Jailhouse Rock」が未収録なのでプレス化は逃しましたが、同じくらいに聴きやすい新名盤です。
(61:26)
1. Procession
2. Now I'm Here
3. Ogre Battle
4. Father To Son
5. White Queen
6. Flick Of The Wrist
7. In The Lap Of The Gods
8. Killer Queen
9. The March Of The Black Queen
10. Bring Back That Leroy Brown
11. Son And Daughter
12. Keep Yourself Alive
13. Stone Cold Crazy
14. Liar