SYKES - KYOTO 1995(2CDR) [Shades 1374]

SYKES - KYOTO 1995(2CDR) [Shades 1374]

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商品詳細

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Live at Kyoto Kaikan, Kyoto, Japan 7th December 1995 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 バンド名を「SYKES」に改め、暗黒の90年代に「英国ロックであること」をテーマにした『OUT OF MY TREE』を叩きつけた1995年のジョン・サイクス。その現場を伝える極上ライヴアルバムが2作同時リリース決定です。
 本作はそんな同時リリースの第二弾。「1995年12月7日:京都会館」公演の極上オーディエンス録音です。1995年のツアースケジュールは姉妹作『OSAKA 1995(Shades 1373)』の解説に譲り、ここではちょっと趣向を変えてBLUE MURDER以降の来日コレクションを整理してみましょう。

●1989年:ブルー・マーダー時代
・NIPPON SEINENKAN 1989 DAT MASTER
●1993年:ナッシング・バット・トラブル時代
・NOTHING BUT TROUBLE IN TOKYO/NAGOYA 1993 DAT Master
●1994年:再結成THIN LIZZY
・TOKYO 1994 2ND NIGHT/HEALING PRAYERS/JAPAN TOUR 1994 VOL.1 & 2
●1995年:アウト・オブ・マイ・ツリー時代 ←★ココ★
・OSAKA 1995/KYOTO 1995
●1998年:ラヴランド/20THセンチュリー時代
・OSAKA 1998
●2004年
・OSAKA 2004/NAGOYA 2004

 これがジョン・サイクスの来日公演を体験できるライヴアルバム・コレクション。上記以外にも80年代THIN LIZZY/WHITESNAKEもあるわけですが、ここでは自ら歌うようになったBLUE MURDER以降に絞らせていただきました。各時代のライヴ・イン・ジャパンを極上録音でアーカイヴしてきたわけですが、これまでは1995年だけは欠けていました。今週同時リリースの2本はそんなミッシング・リンクを埋めるもの。これで全来日をライヴアルバムで体験できるようになったわけです。
 しかも、単にコレクションの補完ではなく、クオリティも歴代トップクラスの極上品。同時リリースの『OSAKA 1995』と同じく、大元マスターからコピーされた1stジェネDATから起こされており、サウンドも酷似。極太の芯も細やかなディテールもズバ抜けており、鳴りも極めて端正。『OSAKA 1995』では「FM放送にも負けない」と記しましたが、本作もまったく同じ。間近な観客が少ない点では、さらに骨太・肉厚な演奏音が強烈に味わえる極上サウンドなのです。
 そんな極太サウンドで描かれるのは、貴重な『OUT OF MY TREE』ナンバーが美味しいフルショウ。セットは『OSAKA 1995』と同一だったりしますが、ここではサイクスの来日史に沿って整理してみましょう。

●BLUE MURDER/SYKES(10曲)
・ブルー・マーダー:Riot/Jelly Roll/Billy
・ナッシング・バット・トラブル:She Knows/We All Fall Down
・アウト・オブ・マイ・ツリー:Soul Stealer/Standing at the Crossroads(★)/I Don't Believe in Anything(★)/Jesus & Mary(★)/I Don't Wanna Live My Life Like You
●その他(6曲)
・THIN LIZZY:Cold Sweat/Jailbreak/Thunder and Lightning/Dancing in the Moonlight
・ソロ:Please Don't Leave Me
・WHITESNAKE:Still of the Night
※注:「★」印は他の年の来日では聴けなかった曲。

……と、このようになっています。ポイントとなるのは『OUT OF MY TREE』の新曲群。「ルーツを探求」と言うとゲイリー・ムーアの『WILD FRONTIER』が思い浮かびますが、あちらのように民謡にまで遡らず、サイクスが若かりし日々に熱中したTHE BEATLESやCREAM、SWEET(それにもちろんTHN LIZZY)といった英国ロックのエッセンスを意識したナンバーが散りばめられている。特に「Standing at the Crossroads」「I Don't Believe in Anything」「Jesus & Mary」の3曲は他の来日公演でやっておらず、1995年だけのムードを強烈にアピールしてくるのです。さらに言えば、「Jailbreak」。前年の再結成THIN LIZZYでも演奏したので「★」は付いていませんが、ソロ来日では1995年だけ。もちろん、ソロですからサイクスのシングル・ギターという貴重バージョンなのです。
 編成で言うならドラマーもポイント。1993年以降、ベースは常に相棒マルコ・メンドーサが担ってきましたが、ドラマーは頻繁に交代。1995年は1993年BLUE MURDERと同じトミー・オスティーンがスツール座っています。後年のトミー・アルドリッジほどのネームバリューはありませんが、マルコとの相性の良さはむしろオスティーンの方が上と言っても良い。「Soul Stealer」「I Don't Wanna Live My Life Like You」はもちろん、「Thunder and Lightning」も後年とはひと味違ったノリで聴かせてくれるのです。
 『SCREAMING BLUE MURDER』や『BAD BOY LIVE!』など、オフィシャルでも日本公演のソロ・ライヴを残してきたジョン・サイクス。そんな来日ヒストリーに欠かせない1995年のフルショウを楽しめる新発掘ライヴアルバムです。自らルーツを掘り起こして書いたレア曲もたっぷりの2枚組。どうぞ、姉妹作『OSAKA 1995』と併せてたっぷりとお楽しみください。

★「1995年12月7日:京都会館」公演の極上オーディエンス録音。1stジェネDATから起こされ銘品で、極太の芯も細やかなディテールもズバ抜けており、鳴りも極めて端正。FM放送にも負けない名録音です。貴重な『OUT OF MY TREE』ナンバーたっぷりのフル・ライヴアルバムで、他の年の来日では演奏していない「Standing at the Crossroads」「I Don't Believe in Anything」「Jesus & Mary」やシングルギター・アレンジの「Jailbreak」など、1995年だけのレパートリーを極上体験できます。

Disc 1 (45:44)
1. Intro
2. Riot
3. Soul Stealer
4. Cold Sweat
5. Standing at the Crossroads
6. Jailbreak
7. I Don't Believe in Anything
8. Thunder and Lightning
9. She Knows
10. Jelly Roll

Disc 2 (48:39)
1. Jesus & Mary
2. Billy
3. I Don't Wanna Live My Life Like You
4. We All Fall Down
5. Please Don't Leave Me
6. Dancing in the Moonlight
7. Still of the Night

John Sykes - Guitar, Vocals
Marco Mendoza - Bass
Tommy O'steen - Drums
Nik Green - Keyboards