ACCEPT - NAGOYA 1996: DAT MASTER(2CDR) [Shades 1387]

ACCEPT - NAGOYA 1996: DAT MASTER(2CDR) [Shades 1387]

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商品詳細

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Live at Nagoya Club Quattro, Nagoya, Japan 13th June 1996 ULTIMATE SOUND(from Original Masters)

 創始者ウド・ダークシュナイダーと共に再結成を果たした90年代のACCEPT。その来日公演を極上体験できるオリジナル録音が2作同時リリース決定です。
 90年代のACCEPTは二度来日しており、今週同時リリースの2作は同会場・同録音家コレクションで定点観測できる姉妹作。本作は、その第二弾となる「1996年6月13日:名古屋クラブクワトロ公演」の極上オーディエンス録音です。今回は別ツアーながら姉妹作の旨みも重要。そこで90年代の来日公演を丸ごと俯瞰し、ショウのポジションを確かめてみましょう。

●1993年『OBJECTION OVERRULED』時代
・9月6日:中野サンプラザ
・9月7日:クラブチッタ川崎
・9月8日:尼崎市総合文化センター
・9月9日『NAGOYA 1993(クラブクワトロ)』

●1996年『PREDATOR』時代
・6月13日:名古屋クラブクワトロ ←★本作★
・6月14日:IMPホール
・6月15日:中野サンプラザ

 これが90年代の全7公演。東名阪を基本とした構成は似ていますが、会場まで同じだったのは中野と名古屋だけ。同時リリースの『NAGOYA 1993(Shades 1385)』と本作は、同録音家・同会場の姉妹作なのです。
 そして、そのサウンドも酷似している。とにかく芯が骨太・肉厚でディテールも超鮮明。スネアの鳴りにオーディエンス録音の証は刻まれているものの、それもあくまで音色止まり。鮮やかさも密着感も「IEMs傍受か? 卓直結サウンドボードか?」と思うレベル。しかも、鋭いエッジとオーディエンス的音色によって生み出されるのがギラッギラに輝く金属光沢なのです。
 そして、そのサウンドボード感は姉妹作『NAGOYA 1993』さえも凌駕している。姉妹作は極太の演奏に加えて現場の猛烈な熱狂も吸い込んでいましたが、本作はその熱狂がド密着なアンサンブルの向こう側に広がる立体感で妙に遠いのです。『NAGOYA 1993』の大熱狂は拳がグーになる旨みでもあったわけですが、純粋にサウンドボード的な音楽を味わうのであれば、本作の方が数段上。こればかりは、本当に好みとしか言いようがない。コンサート現場の歓喜に没入するなら『NAGOYA 1993』、演奏・音楽に没入するなら本作。真逆ながら、どちらも並じゃない超絶級の醍醐味を満喫できる姉妹作なのです。
 そんな超絶サウンドで描かれるのは、貴重度満点な“PREDATOR/FAREWELL Tour”のフルショウ。90年代のライヴは公式盤『ALL AREAS - WORLDWIDE』が基準となりますので、比較しながら整理してみましょう。

●80年代クラシックス(13曲)
・アイム・ア・レベル:I'm a Rebel(★)
・ブレイカー:Son Of A Bitch/Breaker/Burning(★)
・レストレス・アンド・ワイルド:Restless And Wild/Flash Rockin' Man(★)/Princess Of The Dawn/Fast As A Shark
・ボールズ・トゥ・ザ・ウォール:London Leatherboys/Balls To The Wall
・メタル・ハート:Living For Tonite(★)/Metal Heart
・ロシアン・ルーレット:Monsterman(★)
●90年代(7曲)
・オブジェクション・オーヴァールールド:Slaves To Metal/Bulletproof
・デス・ロウ:Bad Habits Die Hard
・プレデター:Crossroads(★)/It Ain't Over Yet(★)/Hard Attack(★)/Making Me Scream(★)
※注:「★」印は公式ライヴ盤『ALL AREAS - WORLDWIDE』で聴けない曲。

……と、このようになっています。『ALL AREAS - WORLDWIDE』は1994年まででしたが、本作はその後の『PREDATOR』ナンバーも披露。ウド時代を総括するショウなのです。ちなみに、同時リリースの姉妹作『NAGOYA 1993』で聴けないのは8曲「I'm a Rebel」「Flash Rockin' Man」「Monsterman」「Bad Habits Die Hard」「Crossroads」「It Ain't Over Yet」「Hard Attack」「Making Me Scream」です。中でも美味しいのは「I'm a Rebel」「Monsterman」でしょう。どちらも80年代の名曲でありながら『STAYING A LIFE』でも聴けなかったレパートリー。それをサウンドボード裸足のド密着サウンドで楽しめるのです。
 この来日公演を最後にACCEPTは再び解散。2005年には再々結成まで9年間の眠りに就きます。そんなターニング・ポイントのフルショウを極上体験できるライヴアルバムの大傑作です。類い希なる極太サウンドを大元DATから復刻した「90年代のSTAYING A LIFE」とも言うべき1本。どうぞ、存分にお楽しみください。

★「1996年6月13日:名古屋クラブクワトロ公演」の極上オーディエンス録音。録音家本人から譲られた大元DATからCD化されたサウンドは、とにかく芯が骨太・肉厚でディテールも超鮮明。鮮やかさも密着感も「IEMs傍受か? 卓直結サウンドボードか?」と思うレベルです。『PREDATOR』の新曲や「I'm a Rebel」「Flash Rockin' Man」「Monsterman」など、公式盤『ALL AREAS - WORLDWIDE』でも聴けないナンバーも山盛りで、ウド時代を総括した「90年代のSTAYING A LIFE」とも言うべきライヴアルバムです。

Disc 1 (49:50)
1. Intro
2. Restless and Wild
3. Son of a Bitch
4. Living for Tonite
5. London Leatherboys
6. Monsterman
7. Flash Rockin' Man
8. Slaves to Metal
9. Breaker
10. Crossroads
11. It Ain't Over Yet
12 . Princess of the Dawn

Disc 2 (53:40)
1. Bad Habits Die Hard
2. Hard Attack
3. Bulletproof
4. Fast as a Shark
5. Metal Heart
6. Making Me Scream
7. I'm a Rebel
8. Burning
9. Balls to the Wall

Udo Dirkschneider - Lead Vocals
Wolf Hoffmann - Guitars, Backing Vocals
Peter Baltes - Bass, Backing Vocals
Michael Cartellone - Drums