ACCEPT - NAGOYA 1993: DAT MASTER(2CDR) [Shades 1385]

ACCEPT - NAGOYA 1993: DAT MASTER(2CDR) [Shades 1385]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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Live at Nagoya Club Quattro, Nagoya, Japan 9th September 1993 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 創始者ウド・ダークシュナイダーと共に再結成を果たした90年代のACCEPT。その来日公演を極上体験できるオリジナル録音が2作同時リリース決定です。
 90年代のACCEPTは二度来日しており、今週同時リリースの2作は同会場・同録音家コレクションで定点観測できる姉妹作。本作は、その第一弾となる「1993年9月9日:名古屋クラブクワトロ公演」の極上オーディエンス録音です。今回は別ツアーながら姉妹作の旨みも重要。そこで90年代の来日公演を丸ごと俯瞰し、ショウのポジションを確かめてみましょう。

●1993年『OBJECTION OVERRULED』時代
・9月6日:中野サンプラザ
・9月7日:クラブチッタ川崎
・9月8日:尼崎市総合文化センター
・9月9日:名古屋クラブクワトロ ←★本作★

●1996年『PREDATOR』時代
・6月13日『NAGOYA 1996(クラブクワトロ)』
・6月14日:IMPホール
・6月15日:中野サンプラザ

 これが90年代の全7公演。特に1993年はウド復帰作『OBJECTION OVERRULED』の素晴らしさもあって日本中のメタル者が大熱狂。本作の名古屋公演は、そんな大歓待ツアーの最終日でもありました。
 そんな現場で記録された本作は、灼熱の極上オーディエンス録音。このところ、名古屋公演の極上DATマスターが連発しておりますが、本作も同じ録音家コレクションから飛び出してきた最新作なのです。スタートすると間欠泉のように吹き出す熱狂に一瞬面食らいますが、演奏が始まるとその熱狂を制圧し尽くす極太感にア然。距離感などまるでなく、ハイのシャウトからベースの重低音に至るまで1音1音がクッキリ・ハッキリ。スネアの鳴りにオーディエンスらしさも感じますが、それ以外に客録の証拠が見当たらず、サウンドボードやIEMsとなんら変わらないド直球感で独産メタルが流し込まれるのです。
 ……いや、あまりの極太感に筆が走りすぎました。演奏音は確かさにサウンドボード風ではありますが、本作は間違えようのない超オーディエンス録音。その要は、復活の歓喜に沸く観客の息吹です。1曲1曲イントロに爆発的な雄叫びが沸き、リフを歌い、煽られもせずに「Hey! hey!!」コールが沸き起こる。ウドの歌い出しから一緒に歌っている観客も多いですし、サビになると猛烈な風圧の唱和が押し寄せてくる。現場ではウルフ・ホフマンやピーター・バルテスの重厚コーラスがあるはずなのですが、完全に掻き消されている。もちろん、単なる大騒ぎでしたら聴くに耐えないのですが、本作にその心配はない。観客全員が1人残らずACCEPTの演奏にのめり込んでおり、1音1音に全集中。その声援も唱和も寸分の狂いなく演奏とシンクロしており、さながら数百人の(気の触れた)コーラス隊を従えた特別公演のようなのです。
 そんな「演奏音は極上・ムードは灼熱」な超絶サウンドで描かれるのは、「黄金クラシックス+OBJECTION OVERRULED」という美味しすぎるショウ。90年代のライヴと言えば公式盤『ALL AREAS - WORLDWIDE』が有名ですので、比較しながらセットを整理してみましょう。

●80年代クラシックス(15曲)
・ブレイカー:Starlight/Son Of A Bitch/Breaker/Burning(★)
・レストレス・アンド・ワイルド:Restless And Wild/Princess Of The Dawn/Neon Nights(★)/Fast As A Shark
・ボールズ・トゥ・ザ・ウォール:London Leatherboys/Balls To The Wall
・メタル・ハート:Living For Tonite(★)/Screaming For A Love-Bite(★)/Too High To Get It Right/Up To The Limit(★)/Metal Heart
●オブジェクション・オーヴァールールド(4曲)
・I Don't Wanna Be Like You/Slaves To Metal/This One's For You/Bulletproof
※注:「★」印は公式ライヴ盤『ALL AREAS - WORLDWIDE』で聴けない曲。

……と、このようになっています。ちなみに、同時リリースの姉妹作『NAGOYA 1996(Shades 1387)』で聴けないのは7曲「Starlight」「Neon Nights」「Screaming For A Love-Bite」「Too High To Get It Right」「Up To The Limit」「I Don't Wanna Be Like You」「This One's For You」。ギターがウルフ1人ではありますが、濃厚なクラシックスと黄金時代が甦ったような『OBJECTION OVERRULED』ナンバーは、まさに「あの続き」を体現してくれるのです。
 そして、そんな名曲群以上なのが、復活の歓喜に沸き立つ現場感。幾多のバンドの無数のライヴアルバムを扱ってきましたが、これほど激しく、同時に統制の取れた大歓声はちょっと覚えがありません。あくまでも曲と演奏をこよなく愛し、暴れても狂ってはいない。まさに日本だからこそ、ヘヴィ・メタルだからこその熱気。そんな熱風がスピーカーから吹き出し、部屋中を焦がしてしまう灼熱のライヴアルバムなのです。
 「どうして重金属が好きなんだろう」「なんでどうしようもなく胸が熱くなるんだろう」。その答えを千の言葉よりも雄弁に物語る衝撃の本生100%ライヴアルバム。これぞヘヴィメタル、これがヘヴィメタル。さぁ、どうだ!

★「1993年9月9日:名古屋クラブクワトロ公演」の極上オーディエンス録音。録音家本人から譲られた大元DATからCD化されたサウンドは極太&猛烈ダイレクト。距離感などまるでなく、ハイのシャウトからベースの重低音に至るまで1音1音がクッキリ・ハッキリ。そこに被さる復活の歓喜に沸く観客の息吹も大感動で1曲1曲イントロに爆発的な雄叫びが沸き、リフを歌い、煽られもせずに「Hey! hey!!」コールが沸き起こる。ウドの歌い出しから一緒に歌っている観客も多いですし、サビになると猛烈な風圧の唱和が押し寄せてくる。さながら数百人のコーラス隊を従えた特別公演のようなフルショウを極上体験できる超・重金属アルバムです。

Disc 1 (69:51)
1. Intro
2. Starlight
3. Living for Tonite
4. Screaming for a Love-Bite
5. London Leatherboys
6. I Don't Wanna Be Like You
7. Restless and Wild
8. Son of a Bitch
9. Breaker
10. Princess of the Dawn
11. Neon Nights
12. Slaves to Metal

Disc 2 (57:30)
1. This One's for You
2. Bulletproof
3. Too High to Get It Right
4. Up to the Limit
5. Burning
6. Metal Heart
7. Fast as a Shark
8. Balls to the Wall
9. Outro (Bound To Fail)

Udo Dirkschneider - Lead Vocals
Wolf Hoffmann - Guitars, Backing Vocals
Peter Baltes - Bass, Backing Vocals
Stefan Kaufman- ? Drums