THE MOODY BLUES - L.A. FORUM 1974: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Amity 641]
THE MOODY BLUES - L.A. FORUM 1974: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR)
[Amity 641]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
The Forum, Inglewood, CA, USA 30th January 1974 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND
新型コロナ禍と同等に……いや、コレクター諸兄にとってはそれ以上の重大事として記憶されていくであろう絶対名手マイク・ミラードのマスター発掘事業。その第99弾として発表された初期ミラードの名作が登場です。
そんな本作に吹き込まれているのは「1974年1月30日イングルウッド公演」。その絶品オーディエンス録音です。ミラードと言えば、愛機「AKGマイク+Nakamichi 550」が伝説的に語られているものの、彼が録音を始めた頃の初期は「Shureマイク+ソニーTC-152SD」を使用していました。そのオリジナル機材では10回録音したと伝えられていますが、本作はその中でも2回目という極初期。録音史に名を残す大巨人の黎明の刹那を味わえるライヴアルバムなのです。
もちろん、音楽作品の主役は記録者ではなく演者。その点でも本作は極めつけであり、プログレ黎明の名バンドTHE MOODY BLUESの黄金ラインナップ崩壊前夜でした。その意味を実感するためにも、まずは当時のスケジュールから振り返ってみましょう。
●1972年
《9月『セヴンス・ソジャーン』完成》
・10月21日ー11月4日:北米#1(13公演)
●1973年
・9月4日ー10月8日:欧州(23公演)
・10月24日ー11月8日:北米#2(14公演)
●1974年
・1月18日ー23日:日本(5公演)
・1月27日+28日:ホノルル(2公演)
・1月30日ー2月4日:北米#3(4公演)←★ココ★
《4月:マイク・ピンダー脱退》
これがプログレ時代最後の名作『セヴンス・ソジャーン』完成から黄金ラインナップ崩壊までの歩み。マイク・ピンダーは1978年に復帰するものの、『新世界の曙』の制作段階で再度脱退。“黄金の5人”で再びツアーに出ることはありませんでした。本作のイングルウッド公演は、その最末期。「北米#3」の初日にあたるコンサートでした。
そんなショウで記録された本作は、初期ミラードを代表する名作。実のところ、後年の代表作群に比べると鳴りにザラつきもあって「いかにもヴィンテージ録音」でもあるのですが、黎明期ではあっても天才は天才。すでに才能の萌芽は感じられ、極太な芯と細やかなディテールに後の作品にも通じる美意識が滲み出している。全体的なイメージは60年代のラジオ放送のような感じなのですが、その克明ながらもオールド・ファッションな味わいがTHE MOODY BLUESに似合う。何しろ、当時の彼らはメロトロンの代名詞バンド。力強くもセピア・カラーなサウンドが独特な哀感を増幅させているのです。
そんな初期ミラード・サウンドで描かれるのは、プログレ路線の集大成。黄金ラインナップのライヴと言えば(ちょっと時期はズレますが)オフィシャルの発掘盤『LIVE AT THE ISLE OF WIGHT FESTIVAL 1970』が有名。ここでは比較しながらセットを整理しておきましょう。
・デイズ・オブ・フューチャー・パスト(2曲)Tuesday Afternoon/Nights In White Satin
・失われたコードを求めて(2曲)Legend Of A Mind/Ride My See-Saw
・夢幻(5曲)Are You Sitting Comfortably?/The Dream/Have You Heard (Part 1)/The Voyage/Have You Heard (Part 2)
・子供たちの子供たちの子供たちへ(4曲)Higher And Higher(★)/Out And In(★)/Watching And Waiting(★)/Eternity Road(★)
・クエスチョン・オブ・バランス(2曲)Melancholy Man/Question
・童夢(2曲)The Story In Your Eyes(★)/One More Time To Live(★)
・セヴンス・ソジャーン(1曲)I'm Just A Singer (In A Rock And Roll Band)(★)
※注:「★」印は『LIVE AT THE ISLE OF WIGHT FESTIVAL 1970』で聴けない曲。
……と、このようになっています。ワイト島以降の作品である『童夢』『セヴンス・ソジャーン』だけでなく、名作『子供たちの子供たちの子供たちへ』からのレパートリーも盛りだくさん。プログレ時代の全7作から満遍なくセレクトされた、文字通りの「集大成」なのです。
ジミー・ペイジをして「本当にプログレッシブなバンドはPINK FLOYDとMOODY BLUESだけ」と言わしめた名バンド中の名バンド。その歴史において最重要なターニング・ポイントを名手ミラードが記録していた……その事実自体に胸が熱くなるライヴアルバムです。本来であれば、オフィシャルに残されるべきだった1974年のフルショウを現場体験できるだけでなく、絶対名手の出発点までも味わえるヒストリカルな醍醐味満点の新名盤。どうぞ、思う存分心ゆくまでご堪能ください。
★「1974年1月30日イングルウッド公演」の絶品オーディエンス録音。ミラードが「Shureマイク+ソニーTC-152SD」を使用していた初期でも2作目という極初期の作品です。鳴りにザラつきもあって後年の代表作群に比べられませんが、極太な芯や細やかなディテールにはすでに才能の萌芽が見える。その克明ながらもオールド・ファッションな味わいがTHE MOODY BLUESに似合い、『デイズ・オブ・フューチャー・パスト』から『セヴンス・ソジャーン』までの名曲を濃縮したプログレ路線の集大成ショウをフル体験できます。
Disc 1 (55:13)
1. Intro
2. Higher And Higher
3. Out And In
4. The Story In Your Eyes
5. One More Time To Live
6. Tuesday Afternoon
7. Legend Of A Mind
8. Watching And Waiting
9. Eternity Road
10. Melancholy Man
Disc 2 (39:24)
1. MC
2. Are You Sitting Comfortably?
3. The Dream
4. Have You Heard? part 1
5. The Voyage
6. Have You Heard? part 2
7. Nights In White Satin
8. I'm Just A Singer (In A Rock And Roll Band)
9. Question
10. Ride My Seesaw
Justin Hayward - Vocals, Guitar
Ray Thomas - Flute, Harmonica
Mike Pinder - Keyboards
John Lodge - Bass
Graeme Edge - Drums
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
The Forum, Inglewood, CA, USA 30th January 1974 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND
新型コロナ禍と同等に……いや、コレクター諸兄にとってはそれ以上の重大事として記憶されていくであろう絶対名手マイク・ミラードのマスター発掘事業。その第99弾として発表された初期ミラードの名作が登場です。
そんな本作に吹き込まれているのは「1974年1月30日イングルウッド公演」。その絶品オーディエンス録音です。ミラードと言えば、愛機「AKGマイク+Nakamichi 550」が伝説的に語られているものの、彼が録音を始めた頃の初期は「Shureマイク+ソニーTC-152SD」を使用していました。そのオリジナル機材では10回録音したと伝えられていますが、本作はその中でも2回目という極初期。録音史に名を残す大巨人の黎明の刹那を味わえるライヴアルバムなのです。
もちろん、音楽作品の主役は記録者ではなく演者。その点でも本作は極めつけであり、プログレ黎明の名バンドTHE MOODY BLUESの黄金ラインナップ崩壊前夜でした。その意味を実感するためにも、まずは当時のスケジュールから振り返ってみましょう。
●1972年
《9月『セヴンス・ソジャーン』完成》
・10月21日ー11月4日:北米#1(13公演)
●1973年
・9月4日ー10月8日:欧州(23公演)
・10月24日ー11月8日:北米#2(14公演)
●1974年
・1月18日ー23日:日本(5公演)
・1月27日+28日:ホノルル(2公演)
・1月30日ー2月4日:北米#3(4公演)←★ココ★
《4月:マイク・ピンダー脱退》
これがプログレ時代最後の名作『セヴンス・ソジャーン』完成から黄金ラインナップ崩壊までの歩み。マイク・ピンダーは1978年に復帰するものの、『新世界の曙』の制作段階で再度脱退。“黄金の5人”で再びツアーに出ることはありませんでした。本作のイングルウッド公演は、その最末期。「北米#3」の初日にあたるコンサートでした。
そんなショウで記録された本作は、初期ミラードを代表する名作。実のところ、後年の代表作群に比べると鳴りにザラつきもあって「いかにもヴィンテージ録音」でもあるのですが、黎明期ではあっても天才は天才。すでに才能の萌芽は感じられ、極太な芯と細やかなディテールに後の作品にも通じる美意識が滲み出している。全体的なイメージは60年代のラジオ放送のような感じなのですが、その克明ながらもオールド・ファッションな味わいがTHE MOODY BLUESに似合う。何しろ、当時の彼らはメロトロンの代名詞バンド。力強くもセピア・カラーなサウンドが独特な哀感を増幅させているのです。
そんな初期ミラード・サウンドで描かれるのは、プログレ路線の集大成。黄金ラインナップのライヴと言えば(ちょっと時期はズレますが)オフィシャルの発掘盤『LIVE AT THE ISLE OF WIGHT FESTIVAL 1970』が有名。ここでは比較しながらセットを整理しておきましょう。
・デイズ・オブ・フューチャー・パスト(2曲)Tuesday Afternoon/Nights In White Satin
・失われたコードを求めて(2曲)Legend Of A Mind/Ride My See-Saw
・夢幻(5曲)Are You Sitting Comfortably?/The Dream/Have You Heard (Part 1)/The Voyage/Have You Heard (Part 2)
・子供たちの子供たちの子供たちへ(4曲)Higher And Higher(★)/Out And In(★)/Watching And Waiting(★)/Eternity Road(★)
・クエスチョン・オブ・バランス(2曲)Melancholy Man/Question
・童夢(2曲)The Story In Your Eyes(★)/One More Time To Live(★)
・セヴンス・ソジャーン(1曲)I'm Just A Singer (In A Rock And Roll Band)(★)
※注:「★」印は『LIVE AT THE ISLE OF WIGHT FESTIVAL 1970』で聴けない曲。
……と、このようになっています。ワイト島以降の作品である『童夢』『セヴンス・ソジャーン』だけでなく、名作『子供たちの子供たちの子供たちへ』からのレパートリーも盛りだくさん。プログレ時代の全7作から満遍なくセレクトされた、文字通りの「集大成」なのです。
ジミー・ペイジをして「本当にプログレッシブなバンドはPINK FLOYDとMOODY BLUESだけ」と言わしめた名バンド中の名バンド。その歴史において最重要なターニング・ポイントを名手ミラードが記録していた……その事実自体に胸が熱くなるライヴアルバムです。本来であれば、オフィシャルに残されるべきだった1974年のフルショウを現場体験できるだけでなく、絶対名手の出発点までも味わえるヒストリカルな醍醐味満点の新名盤。どうぞ、思う存分心ゆくまでご堪能ください。
★「1974年1月30日イングルウッド公演」の絶品オーディエンス録音。ミラードが「Shureマイク+ソニーTC-152SD」を使用していた初期でも2作目という極初期の作品です。鳴りにザラつきもあって後年の代表作群に比べられませんが、極太な芯や細やかなディテールにはすでに才能の萌芽が見える。その克明ながらもオールド・ファッションな味わいがTHE MOODY BLUESに似合い、『デイズ・オブ・フューチャー・パスト』から『セヴンス・ソジャーン』までの名曲を濃縮したプログレ路線の集大成ショウをフル体験できます。
Disc 1 (55:13)
1. Intro
2. Higher And Higher
3. Out And In
4. The Story In Your Eyes
5. One More Time To Live
6. Tuesday Afternoon
7. Legend Of A Mind
8. Watching And Waiting
9. Eternity Road
10. Melancholy Man
Disc 2 (39:24)
1. MC
2. Are You Sitting Comfortably?
3. The Dream
4. Have You Heard? part 1
5. The Voyage
6. Have You Heard? part 2
7. Nights In White Satin
8. I'm Just A Singer (In A Rock And Roll Band)
9. Question
10. Ride My Seesaw
Justin Hayward - Vocals, Guitar
Ray Thomas - Flute, Harmonica
Mike Pinder - Keyboards
John Lodge - Bass
Graeme Edge - Drums