THE FIRM - EDINBURGH 1985: DIRECT MASTER(2CD)*2nd Press plus Bonus DVDR [Wardour-154]
THE FIRM - EDINBURGH 1985: DIRECT MASTER(2CD)*2nd Press plus Bonus DVDR
[Wardour-154]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Playhouse Theatre, Edinburgh, Scotland 20th May 1985 STEREO SBD(from Original Masters)*UPGRADE
Direct from master soundboard cassettes
伝説プロジェクトTHE FIRMを象徴する伝説のサウンドボード・アルバムが復刻。関係者流出のマスター・クオリティで甦った最高峰盤が再入荷決定です。
そんな本作に収められているのは「1985年5月20日エディンバラ公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。このサウンドボードは古くから知られ、『RADIOACTIVE SIRENS』や『PLAYHOUSE THEATRE 1985』などの名盤を生んできた定番中の大定番。本作はその大本となる関係者流出マスターからデジタル化された究極クオリティ盤であり、6年前にリリースされるや即完売した超名盤なのです。その内容の前に、まずはショウのポジション。伝説プロジェクトのデビュー時代を振り返ってみましょう。
●1984年
・11月29日-12月5日:欧州(6公演)
・12月7日-9日:英国#1(3公演)
●1985年
《2月11日『THE FIRM』発売》
・2月28日-3月24日:北米#1(13公演)
・4月16日-5月11日:北米#2(17公演)
・5月18日-22日:英国#2(3公演)←★ココ★
これがデビュー作『THE FIRM』にまつわる活動概要。本作のエディンバラ公演は、その最終盤。「英国#2」の2公演目にあたるコンサートでした。
そのショウで記録された本作は、まさに超極上のステレオ・サウンドボード。そのダイレクト感は空前絶後でして、既発からしてド直結だったわけですが、それすら次元が違い、耳にプラグを突っ込んで脳で直接再生しているかのようなサウンド。既発と同じように「Radioactive」の終わりから「Live In Peace」の冒頭にかけて、また「I Just Wanna Make Love To You」の中盤でテープチェンジの欠落もありますが、そんなシーンでさえ、マスターカセットが目の前にあるような生々しさなのです。本作では、そのマスターの原音をさらに丁寧にリマスタリング。もちろん、原音の生々しさを加工するような愚行はせず、少々右寄りだったバランスをセンターに戻し、若干高かったピッチもジャストに調整。より現場で鳴っていたサウンドが忠実に蘇るマスタリングに注力されているのです。
そんな頂点サウンドで描かれるのは、英国ロックの伝説2人が音を重ねる奇跡のステージ。良い機会でもありますので、ここでセットも整理しておきましょう。
●THE FIRM(10曲)
・ザ・ファーム:Closer/Make Or Break/Together/Money Can't Buy/Satisfaction Guaranteed/Radioactive/Midnight Moonlight/You've Lost That Loving Feelin'/Someone To Love
・ミーン・ビジネス:Cadillac
●その他(7曲)
・DEATH WISH II:City Sirens/Prelude/The Chase
・カット・ルース:Morning After The Night Before/Live In Peace/Boogie Mama
・その他:I Just Wanna Make Love To You
……と、このようになっています。LED ZEPPELINやFREE/BAD COMPANYのレパートリーが封印され、新プロジェクトに未来を賭ける潔さが眩しい。そして、そのセットを綴る2人のパフォーマンスこそが圧巻。ポール・ロジャースの声はまさしく息づかいレベルでして、誰もが欲しがり、羨む歌声が耳元で囁くように聞こえる。現在でも衰えを知らぬ美声を聴かせてくれるロジャースですが、この当時は35歳。ロック・シンガーとしては脂が乗りきり、ブルース・シンガーとしてはこれから全盛を迎えるという、一番美味しい年齢でした。実際、本作をかけて耳元に流れ込む、芳醇な歌声は絶品。一言一言がまろやかに響きつつ、細やかなニュアンスは実に繊細。かと言って、デヴィッド・カヴァデールのようにわざとらしい歌い回しをするでもなく、そのトーンだけでも豊かな情感を滲ませている。FREEから現在まで、数々の名唱を残してきたロジャースだけに「本作がベストシンギング」と言い切る自信はありませんが、これほど名唱が間近に迫る録音は、ちょっと思いつきません。
ロジャースが「息づかい」レベルだとすれば、ジミー・ペイジは「弦の振動」レベルとでも言えばいいでしょうか。飛行船の幻影から遠ざかろうとしていた時期だけに、栄光に包まれたキャリアの中でも真骨頂とはほど遠いわけですが、だからこその情熱が熱いのも確か。特に情感溢れるインスト「Prelude」は本当に素晴らしい。繊細な旋律に込められた魂が、弦のこすれる音まで聞こえるダイレクト感で耳に流し込まれる……。さらに新たなスタートを期する気概が透けるのは「Midnight Moonlight」。LED ZEPPELIN時代に書かれた「Swan Song」という曲を壮大に作り替えたものですが、DADGADチューニングにも関わらず、「White Summer/Black Mountain Side」には一切触れない。この後『OUTRIDER』『COVERDALE?PAGE』と、少しずつ伝説との折り合いを付けていくペイジですが、ここでは新たなパートナー:ポール・ロジャースとの独自世界にこだわる姿が印象的です。
デビュー作『THE FIRM』の新曲群には、そんな“2人の世界”が刻まれているわけですが、特に印象深いのは「You've Lost That Loving Feeling」。穏やかなブルースロックを淡く彩っていく歌声とギターのなんと素晴らしいことか。その色合いが少しずつ少しずつ、まるでワインに溜まる澱のように深みを増していく。そして、中盤にペイジのソロとロジャースの歌声が絡み合い、終盤で一気にロジャースが感情を爆発させる。まったくもって英国ブルースロックの粋を集めたような深い味わいのテイクです。
そんな2人の世界が広がるのは、新曲だけではありません。ロジャースのソロ・レパートリー「Live In Peace」では、深く歌い込むロジャースの歌声に応えるように、ペイジも情熱迸るソロを熱く熱く弾き込む。前述の通り冒頭がカットされていますが、熱く、激しく、深い2人の情感が交錯する後半は見事なダイレクトサウンドで捉えきっている。まさにこの2人が並び立つからこその名パートでしょう。
「ロジャースが歌うLED ZEPPELIN」ではなく「ペイジが弾くBAD COMPANY」でもない。それでいながら“この2人”でしかあり得ないTHE FIRMの世界。それを手で触れられそうなほど身近に感じられるライヴの銘品です。大元の流出マスターによって究極進化を果たした伝説のサウンドボード・アルバムを永久保存プレス2CDで手に入れられるチャンス。どうぞ、お見逃しなく。
★「1985年5月20日エディンバラ公演」のステレオ・サウンドボード録音。古くから大定番として君臨している名録音ですが、本作はその大元となる関係者流出マスターからダイレクトにデジタル化された究極クオリティ盤。耳にプラグを突っ込んで脳で直接再生しているかのようなシンクロ感が絶大で、従来盤では右寄りだったバランスもセンターに調整。原音の可能性を最大限に引き出しています。公式のスタジオ2作品と同等以上の価値を誇る絶対のライヴアルバムです。
Disc 1 (49:30)
1. Intro.
2. Closer
3. City Sirens
4. Make Or Break
5. The Morning After
6. Together
7. Cadillac
8. Prelude
9. Money Can't Buy
10. Satisfaction Guaranteed
11. Radioactive
12. Live In Peace
Disc 2 (62:27)
1. Midnight Moonlight
2. You've Lost That Loving Feeling
3. The Chase
4. I Just Wanna Make Love To You
5. Band Introductions
6. Someone To Love
7. Boogie Mama
Paul Rodgers - lead vocals, rhythm guitar, acoustic guitar
Jimmy Page - lead & rhythm guitars, acoustic guitar
Tony Franklin - bass, keyboards, synthesizer
Chris Slade - drums, percussion
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
★★特別企画
★大元となる関係者流出マスターで究極進化したサウンドボード・アルバム『EDINBURGH 1985: DIRECT MASTER』。
同じツアーを目撃できるプロショット作品『HAMMERSMITH ODEON 1984』が特別にボーナス付属いたします。
THE FIRM - HAMMERSMITH ODEON 1984(Bonus DVDR)
Live at Hammersmith Odeon, London, UK 9th December 1984 PRO-SHOT
本編プレス2CDは、伝説プロジェクトを代表する大定番サウンドボードが大元マスターによって究極進化したライヴアルバム。肝心要のスタジオ作品と並ぶ超名盤です。そんな最高峰サウンドボードのボーナスには、最高峰映像をご用意しました。
そんな本作に収められているのは「1984年12月9日ハマースミス・オデオン」公演。本編解説のスケジュールでいうところの「英国#1」最終日で撮影されたマルチカメラ・プロショットです。そんな本作は、MTVでも放送された伝統的な映像。そもそも映像の少ないTHE FIRMにあって最高峰・大定番として君臨してきた象徴映像です。それだけにご覧になった事のある方も多いと思いますが、やはりこの映像は素晴らしい。完璧なマルチカメラ撮影と極上のステレオサウンドボードで描かれるオフィシャル級のクオリティ。本作はマスター鮮度も素晴らしく、発色も1984年そのもの。まるで当時のテレビ電波が時空を超えて直接受信しているかのような映像美です。
そして、そのクオリティで描かれるTHE FIRMの素晴らしい事……。本編プレス2CDとも似て非なるセットですので、ここで比較しながら整理しておきましょう。
●THE FIRM(10曲)
・ザ・ファーム:Closer/Make Or Break/Together/Money Can't Buy/Radioactive/Midnight Moonlight/You've Lost That Loving Feelin'/Someone To Love
・ミーン・ビジネス:Cadillac
・その他:Full Circle(★)
●その他(7曲)
・DEATH WISH II:City Sirens/Prelude/The Chase
・カット・ルース:Morning After The Night Before/Live In Peace/Boogie Mama
・その他:Everybody Needs Somebody To Love(★)
※注:「★」印は本編プレス2CDでは聴けない曲。
……と、このようになっています。そして、そのセットを演じる「動く伝説の2人」こそが素晴らしい。THE FIRM時代のジミー・ペイジはとかくリハビリ的と総括もされますが、本作の彼はまだまだ40歳。「ZEPのペイジ」だけが脳裏にこびりついていた当時とは違い、脂が乗りつつ、久々の気概に溢れる演奏が実に瑞々しい。そして、映像だからこそ改めて思い知るのは「ペイジのバンド」でもなければ、「PAGE/ROGERSユニット」でもなかったということ。もちろん、2大スターこそが主役ではあるものの、トニー・フランクリンのフレットレス・ベースは極めてメロディックで歌心の塊ですし、クリス・スレイドはリズムモンスターAC/DCを惚れさせるに十分なグルーヴを叩き出す。もちろん、ZEPとは比較しようもありませんが、4人が4人とも無類のキャラクターが輝くバンド然としたバンドだった。それを音の百聞を超える一見のプロショットで教えてくれるのです。
スタジオ作品でもライヴアルバムでも伝わりきらないバンドの呼吸感。そして、ステージの存在感。THE FIRMがいかなる存在だったのかをオフィシャル級のマルチカメラ・プロショットで目撃させてくれる大傑作です。決定的なサウンドボード・アルバムが再登場する今だからこそ、もう一度味わっていただきたい彼らの象徴映像です。
(109:54)
1. Jupiter Intro.
2. Closer
3. City Sirens
4. Make or Break
5. The Morning After
6. Together
7. Cadillac
8. Prelude
9. Money Can't Buy
10. Radioactive
11. Live In Peace
12. Midnight Moonlight
13. You've Lost That Lovin' Feelin'
14. The Chase
15. Guitar Solo
16. Drum Solo
17. Someone To Love
18. Full Circle
19. Boogie Mama
20. Everybody Needs Somebody To Love
Paul Rodgers - Lead Vocals, Guitars
Jimmy Page - Guitars
Tony Franklin - Bass
Chris Slade - Drums, Percussion
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.110min.
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Playhouse Theatre, Edinburgh, Scotland 20th May 1985 STEREO SBD(from Original Masters)*UPGRADE
Direct from master soundboard cassettes
伝説プロジェクトTHE FIRMを象徴する伝説のサウンドボード・アルバムが復刻。関係者流出のマスター・クオリティで甦った最高峰盤が再入荷決定です。
そんな本作に収められているのは「1985年5月20日エディンバラ公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。このサウンドボードは古くから知られ、『RADIOACTIVE SIRENS』や『PLAYHOUSE THEATRE 1985』などの名盤を生んできた定番中の大定番。本作はその大本となる関係者流出マスターからデジタル化された究極クオリティ盤であり、6年前にリリースされるや即完売した超名盤なのです。その内容の前に、まずはショウのポジション。伝説プロジェクトのデビュー時代を振り返ってみましょう。
●1984年
・11月29日-12月5日:欧州(6公演)
・12月7日-9日:英国#1(3公演)
●1985年
《2月11日『THE FIRM』発売》
・2月28日-3月24日:北米#1(13公演)
・4月16日-5月11日:北米#2(17公演)
・5月18日-22日:英国#2(3公演)←★ココ★
これがデビュー作『THE FIRM』にまつわる活動概要。本作のエディンバラ公演は、その最終盤。「英国#2」の2公演目にあたるコンサートでした。
そのショウで記録された本作は、まさに超極上のステレオ・サウンドボード。そのダイレクト感は空前絶後でして、既発からしてド直結だったわけですが、それすら次元が違い、耳にプラグを突っ込んで脳で直接再生しているかのようなサウンド。既発と同じように「Radioactive」の終わりから「Live In Peace」の冒頭にかけて、また「I Just Wanna Make Love To You」の中盤でテープチェンジの欠落もありますが、そんなシーンでさえ、マスターカセットが目の前にあるような生々しさなのです。本作では、そのマスターの原音をさらに丁寧にリマスタリング。もちろん、原音の生々しさを加工するような愚行はせず、少々右寄りだったバランスをセンターに戻し、若干高かったピッチもジャストに調整。より現場で鳴っていたサウンドが忠実に蘇るマスタリングに注力されているのです。
そんな頂点サウンドで描かれるのは、英国ロックの伝説2人が音を重ねる奇跡のステージ。良い機会でもありますので、ここでセットも整理しておきましょう。
●THE FIRM(10曲)
・ザ・ファーム:Closer/Make Or Break/Together/Money Can't Buy/Satisfaction Guaranteed/Radioactive/Midnight Moonlight/You've Lost That Loving Feelin'/Someone To Love
・ミーン・ビジネス:Cadillac
●その他(7曲)
・DEATH WISH II:City Sirens/Prelude/The Chase
・カット・ルース:Morning After The Night Before/Live In Peace/Boogie Mama
・その他:I Just Wanna Make Love To You
……と、このようになっています。LED ZEPPELINやFREE/BAD COMPANYのレパートリーが封印され、新プロジェクトに未来を賭ける潔さが眩しい。そして、そのセットを綴る2人のパフォーマンスこそが圧巻。ポール・ロジャースの声はまさしく息づかいレベルでして、誰もが欲しがり、羨む歌声が耳元で囁くように聞こえる。現在でも衰えを知らぬ美声を聴かせてくれるロジャースですが、この当時は35歳。ロック・シンガーとしては脂が乗りきり、ブルース・シンガーとしてはこれから全盛を迎えるという、一番美味しい年齢でした。実際、本作をかけて耳元に流れ込む、芳醇な歌声は絶品。一言一言がまろやかに響きつつ、細やかなニュアンスは実に繊細。かと言って、デヴィッド・カヴァデールのようにわざとらしい歌い回しをするでもなく、そのトーンだけでも豊かな情感を滲ませている。FREEから現在まで、数々の名唱を残してきたロジャースだけに「本作がベストシンギング」と言い切る自信はありませんが、これほど名唱が間近に迫る録音は、ちょっと思いつきません。
ロジャースが「息づかい」レベルだとすれば、ジミー・ペイジは「弦の振動」レベルとでも言えばいいでしょうか。飛行船の幻影から遠ざかろうとしていた時期だけに、栄光に包まれたキャリアの中でも真骨頂とはほど遠いわけですが、だからこその情熱が熱いのも確か。特に情感溢れるインスト「Prelude」は本当に素晴らしい。繊細な旋律に込められた魂が、弦のこすれる音まで聞こえるダイレクト感で耳に流し込まれる……。さらに新たなスタートを期する気概が透けるのは「Midnight Moonlight」。LED ZEPPELIN時代に書かれた「Swan Song」という曲を壮大に作り替えたものですが、DADGADチューニングにも関わらず、「White Summer/Black Mountain Side」には一切触れない。この後『OUTRIDER』『COVERDALE?PAGE』と、少しずつ伝説との折り合いを付けていくペイジですが、ここでは新たなパートナー:ポール・ロジャースとの独自世界にこだわる姿が印象的です。
デビュー作『THE FIRM』の新曲群には、そんな“2人の世界”が刻まれているわけですが、特に印象深いのは「You've Lost That Loving Feeling」。穏やかなブルースロックを淡く彩っていく歌声とギターのなんと素晴らしいことか。その色合いが少しずつ少しずつ、まるでワインに溜まる澱のように深みを増していく。そして、中盤にペイジのソロとロジャースの歌声が絡み合い、終盤で一気にロジャースが感情を爆発させる。まったくもって英国ブルースロックの粋を集めたような深い味わいのテイクです。
そんな2人の世界が広がるのは、新曲だけではありません。ロジャースのソロ・レパートリー「Live In Peace」では、深く歌い込むロジャースの歌声に応えるように、ペイジも情熱迸るソロを熱く熱く弾き込む。前述の通り冒頭がカットされていますが、熱く、激しく、深い2人の情感が交錯する後半は見事なダイレクトサウンドで捉えきっている。まさにこの2人が並び立つからこその名パートでしょう。
「ロジャースが歌うLED ZEPPELIN」ではなく「ペイジが弾くBAD COMPANY」でもない。それでいながら“この2人”でしかあり得ないTHE FIRMの世界。それを手で触れられそうなほど身近に感じられるライヴの銘品です。大元の流出マスターによって究極進化を果たした伝説のサウンドボード・アルバムを永久保存プレス2CDで手に入れられるチャンス。どうぞ、お見逃しなく。
★「1985年5月20日エディンバラ公演」のステレオ・サウンドボード録音。古くから大定番として君臨している名録音ですが、本作はその大元となる関係者流出マスターからダイレクトにデジタル化された究極クオリティ盤。耳にプラグを突っ込んで脳で直接再生しているかのようなシンクロ感が絶大で、従来盤では右寄りだったバランスもセンターに調整。原音の可能性を最大限に引き出しています。公式のスタジオ2作品と同等以上の価値を誇る絶対のライヴアルバムです。
Disc 1 (49:30)
1. Intro.
2. Closer
3. City Sirens
4. Make Or Break
5. The Morning After
6. Together
7. Cadillac
8. Prelude
9. Money Can't Buy
10. Satisfaction Guaranteed
11. Radioactive
12. Live In Peace
Disc 2 (62:27)
1. Midnight Moonlight
2. You've Lost That Loving Feeling
3. The Chase
4. I Just Wanna Make Love To You
5. Band Introductions
6. Someone To Love
7. Boogie Mama
Paul Rodgers - lead vocals, rhythm guitar, acoustic guitar
Jimmy Page - lead & rhythm guitars, acoustic guitar
Tony Franklin - bass, keyboards, synthesizer
Chris Slade - drums, percussion
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
★★特別企画
★大元となる関係者流出マスターで究極進化したサウンドボード・アルバム『EDINBURGH 1985: DIRECT MASTER』。
同じツアーを目撃できるプロショット作品『HAMMERSMITH ODEON 1984』が特別にボーナス付属いたします。
THE FIRM - HAMMERSMITH ODEON 1984(Bonus DVDR)
Live at Hammersmith Odeon, London, UK 9th December 1984 PRO-SHOT
本編プレス2CDは、伝説プロジェクトを代表する大定番サウンドボードが大元マスターによって究極進化したライヴアルバム。肝心要のスタジオ作品と並ぶ超名盤です。そんな最高峰サウンドボードのボーナスには、最高峰映像をご用意しました。
そんな本作に収められているのは「1984年12月9日ハマースミス・オデオン」公演。本編解説のスケジュールでいうところの「英国#1」最終日で撮影されたマルチカメラ・プロショットです。そんな本作は、MTVでも放送された伝統的な映像。そもそも映像の少ないTHE FIRMにあって最高峰・大定番として君臨してきた象徴映像です。それだけにご覧になった事のある方も多いと思いますが、やはりこの映像は素晴らしい。完璧なマルチカメラ撮影と極上のステレオサウンドボードで描かれるオフィシャル級のクオリティ。本作はマスター鮮度も素晴らしく、発色も1984年そのもの。まるで当時のテレビ電波が時空を超えて直接受信しているかのような映像美です。
そして、そのクオリティで描かれるTHE FIRMの素晴らしい事……。本編プレス2CDとも似て非なるセットですので、ここで比較しながら整理しておきましょう。
●THE FIRM(10曲)
・ザ・ファーム:Closer/Make Or Break/Together/Money Can't Buy/Radioactive/Midnight Moonlight/You've Lost That Loving Feelin'/Someone To Love
・ミーン・ビジネス:Cadillac
・その他:Full Circle(★)
●その他(7曲)
・DEATH WISH II:City Sirens/Prelude/The Chase
・カット・ルース:Morning After The Night Before/Live In Peace/Boogie Mama
・その他:Everybody Needs Somebody To Love(★)
※注:「★」印は本編プレス2CDでは聴けない曲。
……と、このようになっています。そして、そのセットを演じる「動く伝説の2人」こそが素晴らしい。THE FIRM時代のジミー・ペイジはとかくリハビリ的と総括もされますが、本作の彼はまだまだ40歳。「ZEPのペイジ」だけが脳裏にこびりついていた当時とは違い、脂が乗りつつ、久々の気概に溢れる演奏が実に瑞々しい。そして、映像だからこそ改めて思い知るのは「ペイジのバンド」でもなければ、「PAGE/ROGERSユニット」でもなかったということ。もちろん、2大スターこそが主役ではあるものの、トニー・フランクリンのフレットレス・ベースは極めてメロディックで歌心の塊ですし、クリス・スレイドはリズムモンスターAC/DCを惚れさせるに十分なグルーヴを叩き出す。もちろん、ZEPとは比較しようもありませんが、4人が4人とも無類のキャラクターが輝くバンド然としたバンドだった。それを音の百聞を超える一見のプロショットで教えてくれるのです。
スタジオ作品でもライヴアルバムでも伝わりきらないバンドの呼吸感。そして、ステージの存在感。THE FIRMがいかなる存在だったのかをオフィシャル級のマルチカメラ・プロショットで目撃させてくれる大傑作です。決定的なサウンドボード・アルバムが再登場する今だからこそ、もう一度味わっていただきたい彼らの象徴映像です。
(109:54)
1. Jupiter Intro.
2. Closer
3. City Sirens
4. Make or Break
5. The Morning After
6. Together
7. Cadillac
8. Prelude
9. Money Can't Buy
10. Radioactive
11. Live In Peace
12. Midnight Moonlight
13. You've Lost That Lovin' Feelin'
14. The Chase
15. Guitar Solo
16. Drum Solo
17. Someone To Love
18. Full Circle
19. Boogie Mama
20. Everybody Needs Somebody To Love
Paul Rodgers - Lead Vocals, Guitars
Jimmy Page - Guitars
Tony Franklin - Bass
Chris Slade - Drums, Percussion
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.110min.