SOFT MACHINE - ENSCHEDE 1975(2CDR) [Amity 639]

SOFT MACHINE - ENSCHEDE 1975(2CDR) [Amity 639]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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Vrijhof Cultuurcentrum, Universiteit Twente, Enschede, The Netherlands 10th January 1975 STEREO SBD

 達人アラン・ホールズワースを迎え、ジャズロック/フュージョンの極北を体現していた1975年のSOFT MACHINE。その極上サウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作に記録されているのは「1975年1月10日エンスヘデ公演(オランダ)」。その一部始終を脳みそに流し込むステレオ・サウンドボード録音です。ホールズワース時代のSOFT MACHINEと言えばスタジオ作品こそ『BUNDLES』だけですが、ライヴアルバムは『SWITZERLAND 1974』『FLOATING WORLD LIVE』といった公式作品が発掘され、当店では『EARLY BUNDLES 1974(Sirene-017)』も定番として君臨している。良い機会でもありますので、当時のスケジュールを振り返ってコレクションを整理してみましょう。

●1973年
《10月『SEVEN』発売》
《11月:アラン・ホールズワース加入》
・12月7日ー23日:英国(3公演)
●1974年
・1月3日ー2月4日:欧州#1(19公演)
・2月14日ー5月1日:北米(23公演)←※EARLY BUNDLES 1974
・5月11日ー7月6日:欧州#2(9公演)←※公式SWITZERLAND 1974
《7月『BUNDLES』制作》
・7月20日ー11月27日:欧州#3/チュニジア(30公演)
●1975年
・1月9日ー3月26日:欧州#4(31公演)←★本作★&公式FLOATING WORLD LIVE
《3月22日『BUNDLES』発売》
《4月:アラン・ホールズワース離脱》

 これがホールズワース時代の歩み。メンバーチェンジの当月(1973年11月/1975年4月)はラインナップが確定できないので省略していますが、おおよその流れはご理解頂けると思います。これをご覧のように、通常のような「BUNDLES発表+ツアー」ではなく、ホールズワースの脱退直前になってようやく『BUNDLES』がリリースされるという流れでした。その中で本作のエンスヘデ公演は最終盤となる「欧州#4」の2公演目。公式盤『FLOATING WORLD LIVE』の2週間前にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は、ド直結&ド密着の超ダイレクト系サウンドボード。とにかく歓声も遠くに囁く程度にしか記録されておらず、楽器音丸出しな演奏が極太で脳みそにねじ込まれる。時期の近い『FLOATING WORLD LIVE』も発掘物らしい直結系でしたが、それでも公式リリースらしく鳴りが整理されていましたが、本作にはその形跡すらない。いわゆる「卓直結系」と呼ばれるタイプの特徴を極端に強調したようなライヴアルバムなのです。
 そして、そのサウンド以上に重要なのが長さ。当店の『SYRACUSE 1974』や2本の公式ライヴアルバムは、いずれも1枚物。それに対して本作は約90分に及ぶ長尺ライヴ(+ボーナストラック30分)を味わえるのです。そのボリュームを実感していただくためにも、ここでは公式盤『FLOATING WORLD LIVE』と比較しながら整理してみましょう。

●BUNDLES
・The Floating World/Bundles/Land Of The Bag Snake/The Man Who Waved At Trains/Peff/Hazard Profile Pt. 1/Hazard Profile Pt. 2-5(★)/Four Gongs Two Drums(★)
●その他
・Ealing Comedy/North Point/Improv 1(★)/Song Of Aeolus/Improv 2(★)
※注:「★」印は公式盤『FLOATING WORLD LIVE』では聴けない曲。

……と、このようになっています。『BUNDLES』の制作後だけあって「Gone Sailing」以外の全曲を大盤振る舞い。特に圧巻なのは大曲「Hazard Profile」。『FLOATING WORLD LIVE』ではパート1が5分弱だけ聴けましたが、本作では約20分に渡って堂々のフル収録しているのです。
 「生演奏版BUNDLES+α」というライヴ本編だけでもド迫力ですが、本作はさらに貴重なボーナス・サウンドボードも追加収録しています。これは「1974年11月3日」に収録されたホールズワース&マイク・ラトリッジのインタビュー。デイヴ・ディマルティノを聞き手に、30分たっぷりと当時の状況を語っている貴重トラックなのです。
 とにもかくにも、約90分に及ぶ長尺&ド直結サウンドで味わえるライヴが素晴らしい。「生演奏版BUNDLES」であり、それ以上となるライヴアルバムの大傑作です。『FLOATING WORLD LIVE』のサブテキストという次元を超え、『BUNDLES』と同等の価値を誇る歴史的名盤。ホールズワースが舞い狂う、この時期だけのSOFT MACHINE。どうぞ、本作で心ゆくまでご堪能ください。

★「1975年1月10日エンスヘデ公演」のステレオ・サウンドボード録音。とにかく楽器音も丸出しな演奏が脳みそにねじ込まれるド直結&ド密着の超ダイレクト系です。そのサウンド以上に重要なのが長さ。ホールズワース時代の公式ライヴアルバムはいずれも1枚物ですが、本作は約90分に及ぶ。大曲「Hazard Profile」も約20分に渡ってフル収録され、『BUNDLES』から「Gone Sailing」以外の全曲を大盤振る舞い。さらに貴重なインタビューも30分ボーナス収録され、「生演奏版BUNDLES+α」となる一大決定盤です。


Disc 1(57:37)
1. Intro
2. The Floating World
3. Bundles
4. Land Of The Bag Snake
5. Ealing Comedy
6. The Man Who Waved At Trains
7. Peff
8. North Point
9. Hazard Profile Pt. 1
10. Hazard Profile Pt. 2
11. Hazard Profile Pt. 3
12. Hazard Profile Pt. 4
13. Hazard Profile Pt. 5

Disc 2(69:00)
1. Four Gongs Two Drums
2. Improv 1 
3. Song Of Aeolus
4. Improv 2

Bonus Track
5. Dave DiMartino interview with Mike Ratledge & Allan Holdsworth (East Lansing, Michigan, USA 3rd November 1974)

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Allan Holdsworth - guitar
Mike Ratledge - organ, synth
Karl Jenkins - oboe, sax, recorder, piano
Roy Babbington - bass
John Marshall - drums