ZZ TOP - MILTON KEYNES 1991(2CDR) [Shades 1381]

ZZ TOP - MILTON KEYNES 1991(2CDR) [Shades 1381]

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商品詳細

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Milton Keynes National Bowl, Milton Keynes, UK 6th July 1991 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 黄金のワーナー・ブラザーズ時代を締めくくった“RECYCLER Tour 1990-1991”。そのハイライト公演を伝える超極上のオリジナル録音が登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1991年7月6日ミルトン・キーンズ公演」の極上オーディエンス録音。ダスティ・ヒルの訃報を受けて録音家自身から「多くの方に聴いて欲しい」と譲られた秘蔵のオリジナル・マスターです。本作最大のポイントは異様なまでの高音質にあるのですが、ショウも特別。その意味をご説明するためにも、キャリアの節目となったワールド・ツアーの全体像から振り返ってみましょう。

●1990年
・10月2日-13日:北米#1a(7公演)
《10月16日『RECYCLER』発売》
・10月18日-12月17日:北米#1b(38公演)
●1991年
・1月4日-5月3日:北米#2(77公演)
・5月31日-7月6日:欧州(21公演)←★ココ★
・8月1日-9月27日:北米#3(33公演)

 これが1990年/1991年のZZ TOP。例によって北米偏重なのですが、後半には欧州レッグも実施。本作のミルトン・キーンズ公演は、その最終日にあたるコンサートでした。また、この日は“RECYCLER Tour”唯一の英国公演でもあり、THUNDERやLITTLE ANGELS、THE LAW、ブライアン・アダムスを従えたフェス形式の野外公演。さながら“MONSTERS OF ROCK ’85”が甦ったかのような巨大イベントとなったのです。
 そんなハイライト公演の現場を真空パックした本作は、サウンドも「超」付きの極上。オリジナル・マスターから吹き出してきたのは、ゼロ距離で轟く超ダイレクト・サウンド。音から察するに野外会場のPA塔に向かって録音しているに違いない。野外だけあって反響成分がまったくなしに骨太・肉厚な芯が目の前に突きつけられ、巨大な熱狂も吸い込みつつも、演奏音やヴォーカルの遙か彼方を蠢くさざ波のよう。まさに野外の旨みが最大限に活かされているのです。
 さらに素晴らしいのが安定感。ド肝を抜くほどのパワフル録音にも関わらず、まったくビビらない。普通、ここまでビッグ&ダイレクトであれば重低音くらいは割れても不思議ではないのに、そうはならない。前座バンド達も録音していたのかは分かりませんが、恐らくは入念に準備したのでしょう。最初から出音の特性が分かっていなければ不可能としか思えない極上感で全編が貫かれている。音色的にオーディエンスらしさがほんのりと漂いつつ、クオリティ的には完全サウンドボード級……と言いますか、このショウは(部分的な)TV放送プロショットも残されているのですが、そのサウンドボード音声より、本作の方が遙かに素晴らしいのです。
 そんな超絶級のダイレクト・サウンドで描かれるのは、初期クラシックスと黄金のワーナー時代を理想的に総括したフルショウ。ここでセットを整理し、その濃厚ぶりも実感していただきましょう。

●ロンドン・レコード時代(7曲)
・リオ・グランデ・マッド:Just Got Paid
・トレス・オンブレス:Waitin' for the Bus/Jesus Just Left Chicago/La Grange
・ファンダンゴ!:Heard It on the X/Blue Jean Blues/Tush
●ワーナー・ブラザーズ時代(14曲)
・皆殺しの挽歌:Manic Mechanic
・エル・ロコ:Ten Foot Pole/Tube Snake Boogie
・イリミネイター:Gimme All Your Lovin'/Got Me Under Pressure/Sharp Dressed Man/Legs
・アフターバーナー:Sleeping Bag
・リサイクラー:Tell It/Concrete and Steel/My Head's in Mississippi/2,000 Blues/Lovething/Give it Up

……と、このようになっています。やはり嬉しいのは『RECYCLER』の新曲群で、代表曲「My Head's in Mississippi」は現在でも演奏されますが、他は90年代ならでは。特に「Lovething」は後にも先にも“RECYCLER Tour”でしか演奏されていない限定曲です。また、80年代曲にしても「Sleeping Bag」や「Ten Foot Pole」が演奏されたのはこのツアーが最後。まさに時代の切り替わる刹那だからこその美味しい名曲選なのです。
 本作でしか聴けないオリジナル録音でありつつ、放送サウンドボードを軽々と凌駕するクオリティ。そんな超絶サウンドでハイライト公演をフル体験できてしまう大傑作です。ダスティの訃報があったからこそ世に出たわけですが、思わず秘匿したくなる気持ちも、今だからこそ広く共有したくる気持ちもよく分かる。特別感が音に姿を変えたようなライヴアルバム。どうぞ、存分にご堪能ください。

★「1991年7月6日ミルトン・キーンズ公演」の極上オーディエンス録音。録音家自身から譲られた本作だけのオリジナル・マスターで、ゼロ距離で轟く超ダイレクト・サウンド。野外だけあって反響成分がまったくなしに骨太・肉厚な芯が目の前に突きつけられ、巨大な熱狂も吸い込みつつも、演奏音やヴォーカルの遙か彼方を蠢くさざ波のよう。TV放送プロショットのサウンドボード音声よりも遙かに素晴らしいくらいです。初期クラシックスと黄金のワーナー時代を理想的に総括したセットも、大会場のハイライト公演だからこその熱演も極上フル体験できるライヴアルバムの大傑作です。

Disc 1(62:26)
1. Planet of Women 
2. Sleeping Bag
3. Tell It
4. Waitin' for the Bus
5. Jesus Just Left Chicago
6. Ten Foot Pole
7. Gimme All Your Lovin'
8. Concrete and Steel
9. My Head's in Mississippi
10. Manic Mechanic
11. Heard It on the X
12. 2000 Blues
13. Blue Jean Blues
14. Just Got Paid
15. Lovething

Disc 2(33:43)
1. Got Me Under Pressure
2. Sharp Dressed Man
3. Give It Up
4. Legs
5. Tube Snake Boogie
6. La Grange (with Sloppy Drunk Jam)
7. Tush 

Billy Gibbons - Guitar, Vocal
Dusty Hill - Bass, Vocal (R.I.P)
Frank Beard - Drums