EAGLES - BUDOKAN 1976(2CD) [ZION-063]
EAGLES - BUDOKAN 1976(2CD)
[ZION-063]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Budokan, Tokyo, Japan 7th February 1976 PERFECT SOUND(from Original Masters)
1976年に実現したイーグルスの初来日公演はこれまで大阪や名古屋の音源ばかりがリリースされてきました。それは公演数自体も関西エリアの方が多かったということが原因だったのかもしれません。しかしその初来日公演から四十年近い歳月を経て、遂にイーグルスが初めて武道館でライブを行った2月7日の公演のリリースが遂に実現するのです!今回の音源はトレーダー間にも一切出回っていなかったオーディエンス録音のリアル・マスター・カセットを独自に入手。イーグルスの埋もれていた音源が日の目を見ることと相成りました。先の理由から武道館公演の音源自体が非常に価値の高いものであり、これは世界中のファンからも驚きの声をもって迎えられる発掘音源となること間違いなし。
過去には当店からも初来日公演から最初の二回のライブとなった大阪公演を収録したCD-Rタイトル「TWO OF OSAKA NIGHTS」がリリースされていますが、今回はそれらをも軽く凌駕する音質であり、限定のプレスCDにてリリースされるだけのことはあります。当店リリースの大阪初日はアナログ盤を彷彿とさせるビンテージな質感のモノラル録音、大阪二日目はと言えば、より広がりとクリアネスを誇るステレオ録音のオーディエンス録音にて収録されていました。特に大阪二日目の音源のクオリティは優秀であり、初来日公演オーディエンス録音のベストだと言っても過言ではありませんでした。しかし今回はステレオ録音はもちろん、音像のオンなバランス、さらにクリアネスのどちらをとっても大阪二日目をも凌ぐ高いクオリティを実現しました。
一聴して解る録音状態の良さはライブが進むにつれて尻上がりにクリアネスも向上してゆきます。マスター・カセットの状態は四十年という時が経過したこと、さらに当初はマイクをバッグの中に隠していたのだと推測されたことが合わさった音のこもりがオープニングの「Take It Easy」序盤で発生しており、リリースに当たってはこの部分を疑似ステレオ化することによってリスニング上のストレスを軽減させています。それに「Doolin-Dalton / Desperado」辺りからは実に見晴らしの良いクリアネスに驚かされるばかりで、武道館公演を捉えた初登場音源をこれほどの音質で聴くことが出来る喜びに打ちのめされてしまうかもしれません。
さらにテープの掛け替えは「Desperado」の前で行われたことから同曲の出だしが欠けた上に音のこもり、ライブ終盤になると録音者が興奮したのでしょうか、「Rocky Mountain Way」と「Best Of My Love」で不意に録音が止まってしまったかのようなハプニングが起きていますが、それらも目立たなく処理することでリスニング上のストレスを大幅に減少させています。それに音源自体の鮮度は抜群、それでいてイーグルスのどっしりとした演奏を捉えているという点でも大阪二日の音源を引き離すクオリティの高さ。アナログ録音ならではのナチュラルで腰が据わった質感でイーグルスの歴史的な初武道館公演をそんなご機嫌なライブ・オーディエンス録音にてじっくりと堪能していただけることでしょう。
また面白いことに、イーグルスの初来日公演はピンク・フロイドなどと同様「歴史的名作を作る直前な上り調子」にグループがあった時期で実現しています。イーグルスは来日公演の終了後にアメリカへ戻り、70年代のロック・アルバムを代表するほどのメガヒット・アルバム「HOTEL CALIFORNIA」を作り上げます。そこでイーグルスは従来のサウンドから大幅な方向転換を行い、それまでのカントリー色が薄れ、よりロック寄りのサウンドとポップさを兼ね備えたアルバムが大成功を収めたことはイーグルスのマニアでなくともご存じではないでしょうか。
「HOTEL CALIFORNIA」の人気が絶大な日本では同アルバムがすっかり浸透した二度目の来日公演と比べて極端にサウンドの志向が異なっていたことから、初来日公演における思いのほか地味なサウンドに戸惑いを覚える人が少なくありません。しかしそれこそがこの時代のイーグルスのライブの面白さであり、この後に「New Kid In Town」や「Life in the Fast Lane」を生み出したグループがこの時点ではまだ「カントリー・ロックの継承バンド」であったことを痛感させられるはずです。
結成当初のメンバーだったバーニー・レドンが抜けた時点でイーグルスはグレン・フライを中心としてよりロック寄りなアプローチを図り、そこにドン・フェルダーとジョー・ウォルシュという二人の辣腕ギタリストが続けて加入したことはそのサウンドの変化に弾みを付けました。それでも76年2月のイーグルスはまだカントリー色が強く、それどころか「Midnight Flyer」で純然たるブルーグラス・コーナーを設けていたほどでした。それに前年にリリースされた「ONE OF THESE NIGHTS」が一位を記録してもなお、そこからのシングル・ヒット「Lyin' Eyes」や「Take It To The Limit」はカントリーの雰囲気を漂わせていたものです。
それらの大ヒットからイーグルスは日本でも広く認知され始めた時期に実現したのがこの武道館公演でした。よって会場は「ONE OF〜」収録曲に対しての反応がもっとも熱狂的で、ヒットしたということだけでなく、今でいうところのイケメンぶりも日本で人気の的だったランディ・マイズナーのハイトーン・ボーカルが懐かしい「Take It〜」など、この時のイーグルスならではのサウンドと初めてグループを目の当たりにした武道館の観客の興奮と緊張を余すことなく捉えた初登場音源がリリースされます。先の大阪初日などでは録音されなかったオープニングにおけるグレン・フライ不滅の名文句「We're the Eagles from Los Angeles」もばっちり収録!
イーグルス「GONNA LAST FOREVER」(武道館 79年9月18日)、ジョー・ウォルシュ「THERE GOES THE BUDOKAN」(武道館 81年5月18日)と、日本ツアー屈指のタイトルを輩出したZIONレーベルからの2枚組プレスCDでのリリースです。
★beatleg誌 vol.178(2015年5月号)のレビュー要約です。ご参考まで。
1976年の初来日公演より、2月7日の武道館公演を収録している。前々号(vol.176)で取り上げた『Live In Japan 1976』には2月3日の大阪フェスティヴァル・ホールと2月9日の名古屋市公会堂での2公演が収録されているが、武道館公演となると1999年にPrivate Masterからリリースされた『Flying First Time』以来、実に16年ぶりの登場である。しかも、これまで一切出回っていなかったリアル・マスター・カセットがソースとなっているとのことだ。そのカセットでは「Take It Easy」「Rocky Mountain Way」「Best Of My Love」の3曲に瑕疵が生じているらしいが、CD化の際に改善されているとのことで、全体を通してスムーズに聴くことが出来るし、音質自体も当時の武道館でのオーディエンス録音としては良好である。会場に居たファンの誰もが痺れたグレン・フライの「We're the Eagles from Los Angeles!」というMCからしっかりと収録されているのも良い。録音機周辺の女性が「Take It Easy」が始まると「テイク・イット・イージー!」と、「Desperado」が始まると「ならず者!」と叫んでいるのが微笑ましくもあり、加えて「Best Of My Love」における場違いな手拍子といい、当時のロック・コンサートの雰囲気も的確に捕らえられている。バーニー・リードンの脱退、ジョー・ウォルシュの加入という信じ難いメンバー・チェンジ後の来日公演であり、イーグルスが「Turn To Stone」や「Rocky Mountain Way」を演奏することは本当に衝撃的だったが、そのような変化を捕らえた武道館での記録でもある。プレス盤。
Disc 1 (58:53)
1. Intro 2. Take It Easy 3. Outlaw Man 4. Doolin-Dalton / Desperado 5. Turn To Stone
6. Lyin' Eyes 7. You Never Cry Like A Lover 8. Take It To The Limit 9. Desperado
10. Midnight Flyer
Disc 2 (61:45)
1. One Of These Nights 2. Already Gone 3. Too Many Hands 4. Good Day In Hell
5. Witchy Woman 6. Rocky Mountain Way 7. James Dean 8. Best Of My Love 9. Funk #49
10. Oh Carol
Glenn Frey - Guitar, Keyboards, Vocal Don Henley - Drums, Guitar, Vocal
Don Felder - Guitar, Vocal Joe Walsh - Guitar, Keyboards, Vocal Randy Meisner - Bass, Vocal
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Budokan, Tokyo, Japan 7th February 1976 PERFECT SOUND(from Original Masters)
1976年に実現したイーグルスの初来日公演はこれまで大阪や名古屋の音源ばかりがリリースされてきました。それは公演数自体も関西エリアの方が多かったということが原因だったのかもしれません。しかしその初来日公演から四十年近い歳月を経て、遂にイーグルスが初めて武道館でライブを行った2月7日の公演のリリースが遂に実現するのです!今回の音源はトレーダー間にも一切出回っていなかったオーディエンス録音のリアル・マスター・カセットを独自に入手。イーグルスの埋もれていた音源が日の目を見ることと相成りました。先の理由から武道館公演の音源自体が非常に価値の高いものであり、これは世界中のファンからも驚きの声をもって迎えられる発掘音源となること間違いなし。
過去には当店からも初来日公演から最初の二回のライブとなった大阪公演を収録したCD-Rタイトル「TWO OF OSAKA NIGHTS」がリリースされていますが、今回はそれらをも軽く凌駕する音質であり、限定のプレスCDにてリリースされるだけのことはあります。当店リリースの大阪初日はアナログ盤を彷彿とさせるビンテージな質感のモノラル録音、大阪二日目はと言えば、より広がりとクリアネスを誇るステレオ録音のオーディエンス録音にて収録されていました。特に大阪二日目の音源のクオリティは優秀であり、初来日公演オーディエンス録音のベストだと言っても過言ではありませんでした。しかし今回はステレオ録音はもちろん、音像のオンなバランス、さらにクリアネスのどちらをとっても大阪二日目をも凌ぐ高いクオリティを実現しました。
一聴して解る録音状態の良さはライブが進むにつれて尻上がりにクリアネスも向上してゆきます。マスター・カセットの状態は四十年という時が経過したこと、さらに当初はマイクをバッグの中に隠していたのだと推測されたことが合わさった音のこもりがオープニングの「Take It Easy」序盤で発生しており、リリースに当たってはこの部分を疑似ステレオ化することによってリスニング上のストレスを軽減させています。それに「Doolin-Dalton / Desperado」辺りからは実に見晴らしの良いクリアネスに驚かされるばかりで、武道館公演を捉えた初登場音源をこれほどの音質で聴くことが出来る喜びに打ちのめされてしまうかもしれません。
さらにテープの掛け替えは「Desperado」の前で行われたことから同曲の出だしが欠けた上に音のこもり、ライブ終盤になると録音者が興奮したのでしょうか、「Rocky Mountain Way」と「Best Of My Love」で不意に録音が止まってしまったかのようなハプニングが起きていますが、それらも目立たなく処理することでリスニング上のストレスを大幅に減少させています。それに音源自体の鮮度は抜群、それでいてイーグルスのどっしりとした演奏を捉えているという点でも大阪二日の音源を引き離すクオリティの高さ。アナログ録音ならではのナチュラルで腰が据わった質感でイーグルスの歴史的な初武道館公演をそんなご機嫌なライブ・オーディエンス録音にてじっくりと堪能していただけることでしょう。
また面白いことに、イーグルスの初来日公演はピンク・フロイドなどと同様「歴史的名作を作る直前な上り調子」にグループがあった時期で実現しています。イーグルスは来日公演の終了後にアメリカへ戻り、70年代のロック・アルバムを代表するほどのメガヒット・アルバム「HOTEL CALIFORNIA」を作り上げます。そこでイーグルスは従来のサウンドから大幅な方向転換を行い、それまでのカントリー色が薄れ、よりロック寄りのサウンドとポップさを兼ね備えたアルバムが大成功を収めたことはイーグルスのマニアでなくともご存じではないでしょうか。
「HOTEL CALIFORNIA」の人気が絶大な日本では同アルバムがすっかり浸透した二度目の来日公演と比べて極端にサウンドの志向が異なっていたことから、初来日公演における思いのほか地味なサウンドに戸惑いを覚える人が少なくありません。しかしそれこそがこの時代のイーグルスのライブの面白さであり、この後に「New Kid In Town」や「Life in the Fast Lane」を生み出したグループがこの時点ではまだ「カントリー・ロックの継承バンド」であったことを痛感させられるはずです。
結成当初のメンバーだったバーニー・レドンが抜けた時点でイーグルスはグレン・フライを中心としてよりロック寄りなアプローチを図り、そこにドン・フェルダーとジョー・ウォルシュという二人の辣腕ギタリストが続けて加入したことはそのサウンドの変化に弾みを付けました。それでも76年2月のイーグルスはまだカントリー色が強く、それどころか「Midnight Flyer」で純然たるブルーグラス・コーナーを設けていたほどでした。それに前年にリリースされた「ONE OF THESE NIGHTS」が一位を記録してもなお、そこからのシングル・ヒット「Lyin' Eyes」や「Take It To The Limit」はカントリーの雰囲気を漂わせていたものです。
それらの大ヒットからイーグルスは日本でも広く認知され始めた時期に実現したのがこの武道館公演でした。よって会場は「ONE OF〜」収録曲に対しての反応がもっとも熱狂的で、ヒットしたということだけでなく、今でいうところのイケメンぶりも日本で人気の的だったランディ・マイズナーのハイトーン・ボーカルが懐かしい「Take It〜」など、この時のイーグルスならではのサウンドと初めてグループを目の当たりにした武道館の観客の興奮と緊張を余すことなく捉えた初登場音源がリリースされます。先の大阪初日などでは録音されなかったオープニングにおけるグレン・フライ不滅の名文句「We're the Eagles from Los Angeles」もばっちり収録!
イーグルス「GONNA LAST FOREVER」(武道館 79年9月18日)、ジョー・ウォルシュ「THERE GOES THE BUDOKAN」(武道館 81年5月18日)と、日本ツアー屈指のタイトルを輩出したZIONレーベルからの2枚組プレスCDでのリリースです。
★beatleg誌 vol.178(2015年5月号)のレビュー要約です。ご参考まで。
1976年の初来日公演より、2月7日の武道館公演を収録している。前々号(vol.176)で取り上げた『Live In Japan 1976』には2月3日の大阪フェスティヴァル・ホールと2月9日の名古屋市公会堂での2公演が収録されているが、武道館公演となると1999年にPrivate Masterからリリースされた『Flying First Time』以来、実に16年ぶりの登場である。しかも、これまで一切出回っていなかったリアル・マスター・カセットがソースとなっているとのことだ。そのカセットでは「Take It Easy」「Rocky Mountain Way」「Best Of My Love」の3曲に瑕疵が生じているらしいが、CD化の際に改善されているとのことで、全体を通してスムーズに聴くことが出来るし、音質自体も当時の武道館でのオーディエンス録音としては良好である。会場に居たファンの誰もが痺れたグレン・フライの「We're the Eagles from Los Angeles!」というMCからしっかりと収録されているのも良い。録音機周辺の女性が「Take It Easy」が始まると「テイク・イット・イージー!」と、「Desperado」が始まると「ならず者!」と叫んでいるのが微笑ましくもあり、加えて「Best Of My Love」における場違いな手拍子といい、当時のロック・コンサートの雰囲気も的確に捕らえられている。バーニー・リードンの脱退、ジョー・ウォルシュの加入という信じ難いメンバー・チェンジ後の来日公演であり、イーグルスが「Turn To Stone」や「Rocky Mountain Way」を演奏することは本当に衝撃的だったが、そのような変化を捕らえた武道館での記録でもある。プレス盤。
Disc 1 (58:53)
1. Intro 2. Take It Easy 3. Outlaw Man 4. Doolin-Dalton / Desperado 5. Turn To Stone
6. Lyin' Eyes 7. You Never Cry Like A Lover 8. Take It To The Limit 9. Desperado
10. Midnight Flyer
Disc 2 (61:45)
1. One Of These Nights 2. Already Gone 3. Too Many Hands 4. Good Day In Hell
5. Witchy Woman 6. Rocky Mountain Way 7. James Dean 8. Best Of My Love 9. Funk #49
10. Oh Carol
Glenn Frey - Guitar, Keyboards, Vocal Don Henley - Drums, Guitar, Vocal
Don Felder - Guitar, Vocal Joe Walsh - Guitar, Keyboards, Vocal Randy Meisner - Bass, Vocal