BLACKMORE'S RAINBOW - CATCH THE RAINBOW(2CD) plus Bonus CDR* Numbered Stickered Edition Only [RISING ARROW-058]

BLACKMORE'S RAINBOW - CATCH THE RAINBOW(2CD) plus Bonus CDR* Numbered Stickered Edition Only [RISING ARROW-058]

販売価格: 3,800(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。


Live at Koseinenkin Kaikan, Osaka, Japan 5th & 9th December 1976 TRULY PERFECT SOUND

 伝説のアナログ盤『CATCH THE RAINBOW(BR 1214)』。その史上最高峰盤がRising Arrowレーベルから復刻です。
 とにかく、この録音ほど“伝説”の二文字が似合うアルバムはありません。今なお、英国ロックファンの魂に刻み込まれたRAINBOW初来日ではありますが、その約1ヶ月後には登場したという最古の2枚組LP。データ的に最初だっただけでなく、凄まじいハイクオリティ・サウンドを誇り、『ON STAGE』以前から知るファンにとって「RAINBOWのライヴ盤」とは、このアナログ2枚組と同義でさえありました。オリジナル盤はわずか200枚(100枚説もあり)という極プレスでしたが、本作は国内コアマニアが奇跡的に所蔵していたミント・クオリティ盤をハイエンド機材でデジタル化した超極上品なのです。
 そんな伝説盤に封じ込まれているのは「1976年12月5日+9日:大阪厚生年金会館」公演。2つの大阪公演オーディエンス録音から1回分のフルショウ仕立てにしたライヴアルバムなのです。やや複雑な中身ですので、まずは一歩ずつ。ツアー日程からショウのポジションを確認しておきましょう。

・12月2日:東京都体育館
・12月5日:大阪厚生年金会館 【本作】
・12月7日:名古屋市公会堂
・12月8日:大阪厚生年金会館
・12月9日:大阪厚生年金会館 【本作】
・12月10日:京都会館
・12月13日:九電記念体育館
・12月14日:広島市公会堂
・12月16日:日本武道館

 以上の全9公演。大阪厚生年金会館では合計3公演あったわけですが、本作はその1回目と3回目から編まれています。その中身はを整理しますと……

●ディスク1:アナログA面(12月9日)
「Over The Rainbow」「Kill The King」「Mistreated」「Sixteenth Century Greensleeves」

●ディスク1:アナログB面(12月5日)
「Catch The Rainbow」「Lazy」「Man On The Silver Mountain」「Blues」「Man On The Silver Mountain (reprise)」

●ディスク2:アナログC面(12月9日)
「Keyboard Intro.」「Stargazer」「Still I'm Sad incl. Keyboard Solo」

●ディスク2:アナログD面(12月9日+5日)
「Drum Solo」「Still I'm Sad (reprise)」(12月9日)
「Do You Close Your Eyes」「Over The Rainbow」(12月5日)

……と、このようになっています。おおよそアナログ片面ごとに「12月9日」と「12月5日」が交互に並んでいますが、チョット違うのはD面。C面から引き続いて「12月9日」のテイクなのですが、この日はリッチーが演奏に不満(一体コレのどこが!?)でアンコールがなかった。そのため、アンコール部分が「12月5日」となっています。
 とまぁ、データ的な話をご理解頂いたところで、肝心要。何よりも驚異的なのはクオリティ! とにかく凄い。素晴らしすぎる。「12月5日」も「12月9日」も「まるでサウンドボード」を地で行く超極上サウンドなのです。その後、両日とも発掘が進み、『HAIL TO THE KING(12月5日)』や『MORE HEAVY STRUCK(12月9日)』をご紹介してきましたが、そのいずれとも違いながら頂上に君臨するサウンド。特に12月9日分は、名盤音誉れ高き『SHADOW OF THE WIZARD』でさえ、軽く凌駕してしまうのです。
 しかも、本作はその史上最高峰盤。実のところ、20年以上前にもアナログ起こしCDはありましたが、残念ながらアナログのコンディションが悪かった。本作は、ミント・クオリティでしかあり得ない艶やかなノイズレス・サウンド。しかも、テープより遙かに経年劣化に強いLPだけに、まさに当時そのままの鮮度が保たれているのです。「この2録音の完全版が聴きたい」という夢も叶わぬまま42年の時間が経ってしまいましたが、もし大元カセットが発掘されたとしても、ここまでの鮮度は望めないでしょう……。本作では伝説アナログに全霊の敬意を込め、ピッチの調整以外、一切の手が加えられていません(もしアナログ盤と違いを感じられるとしたら、それはハイエンド機材とミント盤の威力です)。
 そのサウンドで描かれるショウは……もはや、言葉にする必要はないでしょう。全公演が発掘された現在となっては、両公演の名演ぶりは殊に有名。実のところ、両公演ともリッチーは不満だったそうですが、「これで不満なら、どうやったら満足するのさ?」という熱演が吹き出す。特に「12月5日」のアンコールは苛立ちが怒りに転化した狂気のギタークラッシュが爆発。徹底的にいたぶりブチ壊す凄まじい瞬間を超極上サウンドで味わえます。

 実のところ、本作は5年前に登場した輸入盤と同内容です。当時盤をお持ちの方にとっては無用のアルバムですが、ここまでの超名盤が廃盤なのはロック文化の損失。あってはならないことです。だからこそのRising Arrowレーベルからのレギュラー復刻に踏み切りました。大名盤に相応しい永久保存プレス2CD。どうぞ、この機会に“本物の伝説”に触れてください。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (51:41)

Live at Koseinenkin Kaikan, Osaka, Japan 9th December 1976

1. Over The Rainbow 2. Kill The King 3. Mistreated 4. Sixteenth Century Greensleeves

Live at Koseinenkin Kaikan, Osaka, Japan 5th December 1976

5. Catch The Rainbow 6. Lazy 7. Man On The Silver Mountain 8. Blues 9. Man On The Silver Mountain (reprise)

Disc 2 (51:22)

Live at Koseinenkin Kaikan, Osaka, Japan 9th December 1976

1. Keyboard Intro. 2. Stargazer 3. Still I'm Sad incl. Keyboard Solo
4. Drum Solo 5. Still I'm Sad (reprise) 

Live at Koseinenkin Kaikan, Osaka, Japan 5th December 1976

6. Do You Close Your Eyes 7. Over The Rainbow

Ritchie Blackmore - Guitar Ronnie James Dio - Vocals Cozy Powell - Drums
Jimmy Bain - Bass Tony Carey - Keyboards



★★特別企画

★甦った最古にして伝説の大名盤『CATCH THE RAINBOW』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、これまた初来日時代の伝説ラジオ番組『ROCK ON』が特別に付属致します。

RAINBOW - ROCK ON(Special Bonus CDR)
Koseinenkin Kaikan, Osaka, Japan 8th & 9th December 1976 STEREO SBD
Broadcasted on 28th April 1977 (FM TOKYO)

 本編プレス2CDは、アンダーグラウンド・サイドの“初来日のリアルタイム”を伝える伝説の超極上盤です。しかし、RAINBOW初来日はオーバーグラウンドでも数々の伝説を残しました。本作はその1つ。当時のFM特番を超極上サウンドでエアチェックしたラジオ・アルバムです。
 本作に収められているのは深夜のFM番組“ROCK ON”。初来日から約5ヶ月後となる「19774月28日(午前1時)」に関東圏で放送されたものです。この放送の最大のポイントは、世界初公開だった「1976年12月8日+9日:大阪厚生年金会館」公演のサウンドボード・ライヴが聴けること。番組の中でも触れられますが、当時はまだ『ON STAGE』も制作中であり、数曲とは言え、初来日サウンドボードには衝撃が走りました。とは言っても通しフル・ライヴではありません。番組はDJがRAINBOWやリッチー・ブラックモアの経歴を解説しながらさまざまな曲をかける構成で、通常スタジオアルバムのトラックも放送されました。ここで、番組の構成を簡単に整理しておきましょう。

《番組オープニング・パート》
《12月8日のサウンドボード・ライヴ》
「Still I'm Sad」
《アルバムテイク・パート》
「Black Sheep Of The Family」「16th Century Greensleeves」「Highway Star」「Do You Close Your Eyes」「Tarot Woman」
《12月8日のサウンドボード・ライヴ》
「Keyboard Solo」「Stargazer」
《12月9日のサウンドボード・ライヴ》
「Purple Haze/Lazy/Man On The Silver Mountain」
《番組エンディング・パート》

 ……と、このようになっています。もちろん、衝撃の番組だけに数々のタイトルにも収録されてきたわけですが、本作はその最高峰クオリティ盤。録音者したのはロック放送に情熱を注ぐ記録マニアで、WHITESNAKEの『BBC ENCORE SPECIAL』やJUDAS PIRESTの『GOLDEN LIVE STAGE』でも話題となった人物。当時のハイエンド機材を揃え、受信状況にも万全を尽くして録音されています。実際、本作から流れ出るサウンドはリアルタイムで放送を聴いているような鮮度と絶品のクリアさで、ヒスノイズもほとんど気にならない受信状態。放送原盤をそのままコピーしたような安定感で、その後に登場した各種プレスCDさえも軽ーく凌駕する。もしこのままプレスCD化されたとしても、何の違和感も不思議もない最高のサウンドなのです。
 しかも、そのサウンドのままCMやDJも丸ごと60分番組を完全録音しているのが嬉しい。これまでの既発では頭欠けやフェイド処理されていましたが、本作はDJまでノーカットの無編集。どのテイクもイントロ/アウトロが既発より長く、リッチーのギターが「カチッ」と音を立てたり、フェイドも番組仕様の自然さで聴けるのです。
 それ以上なのが、CMやDJそのもの。開始早々「エフエムー♪25時♪」のジングルとCMが流れるのですが、これが凄いインパクト。演歌スレスレのブルースが流れつつ、“太陽に吠えろ”さながらの渋声で「ラガーシャツと言えば、ジョン・デンバー、ジャクソン・ブラウン、トム・ウェイツ。古くはビーチボーイズのフィーリングと考えている人に、この曲を贈ります」と語る。その曲というのが……
「♪一生、答えが出ないならいっそ一度で止めとこか。一緒には行けない夢ん中。命の後先、曲がりくねって、いろは坂♪」
 ……とコブし全開で熱唱し、一気に演歌エリアへ振り切る。そこで先の渋声が「ラガーシャツと言えば、アウトドアと考えている人に、真のラガーを贈ります。日本のブルースでも唸りながらブッシュパンツにラガーを着るのも良いものです」と締める。もう、目眩しかしない70年代臭です(と言いますか、何のCM?)。
 その後、上記の番組構成に従ってDJがナレーションを挟んでいく。その1つひとつが時代感満点。ニュースキャスターのような落ち着いた声で「DEEP PURPLE。解散後既に10ヶ月を迎えようとしています」「ジャパン・ライヴアルバムなんですが、発売がだいぶ長引いているようでして、現在トラックダウンの段階」「今回放送しているテイクが必ずしもレコード化されるとは判らない(結局『ON STAGE』は別テイクでした)」等々。さらにリッチーのセッション時代や結成の敬意もELFから解説。さらにはジミー・ベインが脱退して自分のバンドを結成する事、後任ベースが加入したこともニュースとして語られる。その端々で「ジョン・ボ“ン”ナム」と言ったり、マーク・クラークが「アラン・クラーク」だったり。そして、極めつけなのが「Stargazer」を紹介する名調子。

「ステージのホリゾントに燦然と輝く七色のレインボー。そしてその前で汗を飛ばす5人のメンバー達。コージー・パウエルの大迫力のドラム、そしてギターフリーク、リッチー・ブラックモアの心臓を揺るがす大パワーのギター。武道館でのラストコンサートでは、最前列のファンが興奮のあまり、喧嘩を始める一幕もありました。ミストゥリーテッド、16世紀のグルーンスリーヴス、そしてドゥ・ユー・クローズ・ユア・アイでリッチーが持っていたギターを壊すと、あの広い武道館を埋め尽くした一万を超える観客の興奮も頂点に達しました。日本でのステージの感激をもう一度、スターゲイザー!」

 ……冒頭の和製ブルースにも負けない、この時代感。これこそ、1977年。まさしく、オーバーグラウンドのラジオ放送が真空パックした時代の薫りなのです。
 クリアで自然な大阪サウンドボード、抜群にもほどがあるクオリティ、そして40年の時間を飛び越えるタイムカプセル感……。すべてが圧倒的。本放送を聴いていた方には最高のノスタルジアを、そしてその後のファンの方には新鮮なタイムワープ体験ををくれる1枚。ボーナス・タイトルでありながらクオリティはプレスCD級、そしてボーナス・タイトルだからこその醍醐味に溢れた最高傑作。ディスクを再生すれば、そこはもう1977年4月28日。60分間の時間旅行、どうぞお楽しみください!

1. CM 2. DJ Intro 3. Still I'm Sad(Koseinenkin Kaikan, Osaka, Japan 8th December 1976)
4. DJ Talks 5. Black Sheep Of The Family 6. Sixteenth Century Greensleeves 7. DJ Talks
8. Highway Star(Deep Purple) 9. DJ Talks 10. Do You Close Your Eyes 11. Tarot Woman
12. DJ Talks 13. Keyboard Solo (Koseinenkin Kaikan, Osaka, Japan 8th December 1976)
14. Stargazer (Koseinenkin Kaikan, Osaka, Japan 8th December 1976) 15. DJ Talks
16. Purple Haze/Lazy/Man On The Silver Mountain(Koseinenkin Kaikan, Osaka, Japan 9th December 1976) 17. CM18. DJ Talks 19. CM 20. DJ Talks 21. Constipated Duck(Jeff Beck)

Special Bonus CDR for limited numbered edition of "CATCH THE RAINBOW"(Rising Arrow-058)