PAUL SIMON - COSTA MESA 1991: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Uxbridge 1476]
PAUL SIMON - COSTA MESA 1991: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR)
[Uxbridge 1476]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Pacific Amphitheatre, Costa Mesa, CA, USA 28th September 1991 TRULY PERFECT SOUND
ここ最近のJEMSチームによるマイク・ミラード音源の公開は彼の晩年に録音されたもが多くを占めて（まだまだ数多く眠っているであろう70年代ものが出し惜しみ気味かと…）いて、今回も公開されたのはポール・サイモン1991年のステージでした。
とはいえ91年と言えばサイモンのソロ・キャリアにおいては1986年の「GRACELAND」から始まったワールドミュージック路線で大成功を収めた絶頂期の真っ最中であり、この日のステージは前年のアルバム「THE RHYTHM OF THE SAINTS」リリース後に行われたワールド・ツアーからミラードによるオーディエンス録音ドキュメント。
そのアルバムも「GRACELAND」に次いで大ヒットを記録、そんな盛り上がりを反映したかの如く、この日の会場の盛り上がりも凄まじいものがある。今回はミラードの録音としては演奏の音圧がやや弱めですが、これは当時のサイモンのコンサート会場において鳴っていた出音の関係もあるかと推測されるもの。
とはいえこの日の録音には実に魅力的なメリットもある。それはサイモンの歌声が大きく捉えられているということ。この時代の彼のステージはワールドミュージック路線の大所帯バンドですので、彼らの音が一緒くたに鳴らされていた分、サイモンの歌声を際立たせようという狙いがサイモンのコンサートスタッフの中にあったのもしれません。それだけにミラードらしいクリアーな録音状態とサイモンの歌声の相性は抜群。
「THE RHYTHM OF THE SAINTS」ツアーと言えばオフィシャルの「PAUL SIMON'S CONCERT IN THE PARK」というライブアルバムがありますが、そちらがセントラルパークにおいて、ほとんど野外フェス状態の大観衆を前にしたステージだったのに対し、その一大イベントから一か月半後にコスタ・メサで行われたコンサートを捉えたこちらはアットホームなもので雰囲気がオフィシャルとはまるで違う。
それにサイモンとしても収録を兼ねた一大イベントをやり遂げた後の安堵感があったのでしょう、全編に渡って非常にリラックスした調子で歌いあげている様子もミラード録音のおかげでしっかり伝わってくる。
何が凄いって、この時期のサイモンは先の二枚のアルバムのヒットぶりが凄まじく、往年のS&Gクラシックに頼らなくともライブ全体が大きな盛り上がりを見せているということ。むしろ「The Boy in the Bubble」に「Born at the Right Time」など、コンサート前半だけでもそれ二枚のアルバムからの曲だけで圧倒的な盛り上がりを見せている。
それはサイモン自身がよく解っていることなのでしょう。もはやS&Gナンバーはファンサービス程度の扱いに映るほどで、それを物語るかのごとくフィナーレ「Mrs. Robinson」で歌詞を間違えるという爆笑ハプニングが却って当時の彼のソロ作品への自信を伺わせてくれるほど。
そして「You Can Call Me Al」以降のコンサート後半は緩急自在な盛り上がりが素晴らしく、ソロ・キャリアのピークらしい説得力ある演奏が腕利きミュージシャンのバックバンドと共に奏でられます。
先のようにオフィシャルのライブアルバムが存在したことが仇となって今回はUXBRIDGEレーベルからのCD-Rリリースではありますが、今回もミラードならではの卓越したクオリティは健在。なおかつサイモンの歌声のリアルさに聞き惚れてしまうこと請け合い。もはや裏「ライブ・イン・セントラルパーク」！
Disc 1 (67:03)
1. Intro.
2. The Obvious Child
3. The Boy In The Bubble
4. She Moves On
5. Kodachrome
6. Born At The Right Time
7. Train In The Distance
8. Me And Julio Down By The Schoolyard
9. I Know What I Know
10. The Cool, Cool River
11. Bridge Over Troubled Water
12. Proof
13. Instrumental
Disc 2 (66:21)
1. The Coast
2. Graceland
3. You Can Call Me Al
4. Still Crazy After All These Years
5. Loves Me Like A Rock
6. Diamonds On The Soles Of Her Shoes
7. Hearts And Bones
8. Late In The Evening
9. Gone At Last
10. America
11. The Boxer
12. Mrs. Robinson
Paul Simon - Vocal, Guitar
John Selolwane - Guitar
Ray Phiri - Guitars
Vincent Nguini - Guitar
Richard Tee - Piano, Vocals
Armand Sabal-Lecco - Bass
Steve Gadd - Drums
Cyro Baptista - Percussion
Dom Chacal - Percussion
Mingo Araujo - Percussion
Sidinho Moreira - Percussion
Tony Cedras - Accordeon, Keyboard, Guitars
Chris Botti - Trumpet
Michael Brecker - Saxophone
Reginald 'Briz' Brisbon - Background Vocals
The Waters - Background Vocals
Barney Rachabane - Saxophone
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Pacific Amphitheatre, Costa Mesa, CA, USA 28th September 1991 TRULY PERFECT SOUND
ここ最近のJEMSチームによるマイク・ミラード音源の公開は彼の晩年に録音されたもが多くを占めて（まだまだ数多く眠っているであろう70年代ものが出し惜しみ気味かと…）いて、今回も公開されたのはポール・サイモン1991年のステージでした。
とはいえ91年と言えばサイモンのソロ・キャリアにおいては1986年の「GRACELAND」から始まったワールドミュージック路線で大成功を収めた絶頂期の真っ最中であり、この日のステージは前年のアルバム「THE RHYTHM OF THE SAINTS」リリース後に行われたワールド・ツアーからミラードによるオーディエンス録音ドキュメント。
そのアルバムも「GRACELAND」に次いで大ヒットを記録、そんな盛り上がりを反映したかの如く、この日の会場の盛り上がりも凄まじいものがある。今回はミラードの録音としては演奏の音圧がやや弱めですが、これは当時のサイモンのコンサート会場において鳴っていた出音の関係もあるかと推測されるもの。
とはいえこの日の録音には実に魅力的なメリットもある。それはサイモンの歌声が大きく捉えられているということ。この時代の彼のステージはワールドミュージック路線の大所帯バンドですので、彼らの音が一緒くたに鳴らされていた分、サイモンの歌声を際立たせようという狙いがサイモンのコンサートスタッフの中にあったのもしれません。それだけにミラードらしいクリアーな録音状態とサイモンの歌声の相性は抜群。
「THE RHYTHM OF THE SAINTS」ツアーと言えばオフィシャルの「PAUL SIMON'S CONCERT IN THE PARK」というライブアルバムがありますが、そちらがセントラルパークにおいて、ほとんど野外フェス状態の大観衆を前にしたステージだったのに対し、その一大イベントから一か月半後にコスタ・メサで行われたコンサートを捉えたこちらはアットホームなもので雰囲気がオフィシャルとはまるで違う。
それにサイモンとしても収録を兼ねた一大イベントをやり遂げた後の安堵感があったのでしょう、全編に渡って非常にリラックスした調子で歌いあげている様子もミラード録音のおかげでしっかり伝わってくる。
何が凄いって、この時期のサイモンは先の二枚のアルバムのヒットぶりが凄まじく、往年のS&Gクラシックに頼らなくともライブ全体が大きな盛り上がりを見せているということ。むしろ「The Boy in the Bubble」に「Born at the Right Time」など、コンサート前半だけでもそれ二枚のアルバムからの曲だけで圧倒的な盛り上がりを見せている。
それはサイモン自身がよく解っていることなのでしょう。もはやS&Gナンバーはファンサービス程度の扱いに映るほどで、それを物語るかのごとくフィナーレ「Mrs. Robinson」で歌詞を間違えるという爆笑ハプニングが却って当時の彼のソロ作品への自信を伺わせてくれるほど。
そして「You Can Call Me Al」以降のコンサート後半は緩急自在な盛り上がりが素晴らしく、ソロ・キャリアのピークらしい説得力ある演奏が腕利きミュージシャンのバックバンドと共に奏でられます。
先のようにオフィシャルのライブアルバムが存在したことが仇となって今回はUXBRIDGEレーベルからのCD-Rリリースではありますが、今回もミラードならではの卓越したクオリティは健在。なおかつサイモンの歌声のリアルさに聞き惚れてしまうこと請け合い。もはや裏「ライブ・イン・セントラルパーク」！
Disc 1 (67:03)
1. Intro.
2. The Obvious Child
3. The Boy In The Bubble
4. She Moves On
5. Kodachrome
6. Born At The Right Time
7. Train In The Distance
8. Me And Julio Down By The Schoolyard
9. I Know What I Know
10. The Cool, Cool River
11. Bridge Over Troubled Water
12. Proof
13. Instrumental
Disc 2 (66:21)
1. The Coast
2. Graceland
3. You Can Call Me Al
4. Still Crazy After All These Years
5. Loves Me Like A Rock
6. Diamonds On The Soles Of Her Shoes
7. Hearts And Bones
8. Late In The Evening
9. Gone At Last
10. America
11. The Boxer
12. Mrs. Robinson
Paul Simon - Vocal, Guitar
John Selolwane - Guitar
Ray Phiri - Guitars
Vincent Nguini - Guitar
Richard Tee - Piano, Vocals
Armand Sabal-Lecco - Bass
Steve Gadd - Drums
Cyro Baptista - Percussion
Dom Chacal - Percussion
Mingo Araujo - Percussion
Sidinho Moreira - Percussion
Tony Cedras - Accordeon, Keyboard, Guitars
Chris Botti - Trumpet
Michael Brecker - Saxophone
Reginald 'Briz' Brisbon - Background Vocals
The Waters - Background Vocals
Barney Rachabane - Saxophone