OASIS - SPRING 1994 GIGS(1CD) plus Bonus DVDR [Wardour-480]

OASIS - SPRING 1994 GIGS(1CD) plus Bonus DVDR [Wardour-480]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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Old Trout, Windsor, London, UK 7th May 1994 TRULY PERFECT SOUND
100 Club, Oxford Street, London, UK 24th March 1994 PERFECT SOUND

 どんな偉大なバンドにも“駆け出しの時代”という時期が存在します。それは人気が爆発する前を指し、音源や映像の存在が限られがちな時期だとも言えましょう。オアシスが1994年にデビューシングル「Supersonic」でデビューを果たしたのは4月11日のこと。今やクラシックと化したこの曲も当時はチャートの31位どまりでして、シングルをリリースしてしばらくの間はギグの本数もまばらでした。その後の人気の上昇を考えると意外にも思えますが、「Supersonic」リリースの前後というのは思いのほか地味な時期だったのです。
 それを反映するかの如くオアシス1994年春というのはライブ音源も限られているのですが、そうした中で残されている優良オーディエンス録音を限定プレスCDに収めてみせたのが今回のコンセプト。

 メインに収録されているのは初登場5月7日にウインザーにあるライブハウス、オールド・トラウトでのギグ。この会場は90年代前半においてイギリスはもとよりアメリカの新進気鋭バンドなどもギグを開いた由緒あるライブハウス。オアシスのギグを捉えた今回のオーディエンス録音も「ハコ」らしい臨場感がたっぷり。それ故に音像も非常にオンで、所々で「サウンドボードか」と突っ込みたくなるようなド迫力の音像が圧巻。
 最たる例は「Bring It On Down」のイントロでしょう。トニー・マッキャロルが叩きだすドラミングはサウンドボードそのもの。単に音像が近いというだけにとどまらず、それぞれの楽器の音が生々しい。ノエルのギターなどPAでなくアンプからの出音では?と錯覚しそうになるほどですし、ギグジーのベースもブリブリと唸っている。何よりリアムの歌声がまた実に近い。勢い余ってフィナーレ「I Am The Walrus」では彼とバンドが噛み合わなくなる場面まで。
 それが1994年5月の記録ともなれば、彼の歌声はファースト・アルバムで聞けたあの初々しさそのままでオールド・トラウトの小さなハコに響き渡っていて、なおかつ45分弱というステージの時間も功を奏して気持ちいいほどにリアムの声が出ている。
 さらに驚かされるのが、このデビューして間もないオアシスのギグで日本人が居合わせていたということ。「Live Forever」の前では日本人女性の「足が真っ黒じゃない?」という会話がはっきり聞き取れる。恐らくは現地に滞在していた人物なのだと推測されますが、デビュー直後で既にオアシスを見ていた日本人がいたとは。それと同時に別の観客(こちらは現地の人だと思われる英語で)「T・レックスのカバーやるよな?」と呟いており、それが「Cigarettes & Alcohol」を指すのは明らかであると共にカバー曲と誤解されるのもデビュー当時ならでは。

 本タイトルに収録されているもう一つのライブ音源はデビューを二週間後に控えた3月24日にロンドンの100クラブで行ったギグを収録。100クラブと言えばセックス・ピストルズやクラッシュを始めとしたパンクの登竜門として由緒ある会場でもある。それだけにオアシスとしても気合の入る出演であったことは想像に難くありません。
 それ以上に驚かされるのは、このオーディエンス録音のクオリティの高さ。さすがに本編オールド・トラウトには及ばないものの、こちらも音像がオンで迫力満点。既に評判となっていたバンドのギグとはいえ、まだデビュー直前。そんなタイミングでこれほどまで高音質な音源が残されていたことに驚きを禁じ得ません。
 録音は「Bring It On Down」の序盤からスタートしており、そこでは少し音がこもっている。ところが、これこそ100クラブのドアを開けて中に入ったかの臨場感がありありと伝わってくるもので、すぐに音がクリアーになって演奏がどんどんクローズしてくるという。さすがにデビュー前という事もありレパートリー少なめ、ステージ自体も30分を切るものでした。
 この収録時間の短さが仇となって今までリリースされたアイテムはCD-Rのみ、またこの日の目玉である「I Will Believe」のみがコンピレーションものでプレスCDに収録されたことがありましたが、ギグ全体のプレスCDリリースが実現するのは今回が初めて。これだけの高音質オーディエンス録音ならばプレスCDが相応しいというもの。
 その目玉たる「I Will Believe」は唯一の純生ライブ演奏の記録としてマニアにおなじみなライブテイクであると同時に、この曲が最高音質で捉えられたというのは本当に幸運でしょう。特にリアムの声が大きく響き渡り、演奏と共に初々しさに溢れた雰囲気には聞き惚れてしまいます。このようにオアシス1994年のデビュー時のビフォー&アフターをどちらも信じられないほどの高音質オーディエンス録音で捉えた歴史的ドキュメント。これはオアシス「青の時代」の記録です!

(71:04)
Old Trout, Windsor, London, UK 7th May 1994

01. Shakermaker
02. Fade Away
03. Digsy's Dinner
04. Live Forever
05. Bring It On Down
06. Up In The Sky
07. Cigarettes & Alcohol
08. Supersonic
09. I Am The Walrus

100 Club, Oxford Street, London, UK 24th March 1994

10. Bring It On Down
11. Digsy's Dinner
12. Live Forever
13. I Will Believe
14. Cigarettes & Alcohol
15. Supersonic

Liam Gallagher - lead vocals, tambourine
Noel Gallagher - lead guitar, vocals
Paul Arthurs - rhythm guitar
Paul McGuigan - bass
Tony McCarroll - drums


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★★特別企画

オアシス「SPRING 1994 GIGS」に、1994年2月6日、スコットランドはパースシャーの高級ホテルで行われたレコード会社主催のオアシスのライヴを、高画質プロショットで収録した 「GLENEAGLES HOTEL 1994」が特別に付属致します。

OASIS - GLENEAGLES HOTEL 1994 (Bonus DVDR)
Gleneagles Hotel, Perthshire, Scotland 6th February 1994 PRO-SHOT

 オアシス“駆け出しの時代”の記録である「SPRING 1994 GIGS」に相応しく、その初回納品分に付属するのは1994年における最古のプロショット・ライブ映像。この映像は後に「DEFINITELY MAYBE」ドキュメンタリーに「Live Forever」が収録されるなど、オフィシャルで小出しにされているライブでもあります。
その2月という収録時期からも解るように、まだデビューシングル「Supersonic」すらリリースされていない時期。しかも会場はリゾート地にあるホテルであり、おおよそ駆け出しのバンドには縁のない会場(「グレン」や「イーグルス」という名前ですが、もちろんかのイーグルスとは無関係です笑)で行われたライブ…というか、実際にはソニーの重役たちがこの高級ホテルに集まって会議を開いた際、デビューを新人アーティストの紹介を兼ねてお膳立てされたもの。
その映像に映し出されるオーディエンスの後ろ姿はまったく演奏に乗っておらず、棒立ちでオアシスの演奏を眺める光景が捉えられていることからも、通常のギグとは違った環境であることを偲ばせてくれます。

レコード会社のお偉方を前に演奏するというこの「お勤め」をオアシスが喜ぶはずもなく、ただでさえ「魅せる」要素と縁遠い初期のオアシス、ステージ上のリアム以外のメンバーは黙々と演奏。ある意味では「お行儀よく」演奏している風にも映り、結果的には吉と出たのかもしれません。
それでいて宣伝素材として使うことを見込んで正規の映像収録が行われたのでしょう、リアムの顔などは非常にツルッとしており、レコード会社からお仕着せのメイクが少なからず施されたであろう容姿が伺えるのも面白い。そんな彼はもちろんですが、ノエルやボーンヘッドですらあどけなさを漂わせているというのも貴重かと。
結果としてシュアーな演奏に徹する初期オアシスのライブ映像と仕上がった訳ですが、そんな特異な環境が功を奏し、大観衆を前にした後のグラストンベリー・フェスティバルなどと比べると丁寧に演奏している感が非常に新鮮。当時はやんちゃ全開だったリアムもかしこまりつつ丁寧に歌っており、「Live Forever」の裏声ラインも一人で全部歌い切っているのがまた初期ならではの貴重な光景。

そんなデビュー直前の貴重なプロショット映像ということからトレーダー間にも以前から出回っていたライブ映像ですが、こちらもまたイギリスのオアシス研究家から画質と音声のベストなバージョン(当然ステレオ)を提供いただきました。
YouTube上で見られる本映像の中ではVHSのダビング感、いわば映像のジェネ落ち感が偲ばれるバージョンが多いのですが、今回提供いただいたバージョンはそうした劣化の極めて少ない画質で貴重な1994年オアシスの最初期ステージを楽しめる、ハイグレードな初回オンリー・ギフトとなっています。音源編「SPRING 1994 GIGS」を補う見事なライブ映像、絶対に初回納品分で入手してください!

(27:30)
1. Introduction
2. Shakermaker
3. Bring It On Down
4. Digsy's Dinner
5. Live Forever
6. Cigarettes & Alcohol
7. Supersonic

Liam Gallagher - lead vocals, tambourine
Noel Gallagher - lead guitar, vocals
Paul Arthurs - rhythm guitar
Paul McGuigan - bass
Tony McCarroll - drums

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.27min.

Special Bonus DVDR for "SPRING 1994 GIGS"(Wardour-480)