THE ROLLING STONES - TAMPA 1994 REMASTER (2CD)★ [IMPORT TITLE]

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販売価格: 3,800(税込)

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商品詳細

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Live at Tampa Stadium, Tampa, Florida, USA 22nd November 1994 STEREO SBD(UPGRADE)

 今から10年近く前、懐かしの「ウォルフガング」サイトにてローリング・ストーンズのステレオ・サウンドボード録音の大盤振る舞いがありました。それらの凄いところは、ラフミックスでありながらもマルチトラック録音のステレオ・サウンドボードばかりが公開されたという事だったのです。
 現在は「CONCERT VAULT」に名前を変えた「ウォルフガング」サイトですが、元は伝説のプロモーター、ビル・グレアムが所有していた音源を公開するというもの。ところがこのサイト、グレアムの関りがない1990年の東京ドーム、さらには彼の没後に行われたストーンズのライブ音源まで公開してくれており、当時はあまりの量に世界中のマニアがよだれを垂らしたものです。
 その最たる例が1994年のタンパ。オーディエンス録音のアイテムすら皆無の94年アメリカ・ツアー11月において衝撃のマルチトラック・サウンドボードとして世界中のマニアをアッと言わせた音源。それを速攻でプレスCDリリースしてみせた名盤が「TAMPA 1994」であり、2013年当時にはあっという間に売り切れてしまった名作でもありました。あれから8年の歳月が経過し、さらには再発のリクエストを多数受けていた中で今週遂にリニューアル版のリリースが実現します。

 元がマルチトラック録音ですので各楽器のステレオ・セパレーションなどは素晴らしいものがあり、その上で歓声もステレオでしっかりと曲間に響き渡る。リリースに向けての作業が施されていない状態ですので全体的にドライな質感ですが、PAアウトのサウンドボードのような演奏も臨場感もデッドな質感とは一線を画すステレオ感。それは今聞いても十分に素晴らしいもの。
 今回のリリースに際して手直しを加えた主な部分としては、まず左チャンネルの音量を上げてステレオのバランスを整えました。もっとも重要な修正点としては、この日の目玉であった「Far Away Eyes」です。それの後半では「Sympathy For The Devil」用シーケンサーが誤作動するというハプニングが起きていたのですが、2013年のリリース時にはこれがテープの転写か何かと誤解してカット、その上で曲の別のコーラス部分をパッチしていたのです。研究誌で指摘されたように、この日はミックがコーラスの歌い出しを間違えてしまっていたのですが、その間違っていた個所をパッチ要員として流用したことで二回ミスが続くバージョンという誤編集となってしまっていたという。
 そこで今回は元音源に立ち返って問題の個所を修正なし、本来の状態のままで収録して前回のバージョン最大の欠点を解消させています。しかも左チャンネルのバランスを整えましたので、件の個所に関してはよりはっきり聞き取れるというメリットも生まれました。確かにこれはシーケンサーの誤作動ですし、テクノロジー・ツアーでもあった1994年ツアーらしいハプニングでもあったのですね。

 そしてこの音源最大の魅力と言えば、テクノロジーに加えてサポート過多といってもおかしくなかった時期のステージにおいて、ホーンセクションの音がまったくと言っていいほどに聞こえず、代わりにストーンズ本来の要と言えるキースとロニーのギターが左右から鮮明に鳴り響いてくれたことでしょう。確かに実際のツアーのサウンドイメージとは異なるバランスですが、中でもキースの音がしっかり聞こえるバランスというのはサウンド全体が整えられてしまうオフィシャルのライブアルバムでは考えらえないことであり、ラフな状態ならではというもの。
 例えば「I Go Wild」などではキース節全開と呼びたくなる素晴らしいカッティングを随所で聞かせており、ゴージャスなサウンドが頂点に達したツアーにおいてもキースはキースでいてくれたのだな…と感慨深くなります。先にも申しましたように、今回のリリースに際して左右のステレオ・バランスを調整しましたので、よりストーンズらしい二本のギター・サウンドをリアルに楽しんでもらえるのではないかと。
 そしてほとんど抹殺されたような存在と化してしまったホーンセクションも「Doo Doo Doo Doo Doo」のような欠かせない曲ではちゃんと鳴ってくれているのがありがたい。2013年当時に話題となったキースの「The Worst」弾き直しやミックのリサならぬ「リシャ・フィッシャー」という紹介場面などの面白さは今聞いても十分に笑える。あらゆる意味で94年「VOODOO LOUNGE」ツアーのアザー・サイドを垣間見させてくれた貴重なマルチトラック・サウンドボードがバージョンアップにて復活!

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (59:25)
01. Introduction
02. Not Fade Away
03. Tumbling Dice
04. You Got Me Rocking
05. Shattered
06. Rocks Off
07. Sparks Will Fly
08. Satisfaction
09. Beast Of Burden
10. Far Away Eyes
11. Doo Doo Doo Doo Doo
12. Love Is Strong
13. It's All Over Now

Disc 2 (73:58)
01. I Go Wild
02. Miss You
03. Band Introductions
04. Honky Tonk Women
05. Before They Make Me Run
06. The Worst
07. Sympathy For The Devil
08. Monkey Man
09. Street Fighting Man
10. Start Me Up
11. It's Only Rock'n Roll
12. Brown Sugar
13. Jumping Jack Flash

STEREO SOUNDBOARD RECORDING