OZZY OSBOURNE - STOCKHOLM 1995(1CDR) [Shades 1350]
OZZY OSBOURNE - STOCKHOLM 1995(1CDR)
[Shades 1350]
販売価格: 1,500円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Hovet, Stockholm, Sweden 24th November 1995 PERFECT SOUND
今やマニア以外からは忘れ去られようとしているオジー・オズボーン史の秘境:ジョー・ホームズ時代。その真価を伝える新発掘ライヴアルバムが登場です。
そんな本作に吹き込まれているのは「1995年11月24日ストックホルム」公演。その傑作オーディエンス録音です。当時のオジーは『OZZMOSIS』リリースと共に引退を撤回。新ギタリストにジョー・ホームズを迎え、“RETIREMENT SUCKS Tour(引退なんて糞食らえツアー)”を開始しました。ホームズ時代は5年間もあったわりに、ひたすらツアーに明け暮れてオフィシャルにはホンの数テイクが残されたのみ。顧みられる機会も少ないので、ここで全体像から始めてみましょう。
●1995年
《スコルニック/ギーザー/カストロノヴォ》
◎6月9日:ノッティンガム公演
《ホームズ[*]/ギーザー/カストロノヴォ》
・8月19日ー9月12日:北米/南米(9公演)
《ホームズ/ギーザー/カスティロ[*]》
・10月10日ー12月20日:北米#1/欧州#1(36公演) ←★ココ★
《ホームズ/アイネズ[*]/カスティロ》
・12月31日:デンバー公演
●1996年
・1月4日ー3月16日:北米#2/日本#1(35公演)←※BUDOKAN 1996 FINAL
《ホームズ/トゥルジーロ[*]/ボーディン[*]》
・4月13日ー10月31日:北米#3/ドニントン(83公演)
●1997年5月24日ー7月1日:北米#4(23公演)
●1998年
《ザック/アイネズ/カスティロ(*総入れ替え)》
◎2月12日ー3月5日:オセアニア/日本#2(11公演)
《ホームズ/トゥルジーロ/ボーディン(*総入れ替え)》
・5月23日ー8月2日:北米#5/欧州#2(23公演)
●1999年:なし
●2000年
《ホームズ/トゥルジーロ/ティッシー[*]》
・6月15日ー9月2日:北米#6(32公演)
《ジョー・ホームズ離脱→DOWN TO EARTH制作へ》
※注:「*」印は変更のあったメンバー。
※注:「・」印はジョー・ホームズの参加公演、「◎」印はアレックス・スコルニックやザックが担当した公演。
これが5年間のホームズ時代。この他に再結成BLACK SABBATHのツアーも平行していましたが、見づらくなるのでソロだけに限定しました。その間に細かなメンバーチェンジも多数あり、その目まぐるしさはジェイク時代にも匹敵する。今週はホームズ時代唯一の来日公演を伝える『BUDOKAN 1996 FINAL(Shades 1347)』も同時リリースとなりますが、本作のストックホルム公演は、その約4ヶ月前となる「北米#1/欧州#1」の21公演目。まだギーザー・バトラーも在籍していた初期のコンサートでした。
そんなショウで記録された本作は、鮮やかさに目も醒めるクリア・オーディエンス。ごく最近否って発掘された新録音なのですが、低音がやや引っ込んだ音色は明らかにオーディエンスらしいがあるものの、恐ろしくエッジの立ったシャープな輪郭は客録の常識外。オジーのヴォーカルは一語一語どころか一音節に込められた抑揚までハッキリと分かりますし、MOTOLEY CRUEが惚れたランディ・カスティロの躍動感もホームズの機微も超くっきり。正直なところ、ベースだけは聞き取りづらい(せっかくのギーザーなのに!)のは残念なものの、これでベースまでブリブリしていたら即プレス間違いなしの超・鮮やか録音なのです。
そんな輝きのサウンドで描かれるのは、ホームズのギターで染め変えられた歴代の名曲選。前述の通り、オフィシャルにはホンの数テイクしか残せなかったホームズですので、彼の代表作というと当店のプロショット・ギフト『LUSTROUS OF HOLMES』となるでしょうか。比較しながら整理してみましょう。
●BLACK SABBATH時代
・パラノイド:Paranoid/Iron Man/War Pigs
・マスター・オブ・リアリティ:Sweet Leaf(★)/Children Of The Grave(★)
●ランディローズ時代
・ブリザード・オブ・オズ:I Don't Know/Goodbye To Romance(★)/Suicide Solution/Mr. Crowley/Crazy Train
・ダイアリー・オブ・ア・マッドマン:Flying High Again(★)
●ジェイク・E・リー時代
・Bark At The Moon
●ザック・ワイルド時代
・ノー・モア・ティアーズ:I Don't Want To Change The World/Mama I'm Coming Home
※注:「★」印は定番プロショット『LUSTROUS OF HOLMES』で聴けない曲。
……と、このようになっています。サバス再評価の時流を受けて『MASTER OF REALITY』ナンバーも取り入れていますが、やはりホームズに期待してしまうのはランディ時代。『LUSTROUS OF HOLMES』にはない「Goodbye To Romance」「Flying High Again」も披露してくれます。そして、そのギター・ワークは曲のイメージ最優先。完コピと言うほどではないものの、ランディの曲はランディらしく、ザックの曲はザックらしく弾き、ファンの思い入れを決して汚さない。実のところ、そのせいで個性が伝わりづらく黒歴史化を招いた気もしますが、オリジナル重視のファンには有り難い存在でもありました。
オフィシャル作品としては、サントラに提供した「Walk on Water」とコンピ盤『THE OZZFEST LIVE』の「Perry Mason」だけで終わってしまったジョー・ホームズ時代。在籍期間「5年」もライヴ数「約240公演」も歴代屈指でありながら、今や聴く事自体が難しい有様です。本作は、そんな乾きを癒してくれる新発掘ライヴアルバム。今や幻になりかけているホームズ時代の真価、どうぞ本作でじっくりとお楽しみください。
★ジョー・ホームズ時代「1995年11月24日ストックホルム」公演の新発掘オーディエンス録音。鮮やかさに目も醒めるクリア録音で、恐ろしくエッジの立ったシャープな輪郭は客録の常識外。オジーのヴォーカルは一語一語どころか一音節に込められた抑揚までハッキリと分かりますし、カスティロの躍動感もホームズの機微も超くっきり。歴代の名曲群はホームズのギターで染め変えられつつ、オリジナル重視でもあるために違和感ゼロ。今や幻になりかけているホームズ時代の真価を味わえるライヴアルバムです。
(78:04)
1. Intro
2. Paranoid
3. I Don't Know
4. Flying High Again
5. Goodbye to Romance
6. No More Tears
7. I Don't Want to Change the World
8. Suicide Solution
9. Iron Man
10. Sweet Leaf
11. Children of the Grave
12. Mr. Crowley
13. War Pigs
14. Crazy Train
15. Bark at the Moon
Ozzy Osbourne - vocals
Joe Holmes - guitar
Randy Castillo - drums
Geezer Butler - bass
John Sinclair - keyboards
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Hovet, Stockholm, Sweden 24th November 1995 PERFECT SOUND
今やマニア以外からは忘れ去られようとしているオジー・オズボーン史の秘境:ジョー・ホームズ時代。その真価を伝える新発掘ライヴアルバムが登場です。
そんな本作に吹き込まれているのは「1995年11月24日ストックホルム」公演。その傑作オーディエンス録音です。当時のオジーは『OZZMOSIS』リリースと共に引退を撤回。新ギタリストにジョー・ホームズを迎え、“RETIREMENT SUCKS Tour(引退なんて糞食らえツアー)”を開始しました。ホームズ時代は5年間もあったわりに、ひたすらツアーに明け暮れてオフィシャルにはホンの数テイクが残されたのみ。顧みられる機会も少ないので、ここで全体像から始めてみましょう。
●1995年
《スコルニック/ギーザー/カストロノヴォ》
◎6月9日:ノッティンガム公演
《ホームズ[*]/ギーザー/カストロノヴォ》
・8月19日ー9月12日:北米/南米(9公演)
《ホームズ/ギーザー/カスティロ[*]》
・10月10日ー12月20日:北米#1/欧州#1(36公演) ←★ココ★
《ホームズ/アイネズ[*]/カスティロ》
・12月31日:デンバー公演
●1996年
・1月4日ー3月16日:北米#2/日本#1(35公演)←※BUDOKAN 1996 FINAL
《ホームズ/トゥルジーロ[*]/ボーディン[*]》
・4月13日ー10月31日:北米#3/ドニントン(83公演)
●1997年5月24日ー7月1日:北米#4(23公演)
●1998年
《ザック/アイネズ/カスティロ(*総入れ替え)》
◎2月12日ー3月5日:オセアニア/日本#2(11公演)
《ホームズ/トゥルジーロ/ボーディン(*総入れ替え)》
・5月23日ー8月2日:北米#5/欧州#2(23公演)
●1999年:なし
●2000年
《ホームズ/トゥルジーロ/ティッシー[*]》
・6月15日ー9月2日:北米#6(32公演)
《ジョー・ホームズ離脱→DOWN TO EARTH制作へ》
※注:「*」印は変更のあったメンバー。
※注:「・」印はジョー・ホームズの参加公演、「◎」印はアレックス・スコルニックやザックが担当した公演。
これが5年間のホームズ時代。この他に再結成BLACK SABBATHのツアーも平行していましたが、見づらくなるのでソロだけに限定しました。その間に細かなメンバーチェンジも多数あり、その目まぐるしさはジェイク時代にも匹敵する。今週はホームズ時代唯一の来日公演を伝える『BUDOKAN 1996 FINAL(Shades 1347)』も同時リリースとなりますが、本作のストックホルム公演は、その約4ヶ月前となる「北米#1/欧州#1」の21公演目。まだギーザー・バトラーも在籍していた初期のコンサートでした。
そんなショウで記録された本作は、鮮やかさに目も醒めるクリア・オーディエンス。ごく最近否って発掘された新録音なのですが、低音がやや引っ込んだ音色は明らかにオーディエンスらしいがあるものの、恐ろしくエッジの立ったシャープな輪郭は客録の常識外。オジーのヴォーカルは一語一語どころか一音節に込められた抑揚までハッキリと分かりますし、MOTOLEY CRUEが惚れたランディ・カスティロの躍動感もホームズの機微も超くっきり。正直なところ、ベースだけは聞き取りづらい(せっかくのギーザーなのに!)のは残念なものの、これでベースまでブリブリしていたら即プレス間違いなしの超・鮮やか録音なのです。
そんな輝きのサウンドで描かれるのは、ホームズのギターで染め変えられた歴代の名曲選。前述の通り、オフィシャルにはホンの数テイクしか残せなかったホームズですので、彼の代表作というと当店のプロショット・ギフト『LUSTROUS OF HOLMES』となるでしょうか。比較しながら整理してみましょう。
●BLACK SABBATH時代
・パラノイド:Paranoid/Iron Man/War Pigs
・マスター・オブ・リアリティ:Sweet Leaf(★)/Children Of The Grave(★)
●ランディローズ時代
・ブリザード・オブ・オズ:I Don't Know/Goodbye To Romance(★)/Suicide Solution/Mr. Crowley/Crazy Train
・ダイアリー・オブ・ア・マッドマン:Flying High Again(★)
●ジェイク・E・リー時代
・Bark At The Moon
●ザック・ワイルド時代
・ノー・モア・ティアーズ:I Don't Want To Change The World/Mama I'm Coming Home
※注:「★」印は定番プロショット『LUSTROUS OF HOLMES』で聴けない曲。
……と、このようになっています。サバス再評価の時流を受けて『MASTER OF REALITY』ナンバーも取り入れていますが、やはりホームズに期待してしまうのはランディ時代。『LUSTROUS OF HOLMES』にはない「Goodbye To Romance」「Flying High Again」も披露してくれます。そして、そのギター・ワークは曲のイメージ最優先。完コピと言うほどではないものの、ランディの曲はランディらしく、ザックの曲はザックらしく弾き、ファンの思い入れを決して汚さない。実のところ、そのせいで個性が伝わりづらく黒歴史化を招いた気もしますが、オリジナル重視のファンには有り難い存在でもありました。
オフィシャル作品としては、サントラに提供した「Walk on Water」とコンピ盤『THE OZZFEST LIVE』の「Perry Mason」だけで終わってしまったジョー・ホームズ時代。在籍期間「5年」もライヴ数「約240公演」も歴代屈指でありながら、今や聴く事自体が難しい有様です。本作は、そんな乾きを癒してくれる新発掘ライヴアルバム。今や幻になりかけているホームズ時代の真価、どうぞ本作でじっくりとお楽しみください。
★ジョー・ホームズ時代「1995年11月24日ストックホルム」公演の新発掘オーディエンス録音。鮮やかさに目も醒めるクリア録音で、恐ろしくエッジの立ったシャープな輪郭は客録の常識外。オジーのヴォーカルは一語一語どころか一音節に込められた抑揚までハッキリと分かりますし、カスティロの躍動感もホームズの機微も超くっきり。歴代の名曲群はホームズのギターで染め変えられつつ、オリジナル重視でもあるために違和感ゼロ。今や幻になりかけているホームズ時代の真価を味わえるライヴアルバムです。
(78:04)
1. Intro
2. Paranoid
3. I Don't Know
4. Flying High Again
5. Goodbye to Romance
6. No More Tears
7. I Don't Want to Change the World
8. Suicide Solution
9. Iron Man
10. Sweet Leaf
11. Children of the Grave
12. Mr. Crowley
13. War Pigs
14. Crazy Train
15. Bark at the Moon
Ozzy Osbourne - vocals
Joe Holmes - guitar
Randy Castillo - drums
Geezer Butler - bass
John Sinclair - keyboards