CROSBY, STILLS, NASH & YOUNG - SANTA MONICA 1990: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR) [Uxbridge 1461]
CROSBY, STILLS, NASH & YOUNG - SANTA MONICA 1990: MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CDR)
[Uxbridge 1461]
販売価格: 2,500円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Civic Auditorium, Santa Monica, CA, USA 30th March 1990 PERFECT SOUND
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングの名盤「DEJA VU」の50周年記念盤が二週間前にリリースされ、明日はその国内盤がリリースされるという中、JEMSチームによるマイク・ミラード・マスターもCSNY驚きの音源を絶好のタイミングで発掘してくれました。今回公開されたのは彼らの1990年のサンタモニカでのステージをミラードが録音した初登場音源。
これまでも知られざるミラード音源の発掘には驚かされ続けてきましたが、彼が1990年のCSNYを録音していたというのも相当な驚きなのでは。というのも、この時期の四人はコンスタントでなくとも「一年に一回は必ず顔を合わせる」という時期であり、たいていはその場がチャリティー・コンサートであったからです。
つまり85年のライブ・エイドで実現した久々の再会をきっかけとして、CSNY四人が年に一度は再結集してステージに上がっていた時期。90年に関しては3月から4月にかけて二日連続でチャリティー・コンサートの場に四人が揃いました。
今回公開されたミラード・マスターが捉えていたのは3月31日のサンタモニカ。しかもこの日のコンサートは単なるチャリティーではありません。先のアルバム「DEJA VU」のレコーディングにも参加していたCSNYのオリジナル・ドラマー、ダラス・テイラーの為のイベントだったのです。
四人がそうだったように、彼もまた70年代にはお酒とドラッグに浸っていました。特に飲酒が彼の大きな問題となり、遂には肝臓移植が必要な状態にまで堕ちてしまった。そんな彼の治療費を募るべく行われたのがこのチャリティーだったという訳です。
そうした特殊な趣向のステージであったのはもちろん、かつてのバンドメイトを救うべく、CSNYの四人が結集するということからアメリカでは大きな注目を集めたのです。そのせいでミラードはいつものグッド・ポジションを確保することができず、今回の音源の場合、いつものミラード録音のような迫力の音圧とはいきませんでした。それでもミラードが会場に向かったのには、やはり彼自身も四人やテイラー久しぶりの集結を見たかったからだったようです。
それに今回の音源を公開したJEMSチームも「距離感のある音像だが、音質自体は非常にクリア」と評価しているほど。実際テープの鮮度も素晴らしく、それがアコースティック・サウンド主体なグループのステージだけに相性はバッチリ。そんな貴重な一日をミラードが録音してくれた音源ですので、CD-Rでのリリースながらもピッチを丁寧にアジャスト、より聞きやすい状態へと進化させました。
そしてステージはニールのソロからスタート。当時リリースされたばかりのアルバム「FREEDOM」あるいは次のアルバムに収録されることになる「Mother Earth」など新曲ばかりで固められた攻めのセットリスト。先のアルバムでアーティストとしての息を吹き返した時期ならではの自信が伺えます。
次はCSN三人によるアコースティックなステージで、この時代の彼らは精力的にツアーをこなしていた時期でもある。おまけに二か月後には三人として初来日が実現するという時期でもありました。それだけに三人のハーモニーやスティーブン・スティルスのギターも手練の技が冴えたステージング。
三人でのセットを定番「Suite: Judy Blue Eyes」にて締めくくった後、ニールが登場してCSNYが再結集。ここでも彼らとしてのバージョンはリリースされずじまいだった「Human Highway」で幕を開け、さらに当時は未発表曲であったニールの「Silver And Gold」をCSNYとして演奏するといった具合で貴重かつ、ここでも攻めの姿勢が際立ちます。
そして何と言ってもラスト二曲ではイベントの主人公、テイラーも加わって彼とCSNYのフルバンド演奏がちょうど20年ぶりに実現。その盛り上がりは凄まじく、中でもテイラーへの声援が飛び交う。それが通常のコンサートの録音であれば「周囲が騒がしい」と片付けられてしまいかねませんが、これはダラス・テイラーを救済するコンサート。本当にCSNYとテイラー久しぶりの再結集が見たくて集まったオーディエンスばかりなのだな…むしろ感動させられるのではないでしょうか。
残念ながら彼は2015年に66歳の生涯を閉じましたが、もしこの支援コンサート後に行われた移植手術がなければもっと早く亡くなっていたかもしれない。手術を成功させたテイラーはアルコールやドラッグの依存症リハビリの啓蒙活動に人生を捧げていたのです。そんなCSNYの歴史に残る重要な一日であり、なおかつ貴重な演奏もふんだんに含まれたレア・ステージをミラードが遺してくれました。是非じっくりとお楽しみください。
Disc 1 (57:26)
1. Rockin' In The Free World
2. Eldorado
3. Someday
4. Mother Earth (Natural Anthem)
5. Wasted On The Way
6. Change Partners
7. Blackbird
8. The Lee Shore
9. To The Last Whale...A. Critical Mass B. Wind On The Water
10. House Of Broken Dreams
11. Almost Cut My Hair
Disc 2 (44:30)
1. For What It's Worth
2. Suite: Judy Blue Eyes
3. Human Highway
4. Silver And Gold
5. Southern Cross
6. Wooden Ships (with Dallas Taylor)
7. Teach Your Children (with Dallas Taylor)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Civic Auditorium, Santa Monica, CA, USA 30th March 1990 PERFECT SOUND
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングの名盤「DEJA VU」の50周年記念盤が二週間前にリリースされ、明日はその国内盤がリリースされるという中、JEMSチームによるマイク・ミラード・マスターもCSNY驚きの音源を絶好のタイミングで発掘してくれました。今回公開されたのは彼らの1990年のサンタモニカでのステージをミラードが録音した初登場音源。
これまでも知られざるミラード音源の発掘には驚かされ続けてきましたが、彼が1990年のCSNYを録音していたというのも相当な驚きなのでは。というのも、この時期の四人はコンスタントでなくとも「一年に一回は必ず顔を合わせる」という時期であり、たいていはその場がチャリティー・コンサートであったからです。
つまり85年のライブ・エイドで実現した久々の再会をきっかけとして、CSNY四人が年に一度は再結集してステージに上がっていた時期。90年に関しては3月から4月にかけて二日連続でチャリティー・コンサートの場に四人が揃いました。
今回公開されたミラード・マスターが捉えていたのは3月31日のサンタモニカ。しかもこの日のコンサートは単なるチャリティーではありません。先のアルバム「DEJA VU」のレコーディングにも参加していたCSNYのオリジナル・ドラマー、ダラス・テイラーの為のイベントだったのです。
四人がそうだったように、彼もまた70年代にはお酒とドラッグに浸っていました。特に飲酒が彼の大きな問題となり、遂には肝臓移植が必要な状態にまで堕ちてしまった。そんな彼の治療費を募るべく行われたのがこのチャリティーだったという訳です。
そうした特殊な趣向のステージであったのはもちろん、かつてのバンドメイトを救うべく、CSNYの四人が結集するということからアメリカでは大きな注目を集めたのです。そのせいでミラードはいつものグッド・ポジションを確保することができず、今回の音源の場合、いつものミラード録音のような迫力の音圧とはいきませんでした。それでもミラードが会場に向かったのには、やはり彼自身も四人やテイラー久しぶりの集結を見たかったからだったようです。
それに今回の音源を公開したJEMSチームも「距離感のある音像だが、音質自体は非常にクリア」と評価しているほど。実際テープの鮮度も素晴らしく、それがアコースティック・サウンド主体なグループのステージだけに相性はバッチリ。そんな貴重な一日をミラードが録音してくれた音源ですので、CD-Rでのリリースながらもピッチを丁寧にアジャスト、より聞きやすい状態へと進化させました。
そしてステージはニールのソロからスタート。当時リリースされたばかりのアルバム「FREEDOM」あるいは次のアルバムに収録されることになる「Mother Earth」など新曲ばかりで固められた攻めのセットリスト。先のアルバムでアーティストとしての息を吹き返した時期ならではの自信が伺えます。
次はCSN三人によるアコースティックなステージで、この時代の彼らは精力的にツアーをこなしていた時期でもある。おまけに二か月後には三人として初来日が実現するという時期でもありました。それだけに三人のハーモニーやスティーブン・スティルスのギターも手練の技が冴えたステージング。
三人でのセットを定番「Suite: Judy Blue Eyes」にて締めくくった後、ニールが登場してCSNYが再結集。ここでも彼らとしてのバージョンはリリースされずじまいだった「Human Highway」で幕を開け、さらに当時は未発表曲であったニールの「Silver And Gold」をCSNYとして演奏するといった具合で貴重かつ、ここでも攻めの姿勢が際立ちます。
そして何と言ってもラスト二曲ではイベントの主人公、テイラーも加わって彼とCSNYのフルバンド演奏がちょうど20年ぶりに実現。その盛り上がりは凄まじく、中でもテイラーへの声援が飛び交う。それが通常のコンサートの録音であれば「周囲が騒がしい」と片付けられてしまいかねませんが、これはダラス・テイラーを救済するコンサート。本当にCSNYとテイラー久しぶりの再結集が見たくて集まったオーディエンスばかりなのだな…むしろ感動させられるのではないでしょうか。
残念ながら彼は2015年に66歳の生涯を閉じましたが、もしこの支援コンサート後に行われた移植手術がなければもっと早く亡くなっていたかもしれない。手術を成功させたテイラーはアルコールやドラッグの依存症リハビリの啓蒙活動に人生を捧げていたのです。そんなCSNYの歴史に残る重要な一日であり、なおかつ貴重な演奏もふんだんに含まれたレア・ステージをミラードが遺してくれました。是非じっくりとお楽しみください。
Disc 1 (57:26)
1. Rockin' In The Free World
2. Eldorado
3. Someday
4. Mother Earth (Natural Anthem)
5. Wasted On The Way
6. Change Partners
7. Blackbird
8. The Lee Shore
9. To The Last Whale...A. Critical Mass B. Wind On The Water
10. House Of Broken Dreams
11. Almost Cut My Hair
Disc 2 (44:30)
1. For What It's Worth
2. Suite: Judy Blue Eyes
3. Human Highway
4. Silver And Gold
5. Southern Cross
6. Wooden Ships (with Dallas Taylor)
7. Teach Your Children (with Dallas Taylor)