THE WHO - ANAHEIM 1976: JON WIZARDO MASTER CASSETTE TAPE(2CD) [IMPORT TITLE]

THE WHO - ANAHEIM 1976: JON WIZARDO MASTER CASSETTE TAPE(2CD) [IMPORT TITLE]

販売価格: 3,800(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。


Anaheim Stadium, Anaheim, CA, USA 21st March 1976 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE)

 これまでピンク・フロイドの「CALIFORNIA STOCKYARD JON WIZARDO MASTER CASSETTES UNPROCESSED」、フリートウッド・マックの「SIN CITY 77 JON WIZARDO MASTER CASSETTES」といった具合に、古のアナログ名盤でジョン・ウィザードによって録音されたマスターテープが彼の手によって徐々に公開されてきています。これらは長い間マスターが発掘されずオリジナルのLP、もしくはLPから落としたアイテムでしか楽しむことが出来なかったものばかり。それらのマスターテープともなれば、掛け値なしに聖杯と呼ぶに相応しい。
 これまでの二枚のリリースでも世界中のマニアを驚かせるには十分だったのですが、今度はザ・フーの名盤「WHO ‘S ON FIRST」のマスターテープが出土。これもまたジョンが録音し、なおかつVICKI VINYLことアンドレア・ウォーターズがIDLE MINDブランドからリリースされたのでした。

 そんな「WHO'S ON FIRST」はザ・フー1976年アメリカ・ツアーの凄まじさをいち早く伝えてくれた名盤であったことは言うまでもないのですが、それと同時にジョンとアンドレアのタッグでリリースされたアイテムの例にもれず、これもまたマスターテープが発掘されないままという状況が長い間続いていました。その状況に目を付けてリリースされたのがベストセラーを記録した「WHO’S ON FIRST」のLPを復刻した限定プレスCDだったのです。
 このLPから復刻されたCD自体がSold Outになって久しく、むしろマニアからは再発を求める声が寄せられていたほど。ところが今月に入って突如ジョンの手で録音されたマスターテープが発掘されたのです。あの名盤のマスターが今になって姿を現すだなんて。最初に挙げたリリース済み二タイトルと同様、ジョンが一切トレーダー間にも回さず秘匿しつづけていたマスターを公開してくれた驚きたるや。
 もう一つ驚かされるのが音質のアッパー感。この録音はモノラルなのですが、当時の質の悪いビニールを経由した段階で音質がワンランク落ちてしまっていたのだということを今回のマスターが雄弁に物語ってくれている。最初に挙げたジョンのマスターによる二タイトルがそうであったように、今回もまたマスターテープならではの鮮度やクリアネスに圧倒されるばかり。それでいて40年以上も眠っていたテープだとは思えないほど保存状態がいいのにも驚かされます。
 昨年ジョンが初めてインタビューに応えて自身の活動を振り返った際、あらゆる意味で「質より量」でリリースを続けており、そんな状況でプレスしてくれる工場があるだけでも当時は御の字だったといった意味合いの証言をしていました。そのせいで質の悪いビニールに刻まれることになり、音質が大なり小なり落ちてしまっていたのですね。
 この「WHO’S ON FIRST」LPはそんな質より量のジョンとアンドレアらしく、3月21日にのアナハイム公演の合間でアルバム「SELL OUT」期のアウトテイクを水増し収録するという脈略のない編集でまとめられていました。

 それだけに今回のマスター発掘というインパクトは大きすぎる。それにソリッドなモノラル録音ならではの迫力が「WHO’S ON FIRST」LPよりもはっきりと増しているのがお見事。そもそもこのアメリカ・ツアーは初日のボストンで泥酔したままステージに上がったキース・ムーンがステージ上で突っ伏してしまい、ショー開始からわずか二曲で終了という大失態で幕を開ける羽目に。それだけに以降の日程ではキースの文字通り目が覚めたようなキレのあるドラミングが冴えわたっていました。
それはアナハイムから四日後に行われたシアトル公演を収めた「SEATTLE 1976」でも十分すぎる程に捉えられていたのですが、この日のキースも本当に絶好調。それがモノラルの骨太サウンドによってさらにリアルに感じられる。例えば「TOMMY」パートにおける「Sparks」においていつもより長い駆け引きが彼とピートの間で行われている白熱ぶりからも明らか。キースの卓越したドラミングを捉えてくれていた点こそ、「WHO’S ON FIRST」LPが76年ツアーの名盤と呼ばれた所以だったのです。
そして今回のリリースに当たって大きな欠点であった低いピッチをしっかりアジャスト。それに「We're Not Gonna Take It」に生じているカットがLP復刻CDでは同曲の別パートからコピペ編集にて隠蔽されていましたが、今回の発掘によってこれがマスターからの状態であったことが証明されましたので、その部分に関して敢えて小細工は避け、そのままの状態にて収録しています。それに何と言っても音質そのものが圧倒的に素晴らしい。例えば「See Me, Feel Me」で見せる盛り上がりのきらびやかさを聞き比べると、もはやLPとは比べ物にならないほど。世界中のフー・マニアが夢見たであろう名盤のマスターテープが遂に出土しました!

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (38:24)
1.Intro.
2. I Can't Explain
3. Substitute
4. My Wife
5. Baba O'Riley
6. Squeeze Box
7. Behind Blue Eyes
8. Dreaming From the Waist
9. Magic Bus

Disc 2 (52:15)
1. MC
2. Amazing Journey
3. Sparks
4. Acid Queen
5. Fiddle About
6. Pinball Wizard
7. I'm Free
8. Tommy's Holiday Camp
9. We're Not Gonna Take It
10. See Me, Feel Me
11. Summertime Blues
12. My Generation / Join Together
13. Won't Get Fooled Again