BLACK SABBATH - PITTSBURGH 1974/1976: THE AUDIENCE COLLECTION(3CDR) [Shades 1022]

BLACK SABBATH - PITTSBURGH 1974/1976: THE AUDIENCE COLLECTION(3CDR) [Shades 1022]

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商品詳細

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Civic Arena, Pittsburgh, PA, USA 1st February 1974 & 8th December 1976 TRULY AMAZING SOUND

 オリジナルSABBATHの貴重な同会場コレクションが登場です。本作に封じられているのは「1974年2月1日/1976年12月8日ピッツバーグ公演」。前者は“SABBATH BLOODY SABBATH TOUR”、後者は“TECHNICAL ECSTASY TOUR”の現場を伝えるオーディエンス録音です。
 “70年代のピッツバーグ”と言えば、1976年と1978年のド定番上サウンドボード音源があまりにも有名。今週は、その頂点を究める3枚組『PITTSBURGH 1976/1978: THE ULTIMATE EDITION(Zodiac 331)』が登場しますが、本作はそんな超絶盤と併せてお楽しみ頂きたい客録版。70年代ピッツバーグ・コレクションには欠かせない逸品なのです。

【ディスク1:激レア曲が美味しすぎる1974年録音】
 まず登場するのは「1974年2月1日」のオーディエンス録音。これがまた素晴らしいヴィンテージ・サウンド。“SABBATH BLOODY SABBATH TOUR”というとカリフォルニア・ジャムのサウンドボード以外にマトモな録音がほとんどないのですが、本作は貴重な例外。このショウは古くからオーディエンス録音が知られてきたものの、既発群は思いっきり左に偏っていたり、ボケボケ・モコモコだったり、ピッチのランダムに狂ったり……。残念なものばかりでした。しかし、本作は違う。海外のマニア間で「これぞベスト!」とされるマスターを使用。現在望みうる、最高のサウンドで収録しています。
 実際、そのサウンドは実にクリア。既発群のモコモコ感がなく、空気に透明感があって輪郭までクッキリとしている。マスター鮮度も素晴らしく、艶やかな安定感が絶品。もちろん、サウンドボードと間違えるようなタイプではありませんが、ヘヴィなリフはディテールまで鮮やかで、若きオジーのハイノートも綺麗に突き抜けてくる。本当に既発群と同じ録音なのかと耳を疑うほどです。
 そして、そのサウンドで描かれるショウはまさに全盛期。トニー・アイオミは常々「SABBATH BLOODY SABBATHが最高傑作」と繰り返し、ギーザーやオジーも異口同音に「5th時代が頂点だった」と語っている。ミュージシャンは作品の質よりも「当時の充実感」で良し悪しを語りがちですが、つまりこのツアーにはそれだけ手応えが溢れ返っていたわけです。実際、本作から流れ出る鋭いシャウトにも、淀みないソロにも、その自信が充ち満ちている。何をやっても上手くいく、順風満帆のショウなのです。
 さらにポイントなのが、貴重すぎる「A National Acrobat」。再結成時代に演奏していないだけでなく、サウンドボードも一切なし。それどころか、オーディエンス録音でも2回分しか見つかっていない超・激レア曲。そして、もう1つのロンドン録音がかなり厳しいサウンドなこともあり、本作こそが最高峰テイクなのです。

【ディスク2-3:サウンドボードより長い1976年録音】
 続いて登場するのは「1976年12月8日」のオーディエンス録音。このショウはサウンドボード録音が知られており、『PITTSBURGH 1976/1978: THE ULTIMATE EDITION』の要にもなっている。本作は、そのオーディエンス版なのです。
 その最大のポイントは、長さ。サウンドボード版は長尺なものでも64分ほどでしたが、オーディエンス版は83分を超える。それでもラスト2曲「Children Of The Grave」「Paranoid」が録音されていないので完全版ではありませんが、サウンドボードでは聴けなかった「Supertzar」や「Rock 'N' Roll Doctor」「Iron Man」も収録。何より、サウンドボードでは大幅にカットされていた中盤のジャム・セクションもたっぷり楽しめるのです。
 そして、サウンドもなかなかのもの。正直に申し上げると中盤には歪みもあり、ややオーディエンス慣れも必要なヴィンテージ・サウンド。しかし、慣れた方ならその旨みがダイレクトに感じられる。何より美味しいのは、輪郭をシッカリと感じられるクリアさ。ヘヴィなリフもさることながら、ダンゴになりがちなベースラインもクッキリと聞こえ、その中を突き抜けるオジーのヴォーカルが綺麗に捉えられている。艶やかな美しさは望めませんが、演奏の機微はしっかりと分かる。実のところ、現在ではサウンドボードと組み合わせたバージョンも広く出回っているのですが、そうしたくなる気持ちも分かるほどのクリアさなのです(ただし、サウンドボードと組み合わせても「Paranoid」がなく、どのみち不完全。本作では統一感のある70年代体験を重視し、オーディエンス・マスターのみで収録しています)。

 激レア「A National Acrobat」も聴ける1974年編(ディスク1)、サウンドボード版を遙かに超える長さの1976年編(ディスク2-3)。サウンド面では『PITTSBURGH 1976/1978: THE ULTIMATE EDITION』と比べるべくもありませんが、同じ会場で違うツアーを体験する醍醐味はたっぷり。ぜひ、サウンドボードと併せてお楽しみ頂きたいピッツバーグ・コレクションの3枚組です。

Live at Civic Arena, Pittsburgh, PA, USA 1st February 1974

Disc 1(69:15)
1. Intro. 2. Tomorrow's Dream 3. Sweet Leaf 4. Killing Yourself To Live 5. Snowblind
6. War Pigs 7. A National Acrobat 8. Cornucopia 9. Sabbra Cadabra
10. Guitar Solo #1 11. Sometimes I'm Happy Jam 12. Drum Solo 13. Supernaut
14. Guitar Solo #2 15. Sabbra Cadabra(reprise)

Live at Civic Arena, Pittsburgh, PA, USA 8th December 1976

Disc 2(43:30)
1. Supertzar 2. Symptom Of The Universe 3. Snowblind 4. All Moving Parts (Stand Still)
5. War Pigs 6. Gypsy 7. Black Sabbath

Disc 3(40:03)
1. Dirty Women 2. Drum Solo 3. Guitar Solo #1/Jam 4. Rock 'N' Roll Doctor
5. Guitar Solo #2 6. Electric Funeral 7. Iron Man

Ozzy Osbourne - Vocals Tony Iommi - Guitar Geezer Butler - Bass
Bill Ward - Drums Gerald Woodroffe - Keyboards (on Disc 2 & 3)