DEEP PURPLE - RICHFIELD 1985 1ST NIGHT(2CDR) [Shades 856]

DEEP PURPLE - RICHFIELD 1985 1ST NIGHT(2CDR) [Shades 856]

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商品詳細

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Live at Richfield Coliseum, Richfield, OH. USA 20th February 1985 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND

 栄光のRAINBOWを捨ててまでリッチー・ブラックモアが目指した全米制覇。それを現実のものとした北米ツアーの特級ライヴアルバムが登場です。本作に収められているのは「1985年2月20日リッチフィールド公演」。“リッチフィールド・コロシアム”では2日連続でショウが行われましたが、その初日のオーディエンス録音です。
 この1985年の北米は、ただのコンサート・ツアーではありませんでした。リッチーは、自らの城であるRAINBOWで何度も何度もアメリカ侵攻に挑んではぶ厚い壁に遮られてきた。そして、最後の手段とも言うべき第2期DEEP PURPLE再結成に踏みきってまで臨んだツアー。それだけに。その1公演1公演は成功が約束されていたヨーロッパや日本とは違う情熱と野望に満ちたものでした。まずは、ワールドツアーの全体像からショウのポジションをイメージしてみましょう。

【1984年】
《10月29日『PERFECT STRANGERS』発売》
・11月27日-12月18日:オセアニア(12公演)
【1985年】
・1月18日-4月9日:北米#1(48公演)←★ココ★
・5月3日-16日:ハワイ+日本(8公演)
・6月14日-7月17日:欧州(18公演)
・8月14日-24日:北米#2(6公演)

 このように、北米ツアーは2つに大別されますが、要は「北米#1」。当店では数々のライヴアルバムでアーカイヴしており、今週は決定盤『DETROIT 1985(Darker Than Blue 259/260)』も同時リリースとなります。良い機会ですので、そのラインナップも整理しておきましょう。

・1月31日(8公演目)『PERFECT COW PALACE』
・2月16日+17日(18/19公演目)『PERFECT CHICAGO NIGHTS』
・2月19日(20公演目)『DETROIT 1985』
・2月20日(21公演目) 【本作】
・2月26日(25公演目)『NEW HAVEN 1985』
・4月1日(44公演目)『PURPLE LEAF GARDENS』

 以上の6本。( )は「北米#1」内での公演数です。このように、本作のリッチフィールド公演は『DETROIT 1985』の翌日。『PERFECT CHICAGO NIGHTS(Darker Than Blue 177-180)』と併せた4公演連続コレクションの最後の1本にあたるわけです。
 そのクオリティは、見事なヴィンテージ・サウンド。何よりも素晴らしいのは、間近に迫るド級のダイレクト感。Shadesレーベルからのご紹介となった事からもご想像いただける通り、傑作プレス『DETROIT 1985』『PERFECT CHICAGO NIGHTS』には及ばないものの、その密着感は勝るとも劣らない。現場の熱狂もわずかに吸い込んではいるものの、それが遠く小さく記録されており、演奏の向こう側のようにささやかなのです。もちろん、単に演奏/歌声がデカく録音されているだけではない。フォルテッシモになってもまったくビビらずに艶やかで「爆音」「轟音」とはかけ離れ、安定感もバツグン。とは言え、ジェネレーションが不明でややヒスもあるのも確か。“永久保存まであと一歩”というレベルの名録音なのです。
 そのサウンドで描かれるのは、全米制覇に燃え、実際に成し遂げた熱演。このツアーは“数日連続→数日オフ”の繰り返しなのですが、この日は21公演目でそのバイオリズムが身体に染みついてきた頃。上記したように前日デトロイト公演が休み明けだったこともあり、万全のコンディションで臨んでいるのです。特に素晴らしいのはイアン・ギラン。語れば機嫌良く、叫べばどこまでも伸びる。絶好調のヴォーカリゼイションがたっぷりと味わえるのです。もちろん、ギランの調子さえ良ければ、第2期に怖いものなし。リズム隊もキレッキレにキメまくり、リッチーもジョン・ロードも快調にインプロヴィゼーションを交わすのです。
 悲願の全米制覇に挑み、見事成し遂げた再結成DEEP PURPLE。その代表作たる『DETROIT 1985』の翌日にして、もうひとつの名演アルバムです。まずはプレスの大傑作『DETROIT 1985』をご堪能いただきたいところですが、本作もまた見逃すには惜しい全盛の記録。手触り感覚まで誇るダイレクト感で熱演に肉薄できる1本。ぜひ、たっぷりとお楽しみください。

Disc 1 (55:34)
1. Highway Star 2. Nobody's Home 3. Strange Kind Of Woman 4. Blues 5. A Gypsy's Kiss
6. Perfect Strangers 7. Under The Gun 8. Lazy 9. Drum Solo 10. Child In Time

Disc 2 (50:13)
1. Knocking At Your Back Door 2. Difficult To Cure 3. Keyboard Solo 4. Space Truckin'
5. Woman From Tokyo 6. Band Introductions 7. Speed King 8. Smoke On The Water