ERIC CLAPTON - CHICAGO 1974(1CD) [Beano-171]

ERIC CLAPTON - CHICAGO 1974(1CD) [Beano-171]

販売価格: 2,500(税込)

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商品詳細

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International Amphitheatre, Chicago, IL. USA 2nd July 1974 STEREO SBD(UPGRADE, TAPE DIRECT)(from Original Masters)

Master Cassette Soundboard Recording

エリック・クラプトンではお馴染みのイギリス在住の重鎮テーパーから、また新たなマスターが届けられました!今から44年前、3年間のリタイアからカムバックした1974年の全米ツアーから、ツアー4公演目となった7月2日のシカゴ公演のステレオ・サウンドボードソースの「マスターカセット・サウンドボード」ソースです。このサウンドボードソースはコンサート会場でエンジニアのチェック用にPAアウトとして録音されていたもので、かつて「THREE SMILES」という3CD既発タイトルでリリースされていたものと同ソースです。しかし今回の重鎮マスターは「マスターカセット」というだけあって、既発盤にはなかった冒頭0:00 - 0:05の歓声やオープニング・アクトだった元ボンゾズ、レッグス・ラリー・スミスのイントロダクションではクラプトンのファースト・ネーム「エリック」までアナウンスしている部分がきちんと収められており、これだけでも初登場の大元マスターであることが判りますが、さらに既発盤のWillie and the Hand Jiveのイントロ他などで顕著だったヒスノイズがまったくなく、非常にクリアで各段に音質が向上した、抜群のクリアネスとサウンドバランスを誇るものです。重鎮テーパーが関係者からダイレクトに入手したファースト・ジェネレーションレベルのマスターに違いありません。元々コンサート終盤で録音が打ち切られた不完全収録音源の上、各所で気になる音ブレやカットがある上、このマスターもさすがの経年劣化によりピッチが若干高くなっていましたが、ピッチ修正については定評をいただく当店のエンジニアが完璧に矯正し、さらに音圧を高めて迫力のあるサウンドに生まれ変わらせました。既発盤と聴き比べていただくと、「マスターカセット」の意味合いをお判りいただけることでしょう。しかもクラプトンのライブ文献「ライブ・ファイル1」ではこのソースを「モノラル」としていましたが、よく聴いていただくと「ステレオ」なのです。ステレオの分離感は希薄ですが、キーボードがセンターやや左から聞こえる、確かにステレオ・サウンドボードなのです。ここまでクリアな音質だからこそ、それに気づけたと言えるでしょう。

さて、ここでこの日の公演がこのカムバックイヤーでどのような位置づけだったのかを見ていきましょう。

・1974年6月19日、20日:全米カムバックツアーのため、北欧にてウォームアップ・ギグ
・1974年6月28日〜8月4日:全米ツアー ←★ココ★
≪1974年8月5日:アルバム「461 OCEAN BOULEVARD」リリース≫ 
・1974年8月〜9月:アルバム「THERE'S ONE IN EVERY CROWD」をマイアミにてレコーディング
・1974年9月28日〜10月6日:第2回全米ツアー 
・1974年10月31日〜11月6日:初のジャパン・ツアー
・1974年11月27日〜12月5日:ヨーロッパ・ツアー

本公演が、クラプトンの再起を賭けたこの年6月からのカムバック全米ツアーの序盤の日程であったことがお判りいただけるでしょう。この全米ツアーは、ウォームアップギグを経て、ライブステージへの自信を取り戻したクラプトンが、緊張を緩和するために酒に酔っ払って敢行したツアーでしたが、この日はMCにその影響は感じられるものの、序盤のアコースティック・セットもしっとりと丁寧な演奏を展開しており、不安定な部分はありません。そしてこの日のハイライトは、Have You Ever Loved A Womanです。多少フレーズに手癖からくるムラは見受けられますが、物凄くシャープで流麗なフレーズを畳み掛けています。これぞ、クラプトンの真骨頂!というべきプレイです。このプレイはオフィシャルライブ盤「E.C. WAS HERE」での同曲に匹敵するレベルと言えるでしょう。ファンの方には是非聴いていただきたいプレイです。また、変則的にブリッジ部から始まるPresence Of The Lordでのソロも切れ味抜群ですし、酔っ払ってはいるものの、その影響を一切パフォーマンスには感じさせない、なかなか気合が入っていた日だったことが分かるステージです。シカゴ公演では本盤がベスト・クオリティ、決定版と断言できます。既発盤を見送っていたマニアの方々にも、1CDということでお買い求めいただきやすい今回のリリース。初回のみの限定プレスCDでのリリースとなりますので、お早めのオーダーをお願い致します。

★本盤はマスターカセット・ダイレクト収録で、既発盤に比べ、抜群のクリアネスを誇る、最強テイクです。重要音源ゆえ、元テープに起因するカット補整やノイズ補整はあえて行わず、マスターそのもののサウンドと内容をストレートに収録した、マニアには堪らない一枚になっています。(補正としては、若干高いピッチを修正して、少し音圧を上げる程度にとどめました。とにかく音が良いです。)


(73:45)
1. Intro
2. Smile
3. Let it Grow
4. Can't Find My Way Home
5. Blues Power
6. Have You Ever Loved a Woman
7. Tell the Truth
8. Willie and the Hand Jive ★4:03 テープチェンジによる左音落ち
9. Get Ready ★5:05 劣化による音切れ / 5:27 劣化による音切れ
10. Let it Rain
11. Key to the Highway ★4:16音切れとアナログノイズ
12. Presence of the Lord

Eric Clapton - Guitar / Vocals George Terry - Guitar Dicks Sims - Keyboards
Carl Radle - Bass Jamie Oldaker - Drums Yvonne Elliman - Backing Vocals

STEREO SOUNDBOARD RECORDING