【取り寄せ】QUEEN - LEEDS 1982: 2 SOURCE MIX(2CD) [Wardour-474]

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商品詳細

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Elland Road, Leeds, UK 29th May 1982 TRULY PERFECT SOUND(2 Source Mix)

 ブライアン・メイが「最高のショウ」と語り、世界中のQUEENマニアも特別視している奇跡のコンサート「1982年のリーズ」。その最長を更新した史上初の「完全収録」が誕生です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1982年5月29日エランド・ロード公演」。その完全オーディエンス録音です。本作のポイントは「伝説の絶対名演」と「史上初の完全体」の2つ。何より特別なのは、ブライアン自身が認める名演ぶりですので、そこから話を始めましょう(既発などでご存知の方は後半まで読み飛ばしてください)。

【ブライアンが生涯のショウと呼ぶ絶対の超名演】
 QUEENファンにとって「1982年」はさまざまな意味を持つ特別な年でした。最大の怪作『HOT SPACE』が物議を醸し、活動休止や解散説にまで発展していった。ところが、音源マニアにとってはまったく逆。とんでもない爆テンションの名演が大量に行われ、その現場を記録した名録音も大量に残された大豊作の年でもある。一般ファンの残念なイメージが根強いほど「実は違うんだけどな」と歯がゆいような、ほくそ笑むような想いをしてきた方も多いのではないでしょうか。
 そのイメージも『QUEEN ON FIRE: LIVE AT THE BOWL』の公式化以降だいぶ緩和されたように思いますが、あのショウが頂点だったわけでもない。冒頭に紹介したようにブライアン自身が心から満足し、記憶に焼きついたのはリーズ公演の方。本作は、「(QUEEN ON FIREの)ミルトン・キーンズよりリーズで撮影したかった」とまで言わしめたショウを最高峰サウンドで楽しめるライヴアルバムなのです。
 『QUEEN ON FIRE』を大前提に話を進めてしまいましたが、“HOT SPACE TOUR”の概要が頭に入っていないと今ひとつピンと来ないかも知れません。ここで当時のスケジュールからショウのポジションを確かめてみましょう。

《3月『HOT SPACE』完成》
・4月9日-5月22日:欧州(26公演)
《5月21日『HOT SPACE』発売》
・5月29日-6月5日:英国(4公演)←★ココ★
・7月21日-9月15日:北米(33公演)
・10月19日-11月3日:日本(6公演)

 以上が一般ファンが見向きもせず、マニアがこよなく愛する1982年ツアーの全体像。もっとも“HOT SPACE Tour”の中でも奇跡だったのは前半の「欧州」「英国」レッグ。『QUEEN ON FIRE』は「英国」ツアーの最終日だったわけですが、本作のリーズ公演は約1週間前のイギリス初日でした。

【アップグレードを果たした伝統の名録音】
 このショウはブライアンの言葉と共に伝説化し、古くから録音も有名。当店でも『HOTTEST LEEDS』『DEFINITIVE LEEDS 1982』などの名作が広く愛されてきましたが、それらはすべてカットもある不完全版でもありました。しかし、最近になって別録音が発掘。カット・ポイントが異なるため、補完する事でショウの完全形が実現したのです。
 それが本作。メインは従来録音の最高峰盤(1stジェネ)を使用しつつ、カットされていたポイントも新録音(こちらも1stジェネ)で補完。フルショウをシームレスに味わえる完全アルバムなのです。補完ポイントは下記曲目をご覧頂くとして、その効果は意外なほどに大きい。従来録音からして演奏された全曲は聴けたものの、ところどころ演奏も切れていた。例えば「Get Down, Make Love」。曲が終わってシンセの残響音が轟く中ブツッと切れてギターソロに飛んでいたわけですが、実はこの残響は30秒近く続いており、それを割って入るカタチでギターソロが始まっていた。楽曲的に重要な演奏パートではありませんが、ここが切れていると言うことは明らかにブライアンの意図した演出が聴けなかったという事なのです。
 さらに、ショウの終盤はもっと大きい。録音者はテープ残量を気にしていたらしく、終盤になるほど頻繁にテープを停止。ほとんどはアンコール待ちではあるものの、演奏が始まってから再開するので演奏の端々が録音漏れだったのです。例えば、「Tie Your Mother Down」のエンディング14秒、「Another One Bites The Dust」や「We Will Rock You」のドラム・イントロが数秒ずつ。聴き方によっては停止タイミングも異様に巧みではあるのですが、ブツブツと切れる事なくシームレスに繋がった事で、違和感なくショウに没入することができるようになったのです。

 このようにして完全形になったのは、ブライアンの脳裏にもこびりついた人生の名演なのですからたまらない。“HOT SPACE Tour”の欧州レッグは「すべてが名演」と言われるほどの超絶好調続きでしたが、その中でもリーズこそが”TOP FO THE TOPS”。面白いように声が出て自由自在なフレディのヴォーカルも、そんなフレディに引っぱられるように爆テンションで演奏する3人も、いちいち挙げていったら切りがないほどに鉄壁。ライヴは一気に演奏するからこそ「気の流れ」みたいなものが重要であり、本作はそれを一切途切れずに味わえるライヴアルバムでもあるのです。
 ブライアンは“LIVE AID”や1986年ウェンブリー・スタジアム公演も人生の名演として語っていますが、それらは巨大会場に立った感慨や復活の手応えも加味されてのものでした。それに対し、「1982年リーズ」はそうではない。むしろ『HOT SPACE』が逆風にある中で、演奏の満足感やショウの素晴らしさだけで「人生の名演」に登り詰めた一夜なのです。本作は、そんな奇跡のショウの完全形を体験できる史上初のライヴアルバム。どうぞ、永久保存プレス2CDでいつでも、いつまでもお楽しみください!


★ブライアン・メイが「人生最高のショウ」と語る「1982年5月29日エランド・ロード公演」の完全オーディエンス録音。従来から知られる名録音(の最高峰マスター)を新発掘のオーディエンス録音で補完。史上初の完全形に仕上げました。これまでブツ切りだったパートもシームレスに繋がり、「Get Down, Make Love」のシンセ残響を割って入るギターソロなど、これまでは分からなかった演出もしっかり楽しめます。ライヴは一気に演奏するからこそ「気の流れ」が重要であり、本作はその次元で奇跡の絶対名演を一切途切れずに味わえる史上初のライヴアルバムなのです。


Disc 1 (49:42)
1. Flash ★0:00 - 0:54 補填(SE前)
2. The Hero
3. We Will Rock You (fast)
4. Action This Day
5. Play The Game
6. Staying Power
7. Somebody To Love ★7:07-7:29補填(ギターのラストノート15秒)
8. Now I'm Here
9. Dragon Attack
10. Now I'm Here (reprise)
11. Love Of My Life
12. Keep Yourself Alive (improvisation)
13. Save Me

Disc 2 (59:34)
1. Back Chat
2. Get Down, Make Love ★4:11-最後まで補填(シンセの残響27秒)
3. guitar solo ★0:00-0:01補填
4. Under Pressure
5. Fat Bottomed Girls
6. Crazy Little Thing Called Love
7. Bohemian Rhapsody
8. Tie Your Mother Down ★3:21-最後まで補填(演奏14秒+歓声2分25秒)
9. Another One Bites The Dust ★0:00-0:03補填(イントロドラム3秒)
10. Sheer Heart Attack ★3:19-最後まで補填(曲間)
11. We Will Rock You ★0:00-0:02補填(イントロドラム2秒)
12. We Are The Champions
13. God Save The Queen