JOURNEY - PHILADELPHIA 1986(2CDR) [Uxbridge 1454]

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商品詳細

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The Spectrum, Philadelphia, PA, USA 15th October 1986 STEREO SBD(UPGRADE)

 そして3人が残り、全盛にありながら崩壊へ向かっていた1986年のJOURNEY。“RAISED ON RADIO Tour”を代表する傑作サウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作に収められているのは「1986年10月15日フィラデルフィア公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。『RAISED ON RADIO』は全米4位へ飛び込む堂々のヒット作だったのですが、そのツアーはスティーヴ・ペリーの心労によって約4ヶ月で終了。そのまま活動休止に陥ってしまいました。まずは、そんな当時のスケジュールを振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。

●1986年
《4月21日『RAISED ON RADIO』発売》
・8月23日:Mountain Aire Festival出演
・9月10日-12月26日-31日:米国#1a(67公演)←★ココ★
●1987年
・1月2日+4日:米国#1b(2公演)
・1月15日-18日:米国#2(3公演)
・2月1日:アラスカ公演

 これが1986年/1987年のJOURNEY。ヨーロッパはおろかカナダ公演すらなく、すべて母国アメリカのショウでした。しかもまとまった公演数の“ツアー”と呼べるのは「北米#1」だけで、本作のフィラデルフィア公演はその前半23公演目にあたるコンサートでした。
 このショウはラジオ放送された事でも知られ、そのFMサウンドボードが大定番に君臨。レアな時期の代表ライヴアルバムとして愛されてきました。本作もまたその定番FM放送ですが、既発のコピーやリマスターではなく、最近発掘された新マスター。FM放送を録音したDATマスターから起こされた最高峰盤なのです(DAT録音ということは再放送と思われますが、詳しい放送日は分かっていません)。公開した録音マニアは「従来と音質差はない」とも言っていますが、それは謙遜。従来マスターではピークが歪んでキツかったヴォーカルのサ行(サシスセソ)も滑らかで、受信ノイズもほとんど見られない。しかも、放送で被せられていたDJなども丁寧に除去され、十分に「オフィシャル作品代わり」を務めてくれるサウンドボード・アルバムなのです。
 そんなクオリティで描かれるのは、黄金時代の総括ながら後のグレイテスト・ヒッツとは異なる現役感溢れるショウ。“RAISED ON RADIO Tour”にはもう1本、デトロイト公演サウンドボードも定番ですが、本作とはセットが違う。ここで比較しながら整理してみましょう。

●クラシックス(11曲)
・インフィニティ:Lights/Wheel In The Sky
・エヴォリューション:Lovin', Touchin', Squeezin'
・ディパーチャー:Any Way You Want It
・エスケイプ:Stone In Love/Open Arms/Who's Crying Now/Don't Stop Believin'(★)
・フロンティアーズ:Send Her My Love/Separate Ways (Worlds Apart)/Faithfully
●その他(7曲)
・RAISED ON RADIO(時を駆けて):Girl Can't Help It/Raised On Radio/Be Good To Yourself(★)
・ストリート・トーク:Strung Out/Oh Sherrie
・その他:Only The Young/Jailhouse Rock
※注:「★」印はデトロイト公演のサウンドボード録音では聴けない曲。

……と、このようになっています。いきなり映画『ビジョン・クエスト/青春の賭け』に提供した「Only The Young」からスタートしますし、『RAISED ON RADIO』レパートリーやスティーヴ・ペリーのソロアルバム『STREET TALK』からもセレクト。当時チャートを賑わせた黄金のヒット・パレードながら“RAISED ON RADIO Tour”でしかあり得ない名曲が次から次へと飛び出すのです。特に「Raised On Radio」やペリーのソロ曲、スタンダード「Jailhouse Rock」あたりはこのツアーだけの限定曲。「レアではあるけど地味ではない」という美味しすぎるショウなのです。
 そして、そんなセットを綴るパフォーマンスもレア&ゴージャス。当時の正式メンバーはスティーヴ、ニール・ショーン、ジョナサン・ケインのトリオだったわけですが、彼らを支えるのは後に正式加入するランディ・ジャクソン、それにビリー・アイドル、ダリル・ホール&ジョン・オーツ、ケニー・ロギンスとの活動でも知られるマイク・ベアード。数々のセッションでも照明されてきた鉄壁のビートで名曲群に新たな生命力を注ぎ込んでいるのです。
 全盛の大歓声に包まれたヒット・パレードでありつつ、このツアーでしか聴けないレア曲とアンサンブルも美味しい“RAISED ON RADIO Tour”。その全貌を極上のステレオ・サウンドボードで極上体験できるオフィシャル代わりのライヴアルバムです。プレFMの放送原盤発掘への望みをかけて永久保存プレス化が見送られましたが、現時点で“RAISED ON RADIO Tour”を楽しむには、これ以上ないベストな名作です。どうぞ、心ゆくまで存分にご堪能ください。

★トリオになったRAISED ON RADIO Tourの代表ライヴアルバム。「1986年10月15日フィラデルフィア公演」のステレオ・サウンドボード録音です。FM放送を録音したDATマスターから起こされた最高峰盤で、堂々オフィシャル作品代わりを務めてくれる傑作。映画『ビジョン・クエスト』に提供した「Only The Young」で幕を開けつつ『RAISED ON RADIO』やスティーヴ・ペリーの『STREET TALK』からも盛りだくさん。「レアだけどゴージャス」という美味しすぎるショウをステレオ・サウンドボードで存分に楽しめます。

Disc 1(45:45)
1. Only The Young
2. Stone In Love
3. Anyway You Want It
4. Girl Can't Help It
5. Send Her My Love
6. Open Arms
7. Strung Out
8. Lights
9. Wheel In The Sky
10. Guitar Solo
11. Raised On Radio

Disc 2(42:08)
1. Who's Crying Now
2. Oh Sherrie
3. Lovin', Touchin', Squeezin'
4. Jailhouse Rock
5. Separate Ways
6. Be Good To Yourself
7. Don't Stop Believin'
8. Faithfully

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Steve Perry - lead vocals
Neal Schon - lead guitar, backing vocals
Jonathan Cain - keyboards, rhythm guitar, backing vocals
Randy Jackson - bass, backing vocals
Mike Baird - drums