BOB DYLAN - OSAKA 1978 1ST NIGHT(2CD) [ZION-131]
BOB DYLAN - OSAKA 1978 1ST NIGHT(2CD)
[ZION-131]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Matsushita Denki Taiikukan, Osaka, Japan 24th February 1978 PERFECT SOUND(from Original Masters)
フジロックでの来日パフォーマンスが大好評だったボブ・ディラン。その原点とも言える1978年の初来日から極上音源を最高の状態でリリースいたします。それが2月24日の大阪初日。ディラン・マニアの方であれば「大阪初日」というだけでピーンとくる方が多いのではないでしょうか。この日は初来日公演史上初のオーディエンス録音アイテム「FAR EAST TOUR 1978」としてリリースされたからです。そこに収録された音源は音質が非常に良好であり、日本のみならず世界中のマニアにも高く評価されたタイトルでした。ところが驚いたことに、それほど優れた音源にもかかわらず、その後は再発されることがなく、さらにはコピー盤すら生み出されないという、日本公演アイテムとしては非常に珍しい現象が現在まで続いてしまいます。
また「FAR EAST TOUR 1978」のフォーマットには問題があり、3枚組というボリュームの中、各ディスクの最後には同じテーパーが録音した2月26日、大阪三日目からのテイクが配置されてしまい、通しで24日のショーが聞けないという何とも不思議な編集センスにてまとめられていたのです。とどめはオープニングに演奏された「A Hard Rain's A-Gonna Fall」も26日のテイクが採用され、なおかつ三枚目のディスクの最後に収められるという不思議な編集だったのです。その反面26日の全長版が後に「A NIGHT TO REMEMBER」として単体リリースされたことから、なおさら「FAR EAST〜」の編集が変に思えたものです。つまり純然たる24日音源の全長版のリリースが可能であったにもかかわらず、それが実現しなかったということ。
また本音源に関してはマスターから触れ込みのバージョンがネット上に広まっており、それはトレント・サイトどころか「GUITARS 101」にて簡単にダウンロードできてしまうほど広範囲に広まっていたのです。それでもなお2月24日の新たなアイテムがリリースされる気配がなかったことも不思議な状況でした。
そして今回、遂に2月24日の大阪初日音源の全長版リリースが遂に実現します。もちろん音源自体は「FAR EAST TOUR 1978」や先のネット上に広まっていたものと同じオーディエンス録音ですが、音質がまったく違う。今回のリリースに当たって入手したのは、録音したテーパー本人がマスター・カセットを直接DATにトランスファーしたという究極のバージョン。とにかく驚かされるのは、その完膚なきまでのアッパー感。思わず「これがマスターからのリアル・サウンド!」と叫びたくなるほどにナチュラルでウォーミーな音質は素晴らしいの一言。
今回のバージョンを聞いてしまうと「FAR EAST〜」とネット上に広まっていたバージョンそれぞれが劣化してしまっていたことを思い知らされることでしょう。「FAR EAST〜」の方は少なくとも一度はアナログ・ダビングを経ているようで、音が硬くて薄くなってしまっている。逆にネット上のバージョンは音質全体の濁りが目立ちます。これはネットに音源を上げる作業の過程で起きた劣化のように聞こえました。
その点、今回の音源は自然で豊かに響く低音に圧倒されるばかり。元々この音源は同じ78年のステージを捉えたマイク・ミラード録音のような刺激的な質感ではなく、むしろ丸みを帯びたアナログチックな音質が大きな魅力。それが過去のアイテムはバージョンではことごとくスポイルされてしまっていたのです。当初の1978年ツアー・バンドは実質的に75年のローリング・サンダー・レビューのコア・メンバーを平行移動させた編成であり、この時点ではロブ・ストーナーがベースを弾いていました。彼のベース・プレイがしっかりと聞き取れてしまうこの音質は凄い。それ以上に演奏全体のバランスも実にオンであり、デヴィッド・クロスが弾いたリード・ギターのステレオ感すら伝わってくる。1978年でこれほどまでの録音が残されたことに驚きを禁じ得ません。
しかも今回はマスターからの収録ですので、テープ・チェンジによって生じていたカットに小細工を施すことなくテープありのままの状態での収録を心掛けたことで過去最長の収録も実現。例えば「Don't Think Twice, It's All Right」の録音開始時などは「FAR EAST TOUR 1978」において前の「Maggie's Farm」とクロスフェイド処理が施されていたことでかえって欠損が増えてしまっていたものです。さらには余計なイコライズをほどこすこともなく、ピッチの微調整に留めました。
そしてオフィシャル「武道館」のライナーノーツにおいて、初めて盛り上がりを見せたのが大阪公演と記されていたように、この日のいい感じに和やかな臨場感も実にリアル。初来日公演は78年ツアー・バンドにとって最初のステージでしたし、観客はこのツアー用にアレンジした楽曲を初めて聞かされた。そのせいで東京公演前半はそのギャップが裏目となって盛り上がりを欠いた(あるいは固唾を飲んでディランを見守りすぎた)のですが、実際にこの日はいい感じであり、バンドも明らかにそれまでよりほぐれた演奏を聞かせているのも魅力的。それにディラン以外のバンドメンバーの登場時、誰かが「コンバンワ!」とあいさつしてみせた様子まで聞き取れてしまうとは。この場面からもバンドのリラックスぶりが伝わってくるでしょう。
ディラン自身も口数少なめながらも観客に語りかけているのが微笑ましく、歌う以外に一切の言葉を発さなかったフジロックの時と比べると雰囲気の違いが面白く感じられるかと。それ以上に「I Threw It All Away」や「All I Really Want To Do」といった「武道館」未収録のレパートリーを極上の音質で楽しめますし、何より同ライブアルバムと違って一日のステージ全体を鳥瞰出来るという点でも価値は高い。78年ツアーのコンセプトは歌謡的ですらあるビッグバンド・サウンドをバックにディランが歌を聞かせるというものであり、それを忠実に聞かせるべく彼もバンドも丁寧に演奏しているという点に好感が持てます。
現在では初来日公演からも良質なオーディエンス録音が発掘されてきましたが、その中でも別格のクオリティを誇る音源のアッパー版かつベストなバージョンが限定プレスCDにて遂にリリース。世界中のディラン・マニアが渇望していた大阪初日をマスター・カセットからの収録ならではの、リアルな臨場感と演奏の迫力を心ゆくまで味わえる逸品がここに!
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (66:12)
1. Intro 2. A Hard Rain's A-Gonna Fall 3. Repossession Blues 4. Mr. Tambourine Man
5. I Threw It All Away 6. Love Minus Zero/No Limit 7. Ballad Of A Thin Man
8. If You See Her, Say Hello 9. Girl Of The North Country 10. Maggie's Farm
11. Don't Think Twice, It's Alright 12. To Ramona 13. Like A Rolling Stone
14. I Shall Be Released 15. Going, Going, Gone
Disc 2 (64:27)
1. One Of Us Must Know (Sooner Or Later) 2. Blowin' In The Wind 3. Just Like A Woman
4. Oh Sister 5. You're A Big Girl Now 6. All Along The Watchtower 7. I Want You
8. All I Really Want To Do 9. The Man In Me 10. Knockin' On Heaven's Door
11. Band Introduction 12. It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding) 13. Forever Young
14. The Times They Are A-Changin'
Bob Dylan (vocal & guitar), Billy Cross (lead guitar), Alan Pasqua (keyboards), Steven Soles (rhythm guitar, backup vocals), David Mansfield (violin & mandolin), Steve Douglas (horns), Rob Stoner (bass), Bobbye Hall (percussion), Ian Wallace (drums), Helena Springs, Jo Ann Harris, Debbie Dye (background vocals)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Matsushita Denki Taiikukan, Osaka, Japan 24th February 1978 PERFECT SOUND(from Original Masters)
フジロックでの来日パフォーマンスが大好評だったボブ・ディラン。その原点とも言える1978年の初来日から極上音源を最高の状態でリリースいたします。それが2月24日の大阪初日。ディラン・マニアの方であれば「大阪初日」というだけでピーンとくる方が多いのではないでしょうか。この日は初来日公演史上初のオーディエンス録音アイテム「FAR EAST TOUR 1978」としてリリースされたからです。そこに収録された音源は音質が非常に良好であり、日本のみならず世界中のマニアにも高く評価されたタイトルでした。ところが驚いたことに、それほど優れた音源にもかかわらず、その後は再発されることがなく、さらにはコピー盤すら生み出されないという、日本公演アイテムとしては非常に珍しい現象が現在まで続いてしまいます。
また「FAR EAST TOUR 1978」のフォーマットには問題があり、3枚組というボリュームの中、各ディスクの最後には同じテーパーが録音した2月26日、大阪三日目からのテイクが配置されてしまい、通しで24日のショーが聞けないという何とも不思議な編集センスにてまとめられていたのです。とどめはオープニングに演奏された「A Hard Rain's A-Gonna Fall」も26日のテイクが採用され、なおかつ三枚目のディスクの最後に収められるという不思議な編集だったのです。その反面26日の全長版が後に「A NIGHT TO REMEMBER」として単体リリースされたことから、なおさら「FAR EAST〜」の編集が変に思えたものです。つまり純然たる24日音源の全長版のリリースが可能であったにもかかわらず、それが実現しなかったということ。
また本音源に関してはマスターから触れ込みのバージョンがネット上に広まっており、それはトレント・サイトどころか「GUITARS 101」にて簡単にダウンロードできてしまうほど広範囲に広まっていたのです。それでもなお2月24日の新たなアイテムがリリースされる気配がなかったことも不思議な状況でした。
そして今回、遂に2月24日の大阪初日音源の全長版リリースが遂に実現します。もちろん音源自体は「FAR EAST TOUR 1978」や先のネット上に広まっていたものと同じオーディエンス録音ですが、音質がまったく違う。今回のリリースに当たって入手したのは、録音したテーパー本人がマスター・カセットを直接DATにトランスファーしたという究極のバージョン。とにかく驚かされるのは、その完膚なきまでのアッパー感。思わず「これがマスターからのリアル・サウンド!」と叫びたくなるほどにナチュラルでウォーミーな音質は素晴らしいの一言。
今回のバージョンを聞いてしまうと「FAR EAST〜」とネット上に広まっていたバージョンそれぞれが劣化してしまっていたことを思い知らされることでしょう。「FAR EAST〜」の方は少なくとも一度はアナログ・ダビングを経ているようで、音が硬くて薄くなってしまっている。逆にネット上のバージョンは音質全体の濁りが目立ちます。これはネットに音源を上げる作業の過程で起きた劣化のように聞こえました。
その点、今回の音源は自然で豊かに響く低音に圧倒されるばかり。元々この音源は同じ78年のステージを捉えたマイク・ミラード録音のような刺激的な質感ではなく、むしろ丸みを帯びたアナログチックな音質が大きな魅力。それが過去のアイテムはバージョンではことごとくスポイルされてしまっていたのです。当初の1978年ツアー・バンドは実質的に75年のローリング・サンダー・レビューのコア・メンバーを平行移動させた編成であり、この時点ではロブ・ストーナーがベースを弾いていました。彼のベース・プレイがしっかりと聞き取れてしまうこの音質は凄い。それ以上に演奏全体のバランスも実にオンであり、デヴィッド・クロスが弾いたリード・ギターのステレオ感すら伝わってくる。1978年でこれほどまでの録音が残されたことに驚きを禁じ得ません。
しかも今回はマスターからの収録ですので、テープ・チェンジによって生じていたカットに小細工を施すことなくテープありのままの状態での収録を心掛けたことで過去最長の収録も実現。例えば「Don't Think Twice, It's All Right」の録音開始時などは「FAR EAST TOUR 1978」において前の「Maggie's Farm」とクロスフェイド処理が施されていたことでかえって欠損が増えてしまっていたものです。さらには余計なイコライズをほどこすこともなく、ピッチの微調整に留めました。
そしてオフィシャル「武道館」のライナーノーツにおいて、初めて盛り上がりを見せたのが大阪公演と記されていたように、この日のいい感じに和やかな臨場感も実にリアル。初来日公演は78年ツアー・バンドにとって最初のステージでしたし、観客はこのツアー用にアレンジした楽曲を初めて聞かされた。そのせいで東京公演前半はそのギャップが裏目となって盛り上がりを欠いた(あるいは固唾を飲んでディランを見守りすぎた)のですが、実際にこの日はいい感じであり、バンドも明らかにそれまでよりほぐれた演奏を聞かせているのも魅力的。それにディラン以外のバンドメンバーの登場時、誰かが「コンバンワ!」とあいさつしてみせた様子まで聞き取れてしまうとは。この場面からもバンドのリラックスぶりが伝わってくるでしょう。
ディラン自身も口数少なめながらも観客に語りかけているのが微笑ましく、歌う以外に一切の言葉を発さなかったフジロックの時と比べると雰囲気の違いが面白く感じられるかと。それ以上に「I Threw It All Away」や「All I Really Want To Do」といった「武道館」未収録のレパートリーを極上の音質で楽しめますし、何より同ライブアルバムと違って一日のステージ全体を鳥瞰出来るという点でも価値は高い。78年ツアーのコンセプトは歌謡的ですらあるビッグバンド・サウンドをバックにディランが歌を聞かせるというものであり、それを忠実に聞かせるべく彼もバンドも丁寧に演奏しているという点に好感が持てます。
現在では初来日公演からも良質なオーディエンス録音が発掘されてきましたが、その中でも別格のクオリティを誇る音源のアッパー版かつベストなバージョンが限定プレスCDにて遂にリリース。世界中のディラン・マニアが渇望していた大阪初日をマスター・カセットからの収録ならではの、リアルな臨場感と演奏の迫力を心ゆくまで味わえる逸品がここに!
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (66:12)
1. Intro 2. A Hard Rain's A-Gonna Fall 3. Repossession Blues 4. Mr. Tambourine Man
5. I Threw It All Away 6. Love Minus Zero/No Limit 7. Ballad Of A Thin Man
8. If You See Her, Say Hello 9. Girl Of The North Country 10. Maggie's Farm
11. Don't Think Twice, It's Alright 12. To Ramona 13. Like A Rolling Stone
14. I Shall Be Released 15. Going, Going, Gone
Disc 2 (64:27)
1. One Of Us Must Know (Sooner Or Later) 2. Blowin' In The Wind 3. Just Like A Woman
4. Oh Sister 5. You're A Big Girl Now 6. All Along The Watchtower 7. I Want You
8. All I Really Want To Do 9. The Man In Me 10. Knockin' On Heaven's Door
11. Band Introduction 12. It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding) 13. Forever Young
14. The Times They Are A-Changin'
Bob Dylan (vocal & guitar), Billy Cross (lead guitar), Alan Pasqua (keyboards), Steven Soles (rhythm guitar, backup vocals), David Mansfield (violin & mandolin), Steve Douglas (horns), Rob Stoner (bass), Bobbye Hall (percussion), Ian Wallace (drums), Helena Springs, Jo Ann Harris, Debbie Dye (background vocals)