JONI MITCHELL - GREEK THEATRE 1979: MIKE MILLARD FIRST GENERATION TAPES(2CD) [ZION-188]
JONI MITCHELL - GREEK THEATRE 1979: MIKE MILLARD FIRST GENERATION TAPES(2CD)
[ZION-188]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Greek Theatre, Los Angeles, CA, USA 14th September 1979 ULTIMATE SOUND
ジョニ・ミッチェルがジャズ・ミュージシャンを従えてステージで新境地を披露した1979年のツアーはオフィシャルの音源&映像の「SHADOWS AND LIGHT」にてまとめられており、単なるライブアルバムを超えた頂点の一つの記録でもありました。もっともライブビデオの方は演奏中にイメージ映像が挿入されてしまうなど、今となっては時代を感じさせる感が否めないのですが。またどちらも実際のステージの序盤に演奏される「Big Yellow Taxi」と「Just Like This Train」の二曲がカットされており、コンサート完全収録とはいきません(おまけにアルバムとビデオそれぞれで編集が大きく違う)でした。
その点コンサートの全貌を明らかにしてくれた流出サウンドボード・アルバムがUXBRIDGEからリリースされた「FOREST HILLS 1979」。オフィシャルでは叶わなかったコンプリ版79年ツアーが聞けたという点でマニア狂喜のリリースであった訳ですが、流出音源ということもあってラフな状態であったのは事実で、だからこそCD-Rでもあった。そして今や同じ音源を基にした「LIVE IN NEW YORK」というグレーゾーンCDまで存在します。
結局「SHADOWS AND LIGHT」に迫るレベルではなく、あくまでこのツアーを追求したいマニア向けと言えたのが先のサウンドボード。ところがこのツアーの新たな音源という強力な助っ人が先月現れました。今回はオーディエンス録音、それを録音してくれたのは何とマイク・ミラード!まさか彼が79年のジョニのステージまで録音してくれていただなんて。
考えてみれば79年ツアーの最終地はLAのグリーク・シアター。ミラードであれば喜び勇んで向かうであろう会場。それに前年にチック・コリアとハービー・ハンコックというジャズキーボード・デュオを録りに行っていた場所でもある。となればミラードが録音したのは「必然」と言えるかもしれません。
何より感激させられるのが、今回も安定のミラード・クオリティ。ジョニの歌声を始めとしたトータルな音像の近さは相変わらずの見事な仕事ぶり。「SHADOWS AND LIGHT」は本ツアーが大まかに分けるとパット・メセニー・グループ勢とウェザー・リポート勢の合わさったジャズ界の名手たちが集結したスーパーグループの卓越した演奏を浮き彫りにすべく、その分ライブならではの臨場感の薄さが否めませんでしたが、その点ミラードの録音はオーディエンス録音の本領を発揮。
そもそもロックコンサートではないのだから、今回の録音に騒がしいオーディエンスというのが周囲に存在しない訳ですが、それでもジョニとスーパーグループを観に来たオーディエンスの熱気はしっかり捉えてくれている。それどころかミラードが卓越しているのは、例えば「In France They Kiss On Main Street」でメセニーが弾いたうっとりするようなフレーズと音色の美しさ、それでいて彼のギターさばきに声援を送るオーディエンスの反応の両方をちゃんと捉えてくれているところ。
それどころか、この日のオーディエンスはジャコ・パストリアスのベース・ソロもちろん、ドン・アライアスのパーカッション・ソロにまで熱心な声援を送っているほど。これほどのスーパースターが揃ったグループを前にすれば当然といったところでしょうが。それに加えてジャコのソロでは彼のベースの音圧も凄まじい。人気の絶頂にあった彼のエキセントリックなソロも非常にリアルな音色かつ音圧で楽しませてくれるのがミラード・クオリティ。
そもそもこの日はオフィシャル「SHADOWS AND LIGHT」の収録が行われたサンタ・バーバラから一週間後のステージということもあり、ただでさえ名手たちの卓越した演奏と余裕に溢れたジョニの歌声の両方がもはや鉄壁の域に達していたツアー終盤。今回の音源公開に際しJEMSチームに手助けした、マニアにはお馴染みのピッチ調整の達人Goodyをして「この日こそオフィシャルにリリースされるべきだった」と言わしめたほど。
とにかくミュージシャンもオーディエンスもコンサートを楽しんでおり、「God Must Be A Boogie Man」では恒例の観客を交えた合唱が見られるのですが、そこなどオフィシャルよりも楽しそうな雰囲気がはっきりと伝わってくる。このツアー終盤ではコーラス隊パースエージョンズとのオールディーズ・カバー「Why Do Fools Fall in Love」が省かれてしまったのですが、それがまるで気にならないほど演奏と盛り上がりの両方が絶妙なバランスで捉えられた極上オーディエンス・アルバム。フィナーレ「Woodstock」など、ジョニが弾き語りで披露する曲になると息を吞むほど。これはミラードによる最高のアナザーサイド・オブ「SHADOWS AND LIGHT」!
★超高音質です。
Disc 1 (60:07)
1. Big Yellow Taxi
2. Just Like This Train
3. In France They Kiss On Main Street
4. Coyote
5. Edith And The Kingpin
6. Free Man In Paris
7. Goodbye Pork Pie Hat
8. Jaco's Solo
9. The Dry Cleaner From Des Moines
10. Amelia
11. Pat's Solo
12. Hejira
Disc 2 (43:17)
1. Don's Solo
2. Dreamland
3. Black Crow
4. Furry Sings The Blues
5. God Must Be A Boogie Man
6. Raised On Robbery
7. Shadows And Light
8. The Last Time I Saw Richard
9. Woodstock
Joni Mitchell: Guitar, Vocals, Piano
Jaco Pastorius: Bass
Pat Metheny: Guitar
Lyle Mays: Keyboards
Michael Brecker: Saxophone
Don Alias: Congas, Drums
The Persuasions: Backing Vocals
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Greek Theatre, Los Angeles, CA, USA 14th September 1979 ULTIMATE SOUND
ジョニ・ミッチェルがジャズ・ミュージシャンを従えてステージで新境地を披露した1979年のツアーはオフィシャルの音源&映像の「SHADOWS AND LIGHT」にてまとめられており、単なるライブアルバムを超えた頂点の一つの記録でもありました。もっともライブビデオの方は演奏中にイメージ映像が挿入されてしまうなど、今となっては時代を感じさせる感が否めないのですが。またどちらも実際のステージの序盤に演奏される「Big Yellow Taxi」と「Just Like This Train」の二曲がカットされており、コンサート完全収録とはいきません(おまけにアルバムとビデオそれぞれで編集が大きく違う)でした。
その点コンサートの全貌を明らかにしてくれた流出サウンドボード・アルバムがUXBRIDGEからリリースされた「FOREST HILLS 1979」。オフィシャルでは叶わなかったコンプリ版79年ツアーが聞けたという点でマニア狂喜のリリースであった訳ですが、流出音源ということもあってラフな状態であったのは事実で、だからこそCD-Rでもあった。そして今や同じ音源を基にした「LIVE IN NEW YORK」というグレーゾーンCDまで存在します。
結局「SHADOWS AND LIGHT」に迫るレベルではなく、あくまでこのツアーを追求したいマニア向けと言えたのが先のサウンドボード。ところがこのツアーの新たな音源という強力な助っ人が先月現れました。今回はオーディエンス録音、それを録音してくれたのは何とマイク・ミラード!まさか彼が79年のジョニのステージまで録音してくれていただなんて。
考えてみれば79年ツアーの最終地はLAのグリーク・シアター。ミラードであれば喜び勇んで向かうであろう会場。それに前年にチック・コリアとハービー・ハンコックというジャズキーボード・デュオを録りに行っていた場所でもある。となればミラードが録音したのは「必然」と言えるかもしれません。
何より感激させられるのが、今回も安定のミラード・クオリティ。ジョニの歌声を始めとしたトータルな音像の近さは相変わらずの見事な仕事ぶり。「SHADOWS AND LIGHT」は本ツアーが大まかに分けるとパット・メセニー・グループ勢とウェザー・リポート勢の合わさったジャズ界の名手たちが集結したスーパーグループの卓越した演奏を浮き彫りにすべく、その分ライブならではの臨場感の薄さが否めませんでしたが、その点ミラードの録音はオーディエンス録音の本領を発揮。
そもそもロックコンサートではないのだから、今回の録音に騒がしいオーディエンスというのが周囲に存在しない訳ですが、それでもジョニとスーパーグループを観に来たオーディエンスの熱気はしっかり捉えてくれている。それどころかミラードが卓越しているのは、例えば「In France They Kiss On Main Street」でメセニーが弾いたうっとりするようなフレーズと音色の美しさ、それでいて彼のギターさばきに声援を送るオーディエンスの反応の両方をちゃんと捉えてくれているところ。
それどころか、この日のオーディエンスはジャコ・パストリアスのベース・ソロもちろん、ドン・アライアスのパーカッション・ソロにまで熱心な声援を送っているほど。これほどのスーパースターが揃ったグループを前にすれば当然といったところでしょうが。それに加えてジャコのソロでは彼のベースの音圧も凄まじい。人気の絶頂にあった彼のエキセントリックなソロも非常にリアルな音色かつ音圧で楽しませてくれるのがミラード・クオリティ。
そもそもこの日はオフィシャル「SHADOWS AND LIGHT」の収録が行われたサンタ・バーバラから一週間後のステージということもあり、ただでさえ名手たちの卓越した演奏と余裕に溢れたジョニの歌声の両方がもはや鉄壁の域に達していたツアー終盤。今回の音源公開に際しJEMSチームに手助けした、マニアにはお馴染みのピッチ調整の達人Goodyをして「この日こそオフィシャルにリリースされるべきだった」と言わしめたほど。
とにかくミュージシャンもオーディエンスもコンサートを楽しんでおり、「God Must Be A Boogie Man」では恒例の観客を交えた合唱が見られるのですが、そこなどオフィシャルよりも楽しそうな雰囲気がはっきりと伝わってくる。このツアー終盤ではコーラス隊パースエージョンズとのオールディーズ・カバー「Why Do Fools Fall in Love」が省かれてしまったのですが、それがまるで気にならないほど演奏と盛り上がりの両方が絶妙なバランスで捉えられた極上オーディエンス・アルバム。フィナーレ「Woodstock」など、ジョニが弾き語りで披露する曲になると息を吞むほど。これはミラードによる最高のアナザーサイド・オブ「SHADOWS AND LIGHT」!
★超高音質です。
Disc 1 (60:07)
1. Big Yellow Taxi
2. Just Like This Train
3. In France They Kiss On Main Street
4. Coyote
5. Edith And The Kingpin
6. Free Man In Paris
7. Goodbye Pork Pie Hat
8. Jaco's Solo
9. The Dry Cleaner From Des Moines
10. Amelia
11. Pat's Solo
12. Hejira
Disc 2 (43:17)
1. Don's Solo
2. Dreamland
3. Black Crow
4. Furry Sings The Blues
5. God Must Be A Boogie Man
6. Raised On Robbery
7. Shadows And Light
8. The Last Time I Saw Richard
9. Woodstock
Joni Mitchell: Guitar, Vocals, Piano
Jaco Pastorius: Bass
Pat Metheny: Guitar
Lyle Mays: Keyboards
Michael Brecker: Saxophone
Don Alias: Congas, Drums
The Persuasions: Backing Vocals