STYX - THE BOSTON ILLUSION: DAN LAMPINSKI MASTER(2CDR) [Uxbridge 247]

STYX - THE BOSTON ILLUSION: DAN LAMPINSKI MASTER(2CDR) [Uxbridge 247]

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商品詳細

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Live at Orpheum Theatre, Boston, MA. USA 4th November 1977 PERFECT SOUND

 大名盤『THE GRAND ILLUSION』によってブレイクスルーを果たした1977年のSTYX。その現場を捉えた伝説録音が復刻リリース決定です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1977年11月4日ボストン公演」。録音史に名を刻む伝説名手ダン・ランピンスキー氏の手による極上オーディエンス録音です。“THE GRAND ILLUSION Tour”と言えば、今週はマイク・ミラード作の『LONG BEACH ARENA 1978(Virtuoso 457/458)』が永久保存されますが、それが新名盤だとすれば本作は伝統の名盤。70年代ロック最高の名手2人によるツイン・ピークスなのです。
 とは言え、ミラード録音と本作は同じツアーであっても別公演。ここでツアー全景を振り返ってそれぞれの位置関係を確かめておきましょう。

●1977年
・5月6日-7月5日:北米#1a(15公演)
《7月7日『THE GRAND ILLUSION』発売》
・7月14日-12月30日:北米#1b(60公演)←★ココ★
●1978年
・1月11日-29日:北米#1c(13公演)←※LONG BEACH ARENA 1978
・3月2日-4月29日:北米#2(26公演)
・5月11日-24日:欧州(6公演)
・5月31日:シアトル公演
《9月1日『PIECES OF EIGHT』発売》

 これが“THE GRAND ILLUSION Tour”の全体像。アルバム発売の2ヶ月前から翌1978年1月末まで長大な全米ツアーを実施。ミラード作品『LONG BEACH ARENA 1978』は年明けの1978年でしたが、本作はその2ヶ月半ほど前にあたる「北米#1b」の41公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は「達人ランピンスキー」の名声を一層高める超・極上録音。ランピンスキー作品を体験された事のある方ならピンと来ると思いますが、力強い芯も細やかなディテールもサウンドボード級で仄かなホール鳴りが気品と艶を宿らせる。実際、そのクオリティはミラード作『LONG BEACH ARENA 1978』にもまったく引けを取らない。違いと言えば、ミラード録音の方が芯のアタック感が強く、よりサウンドボード的。その一方でランピンスキーの本作はキラキラとした透明度で勝っているくらいです。
 それでもミラード作がプレス化され、本作がUxbridgeレーベルからのご紹介となっているのは「運」の差。実のところ、本作のボストン公演では「Man In The Wilderness」が演奏されず、ミラードが記録したロングビーチ公演より若干短かったのです。こればかりはいかな録音の天才でもどうにもならないわけです。しかし1曲少ないとは言え、そこは大ブレイク真っ最中の“THE GRAND ILLUSION Tour”。その豪華ぶりも濃度もハンパではありません。ここでセットも整理しておきましょう。

●ジョン・クルリュウスキ時代(6曲)
・スティクスII:Lady
・分岐点:Lorelei/Suite Madame Blue/Light Up/Midnight Ride/Born For Adventure
●トミー・ショウ時代(6曲)
・クリスタル・ボール:Mademoiselle/Crystal Ball
・大いなる幻影:The Grand Illusion/Fooling Yourself (The Angry Young Man)/Come Sail Away/Miss America

……と、このようになっています。『PIECES OF EIGHT』も『CORNERSTONE』も発表していない時代のグレイテスト・ヒッツ感が強烈で、メドレーではない「Mademoiselle」のフルバージョンや「Midnight Ride」「Miss America」「Born For Adventure」を一気に畳みかけるハイライトなど、このツアーだからこその旨みがたっぷり。もちろん、そのセットを紡ぐ演奏もブレイクスルー真っ直中だからこその自信と高揚感に充ち満ちており、耳馴染んだ名曲もビートの溌剌感や誇らしげな歌声の張りが全然違って聞こえる。全盛期だけの旨みが滲んで溢れてこぼれ出すフルショウをランピンスキー・サウンドで隅々までクリアに感じ取れるライヴアルバムなのです。
 今週はマイク・ミラードの新名盤『LONG BEACH ARENA 1978』が話題になると思いますが、本作もまた互角の大代表作です。併せて楽しむ事でオーディエンス録音史の深間で味わえる2人の天才による競合作。この機会にこそ噛みしめて頂きたい銘品が堂々の復刻です。

★「1977年11月4日ボストン公演」の超絶級オーディエンス録音。伝説名手ダン・ランピンスキーの銘品で、力強い芯も細やかなディテールもサウンドボード級で仄かなホール鳴りが気品と艶を宿らせる。“THE GRAND ILLUSION Tour”にはマイク・ミラードの新名盤『LONG BEACH ARENA 1978(Virtuoso 457/458)』もありますが、本作もまったく引けを取らない。ブレイクスルー真っ直中だからこその自信と高揚感に充ち満ちたフルショウを超・極上体験できる伝統の大名盤です。

Disc 1(68:28)
1. The Grand Illusion
2. Lorelei
3. Mademoiselle
4. Fooling Yourself
5. Suite Madame Blue
6. Crystal Ball

Disc 2(43:57)
1. Light Up
2. Come Sail Away
3. Lady
4. Midnight Ride
5. Miss America
6. Born For Adventure

Dennis DeYoung - Keyboards, Vocals
James Young - Guitars, Keyboards, Vocals
Tommy Shaw - Guitars, Vocals
Chuck Panozzo - Bass, Vocals
John Panozzo - Drums, Percussion, Vocals

Dan Lampinski Master Collection