ALICE COOPER - GOTHENBURG 1991(2CDR) [Shades 1316]

ALICE COOPER - GOTHENBURG 1991(2CDR) [Shades 1316]

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商品詳細

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Scandinavium, Gothenburg, Sweden 9th November 1991 TRULY PERFECT SOUND

 『TRASH』を凌駕するヒット・ポテンシャルを持ちながら時代の波に翻弄されてしまった名盤『HEY STOOPID』。マニアほど渇望してきた時代のフルショウを極上体験できるライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に記録されているのは「1991年11月9日ヨーテボリ公演」。帝王アリスの全キャリアを愛するマニアにとって特別な“HEY STOOPID Tour”の一幕を真空パックした傑作オーディエンス録音です。良い機会でもありますので、ここで「特別」の意味もご紹介させていただきたいと思います。まず前提として「アリスの1986年-2002年」を振り返っていただきたい。1986年の『CONSTRICTOR』によって第一線に復帰したアリスでしたが、そこから「同路線2作×3周」のルーティーンがありました。整理しますと……

●復活を告げたメタル路線期(MCAレーベル2作)
『CONSTRICTOR』&『RAISE YOUR FIST AND YELL』
●ハードポップ路線の大ヒット期(Epicレーベル2作)
『TRASH』&『HEY STOOPID』
《ツアーなしだったTHE LAST TEMPTATIONをワンクッション置いて》
●ヘヴィなサイバー路線期(Spitfireレーベル2作)
『BRUTAL PLANET』&『DRAGONTOWN』

……と、レーベルを移籍しながら同路線のアルバムを2作ずつ発表していました。MCA以前は休止期間でしたし、『DRAGONTOWN』以後は現在まで続く原点回帰路線に転向。つまり「メタル/ハードポップ/サイバー」の3路線は、帝王アリがは自分の持ち味を時代の最先端にフィットさせ、他の誰とも異なる「その時代だけのショックロック」を生み出していた希有なる時期だったのです。
 そして、ここでマニアにとって問題になったのが「同路線2作めのツアー」。実のところ、3路線の「1作目ツアー」は公式ライヴ映像作『THE NIGHTMARE RETURNS』『TRASHES THE WORLD』『BRUTALLY LIVE』が制作されたわけですが、「2作目ツアー」は放置されてサウンドボードもままならなず、オーディエンス録音に頼らざるを得ない状況。もうご理解いただけたと思いますが、本作は「ハードポップ時代の2作目ツアー」を体験するのにもってこいの代表作なのです。
 ここで「あれ? “HEY STOOPID Tour”の代表作と言ったら『LIVE FROM ELECTRIC LADYLAND 1991』じゃ。。。」と思われた方は熱心なコレクター。希にしか登場しないアリス・タイトルもちゃんと見逃さない。しかし『LIVE FROM ELECTRIC LADYLAND 1991(Shades 1068)』がいかにコア層に愛された名盤と言えど、放送枠に沿った編集によってショウは不完全であり、曲順も大幅に入れ替えられていました。その点、本作は一気貫通のオーディエンス録音。“HEY STOOPID Tour”のフルショウを極上体験させてくれるのです。ここで、そのフルセットも整理し、フル体験の旨みを実感してください。

●70年代クラシックス(9曲)
・エイティーン:I’m Eighteen
・キラー:Under My Wheels(★)
・スクールズ・アウト:School's Out
・ビリオン・ダラー・ベイビーズ:No More Mr. Nice Guy/Billion Dollar Babies/Sick Things/Elected(★)
・悪夢へようこそ:Cold Ethyl
・地獄へ行く:Go To Hell
●80年代/90年代(8曲)
・コンストリクター:He's Back (The Man Behind The Mask)(★)
・トラッシュ:Trash(★)/Bed Of Nails(★)/Poison(★)
・ヘイ・ストゥーピッド:Love's A Loaded Gun/Feed My Frankenstein/Snakebite(★)/Hey Stoopid
●その他
・メドレー1(★:I Love The Dead/Devil's Food/Steven/Black Widow Jam)/メドレー2(Only Women Bleed/Wind-Up Toy/Ballad Of Dwight Fry)
※注:「★」印はサウンドボード・アルバム『LIVE FROM ELECTRIC LADYLAND 1991』でも聴けない曲。

……と、このようになっています。『LIVE FROM ELECTRIC LADYLAND 1991』では『TRASH』の大ヒット曲が(なぜか)カットされていましたが、本作ではフル体験。「Love's A Loaded Gun」「Snakebite」はこのツアーでしか演奏されていないレア曲ですし、メドレーの一部ではあるものの、スティーヴンが再登場する名曲「Wind-Up Toy」も超貴重。さらに忘れてならないのは「He's Back (The Man Behind The Mask)」でしょう。映画『13日の金曜日PART6:ジェイソンは生きていた!』の主題歌にして、1986年のアリス復活とも引っかけた象徴曲ですが、なぜか当時にはライヴでやらなかった。その後Epic時代にライヴ演奏されるようになったものの、それでもヨーロッパ限定でしたし、“HEY STOOPID Tour”でも北欧3公演のみ。本作ではツアー・ラストの記念曲として大ラスに披露されるのです。
 そんなフルショウを伝えてくれる本作のサウンドも絶品。あくまでもヴィンテージ・オーディエンス録音ではありますが、最近発掘された1stジェネ・カセットからダイレクトにデジタル化された瑞々しさが素晴らしい。距離感ゼロは行かないものの、その空間を切り裂くエッジは鋭く、芯も真っ直ぐ鮮やかに届く名録音なのです。

アリスが「ヨーロッパ・ツアーの最終日だ!」と宣言する特別曲「He's Back (The Man Behind The Mask)」で大団円を迎える本作。しかし、実際には欧州ツアーどころではなくワールド・ツアー全体の最終日であり、この日を最後にアリスは開店休業。実に、4年間もステージから遠ざかってしまった。アリス史でも大きなターニング・ポイントとなるショウだったのです。マニアも渇望する“HEY STOOPID Tour”を楽しめるだけでなく、そんな歴史的なステージを現場体験できる新発掘ライヴアルバム。どうぞ、じっくりとご堪能ください。


★4年の活動休止に入る前のラストショウ「1991年11月9日ヨーテボリ公演」の新発掘オーディエンス録音。1stジェネ・カセットからダイレクトにデジタル化された瑞々しさが素晴らしく、エッジもシャープで芯も真っ直ぐ鮮やかな名録音です。「Love's A Loaded Gun」「Snakebite」「Wind-Up Toy」といったこのツアーだけの『HEY STOOPID』ナンバーやレアな「He's Back (The Man Behind The Mask)」も楽しめます。

Disc 1(41:25)
1. Under My Wheels
2. Trash
3. No More Mr. Nice Guy
4. Billion Dollar Babies
5. Love's a Loaded Gun
6. Bed of Nails
7. I'm Eighteen
8. I Love the Dead / Devil's Food / Steven / Black Widow Jam
9. Sick Things
10. Feed My Frankenstein
11. Cold Ethyl

Disc 2(49:37)
1. Only Women Bleed / Wind-Up Toy / Ballad of Dwight Fry
2. Guitar Solo
3. Poison
4. Snakebite
5. Go to Hell
6. School's Out
7. Hey Stoopid
8. Elected
9. He's Back (The Man Behind the Mask)

Alice Cooper - Vocals Stef Burns - Guitar Pete Freezin - Guitar Greg Smith - Bass
Derek Sherinian - Keyboards Eric Singer - Drums