THE ROLLING STONES - LOUISVILLE 1975(2CD) [IMPORT TITLE]
THE ROLLING STONES - LOUISVILLE 1975(2CD)
[IMPORT TITLE]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Freedom Hall, Louisville, Kentucky, USA 4th August 1975
6月から始まったローリング・ストーンズ1975年のアメリカ・ツアーは当初予定されていた南米の日程がキャンセルされてしまったせいで8月に約一週間ほどライブを行ってツアーが終わりました。このツアーでは6月にMSG、7月にはLAフォーラムでめくるめくような連続公演が行われ、おまけにLAでは(今やオフィシャルリリースされた)映像まで存在しているインパクトが大きい。一方でツアーのラストウィークとなった8月に関しては印象の薄さが否めません。その一週間足らずという短い期間が「消化試合」的なように見受けられますし、ストーンズ初のハンプトン・コロシアムでのショーも日程に含まれていましたが、MSGやLAクラスの音源が存在しないことが印象の薄さに拍車をかけていたものです。
そんな短い8月レグ中において、音源がマニアにしか知られていなかったのが4日のルイヴィル公演。この日のオーディエンス録音はとうの昔にトレーダー間に出回っていたのですが、プレス盤ではVGPレーベルの76年ツアー・タイトル「ANY PORT IN A STORM REVISITED」にボーナストラックとして「It's Only Rock'n Roll」とその後のメンバー紹介が収録されていたのみ。CD-Rリリースに目を向けるとIMP系列のONE HANDRED CLUBが「FREEDOM HALL COLISEUM 1975」というタイトルで音源そのものをリリースしていたのですが、コア・マニアしかその存在を覚えていないのではないでしょうか。
こうした過去の扱いからも解るように、音源そのものはマニア向けなオーディエンス録音。恐らくマイクを持たず、椅子の上にレコーダーごと置いて録音したのでしょう。リズム隊の輪郭がはっきりした音像である一方、ミックの声が遠め。また会場が大いに盛り上がっており、オープニングの「Honky Tonk Women」を始めとして有名曲になると手拍子が盛大に入りますが、それが演奏を覆い隠してしまうような状態でなかったのは本当に幸いです。それどころかショーが進むにつれて楽器やボーカルのバランスも改善、むしろマニアなら楽しめるモノラルのオーディエンス録音なのです。
昨年リリースしたアトランタ(これが7月30日でした)のようにテープ自体に問題がないのも落ち着いて聞き込める大きなポイントでしょう。唯一「Midnight Rambler」が始まってすぐのところでテープチェンジに当たってしまい、同曲の前半がごっそり抜け落ちてしまったのが最大の欠点かと。いずれにせよ今回のリリースで本音源を聞かれる方がほとんどかと思われますが、確かに「It's Only Rock'n Roll」辺りから音が締まってバランスも良くなる。なるほど過去のアイテムにそこだけ収録されていたというのも納得。そしてピッチの狂いなどがない点もポイントが高い。ちなみに「Midnight Rambler」の序盤やライブ終盤では例の録音状態のせいでバスドラの音が響きすぎてしまう箇所がありますが、それが長続きしないのはこれまた幸いでしょう。
こうして限定プレスCDリリースが初めて実現する1975年のルイヴィル公演ですが、特筆すべきは演奏内容が非常に「アツい」ということ。もしかしたら8月の中では一番かもしれない。例えばルイヴィルの前に行われたジャクソンビル公演などはあからさまに覇気がなく、それでいて音質がそこそこ良好だったことから「消化試合」ショー的テンションが伝わってきました。ところがこの日はミックのテンションが非常に高い。これぞ75年アメリカ・ツアーらしいワイルダネスの真骨頂。「If You Can't Rock Me / Get Off Of My Cloud」のハイパーな演奏とミックの激しいシャウトなど、正に75年らしさが全開。LAの日々がその最たる例でしたが、このツアーはアッパー系ドラッグを燃料としたストーンズのハイパーなテンションが魅力であった。
中でもミックのあまりにワイルドなパフォーマンスこそ75年最大の魅力だと言っても過言ではない訳ですが、8月のショーでここまでミックが炸裂した日は他にないと断言できます。昨年リリースした7月末のアトランタは軽く凌駕していますし、ツアー最終日となったバッファローですら今回のルイヴィルには及ばないのでは。「You Can't Always Get What You Want」でもミックは絶好調ですし、バンドも「Rip This Joint」でツアー中最速かと思えるようなハイパー演奏を聞かせる。
繰り返しますがマニア向けな音源であることは事実です。しかし75年ツアー8月のアイテムそのものが見かけなくなってしまった現在において、貴重なリリースとなることも間違いありません。何しろ初のプレスCD化であり、演奏は極上。今まで精彩を欠いた印象が強かった8月のレグからマニア狂喜のアイテムが登場です!
リマスターメモ
★若干速いピッチを調整も微調整。低音の出過ぎと高域のきつい部分を解消するイコライズを施しました。
★Street Fighting Man序盤の右チャンネル音落ちは直しました。
★録音レベルオートの為か、曲間の歓声が大き過ぎるので、段差ができないようにフェーダーで調整しました。
★フルトラックのプレスCD化は初。音は聴き進むとどんどん良くなる印象です。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (64:31)
1. Honky Tonk Women 2. All Down The Line 3. If You Can't Rock Me / Get Off Of My Cloud
4. Star Star 5. Gimme Shelter 6. Ain't Too Proud To Beg 7. You Gotta Move
8. You Can't Always Get What You Want 9. Happy 10. Tumbling Dice 11. It's Only Rock 'n Roll
12. Band Introductions
Disc 2 (55:38)
1. Fingerprint File 2. Wild Horses 3. That's Life 4. Outa Space 5. Brown Sugar
6. Midnight Rambler 7. Rip This Joint 8. Street Fighting Man 9. Jumping Jack Flash
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Freedom Hall, Louisville, Kentucky, USA 4th August 1975
6月から始まったローリング・ストーンズ1975年のアメリカ・ツアーは当初予定されていた南米の日程がキャンセルされてしまったせいで8月に約一週間ほどライブを行ってツアーが終わりました。このツアーでは6月にMSG、7月にはLAフォーラムでめくるめくような連続公演が行われ、おまけにLAでは(今やオフィシャルリリースされた)映像まで存在しているインパクトが大きい。一方でツアーのラストウィークとなった8月に関しては印象の薄さが否めません。その一週間足らずという短い期間が「消化試合」的なように見受けられますし、ストーンズ初のハンプトン・コロシアムでのショーも日程に含まれていましたが、MSGやLAクラスの音源が存在しないことが印象の薄さに拍車をかけていたものです。
そんな短い8月レグ中において、音源がマニアにしか知られていなかったのが4日のルイヴィル公演。この日のオーディエンス録音はとうの昔にトレーダー間に出回っていたのですが、プレス盤ではVGPレーベルの76年ツアー・タイトル「ANY PORT IN A STORM REVISITED」にボーナストラックとして「It's Only Rock'n Roll」とその後のメンバー紹介が収録されていたのみ。CD-Rリリースに目を向けるとIMP系列のONE HANDRED CLUBが「FREEDOM HALL COLISEUM 1975」というタイトルで音源そのものをリリースしていたのですが、コア・マニアしかその存在を覚えていないのではないでしょうか。
こうした過去の扱いからも解るように、音源そのものはマニア向けなオーディエンス録音。恐らくマイクを持たず、椅子の上にレコーダーごと置いて録音したのでしょう。リズム隊の輪郭がはっきりした音像である一方、ミックの声が遠め。また会場が大いに盛り上がっており、オープニングの「Honky Tonk Women」を始めとして有名曲になると手拍子が盛大に入りますが、それが演奏を覆い隠してしまうような状態でなかったのは本当に幸いです。それどころかショーが進むにつれて楽器やボーカルのバランスも改善、むしろマニアなら楽しめるモノラルのオーディエンス録音なのです。
昨年リリースしたアトランタ(これが7月30日でした)のようにテープ自体に問題がないのも落ち着いて聞き込める大きなポイントでしょう。唯一「Midnight Rambler」が始まってすぐのところでテープチェンジに当たってしまい、同曲の前半がごっそり抜け落ちてしまったのが最大の欠点かと。いずれにせよ今回のリリースで本音源を聞かれる方がほとんどかと思われますが、確かに「It's Only Rock'n Roll」辺りから音が締まってバランスも良くなる。なるほど過去のアイテムにそこだけ収録されていたというのも納得。そしてピッチの狂いなどがない点もポイントが高い。ちなみに「Midnight Rambler」の序盤やライブ終盤では例の録音状態のせいでバスドラの音が響きすぎてしまう箇所がありますが、それが長続きしないのはこれまた幸いでしょう。
こうして限定プレスCDリリースが初めて実現する1975年のルイヴィル公演ですが、特筆すべきは演奏内容が非常に「アツい」ということ。もしかしたら8月の中では一番かもしれない。例えばルイヴィルの前に行われたジャクソンビル公演などはあからさまに覇気がなく、それでいて音質がそこそこ良好だったことから「消化試合」ショー的テンションが伝わってきました。ところがこの日はミックのテンションが非常に高い。これぞ75年アメリカ・ツアーらしいワイルダネスの真骨頂。「If You Can't Rock Me / Get Off Of My Cloud」のハイパーな演奏とミックの激しいシャウトなど、正に75年らしさが全開。LAの日々がその最たる例でしたが、このツアーはアッパー系ドラッグを燃料としたストーンズのハイパーなテンションが魅力であった。
中でもミックのあまりにワイルドなパフォーマンスこそ75年最大の魅力だと言っても過言ではない訳ですが、8月のショーでここまでミックが炸裂した日は他にないと断言できます。昨年リリースした7月末のアトランタは軽く凌駕していますし、ツアー最終日となったバッファローですら今回のルイヴィルには及ばないのでは。「You Can't Always Get What You Want」でもミックは絶好調ですし、バンドも「Rip This Joint」でツアー中最速かと思えるようなハイパー演奏を聞かせる。
繰り返しますがマニア向けな音源であることは事実です。しかし75年ツアー8月のアイテムそのものが見かけなくなってしまった現在において、貴重なリリースとなることも間違いありません。何しろ初のプレスCD化であり、演奏は極上。今まで精彩を欠いた印象が強かった8月のレグからマニア狂喜のアイテムが登場です!
リマスターメモ
★若干速いピッチを調整も微調整。低音の出過ぎと高域のきつい部分を解消するイコライズを施しました。
★Street Fighting Man序盤の右チャンネル音落ちは直しました。
★録音レベルオートの為か、曲間の歓声が大き過ぎるので、段差ができないようにフェーダーで調整しました。
★フルトラックのプレスCD化は初。音は聴き進むとどんどん良くなる印象です。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (64:31)
1. Honky Tonk Women 2. All Down The Line 3. If You Can't Rock Me / Get Off Of My Cloud
4. Star Star 5. Gimme Shelter 6. Ain't Too Proud To Beg 7. You Gotta Move
8. You Can't Always Get What You Want 9. Happy 10. Tumbling Dice 11. It's Only Rock 'n Roll
12. Band Introductions
Disc 2 (55:38)
1. Fingerprint File 2. Wild Horses 3. That's Life 4. Outa Space 5. Brown Sugar
6. Midnight Rambler 7. Rip This Joint 8. Street Fighting Man 9. Jumping Jack Flash