THE ROLLING STONES - FRANKFURT 1976 1ST NIGHT(2CD) [IMPORT TITLE]
THE ROLLING STONES - FRANKFURT 1976 1ST NIGHT(2CD)
[IMPORT TITLE]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Festhalle, Frankfurt, Germany 28th April 1976
1976年ヨーロッパ・ツアーのフランクフルトと言えばアナログLPの時代からサウンドボード録音が流出していたこともあり、二日目の方が圧倒的に有名です。昨年にはオーディエンス録音プラス従来のサウンドボード録音という組み合わせの「FRANKFURT 1976」が出たのも記憶に新しいところかと。そうした事情から二日目ばかりにスポットライトが当たりがちな76年フランクフルトですが、初日に関しては今まで「WELCOME TO FRANKFURT」というLPにたった二曲だけ収録されていただけ、というリリース状況がまた印象を薄くさせていました。これでは無理もないことですね。
そんなフランクフルト初日は全長版のオーディエンス録音も存在しています。残念ながら音質は「WELCOME TO FRANKFURT」に収録されていたものより劣ってしまう。それはビンテージ感たっぷりなもので、だからこそ今までアイテムが生み出されなかったのでしょう。距離感の音像ながらもバランスは良く、各人のプレイやミックの声が思いのほか通って聞こえる。ただし鮮度はさっぱり(笑)。これぞアナログチックな音質だと言えば想像してもらえるでしょう。
この見過ごされた音源ですが、リリースを検討する上で入念なイコライズを加えた結果、意外にも限定プレスCDでのリリースが可能なほどのレベルのアッパー版へと昇格を遂げたのです。何と言っても最大の欠点だったランダムに狂いのあるピッチを徹底的にアジャスト。この点だけでも従来からトレーダー間に出回っていた音源より格段に聞きやすくなっています。それに加えてイコライズによって音質そのものも改善。さすがにヒスノイズはまだ残っていますが、それでも元の状態と比べたら格段に聞きやすくなったのです。さらに古めかしい音質なりにクリアネスが向上したのも同様。さすがに万人向けとは言いませんが、それでもマニアなら大いに楽しんでもらえる状態へと進化しました。
そして何よりも演奏内容が面白い。76年のヨーロッパ・ツアーは前年のアメリカ・ツアーの構成をベースとしつつ、そこにニューアルバム「BLACK AND BLUE」からのレパートリーを導入し、全体的には前年よりコンパクトにまとめたもの。その成果が後にオフィシャルのライブアルバム「LIVE YOU LIVE」としてまとめられる訳ですが、何しろツアーの初日。まだ76年ツアーらしい粘っこいサウンドは完成しておらず、むしろ前年のようなハイパーな勢いが残っているから面白い。
その最たる例がオープニングの「Honky Tonk Women」。この日から短縮アレンジで演奏されるようになりましたが、ミックがやたらと叫んでいるのがまるで前年ツアーのよう。それでいて地名の歌詞は「フランクフルト・シティ」と変えてみせるサービスぶり。ところが次の「If You Can't Rock Me / Get Off Of My Cloud」になると打って変わってゆったりとしたテンポで演奏されており、ここでは75年と76年の折衷のような状態となっていた独自の雰囲気がひしひしと伝わってくるのです。また「All Down The Line」はフランクフルト二日間でお役目御免となりました。
「BLACK AND BLUE」収録曲に関しても一か月後のパリでみせたようなまとまりがまだなく、ましてやそれらの曲がこの日ライブ初演となったのだから、歴史的価値も非常に高い。実際に「Hey Negrita」は後のバージョンよりも慎重な調子で演奏されていますし(実に初演らしい)、大ヒットして毎晩の人気曲となる「Fool To Cry」も初演ということからミックが「ニューアルバムからの曲」と紹介して演奏を始めるのがこれまた面白い。
それら新レパートリーの極めつけは「Hot Stuff」。曲の後半の語りにおいてミックがそれこそ75年を思い起こさせるようなハイパー・シャウトでまくし立てており、後のライブ・バージョンよりもワイルドな雰囲気で歌われているから驚かされます。こんなところからも75年と76年の折衷という、初日らしい光景がみられたのですね。
同時リリースの1975年ルイヴィルと同じように、こちらもマニア向けな音質のオーディエンス録音であることに間違いない。しかしツアー初日ならではの聞きどころが満載。「Street Fighting Man」ですべてが終わった後にキースがコードを鳴らす(もしかしてローディか?)という不思議な場面も面白い。とにかく76年ヨーロッパ・ツアー好きのマニアなら絶対に楽しんでもらえることを保証します。
★ツアー初日 未音盤化音源。プレスは初で結構音が良い。ピッチは全て修正済み。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (46:13)
1. Intro. 2. Honky Tonk Women 3. If You Can't Rock Me / Get Off Of My Cloud
4. Hand Of Fate 5. All Down The Line 6. Hey Negrita 7. Tumbling Dice 8. Ain't Too Proud To Beg
9. Fool To Cry 10. Star Star
Disc 2 (53:51)
1. MC 2. Hot Stuff 3. You Gotta Move 4. You Can't Always Get What You Want
5. Midnight Rambler 6. Nothing From Nothing 7. Outa Space 8. It's Only Rock 'n Roll
9. Brown Sugar 10. Jumping Jack Flash 11. Street Fighting Man
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Live at Festhalle, Frankfurt, Germany 28th April 1976
1976年ヨーロッパ・ツアーのフランクフルトと言えばアナログLPの時代からサウンドボード録音が流出していたこともあり、二日目の方が圧倒的に有名です。昨年にはオーディエンス録音プラス従来のサウンドボード録音という組み合わせの「FRANKFURT 1976」が出たのも記憶に新しいところかと。そうした事情から二日目ばかりにスポットライトが当たりがちな76年フランクフルトですが、初日に関しては今まで「WELCOME TO FRANKFURT」というLPにたった二曲だけ収録されていただけ、というリリース状況がまた印象を薄くさせていました。これでは無理もないことですね。
そんなフランクフルト初日は全長版のオーディエンス録音も存在しています。残念ながら音質は「WELCOME TO FRANKFURT」に収録されていたものより劣ってしまう。それはビンテージ感たっぷりなもので、だからこそ今までアイテムが生み出されなかったのでしょう。距離感の音像ながらもバランスは良く、各人のプレイやミックの声が思いのほか通って聞こえる。ただし鮮度はさっぱり(笑)。これぞアナログチックな音質だと言えば想像してもらえるでしょう。
この見過ごされた音源ですが、リリースを検討する上で入念なイコライズを加えた結果、意外にも限定プレスCDでのリリースが可能なほどのレベルのアッパー版へと昇格を遂げたのです。何と言っても最大の欠点だったランダムに狂いのあるピッチを徹底的にアジャスト。この点だけでも従来からトレーダー間に出回っていた音源より格段に聞きやすくなっています。それに加えてイコライズによって音質そのものも改善。さすがにヒスノイズはまだ残っていますが、それでも元の状態と比べたら格段に聞きやすくなったのです。さらに古めかしい音質なりにクリアネスが向上したのも同様。さすがに万人向けとは言いませんが、それでもマニアなら大いに楽しんでもらえる状態へと進化しました。
そして何よりも演奏内容が面白い。76年のヨーロッパ・ツアーは前年のアメリカ・ツアーの構成をベースとしつつ、そこにニューアルバム「BLACK AND BLUE」からのレパートリーを導入し、全体的には前年よりコンパクトにまとめたもの。その成果が後にオフィシャルのライブアルバム「LIVE YOU LIVE」としてまとめられる訳ですが、何しろツアーの初日。まだ76年ツアーらしい粘っこいサウンドは完成しておらず、むしろ前年のようなハイパーな勢いが残っているから面白い。
その最たる例がオープニングの「Honky Tonk Women」。この日から短縮アレンジで演奏されるようになりましたが、ミックがやたらと叫んでいるのがまるで前年ツアーのよう。それでいて地名の歌詞は「フランクフルト・シティ」と変えてみせるサービスぶり。ところが次の「If You Can't Rock Me / Get Off Of My Cloud」になると打って変わってゆったりとしたテンポで演奏されており、ここでは75年と76年の折衷のような状態となっていた独自の雰囲気がひしひしと伝わってくるのです。また「All Down The Line」はフランクフルト二日間でお役目御免となりました。
「BLACK AND BLUE」収録曲に関しても一か月後のパリでみせたようなまとまりがまだなく、ましてやそれらの曲がこの日ライブ初演となったのだから、歴史的価値も非常に高い。実際に「Hey Negrita」は後のバージョンよりも慎重な調子で演奏されていますし(実に初演らしい)、大ヒットして毎晩の人気曲となる「Fool To Cry」も初演ということからミックが「ニューアルバムからの曲」と紹介して演奏を始めるのがこれまた面白い。
それら新レパートリーの極めつけは「Hot Stuff」。曲の後半の語りにおいてミックがそれこそ75年を思い起こさせるようなハイパー・シャウトでまくし立てており、後のライブ・バージョンよりもワイルドな雰囲気で歌われているから驚かされます。こんなところからも75年と76年の折衷という、初日らしい光景がみられたのですね。
同時リリースの1975年ルイヴィルと同じように、こちらもマニア向けな音質のオーディエンス録音であることに間違いない。しかしツアー初日ならではの聞きどころが満載。「Street Fighting Man」ですべてが終わった後にキースがコードを鳴らす(もしかしてローディか?)という不思議な場面も面白い。とにかく76年ヨーロッパ・ツアー好きのマニアなら絶対に楽しんでもらえることを保証します。
★ツアー初日 未音盤化音源。プレスは初で結構音が良い。ピッチは全て修正済み。
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (46:13)
1. Intro. 2. Honky Tonk Women 3. If You Can't Rock Me / Get Off Of My Cloud
4. Hand Of Fate 5. All Down The Line 6. Hey Negrita 7. Tumbling Dice 8. Ain't Too Proud To Beg
9. Fool To Cry 10. Star Star
Disc 2 (53:51)
1. MC 2. Hot Stuff 3. You Gotta Move 4. You Can't Always Get What You Want
5. Midnight Rambler 6. Nothing From Nothing 7. Outa Space 8. It's Only Rock 'n Roll
9. Brown Sugar 10. Jumping Jack Flash 11. Street Fighting Man