BLUE OYSTER CULT - LIVE IN THE WEST 1975: DEFINITIVE EDITION(2CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [ZODIAC 334]
BLUE OYSTER CULT - LIVE IN THE WEST 1975: DEFINITIVE EDITION(2CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only
[ZODIAC 334]
販売価格: 3,800円(税込)
商品詳細
★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Civic Auditorium, Redding, California 3rd July 1975 STEREO SBD(from Original Masters)
Paramount Northwest, Portland, Oregon 4th July 1975 STEREO SBD(from Original Masters)
Paramount Northwest, Seattle, Washington 5th July 1975 STEREO SBD(from Original Masters)
BLUE OYSTER CULT(以下B.O.C.)のコレクターズ・アイテムは数あれど、並ぶもの無きマスターピースが、装いもクオリティも一新して復活します! 衝撃の初登場から12年。ハードコアなマニアからも「最初に聴くべきB.O.C.ライヴ」かつ「最高峰ライヴ・ソース」と絶賛される『LIVE IN THE WEST 1975』を、過去最良のサウンドで、ぜひご体験ください!
1975年は、ロック史上に残る特別な時代。QUEENが「Bohemian Rhapsody」を生み出して歴史に名を刻み、KISSは狂乱の『ALIVE!』で世界へと羽ばたく。そしてリッチー・ブラックモアはロニー・ジェイムズ・ディオを見出して、虹への旅路を歩み始めた。それらと歩調を合わせるように、"ニューヨークの冷めた狂気"ことB.O.C.も、アングラ・シーンの雄からアメリカン・ロックの代表格へと、飛躍の瞬間を迎えていました。
「B.O.C.の歴史は公式ライヴ作品により区切られる」……使い古された表現とはいえ、B.O.C.ライヴを語る上でやはり欠かせない格言です。その"第一章"となったのが、まさにこの1975年。彼らにとって初めての公式ライヴ・アルバムとなった『ON YOUR FEET OR ON YOUR KNEES』の発表です。
同作は主に1974年10月の米国ツアーを収録し、ステージでさらなる実力を発揮するB.O.C.の姿をしっかりと描き出した。なによりもデビュー作から『SECRET TREATIES』まで、初期3作品の集大成だった点が重要です。この後『AGENTS OF FORTUNE』、すなわち「 (Don't Fear) The Reaper」の誕生で次第に大衆化していく以前、バンドの個性が最もギラつき、ファンを熱く滾らせた当時の姿を収めたのですから!
『SECRET TREATIES』に伴うツアーは長期に渡り、前掲ライヴ作品リリースを挟んで'76年1月までアメリカ・ヨーロッパを精力的にサーキットしました。そのうち'75年2月から10月にかけて行われた全米ツアーは(ライヴ・アルバムが発表された直後にも関わらず)各地で公式録音されていたほどで、当時のB.O.C.がいかにライヴでの手応えを感じていたかをうかがわせます。
ここで当時のB.O.C.キャリアを振り返ってみましょう。
1972年
・1月16日,デビュー作『BLUE OYSTER CULT』発表
1973年
・2月11日,2ndアルバム『TYRANNY AND MUTATION』発表
1974年
・4月5日,3rdアルバム『SECRET TREATIES』発表
・4月27日,ニュージャージー州パセーイク公演
……一部が『ON YOUR FEET OR ON YOUR KNEES』に採用
・10月5日から21日,北米ツアーの各公演をレコーディング
・『ON YOUR FEET OR ON YOUR KNEES』のメイン音源となる
1975年
・7月上旬,JOURNYと共に北米ツアー。←★本作はココ
……同時期より新作アルバムの制作開始
1976年
・2月から4月,新作アルバムのレコーディング
・5月21日,4thアルバム『AGENTS OF FORTUNE』発表
B.O.C.は'76年1月のツアー終了後、前年ツアーで得られたライヴ録音から数曲づつをピックアップして関係者用のカセット・ライヴ・アルバムを作成します。その時使用されたライヴ・ソースは、以下のように7月の西海岸ツアーの音源から構成されていました。
・7月3日,カリフォルニア州レディッグ公演
・7月4日,オレゴン州ポートランド公演
・7月5日,ワシントン州シアトル公演
(一説には7月8日,オレゴン州メッドフォード公演も含むとされる)
この作品がファンの前でヴェールを脱いだのが2007年。関係者所有のカセット・ライヴ・アルバム大元マスターを用いた『LIVE IN THE WEST 1975』は、あらゆる面で『ON YOUR FEET OR ON YOUR KNEES』を凌駕していた。フルセット約95分の収録内容,極上のサウンドそして圧巻の演奏を、海外の熱心なB.O.C.信者も絶賛したのです。
このように前作は発掘時点で決定盤クラスのライヴ・ソースでしたが、あくまでも関係者向けの資料的素材ゆえに、流出モノ特有の生っぽさが強かったのも事実。そこで今回の再リリースに当たっては「本音源のあるべき姿」を目指して、全体の均整を整えたサウンド、よりエンターテイメント性を追求した音像へと、完成度の向上を図ったリマスターを実施。初期B.O.C.の魅力を広いファンへとアピールする一本として、"Definitive"の名に相応しいアイテムが、ここに生まれたのです!
「…Come from New York City! The Amazing Blue Oyster Cult!」ディスクを再生してまず轟く、バンド紹介の絶叫。そして繰り広げられる「Stairway To The Stars」と「O.D.'d On Life Itself」の素晴らしさ! コア・マニアはこの時点でサウンドの違いを実感するでしょう。バンドの各パートはより明瞭な分離を得て、それぞれのアンサンブルが浮かび出ては交錯する。楽音は一音単位でより研ぎ澄まされ、シンバルが空気を震わす、その振動まで伝わるかのよう。「Flaming Telepaths」・「Dominance And Submission」・「Subhuman」と続く『SECRET TREATIES』からの3連発は、どっしり厚みを得たサウンドが確かな音圧が聴き手を揺さぶる。エリック・ブルームの野趣あふれる歌唱とギターが、メロディアスなドナルド・ルーサーのギターを相手に、時に戦い、時に和す。さらにアラン・レーニアが繰り出す変幻自在のキーボードが空間を満たしていく…これぞB.O.C.サウンドのマジック! ディスク2の冒頭で演じられる「Astronomy」こそ、初期3作品の到達点であり真骨頂です!
そしてライヴのハイライトは13分におよぶ圧巻の「Buck's Boogie」! 疾走するリフ、旋律を重視したソロへの展開は、いかにもバック・ダーマ(ドナルド・ルーザーの通称)らしいプレイ。さらに重厚なブギーのリズムに呼応して、早いパッセージやフレーズを畳み掛けるエリックやアラン、ジョー・ブーチャードのプレイも凄まじいの一言。中盤でインクルードされるアルバート・ブーチャードのドラムソロも効果的で、ライヴ・バンドとしてのB.O.C.の実力を見せ付ける素晴らしいテイクです。劇的に盛り上がる「Hot Rails To Hell」・「Maserati GT (I Ain't Got You)」でのクロージングもまた最高。本ライヴは『SECRET TREATIES』発表からおよそ15か月間のツアーで磨き抜かれた、初期B.O.C.の到達点。これこそが"ニューヨークのアングラ・シーンの王者"B.O.C.ライヴなのです!
B.O.C.のコレクターズ・アイテムは2010年以降、種類も質も劇的に充実してきたものの、意外な事にプレスCDタイトルは前作および本作の『LIVE IN THE WEST 1975』しかない。すなわち、このタイトルを超えるB.O.C.ライヴ・アルバムは存在しないのです!
アメリカのサブカルチャー史にも名を記し、今なお影響を与え続ける『SECRET TREATIES』。本作はそのツアー・ピークを余す所なく再現し、2枚組プレスCDに刻み込む。全てのロック・ファンにお確かめ頂きたい歴史的ライヴ・ソース、44年の歳月を経て蘇るオリジナルB.O.C.の伝説を、どうぞ見届けてください!
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (48:14)
1. Intro 2. Stairway To The Stars 3. O.D.'d On Life Itself 4. Harvester Of Eyes
5. Flaming Telepaths 6. Dominance And Submission 7. Subhuman
8. 7 Screaming Diz-Busters
Disc 2 (46:34)
1. Astronomy 2. Cities On Flame With Rock And Roll 3. Buck's Boogie
4. Hot Rails To Hell 5. Maserati GT (I Ain't Got You)
Eric Bloom - Vocal & Guitar Donald "Buck Dharma" Roeser - Guitar
Allen Lanier - Keyboards & Guitar Joe Bouchard - Bass Albert Bouchard - Drums
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
-----------------------------------------------------------------
★★特別企画
★最高音質で蘇ったBLUE OYSTER CULTの「LIVE IN THE WEST 1975: DEFINITIVE EDITION」には、彼らの1976年ライヴを優れたプロショットで収録した「LANDOVER 1976」が、ボーナス・タイトルとして特別に付属します。'70年代におけるB.O.C.ライヴのプロショット映像は大変貴重で、今回のパッケージはいかなるB.O.C.ファンも見逃せないデラックス・セットです!
BLUE OYSTER CULT - LANDOVER 1976(Special Bonus DVDR)
Live at Capital Centre, Landover, MD, USA 27th December 1976 PRO-SHOT
バンド初の公式ライヴ・アルバム「ON YOUR FEET OR ON YOUR KNEES」を1975年2月に発表したB.O.C.は、その後も「SECRET TREATIES」リリースに伴うライヴを継続し、'76年1月末のツアー終了後、4thアルバムの製作に取り掛かります。5月の「AGENTS OF FORTUNE」アルバム発表とともにツアーを再開したバンドは、この時もアメリカの各地を精力的にサーキットし、翌'77年まで充実したライヴをファンに見せ付けました。その'76年ツアーのピークを、極上のプロショット映像で切り取ったのが本作。URIAH HEEPをオープニング・アクトに起用した'76年12月27日のメリーランド州ランドローバーの"キャピタル・センター"公演を、80分以上のフルスケールで楽しむ事ができます!
ファンならお馴染みのオープニング・アナウンスによるバンド紹介を受け、パイロの炸裂とともに現われるバンドの姿はいきなり印象的。マルチカメラによるプロショットは画質・音質とも完璧なクオリティで、人物のシャープな輪郭や鮮やかで自然な発色もマスター鮮度の高さを感じさせます。フロントマンの対比も映像で観ると非常に明瞭で、ニューヨークのバイカーを思わせる黒いレザー・ジャケット姿のエリック・ブルーム、白いスーツに身を包み知性的なムードを漂わせるドナルド"バック・ダーマ"ルーザーと、バンドが提示するカオスな世界観を視覚的にも理解させます。この両名が中心になってグルーヴィなプレイを聴かせる「Stairway To The Stars」と「Harvester Of Eyes」、バンドの代名詞「Cities On Flame With Rock'N'Roll」は、ライヴ序盤からファンを画面へ釘付けにします! さらにメドレー形式で「Me 262」・「Dominance And Submission」・「Astronomy」と3連発される「SECRET TREATIES」パートは前半のハイライト。躍動的な「Me 262」、会場を巻き込んで盛り上がる「Dominance And Submission」、メロディアスで神秘的な「Astronomy」と、これらの楽曲はバンドの旨みを凝縮しています。B.O.C.にはいわゆる"ギター・ヒーロー"や"ロック・スター"こそいませんが、他に例を見ない個性的な世界観を、強固な一体感が生み出すアンサンブルで聴かせる楽音は文句なしに魅力的です。
ライヴ中盤で繰り広げられる重厚な「E.T.I.」、「Buck's Boogie」の軽妙さ、そして流れるような「This Ain't The Summer Of Love」では、バンドが持つ演奏力を改めて思い知らされます。ジョー・ブーチャードのベースソロから導かれる「5 Guitar」は、映像で観るとより面白い! メンバー5人が並んでギターをプレイする姿は音源では判りづらかったのの、「ステージではこんな事をしていたのか!」と驚かされます。当時の定番曲「Born To Be Wild」、すでに名曲としての貫禄を放つ「(Don't Fear) The Reaper」まで、画面へ見入るうち、あっという間に流れ去ってしまいます。
これがボーナス・アイテムというのが信じられないクオリティは、本来ならば単品リリースはもちろん、プレス化されても不思議はありません。'70年代中期におけるB.O.C.ライヴの真髄を、音源の決定版「LIVE IN THE WEST 1975: DEFINITIVE EDITION」とともにどうぞお楽しみください! オリジナル・メニュー付き、約85分のプロショットでお贈りする、全てのB.O.C.ファン必見必携の一本です!
1. Introduction 2. Stairway To The Stars 3. Harvester Of Eyes
4. Cities On Flame With Rock 'N' Roll 5. Me 262 6. Dominance And Submission 7. Astronomy
8. E.T.I. (Extra Terrestrial Intelligence) 9. Buck's Boogie (incl. Drums Solo)
10. This Ain't The Summer Of Love 11. 5 Guitars 12. Born To Be Wild 13. (Don't Fear) The Reaper
Eric Bloom - Vocal & Guitar Donald "Buck Dharma" Roeser - Guitar
Allen Lanier - Keyboards & Guitar Joe Bouchard - Bass Albert Bouchard - Drums
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 85min.
Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "LIVE IN THE WEST 1975: DEFINITIVE EDITION"(ZODIAC 334)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。
Civic Auditorium, Redding, California 3rd July 1975 STEREO SBD(from Original Masters)
Paramount Northwest, Portland, Oregon 4th July 1975 STEREO SBD(from Original Masters)
Paramount Northwest, Seattle, Washington 5th July 1975 STEREO SBD(from Original Masters)
BLUE OYSTER CULT(以下B.O.C.)のコレクターズ・アイテムは数あれど、並ぶもの無きマスターピースが、装いもクオリティも一新して復活します! 衝撃の初登場から12年。ハードコアなマニアからも「最初に聴くべきB.O.C.ライヴ」かつ「最高峰ライヴ・ソース」と絶賛される『LIVE IN THE WEST 1975』を、過去最良のサウンドで、ぜひご体験ください!
1975年は、ロック史上に残る特別な時代。QUEENが「Bohemian Rhapsody」を生み出して歴史に名を刻み、KISSは狂乱の『ALIVE!』で世界へと羽ばたく。そしてリッチー・ブラックモアはロニー・ジェイムズ・ディオを見出して、虹への旅路を歩み始めた。それらと歩調を合わせるように、"ニューヨークの冷めた狂気"ことB.O.C.も、アングラ・シーンの雄からアメリカン・ロックの代表格へと、飛躍の瞬間を迎えていました。
「B.O.C.の歴史は公式ライヴ作品により区切られる」……使い古された表現とはいえ、B.O.C.ライヴを語る上でやはり欠かせない格言です。その"第一章"となったのが、まさにこの1975年。彼らにとって初めての公式ライヴ・アルバムとなった『ON YOUR FEET OR ON YOUR KNEES』の発表です。
同作は主に1974年10月の米国ツアーを収録し、ステージでさらなる実力を発揮するB.O.C.の姿をしっかりと描き出した。なによりもデビュー作から『SECRET TREATIES』まで、初期3作品の集大成だった点が重要です。この後『AGENTS OF FORTUNE』、すなわち「 (Don't Fear) The Reaper」の誕生で次第に大衆化していく以前、バンドの個性が最もギラつき、ファンを熱く滾らせた当時の姿を収めたのですから!
『SECRET TREATIES』に伴うツアーは長期に渡り、前掲ライヴ作品リリースを挟んで'76年1月までアメリカ・ヨーロッパを精力的にサーキットしました。そのうち'75年2月から10月にかけて行われた全米ツアーは(ライヴ・アルバムが発表された直後にも関わらず)各地で公式録音されていたほどで、当時のB.O.C.がいかにライヴでの手応えを感じていたかをうかがわせます。
ここで当時のB.O.C.キャリアを振り返ってみましょう。
1972年
・1月16日,デビュー作『BLUE OYSTER CULT』発表
1973年
・2月11日,2ndアルバム『TYRANNY AND MUTATION』発表
1974年
・4月5日,3rdアルバム『SECRET TREATIES』発表
・4月27日,ニュージャージー州パセーイク公演
……一部が『ON YOUR FEET OR ON YOUR KNEES』に採用
・10月5日から21日,北米ツアーの各公演をレコーディング
・『ON YOUR FEET OR ON YOUR KNEES』のメイン音源となる
1975年
・7月上旬,JOURNYと共に北米ツアー。←★本作はココ
……同時期より新作アルバムの制作開始
1976年
・2月から4月,新作アルバムのレコーディング
・5月21日,4thアルバム『AGENTS OF FORTUNE』発表
B.O.C.は'76年1月のツアー終了後、前年ツアーで得られたライヴ録音から数曲づつをピックアップして関係者用のカセット・ライヴ・アルバムを作成します。その時使用されたライヴ・ソースは、以下のように7月の西海岸ツアーの音源から構成されていました。
・7月3日,カリフォルニア州レディッグ公演
・7月4日,オレゴン州ポートランド公演
・7月5日,ワシントン州シアトル公演
(一説には7月8日,オレゴン州メッドフォード公演も含むとされる)
この作品がファンの前でヴェールを脱いだのが2007年。関係者所有のカセット・ライヴ・アルバム大元マスターを用いた『LIVE IN THE WEST 1975』は、あらゆる面で『ON YOUR FEET OR ON YOUR KNEES』を凌駕していた。フルセット約95分の収録内容,極上のサウンドそして圧巻の演奏を、海外の熱心なB.O.C.信者も絶賛したのです。
このように前作は発掘時点で決定盤クラスのライヴ・ソースでしたが、あくまでも関係者向けの資料的素材ゆえに、流出モノ特有の生っぽさが強かったのも事実。そこで今回の再リリースに当たっては「本音源のあるべき姿」を目指して、全体の均整を整えたサウンド、よりエンターテイメント性を追求した音像へと、完成度の向上を図ったリマスターを実施。初期B.O.C.の魅力を広いファンへとアピールする一本として、"Definitive"の名に相応しいアイテムが、ここに生まれたのです!
「…Come from New York City! The Amazing Blue Oyster Cult!」ディスクを再生してまず轟く、バンド紹介の絶叫。そして繰り広げられる「Stairway To The Stars」と「O.D.'d On Life Itself」の素晴らしさ! コア・マニアはこの時点でサウンドの違いを実感するでしょう。バンドの各パートはより明瞭な分離を得て、それぞれのアンサンブルが浮かび出ては交錯する。楽音は一音単位でより研ぎ澄まされ、シンバルが空気を震わす、その振動まで伝わるかのよう。「Flaming Telepaths」・「Dominance And Submission」・「Subhuman」と続く『SECRET TREATIES』からの3連発は、どっしり厚みを得たサウンドが確かな音圧が聴き手を揺さぶる。エリック・ブルームの野趣あふれる歌唱とギターが、メロディアスなドナルド・ルーサーのギターを相手に、時に戦い、時に和す。さらにアラン・レーニアが繰り出す変幻自在のキーボードが空間を満たしていく…これぞB.O.C.サウンドのマジック! ディスク2の冒頭で演じられる「Astronomy」こそ、初期3作品の到達点であり真骨頂です!
そしてライヴのハイライトは13分におよぶ圧巻の「Buck's Boogie」! 疾走するリフ、旋律を重視したソロへの展開は、いかにもバック・ダーマ(ドナルド・ルーザーの通称)らしいプレイ。さらに重厚なブギーのリズムに呼応して、早いパッセージやフレーズを畳み掛けるエリックやアラン、ジョー・ブーチャードのプレイも凄まじいの一言。中盤でインクルードされるアルバート・ブーチャードのドラムソロも効果的で、ライヴ・バンドとしてのB.O.C.の実力を見せ付ける素晴らしいテイクです。劇的に盛り上がる「Hot Rails To Hell」・「Maserati GT (I Ain't Got You)」でのクロージングもまた最高。本ライヴは『SECRET TREATIES』発表からおよそ15か月間のツアーで磨き抜かれた、初期B.O.C.の到達点。これこそが"ニューヨークのアングラ・シーンの王者"B.O.C.ライヴなのです!
B.O.C.のコレクターズ・アイテムは2010年以降、種類も質も劇的に充実してきたものの、意外な事にプレスCDタイトルは前作および本作の『LIVE IN THE WEST 1975』しかない。すなわち、このタイトルを超えるB.O.C.ライヴ・アルバムは存在しないのです!
アメリカのサブカルチャー史にも名を記し、今なお影響を与え続ける『SECRET TREATIES』。本作はそのツアー・ピークを余す所なく再現し、2枚組プレスCDに刻み込む。全てのロック・ファンにお確かめ頂きたい歴史的ライヴ・ソース、44年の歳月を経て蘇るオリジナルB.O.C.の伝説を、どうぞ見届けてください!
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
Disc 1 (48:14)
1. Intro 2. Stairway To The Stars 3. O.D.'d On Life Itself 4. Harvester Of Eyes
5. Flaming Telepaths 6. Dominance And Submission 7. Subhuman
8. 7 Screaming Diz-Busters
Disc 2 (46:34)
1. Astronomy 2. Cities On Flame With Rock And Roll 3. Buck's Boogie
4. Hot Rails To Hell 5. Maserati GT (I Ain't Got You)
Eric Bloom - Vocal & Guitar Donald "Buck Dharma" Roeser - Guitar
Allen Lanier - Keyboards & Guitar Joe Bouchard - Bass Albert Bouchard - Drums
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
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★★特別企画
★最高音質で蘇ったBLUE OYSTER CULTの「LIVE IN THE WEST 1975: DEFINITIVE EDITION」には、彼らの1976年ライヴを優れたプロショットで収録した「LANDOVER 1976」が、ボーナス・タイトルとして特別に付属します。'70年代におけるB.O.C.ライヴのプロショット映像は大変貴重で、今回のパッケージはいかなるB.O.C.ファンも見逃せないデラックス・セットです!
BLUE OYSTER CULT - LANDOVER 1976(Special Bonus DVDR)
Live at Capital Centre, Landover, MD, USA 27th December 1976 PRO-SHOT
バンド初の公式ライヴ・アルバム「ON YOUR FEET OR ON YOUR KNEES」を1975年2月に発表したB.O.C.は、その後も「SECRET TREATIES」リリースに伴うライヴを継続し、'76年1月末のツアー終了後、4thアルバムの製作に取り掛かります。5月の「AGENTS OF FORTUNE」アルバム発表とともにツアーを再開したバンドは、この時もアメリカの各地を精力的にサーキットし、翌'77年まで充実したライヴをファンに見せ付けました。その'76年ツアーのピークを、極上のプロショット映像で切り取ったのが本作。URIAH HEEPをオープニング・アクトに起用した'76年12月27日のメリーランド州ランドローバーの"キャピタル・センター"公演を、80分以上のフルスケールで楽しむ事ができます!
ファンならお馴染みのオープニング・アナウンスによるバンド紹介を受け、パイロの炸裂とともに現われるバンドの姿はいきなり印象的。マルチカメラによるプロショットは画質・音質とも完璧なクオリティで、人物のシャープな輪郭や鮮やかで自然な発色もマスター鮮度の高さを感じさせます。フロントマンの対比も映像で観ると非常に明瞭で、ニューヨークのバイカーを思わせる黒いレザー・ジャケット姿のエリック・ブルーム、白いスーツに身を包み知性的なムードを漂わせるドナルド"バック・ダーマ"ルーザーと、バンドが提示するカオスな世界観を視覚的にも理解させます。この両名が中心になってグルーヴィなプレイを聴かせる「Stairway To The Stars」と「Harvester Of Eyes」、バンドの代名詞「Cities On Flame With Rock'N'Roll」は、ライヴ序盤からファンを画面へ釘付けにします! さらにメドレー形式で「Me 262」・「Dominance And Submission」・「Astronomy」と3連発される「SECRET TREATIES」パートは前半のハイライト。躍動的な「Me 262」、会場を巻き込んで盛り上がる「Dominance And Submission」、メロディアスで神秘的な「Astronomy」と、これらの楽曲はバンドの旨みを凝縮しています。B.O.C.にはいわゆる"ギター・ヒーロー"や"ロック・スター"こそいませんが、他に例を見ない個性的な世界観を、強固な一体感が生み出すアンサンブルで聴かせる楽音は文句なしに魅力的です。
ライヴ中盤で繰り広げられる重厚な「E.T.I.」、「Buck's Boogie」の軽妙さ、そして流れるような「This Ain't The Summer Of Love」では、バンドが持つ演奏力を改めて思い知らされます。ジョー・ブーチャードのベースソロから導かれる「5 Guitar」は、映像で観るとより面白い! メンバー5人が並んでギターをプレイする姿は音源では判りづらかったのの、「ステージではこんな事をしていたのか!」と驚かされます。当時の定番曲「Born To Be Wild」、すでに名曲としての貫禄を放つ「(Don't Fear) The Reaper」まで、画面へ見入るうち、あっという間に流れ去ってしまいます。
これがボーナス・アイテムというのが信じられないクオリティは、本来ならば単品リリースはもちろん、プレス化されても不思議はありません。'70年代中期におけるB.O.C.ライヴの真髄を、音源の決定版「LIVE IN THE WEST 1975: DEFINITIVE EDITION」とともにどうぞお楽しみください! オリジナル・メニュー付き、約85分のプロショットでお贈りする、全てのB.O.C.ファン必見必携の一本です!
1. Introduction 2. Stairway To The Stars 3. Harvester Of Eyes
4. Cities On Flame With Rock 'N' Roll 5. Me 262 6. Dominance And Submission 7. Astronomy
8. E.T.I. (Extra Terrestrial Intelligence) 9. Buck's Boogie (incl. Drums Solo)
10. This Ain't The Summer Of Love 11. 5 Guitars 12. Born To Be Wild 13. (Don't Fear) The Reaper
Eric Bloom - Vocal & Guitar Donald "Buck Dharma" Roeser - Guitar
Allen Lanier - Keyboards & Guitar Joe Bouchard - Bass Albert Bouchard - Drums
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 85min.
Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "LIVE IN THE WEST 1975: DEFINITIVE EDITION"(ZODIAC 334)